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ITCカンファレンス プログラム
   
「IT経営と投資マネジメント −効果の最大化をめざして」 10:35〜11:35
 
講師: 武蔵大学
  教授 松島 桂樹 氏

プロフィール:
1948年,静岡県出身
1971年,東京都立大学工学部電気工学科卒、日本アイ・ビー・エム(株)入社
製造業担当営業部門、CIM主任スペシャリスト、エンジニアリング・システム企画担当を経て
1995年 岐阜経済大学 経営学部 助教授、生産情報システム 担当
1999年 経営学博士(専修大学)
2000年 同 教授
2001年より現職
2003年より岐阜経済大学 経営学部客員教授
  講演概要:
IT経営は、ITを駆使して、経営業績を向上させることを意味します。
たしかに、多くの書物や事例は、そのことを力強く例証してくれます。
しかし、いかに、ITは不可欠である、と繰り返し訴えても、意思決定しない経営者も少なくありません。
投資効果を納得していないからです。
本報告では、投資効果は決して客観的に生まれるものではなく、経営者と社員が合意し、効果を最大化する努力を通じて創造されるものであることを、改めて提示してみたいとおもいます。
     
「経営革新と人材育成」 11:55〜12:55
 
講師: 富士ゼロックス株式会社
  相談役最高顧問 小林 陽太郎 氏

プロフィール:
富士ゼロックス株式会社相談役最高顧問
新日中友好21世紀委員会日本側座長
社団法人経済同友会終身幹事(元代表幹事)
学校法人国際大学理事長

1933年、ロンドン生まれ。父は兵庫県人の実業家・小林節太郎氏。
慶應義塾大学経済学部卒業後、1958年、ペンシルベニア大学ウォートンスクール修了。同年、富士写真フイルム(現・富士フイルムホールディングス)に入社、1963年、富士ゼロックスに転じ、1978年に社長、1992年に会長に就任。2006年から現職。
ほかに、学校法人慶應義塾理事・評議員、三極委員会パシフィック・アジアグループ議長などを務める。

  講演概要:
「企業は人なり」と言いますが、どのような組織も、人を惹きつける魅力をもった人材を育成し、人を中心にした視点をもって経営していかなければ、持続的な成果や成長を実現することは出来ません。
経営者としての経験を通して感じたこと、出会った人々から学んだことなどに触れながら、これから企業はどのような人材を育成すべきか、IT時代において経営を革新していくには何が重要なのかについて考えます。
     
「自動車リサイクルの国際化〜IT経営百選最優秀企業による事例〜」 14:00〜15:00
 
講師: 会宝産業株式会社
  代表取締役 近藤 典彦 氏

プロフィール:
1.会宝産業株式会社代表取締役
2.1947年2月15日生
3.実践商業高等学校卒
4.1969年、(有)近藤自動車商会設立
 1985年、会宝産業株式会社設立
 
 
講師: 株式会社ナレッジ21
  代表取締役 横屋 俊一 氏

プロフィール:
1945年福井市生まれ。
1968年東北大学工学部を卒業後、鉄鋼メーカーや工作機械メーカーを経て、平成2年にIT業界に転身。
平成14年ITコーディネータの資格取得とともに、ソフトウエア開発やIT研修、ITコンサルティングを事業をするナレッジ21を創業する。
主に福井県と石川県を中心に、ITCとしての活動を行っている。 現在、NPO法人福井県情報化支援協会 会長、中心基盤整備機構北陸支部経営支援チーフアドバイザーを務めている。
 
  講演概要:
自動車解体業から新たな資源を作り出す会社へと、一つのビジネスが磨かれ進化を遂げた背景には、近藤社長の卓越した企画発想力と行動力があった。
しかし、これらの力をビジネスとして展開することができたのは、まさに、情報システムの力であった。
この情報システム構築にITコーディネータとして、どのように係って支援をしていったか。 そして、データがビジネスを呼ぶ、次期システムで描いている会宝産業のビジネスモデルはどのようなものか、紹介したい。
 
     
「実用期を迎えたSaaS 〜事例を通じたユーザ企業のROIとIT産業の動向〜」 15:00〜16:00
 
講師: 株式会社セールスフォース・ドットコム
  代表取締役社長 宇陀 栄次 氏

プロフィール:
慶応大学法学部卒業後、1981年に日本アイ・ビー・エム株式会社入社。
2000年までの20年間にわたる日本アイ・ビー・エム在任中、大手企業担当の営業部門を経て、社長補佐、製品事業部長、理事情報サービス産業事業部長などの要職を歴任し、情報サービス産業各社との提携や協業の事業責任を担当。
2001年以降、法人系IT企業の社長を歴任。

2004年3月、米国セールスフォース・ドットコムSenior Vice President(上級副社長)に就任。
2004年4月、株式会社セールスフォース・ドットコム代表取締役社長に就任。
米国セールスフォース・ドットコムSenior Vice President(上級副社長)は兼任。
  講演概要:
新しいITサービスとして、急速に注目が高まっているSaaS(Software as a Service)。
スピード・柔軟性・利便性などにより、ITユーザと開発者の双方に大きな変革をもたらし、さらに期待が高まるこのキーワードは、すでに現実のものとして進化を続けています。
大手金融機関・製造業、IT業界にも続々と採用されるその理由とROIをはじめ、さらに広がる今後の可能性についてご紹介いたします。
また、主要ソフトウェアベンダーが、SaaSとの共存を訴え始めたソフトウェア業界の動向も併せてご説明いたします。
 
     
「高度IT人材の育成を目指して」 16:20〜17:20
 
講師: 株式会社 CSKホールディングス
  代表取締役 有賀 貞一 氏

プロフィール:
株式会社CSKホールディングス 代表取締役。
1970年一橋大学経済学部卒、野村電子計算センター入社。
1990年に野村総合研究所(NRI)取締役、1994年常務取締役に就任。
その間、流通、製造、金融、公共などのITサービス事業を経験。
海外におけるシステム開発やコンピュータセンター構築等も経験。
1997年にCSK専務取締役金融システム事業本部長に就任。
2000年に代表取締役副社長、2005年より現職。
NRI、CSKを通じて、人材育成、情報処理技術者試験、政府関係委員会、生産性向上などに尽力。
現在情報サービス産業協会(JISA)副会長、一橋大学・東京工業大学非常勤講師、情報処理学会正会員等。
  講演概要:
先般産業構造審議会情報サービス・ソフトウェア小委員会内の「人材育成ワーキンググループ」が、「高度IT人材の育成を目指して」という報告書をまとめた。
これからの情報サービス・ソフトウェア産業のあり方と、IT活用のインフラ化動向を踏まえて、高度人材の人材像、スキルとキャリア、育成に向けた具体的施策、情報処理技術者試験制度の抜本的改革とスキル標準の統合、それによる人材評価メカニズム、産官学協議の場の設立などを盛り込んだものである。
座長として報告をまとめた立場から、今回の報告の解説を行う。
 
     




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