◆◆◆◆◆ ITCAメールマガジン「創新」 第114号 2006.9.22 ◆◆◆◆◆
メルマガ「創新」は、ITC協会会員、ITC資格認定者並びにITC制度に関心を
持って頂いている皆様(約8千名)に毎月第2/第4金曜日にお送りしています。
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1.ITCビジネス成功事例情報
【ITC愛媛はがんばります 〜ITコーディネートが事業化できる環境を〜】
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2.ITC協会からのお知らせ
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3.ITC協会便り「IT推進アドバイザー制度」活用のご案内
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4.編集後記
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1.ITコーディネータ・ビジネス成功事例情報
**このコラムでは全国のITCから寄せられた生の成功事例情報を掲載します**
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◆ITC愛媛はがんばります 〜ITコーディネートが事業化できる環境を〜
NPO法人ITC愛媛 広報委員長 荻田 一郎
私が、ITコーディネート事業に興味を持ち始めたのは、約8年ほど前の
ことでした。とは申しましても、もちろんITC協会が設立して5年ほどです
ので、その頃はITCという名前ではありませんでした。
その頃、各方面で、「動かないシステム」の現状を目の当たりにし、
システム導入はもとより、システム運用・改善・進化等には、コンサル
ティング業務が必要不可欠であると強く感じていました。それからしば
らくして、10年ほど勤めたメーカーを辞め、東京→香川に転職しました。
しかし、転職先では、パソコン周辺機器販売とWEB開発を営んでおり、
システムコンサルを行えるはずもないことが入社後しばらくして判明し、
3ヶ月で辞職、現在は、建設系のコンサルティング会社で、建設CALS
システムの導入支援等を担当しています。
その間にITC資格を取得し、ITC愛媛に所属、今年度から広報を担当させて
いただいております。
自分が、民間でITC事業が必要と感じ、その道に進みたいと感じてから8年。
四国では、未だ、ITコーディネートの事業化についてはこれからです。
現在、ITC愛媛では、
【CIO育成事業】 → 【自治体CIO支援事業】 → 【民間CIO支援事業】
の流れで、ITコーディネート事業の認知向上・事業化発展へ進んでいこう
と考えており、今秋から、IPAの補助をいただき「CIO育成事業」を推進
します。
また、県内の自治体へも積極的に営業展開するべく事業化を進めておりま
す。最終的には、民間支援の潜在需要を掘り起こし、ITC愛媛が主導となり、
県内企業のIT力強化を支援して行きたいと思っております。
個人的には、経済産業省様をはじめとして、関係団体様に、もっともっと
ITコーディネータの活用成功例(IT経営百選等)を広めるべく施策について
ご検討いただければと存じます。
我がITC愛媛も、地域密着で、ITコーディネートの必要性を主張し、事業化
できる体制を整えていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
・ITC愛媛 http://aspgw1.ehime-iinet.or.jp/itc/
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2.ITC協会からのお知らせ
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◆当協会フェロー 川内晟宏氏が経済産業省大臣表彰を受賞!
経済産業省は去る9月13日、わが国の情報化促進に貢献した個人・企業・
システムを表彰する「平成18年度情報化促進貢献表彰」の中の、経済産業
大臣表彰「IT経営促進個人部門」において、当協会フェローでプロセス
経営研究所代表(ITコーディネータ)の川内晟宏氏の受賞を発表しました。
【表彰理由】IT経営教科書作成委員会委員長やIT経営百選選考委員等を
務めるとともにIT経営応援隊副隊長として中小企業のIT経営普及に大きく
貢献。また、当ITC協会のフェローとしてITCの育成及び中小企業経営者へ
のIT経営の啓蒙にも尽力したこと、が表彰の理由とされています。
・詳細はこちら
http://www.meti.go.jp/press/20060913001/20060913001.html
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◆情報化月間2006 記念講演会開催(10/2)お知らせ
経済産業省をはじめ関係府省庁により開催される、情報化月間2006の
記念講演会「ITによる経営改革」(10月2日、会場:全日空ホテル)に
おいて、当協会業務開発・広報委員会委員長の西岡郁夫氏が「中小企業
のIT化とITコーディネータ」と題して講演をされます。どうぞ、ご聴講
ください。
・参加申し込みはこちら
http://www.jipdec.jp/gekkan/kouen/index.html
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◆ITC組織のビジネス立ち上げを積極的に応援!
「関東地区ITC組織地域ワークショップ」開催
(業務開発・広報委員会主催)
去る、9月13日(水)、都内新橋会場にて、ビジネスを志向するITC組織
を対象としてITC協会業務開発・広報委員会(西岡郁夫委員長)主催に
よる、ITC組織立ち上げ「関東地区 地域ワークショップ」を開催いたし
ました。
これは、ITCが活躍する市場の拡大を狙いとして、業務開発・広報委員会が
推進する施策のひとつで、協会にビジネス立ち上げの事業計画を提出した
ITC組織を対象に協会がその活動の推進を積極的に支援するものです。
昨年度は3地域(近畿地区、北陸地区、中国地区)で開催しましたが、
今年度は、22組織を対象に6地域(前期:関東、近畿四国、九州、
後期:中部、中国、近畿)で開催を予定しています。
・詳細はこちら
http://www.itc.or.jp/foritc/exclusive/workshop_kantou.html
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◆「ITC Conference 2006」申し込み受付 <最終のご案内>
参加申し込みは、順調に伸びており、まもなく、満席=締切になる
トラックも出てまいりますので、お申し込みされる方はお早めにお願い
いたします。
*名 称:「ITC Conference 2006」(ITC協会主催:高梨智弘実行
委員長)
*開催日時:10/13(金)・14(土)の2日間(来場予想者数:1,600名)
*開催場所:東京都内 大田区産業プラザ
*知識ポイント:1日あたり2ポイントの知識ポイントが付与されます
・お申し込みは協会ホームページから(お早めに!)
http://www.itc.or.jp/activity/seminar/itc_conf2006/index.html
【ITCカンファレンス特別展示】(ITCツール品評会)を実施します!
※ITCの方からのツール登録(出品)をお待ちしております!
http://www.itc.or.jp/activity/seminar/itc_conf2006/cf06_tenji.html
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◆ソフトバンクからITCに経営者向けWebページへの寄稿募集(再掲)
当協会がITCのPR面で連携しているソフトバンクグループが運営する
「ソフトバンク ビジネス+IT」では「ITと経営の融合で企業価値向上を
図る」をテーマに、ユーザーに向けてさまざまな媒体(Web、雑誌、
セミナー)で情報発信を行っています。
その中で、ITCに対してWebサイト「ソフトバンク ビジネス+IT」に掲載
する記事の執筆依頼がきていますので以下のとおりご案内します。
優れた記事は、同社が発行する雑誌に掲載のうえ謝礼が進呈されます。
↓↓↓投稿方法、投稿条件など詳細はコチラまで↓↓↓
http://www.sbbit.jp/article/art.asp?newsid=2487
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◆第11回ITコーディネータ試験 願書受付中
ITCを目指す方のための、試験実施のお知らせです。
・日 時:2006年11月26日(日)
・受付期間:9月1日(金)〜10月12日(木)締切
・会 場:全国各地8会場
・詳細、お申し込みはこちらから
http://www.itc.or.jp/authorize/exam/
(参考)リクルート「キーマンズネット/ITコーディネータ資格のWeb紹介ページ」
http://www.keyman.or.jp/ml/010/10007217/
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◆第4回PMI-CPMジャパンカンファレンス開催のお知らせ
米国PMI(Project Management Institute)機構における最初の教育専門
機関(大学)であるCPM(The College of Performance Management)が
主催する第4回PMI-CPMジャパンカンファレンスのお知らせです。
・テーマ:信頼性と有効性あるWBSとパフォーマンスベースラインの決定
とリスク調整型EVM運用の実践
・講演者:米国連邦政府のCIOであるカレン・エバンスさんをはじめNASA
会計検査院(GAO)、日本中央政府機関などから多数参加。
・日 時: 2006年10月18日(水)、19日(木)
・会 場:ホテルイースト21東京
参加登録:http://www.cpm-japan-conference.org/
(協会後援セミナーですので知識ポイントが付与されます)
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◆「電子署名・電子認証ビジネスモデルコンテスト」実施のお知らせ
電子署名・電子認証シンポジウムタスクフォース(DDTF)※では、
「電子署名・電子認証ビジネスモデルコンテスト」を実施します。
このコンテストでは広く社会人や学生の皆さんを対象にPKIや電子署名を
活用した製品やサービスに関する斬新なアイデアをお持ちの皆さんに
ご参加をいただき、PKI関連ビジネスモデルの開拓を図りたいと考えて
います。
ITコーディネータの皆様にも日頃の所属企業や顧問先での知見を活かして
コンテストにご参加頂きたく、ご案内致します。
・募集要領:http://www.ddtf.jp/contest.html
・第8回 電子署名・電子認証シンポジウムのご案内はこちら
http://www.ddtf.jp/
(ITC協会後援セミナー:知識ポイントが付与されます)
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3.ITC協会便り
中小企業のIT化を強力に支援する
「IT推進アドバイザー制度」活用のご案内
受付担当 ITコーディネータ協会 森 茂美
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IT推進アドバイザー制度は、IT化を推進する中小企業者または組合に
対し、IT導入に関する専門家(アドバイザー=ITコーディネータ等)を
派遣する制度です。
独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施する国の中小企業支援施策
ですので、民間の派遣サービスや業務委託サービスを利用するのに比べ
て、ユーザーは少ない負担で専門家のアドバイスを受けることができる
制度です。
(企業が支払うアドバイザー派遣料金は15,000円/1日、
派遣されるアドバイザーには、45,000円/1日が支払われます)
【制度の特長は以下のとおり】
1)年間を通してほぼ常時活用できる。
2)企業負担は一回(1日実働7時間)当たり15,000円と少額で専門家の
コンサルが受けられる。
派遣回数は一社当りMax10回で、平均3〜4回程度。
3)公的制度であるため企業側の安心感が得られる。
4)コンサルの対象は、「ITへの取組みは」「現在のシステムで良い
のか」「新システム構築」等、ITに関する広範囲の質問・疑問に
助言
ITコーディネータ協会は、民間機関として唯一、 IT推進アドバイザーの
派遣受付窓口として、申込みを受付けています。
中小企業の方への、制度のご紹介・活用をご案内いただき、積極的に
利用していただきたいと存じます。但し、制度適用には一部制約条件も
ありますので、詳細は協会までお問い合わせください。
ITコーディネータの方には、派遣案件の発生と同期してアドバイザー登録
する方式となっております。
・本件に関するお問い合わせは、
ITCAアドバイザー担当までどうぞ。
※アドバイザー制度の申請は、
http://www.itc.or.jp/management/advice/index.html
からお申込ください。
※また、アドバイザー登録申請は、
http://www.itc.or.jp/foritc/exclusive/itad_about.html
をご参照ください。
(参考)利用対象の「中小企業者または組合」は以下の条件が対象です。
・製造業・その他(資本金3億円以下、または従業員300人以下)
・卸売業(資本金1億円以下、または従業員100人以下)
・サービス業(資本金5千万以下、または従業員50人以下)
・小売業(資本金5千万円以下、または従業員50人以下)
・「中小企業団体の組織に関する法律等」に基づく組合またはその
連合会
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◆ITCのための継続学習プログラム
ITC資格維持のための知識ポイント取得対象セミナー・研修のお知らせです。
・詳細はこちら
http://www.itc.or.jp/activity/seminar/index.html
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☆このメールマガジン「創新」は、皆様からの投稿(情報)をお待ちしております☆
以下お問い合わせフォームから「広報関連」宛てにお願いいたします。
URL:https://wws.itc.or.jp/cgi-bin/form/toiawase/mailsend.cgi
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4.編集後記 ITC協会 広報担当 松下 正夫
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「IT経営」という言葉を、いたるところで頻繁に目にするようになりました。
本号の「協会からのお知らせ」にも書きましたが、今年度の情報化月間
で、当協会フェローの川内晟宏氏が「IT経営促進部門(個人)」で、ITC
の支援事例としても有名な、昭和電機株式会社(柏木武久代表取締役)が
「IT経営促進部門(企業)」で、経済産業大臣表彰を受賞されました。
「IT経営」の概念については未ださまざまな解釈があるようですが、今年
7月に発表された※「情報経済社会の課題と展望」(産業構造審議会)では、
ITを活用した企業の一連のマネジメントプロセスの実行として捉えています。
「IT経営」が市民権を得てその重要性と価値の周知が加速度的に進むとき、
今後、立ち上がってくる企業ニーズに対応して一連のマネジメントプロセス
を支援できる専門家として、ITCの活躍が益々求められるのではないかと
感じています。
※「情報経済社会の課題と展望」報告書8ページ「第1章 2.IT経営」
(2006年7月 産業構造審議会情報経済分科会)
http://www.meti.go.jp/press/20060719001/20060719001.html
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発行/編集: ITコーディネータ協会 広報担当 松下
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