ITCAメールマガジン「創新」バックナンバー


◆◆◆◆◆ ITCAメールマガジン「創新」 第107号 2006.5.26 ◆◆◆◆◆

 メルマガ「創新」は、ITC協会会員、ITC資格認定者並びにITC制度に関心を
 持って頂いている皆様(約7千名)に毎月第2/第4金曜日にお送りしています。

━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
 1.ITCビジネス成功事例情報
  【会社の歯車を回し始める潤滑油として】
  【広島銀行様とITコーディネータとのビジネス連携】
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 2.ITC協会からのお知らせ
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 3.協会便り
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 4.編集後記
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 1.ITコーディネータ・ビジネス成功事例情報

**このコラムでは全国のITCから寄せられた生の成功事例情報を掲載します**
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 ◆会社の歯車を回し始める潤滑油として

                           ITC-METRO京都
                ひかり経営戦略(株)ITC 間宮 達二

 私は京都の会計事務所で勤務しておりますが、税務会計業務においては
 決算書・申告書を作成することはもちろんのことと併せて経理総務部門
 の最適な業務の流れの構築をめざしております。ただ、企業の業務は
 経理総務部門である「支援業務」と営業・物流部門などの「基幹業務」
 から成り立っており、経営は「基幹業務」と「支援業務」という両輪を
 回すことによって、目標へ真っ直ぐに向かいます。従来どちらかといえば
 「支援業務」の効率化だけのアドバイスにとどまっていましたが、現在
 ではITCとして、「基幹業務」の改善を含めた全体最適の構築をお手伝い
 する活動をしております。

 それでは、具体的な活動の内容を紹介させていただきます。
 ●定期的な経営者研修会の開催におけるITCプロセスによるビジネス
  モデル構築方法のご紹介
 ●経営戦略の作成とIT導入のご支援
 ●支援企業と連携した京都の「地域産業活性化」と「まちづくり」

 活動を通して感じていることは、経営改革を成功させるためには、その
 本質を皆で共有するために、コミュニケーション活動が不可欠だと言う
 ことです。
 そのため、私はコミニケーションを一番のキーワードにステイクホルダー
 との情報共有に努めています。
 ある面ITとは、友達同士であっても時間を共有せず、人の本来持ち合わ
 せるいわゆる「五感」を介さずにコミュニケーションできることから
 誤解や摩擦を生じやすい危険な道具でもあります。
 そのことを意識しながらITCとして、コミニケーションをキーワードに
 クライアント企業の潤滑油になれればと常々考えております。

 ・ITC協会ホームページ掲載:京都府 矢代仁(呉服メーカー問屋)
  http://www.itc.or.jp/topics/itac/itac_yasiro.html

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 ◆広島銀行様とITコーディネータとのビジネス連携

             特定非営利活動法人 ITC広島
                       理事長 志多木 義治

 私たちの法人は、企業経営者に対してITコーディネータを普及すること
 を主目的として活動を行なっております。
 その一環として、広島銀行様より、ITコーディネータの活用が効果的と
 思われる企業の紹介を頂いております。ご紹介いただいた企業には、
 必要に応じてIT推進アドバイザー派遣制度などをご紹介して、戦略的
 情報化を支援しております。このスキームは、2004年10月より実施して
 おりますが、既に20社程度の企業にITコーディネータを紹介し、現実に
 情報化投資に至った事例も出てきています。

 今年度は、更にパッケージメーカーや地元ベンダーと協力して、地域の
 企業をITの活用で活性化するためのセミナーを定期的に行なう予定です。
 具体的には(株)広島銀行様とマイクロソフト(株)中四国支店様との共催
 で、年間6回のセミナーを実施します。すでに、第1回目のセミナーは5月
 13日に実施しております。2回目以降は、地元大学の教授の基調講演と
 経営者の事例紹介や参加者同士の情報交換を行なう予定です。

 このような活動を通じて、情報化によってIT経営を目指す企業とそれを
 支援するITベンダーのコーディネートを行うことでITコーディネータの
 活動のを広げたいと考えています。
 機関誌「架け橋」創刊号にも私たちの活動内容が詳しく紹介されました
 ので、どうぞご覧ください。

 ・ITC協会ホームページ掲載事例
  http://www.itc.or.jp/topics/itsp/itsp_hirosima.html

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 2.ITC協会からのお知らせ
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 ◆第7回全国コミュニティ大会開催の報告 (5/17)

 5月17日(水)午後、都内大田区にて当協会業務開発・広報委員会
 (西岡郁夫委員長)主催の第7回全国コミュニティ大会が開催されました。
 全国から96組織のITC届出組織代表者が一同に会し「ITCの市場開拓と
 各地域におけるITCビジネスの立ち上げ」をテーマとして協会からの説明
 ITC組織の代表者からビジネス活動立ち上げの進捗状況の発表等が行われ
 ました。

 詳細は協会ホームページをご覧ください
 ・http://www.itc.or.jp/press/itcmap/itc_community2006.html

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 ◆「中小企業における外部CIO機能事例調査報告書」
   中小企業のIT利活用戦略とITコーディネータ の公表について

 経済産業省商務情報政策局は、平成17年度に「中小企業における外部CIO
 機能事例調査研究会」(座長 松島茂 法政大学経営学部教授)を開催
 し、経営戦略にITを利活用している中小企業及び当該中小企業のIT投資
 を支援したITCにヒアリングを実施し報告書として取りまとめ公表しました。
 本報告書においては、中小企業における経営戦略としてのIT利活用の方法
 IT利活用に至るまでのプロセスを事例を通じて紹介するとともに、IT投資
 を行うにあたってITCが中小企業の外部CIOとしてどのような機能・役割
 を果たしたのかを明確にしています。

 詳細は下記URLをご覧下さい。
 ・http://www.meti.go.jp/press/20060515001/20060515001.html

 [お問い合わせ先]
 経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課
  電話:03−3501−2646

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 ◆「ソフトウエア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2006」募集開始のお知らせ
                                (IPA)
 情報処理推進機構(IPA)は、国内で流通しているソフトウエア・プロ
 ダクトの中から年間を通じて最も優秀なものを選定し表彰する「ソフト
 ウエア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー2006」の今年度募集を開始
 しました。募集期間は7月31日までです。 
 
 詳細はこちらをご覧ください
 ・http://www.ipa.go.jp/about/press/20060511.html

 [お問い合わせ先]
  独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェア開発支援部
   高橋(智)・熊谷
   Tel:03-5978-7504、Fax:03-5978-7514、E-mail:spoty@ipa.go.jp

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 ◆『成功事例から学ぶ!スマートビジネス実践導入セミナー』
                          6/13開催13:00〜

 当協会が取材協力し、ITCの成功事例や執筆記事が掲載されている季刊誌
 「中堅中小企業 情報化の処方箋」を発行するソフトバンククリエイ
 ティブ(株)から、IT経営応援隊後援:中小企業向けセミナー開催の
 お知らせです。
 
 特典1:「SONY WALKMAN CONNECT」・「すし券5000円分」が当たる抽選
     会実施!
 特典2:来場者全員に500円分のQUOカードプレゼント!
 基調講演:『見える化』で実現するブロードバンド時代の中小企業の
 勝ち抜き戦略
  
 お申し込みはこちら
 ・http://www.sbcr.jp/smbiz?ref=0517 【受講無料】

 (参考)季刊誌「中堅中小企業 情報化の処方箋」
 ・http://www.itc.or.jp/press/pr_tools.html


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 3.協会便り 
 「機関誌『架け橋』創刊号:ITC制度第2ステージに向けて の読みどころ」     
                
            編集・作成WG委員 税理士・ITC 菅沼 俊弘     
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 いよいよ、われわれITコーディネータの機関誌「架け橋」が創刊され
 ました。

 関会長の巻頭言、経済産業省情報処理振興課鍛冶課長のITCに寄せる期待
 に続き、創刊特集「ITC制度 第2ステージに向けて」では、ITC協会設立
 から5年間の軌跡、特別座談会「設立5周年を迎えて」、ITCユーザーの声
 (東海バネ工業、福山市役所)と読み応えある内容が続きます。

 座談会「ITCブランドを確立する」では、ITC制度の現状と今後について
 第一線で活躍するITCと、ITC制度の活動を支える立場の方々により、
 今後のあるべき姿を考える熱のこもった意見交換が行われています。

 次に、ITCの活動レポート(寄稿)では、多様な立場のITC(農林水産省
 課長補佐、税理士、ベンダー執行役員)の活動紹介、ITCの独立ビジネス
 の視点からは、独立を支援するITC組織(NPO法人ITC広島)の活動や独立
 ITCからのアドバイスが取材や投稿記事によって紹介されています。

 また、クローズアップ!では、IT経営応援隊事業がインタビューや活動
 事例を交えて紹介され、協会ニュースでは、ITC協会の昨年度の活動内容
 今年度の方針がわかりやすく説明されています。

 そして、締めは某氏の「こうしてITコーディネータは誕生した」。
 制度開始後5年を経た今、始めて明かされる誕生秘話には含蓄があります。

 振り返れば、読みどころは、なんと言ってもITCの活動状況!
 活動の場が広がるITCがどのような活動をし、ユーザにどのように評価
 されているか、また、各々の立場で資格をどのように生かしているかが
 鮮烈に表現されています。
 この機関誌1冊でITC制度の誕生から現在、そして今後の活躍の場の
 広がりまで、将に、まるごとITCの早分かり。

 「架け橋」の編集はITCやITCが支援したユーザへの取材、投稿で構成
 します。今後もこんな活動をしているから紹介してほしい、とか、ITC
 の支援を受けてこんなに企業が儲かったなど、ITCの活躍の姿をどんどん
 紹介していくつもりです。
 また、当機関誌は、協会会員、ITC資格者はもとより、関係する官公庁や
 支援機関、団体、企業などにも広く送付されていきます。
 
 われわれITCの活動の姿、認知度を具体的な形で着実に上げていきましょう。
 そのためには、まず、われわれ自身がITCのことをもっと知らねば。

 是非、ご一読をお勧めします。
 
 購読の申込みはこちらから
 ・https://wws.itc.or.jp/kikanshi/kikanshi_index.html

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☆このメールマガジン「創新」は、皆様からの投稿(情報)をお待ちしております☆

  以下お問い合わせフォームから「広報関連」宛てにお願いいたします。
URL:https://wws.itc.or.jp/cgi-bin/form/toiawase/mailsend.cgi
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 4.編集後記         ITC協会 広報担当  松下 正夫
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 五月晴れの空がいとおしい、今日この頃です。

 先日、第7回全国コミュニティ大会が開催され、ITCビジネスを志向する
 独立系のITC組織3団体(福井、大阪、富山地区)の代表者から、
 今日までの組織立ち上げの進捗と成果の発表がありました。
 今年度も協会からビジネス志向組織に対して立ち上げ計画策定の
 呼びかけを行いました。今後計画を提出した組織を対象に、各地域で
 ワークショップを開催していく計画です。 

 育成・認定委員会では、企業内ITCの活性化施策のひとつとして、
 企業内にITC資格者を保有する関係部門責任者がWGを編成し、
 成果を上げている企業の活用事例や意見交換を進めています。

 独立系ITCと企業内ITCに、それぞれ活用のニーズは異なりますが
 ITC組織や各企業で実現され始めている成果とナレッジを共有し
 これらを大きなうねりにしていく活動を協会の各委員会で進めています。

 これらの活動の進捗と成果は、適宜、メルマガや機関誌「架け橋」、
 ホームページなどでご紹介してまいります。
 
 
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 「創新」のバックナンバーは、下記に掲載しています。
  http://www.itc.or.jp/mailmaga/mailmaga_top.html

 *注意*
   このメールアドレスは送信専用アドレスです。
お問い合わせは、以下お問い合わせフォームから「広報関連」宛て
にお願いいたします。
URL:https://wws.itc.or.jp/cgi-bin/form/toiawase/mailsend.cgi
本メールにそのまま返信頂いても、ご質問等にお応えすることが
   できませんのでご注意下さい。

 【配信停止方法】
  ITC協会ホームページ「お問い合わせ窓口」ページ(下記URL)から
  【広報関連】を選択いただき、お申し込みください。
 https://wws.itc.or.jp/cgi-bin/form/toiawase/mailsend.cgi/mailsend.cgi

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 ★ 資格者の方 ★
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  協会HPトップ画面の 左メニュー「資格者情報登録修正」 で、
 【連絡先メールアドレス】を変更してください。
   https://wws.itc.or.jp/auth/

 ★ 会員の方 ★
  脱会・登録情報変更依頼書、あるいは記名登録情報変更依頼書を
  お送り下さい。
   http://www.itc.or.jp/kaiin/kaiin3.html

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 発行/編集: ITコーディネータ協会 広報担当 松下
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