◆◆◆◆◆ ITCAメールマガジン「創新」 第105号 2006.4.28 ◆◆◆◆◆
メルマガ「創新」は、ITC協会会員、ITC資格認定者並びにITC制度に関心を
持って頂いている皆様(約7千名)に毎月第2/第4金曜日にお送りしています。
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1.ITCビジネス成功事例情報
【自治体のIT調達コスト適正化からBPRへ】
【TC業務成功の5つのヒント】
【ITC内部統制研究会紹介〜ビジネス会員募集】
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2.ITC協会からのお知らせ
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3.ITC協会便り
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4.編集後記
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1.ITコーディネータ・ビジネス成功事例情報
**このコラムでは全国のITCから寄せられた生の成功事例情報を掲載します**
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◆自治体のIT調達コスト適正化からBPRへ
常磐システムエンジニアリング株式会社
IT企画部 吉田 忠晴
常磐システムエンジニアリング株式会社では、2004年4月より自治体
におけるITコーディネート事業を開始いたしました。今回は、牛久市
でのITコーディネート活動を通して感じたことやその成果について
お話をさせていただきます。
牛久市では、平成15年11月に「情報処理システムの再構築」プロジェ
クトが立ち上がりました。私は、平成16年3月より、プロジェクトに
参画し現在に至っています。
これと同時に、牛久市ではIT執行に当って「ITCが監理・承認した
ものでなければ、市長は承認しない。」という業務改革が実施されました。
市長の財政再建という目標に沿って、最初はITコストの適正化に取り
組みました。レンタル料・運用費・保守料・委託人件費および各種
消耗品調達費用等の見直しを実施し、平成16年度には、8600万円の
コスト削減を達成しました。
平成17年度には、BPRの実施を行いました。コストは6年間で4億5000
万円削減されました。また、効果として、市民窓口処理のスピード
アップにより、市民の待ち時間を大幅に短縮することが出来ました。
今後もITC活動を通して、市職員とともに、市民に満足頂けるシステム
の提供が出来るよう努力していきたいと思っております。
詳細はCOMPASS春号(4月25日発刊)に掲載しています。
・申込URL
http://www.itc.or.jp/w_cso/compass/
・常磐システムエンジニアリングホームページ
http://tokiwa-sys.co.jp/
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◆ITC業務成功の5つのヒント
PCGピークコンサルティンググループ株式会社
代表取締役 北村友博(ITC・技術士)
「経営とITのコンサルティング」をテーマに事業を開始して1年が
経過しました。プロとしてお客様からお金を頂くのですから失敗は
許されません。必ず成功させます。北村流コンサルティング5つの
成功のヒントをご紹介します。
1)顧客は口コミで:全て知人から紹介された顧客に営業訪問して
獲得しています。過去の人脈の大切さと、新たな人脈形成の
重要さを思い知らされています。そのため様々な会合に顔を
出し名刺交換しています。
2)営業は3回まで:先輩ITCから「営業は3回まで」とアドバイス
を受けました。1回目はお客様から「想い」を伺う、2回目は提案
と見積り、3回目で受注です。営業効率を考えると最高3回最低3回
です。
3)提出書類にもラッピングを:申すまでもありませんが、自社紹介、
提案書、見積書、報告書(成果物)、などの提出書類は、きちんと
作成し、きちんとご理解頂き、きちんと保管して頂きます。
私は名刺を貼ったA4版2穴の綺麗なバインダーにファイルして
お届けしています。こうすると少なくとも捨てられることは
ありません。コンサルティングもラッピングは重要です。
4)ダンピングしない:コンサルティングを生業とする場合、最低でも
日当たり10万円は頂きたいものです。それ以下では仕事が
「荒れる」ことに繋がります。他のITCに迷惑をかけないためにも
ダンピングは厳禁です。安く日数で稼ぐより高単価で効率よく、
短期間で、よい仕事をする方が、結局、お客様とともにハッピー
です。
5)相手の立場で:ITCの役割はシステムの提案ではなく、社長さん
の悩みに耳を傾け、真のソリューションを提供することです。
私の場合、案件の半数はITを伴いません。
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◆ITC内部統制研究会紹介 〜ビジネス会員募集
ITC内部統制研究会 代表
ITC 平井 嘉人
4月1日にITC協会の届出組織として登録させていただきました「ITC
内部統制研究会」についての紹介とビジネス会員の募集をさせて
いただきます。
ITC内部統制研究会は、顧客企業様の内部統制対応を実務支援する
LLP組織です。実際の案件には監査法人/コンサルティングファーム
と共同で取組みます。ITC内部統制研究会は会員がチームを組んで
プロジェクトにあたります。
内部統制対応は全社的な業務の仕組みつくりとITの整備が必要に
なり、まさに、経営とITというITCのコンセプトにぴったりの仕事
です。
内部統制については大手銀行がすでに対応中で中堅の金融機関、
商社、製造業、流通・サービス業の取組みが活発化してきています。
大手監査法人/コンサルティングファームでは仕事の依頼を断って
いる状態です。すでに我々のところにも協力依頼と人数の確保要請
がきています。
ITC内部統制研究会としては、早期に40人体制を確立し売上5億円
を目指します。会計に強い方や業務管理の経験のある方の参画を
募集しています。
・お問合わせ先
info@itc-naibutousei.jp
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2.ITC協会からのお知らせ
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◆ITC協会機関誌「架け橋」創刊号発刊!(4月25日)
当協会機関誌「架け橋」(年2回:発行予定)を創刊いたしました。
購読をご希望の方は、協会ホームページから手続きをしてください。
(ITCには年間購読=知識ポイント2Pの取得対象となります)
協会会員(法人・個人)の方には、既に無料で郵送しておりますので
ご確認下さい。
・お申し込みはこちらから
https://wws.itc.or.jp/kikanshi/kikanshi_index.html
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◆中小企業IT入門マガジンCOMPASS春号 無料配布開始(4月26日)
当協会が企画編集に協力し、ITCの活動事例や地域のIT経営応援隊
活動などが掲載されている「COMPASS春号」(リックテレコム発行)
が発刊されました。今回号には、茨城県牛久市を支援し大きな成果
を上げたITC(今回メルマガ寄稿)の取材記事も載っています。
ITCの普及・営業ツールとして経営者や関係支援機関へのPRに是非
ご利用ください。
・お申し込みはこちらから
http://www.itc.or.jp/w_cso/compass/
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◆関東IT経営応援隊「DAY2006Spring」開催のお知らせ(5月26日(金))
戦略的なIT活用による経営革新を目指す中小企業とそれをサポート
するIT企業や支援者の方々を対象に「DAY2006Spring」
*テーマ:IT活用による経営革新を実現するために必要なことを学ぶ一日、
を開催いたします。
講演・ディスカッション等、盛り沢山の内容となっております。
是非、ご参加下さい。
<開催概要>
・日 時:平成18年5月26日(金) 開場9:30、開始10:00 終了17:45
・会 場:東京商工会議所ビル7階「国際会議場」(東京都千代田区丸の内3-2-2)
・参 加:無料※事前登録制 こちらから→ http://www.kan-ouentai.com
・主 催:関東IT経営応援隊プロジェクト推進事務局
【本件に関するお問い合わせ先】
・関東IT経営応援隊プロジェクト推進事務局
http://www.kan-ouentai.com
・特定非営利活動法人OCP総合研究所
http://npo-ocp.jp/
TEL:042-621-0600 FAX:042-625-3026 (担当:平松、後藤)
e-mai:info@npo-ocp.jp
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◆平成18年度「IT経営百選」募集中(再掲)
IT経営応援隊IT経営百選選考委員会では、平成18年度のIT経営百選の
募集を行っています。(募集締切:6月30日)
平成16年度に111社がIT経営百選企業として認定・表彰されましたが、
多くの関係者からの要望もあり、再度の「IT経営百選」募集となりました。
前回も多くのITCの方からのご紹介により、認定・表彰企業が誕生
いたしました。
この機会に是非お客様へご紹介をいただきたいと思います。
・詳細は、下記サイトの募集案内をご覧下さい。
http://www.itouentai.jp/hyakusen/h18/bosyu.html
【本件に関するお問合せ】
独立行政法人 情報処理推進機構 人材育成推進部/IT経営応援隊事務局
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◆(財)神奈川中小企業センター殿からの情報提供
・K-POT(かながわ中小企業ビジネス支援サイト)の活用について
(財)神奈川中小企業センターが運営する中小企業向け総合情報
ポータルサイト「K-POT」(かながわ中小企業ビジネス支援サイト)
は、支援情報を分野別や地域別に閲覧でき、新着メールサービス
(すっ飛びメール)に登録すると、その日の掲載情報をその日のうち
に取得することができます。
ぜひ、K-POTをご活用ください。
・K-POT
http://www.k-pot.jp
・「すっ飛びメール」登録
https://www.ksc.or.jp/k-pot/mailmagazine/
E-mail:ouentai-info@ipa.go.jp
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◆IT経営応援隊の情報紹介
・IT経営応援隊平成17年度EDIワーキンググループ報告書
「中小製造業のIT経営への電子商取引推進」
→ http://www.itouentai.jp/WG/edi/pdf/edi_report.pdf
・IT経営応援隊平成17年度
製造業における生産管理ソフトウェアワーキング報告書
→ http://www.itouentai.jp/WG/seisan/pdf/seisan_report.pdf
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3.ITC協会便り
【ITCプロセスガイドライン、ITCカリキュラムガイドラインの改定(予告)】
ITC協会 事務局 前田 信太郎
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本年4月よりITC制度が改定されたこと、およびITC中期ビジョンが
改定されたことを受け、4月30日付けでITCプロセスガイドラインを、
Ver.1.1に改定します。
同時に、ITCカリキュラムガイドラインを、Ver.1.1に改定します。
この改定による、5月28日実施のITC試験への影響はありません。
4月30日以降、適宜、協会ホームページから新しい版をダウンロード
して、ご利用ください。修正内容は、改定履歴をご覧ください。
http://www.itc.or.jp/seido/material.html
なお、今回、CBKの改定はありません。
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☆このメールマガジン「創新」は、皆様からの投稿(情報)をお待ちしております☆
以下お問い合わせフォームから「広報関連」宛てにお願いいたします。
URL:https://wws.itc.or.jp/cgi-bin/form/toiawase/mailsend.cgi
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5.編集後記 ITC協会 広報担当 松下 正夫
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協会機関誌「架け橋」創刊号が発刊されました。
協会会員、ITC資格者、ユーザー経営者をはじめ、ITC制度・活動に
関与される多くの関係機関・団体・企業の皆様に読んでいただき
たい内容です。
既に、会員をはじめ購読申込みの方々など約2千名にお送りいたし
ましたが、気軽に手に取ってお読みいただき、率直なご意見を
頂戴できれば幸いです。
※「架け橋」お申込みは協会ホームページ「トピックス」から
http://www.itc.or.jp/index.html
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http://www.itc.or.jp/mailmaga/mailmaga_top.html
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にお願いいたします。
URL:https://wws.itc.or.jp/cgi-bin/form/toiawase/mailsend.cgi
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できませんのでご注意下さい。
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【広報関連】を選択いただき、お申し込みください。
https://wws.itc.or.jp/cgi-bin/form/toiawase/mailsend.cgi/mailsend.cgi
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★ 資格者の方 ★
資格者及びケース研修受講者の方のメールアドレス変更は、
協会HPトップ画面の 左メニュー「資格者情報登録修正」 で、
【連絡先メールアドレス】を変更してください。
https://wws.itc.or.jp/auth/
★ 会員の方 ★
脱会・登録情報変更依頼書、あるいは記名登録情報変更依頼書を
お送り下さい。
http://www.itc.or.jp/kaiin/kaiin3.html
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発行/編集: ITコーディネータ協会 広報担当 松下
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