ITCAメールマガジン「創新」バックナンバー
         ITCAメールマガジン「創新」 第12号 2002.7.12

    目次
1.巻頭言 第1回大会「ITCカンファレンス2002」開催にあたって
2.四国ITC協議会の動向
3.協会便り「ITC Conference 2002 皆様のご参加をお待ちしています」
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1.巻頭言 第1回大会「ITCカンファレンス2002」開催にあたって
                        ITコーディネータ協会理事 高梨智弘
                            ((株)日本総合研究所理事)

 2002年8月30日、31日に待望の第1回大会「ITCカンファレンス2002」が東京有楽町国際フォーラムで開催される。日本創新の一翼を担うべく設立されて1年半、ITコーディネータ協会が、しっかりと大地を踏みしめて羽ばたく時がきたと思うと、大会委員長として心がひきしまる思いである。
 ITディネータはこの機会に、制度創設の精神を思い出して頂きたい。環境の変化を逆風ではなく追い風ととらえ、今、市場・顧客が何を欲しているのかを明確に認識し、CSOと共に考え、顧客企業の経営品質向上による競争力強化をいかにITって成し遂げるか、顧客志向で経営変革の支援をすることが重要である。
 そのためには、自分を見つめ直し、継続的に学習することがITディネータにとっての重要成功要因である。「ITCカンファレンス2002」は、このような場を提供する。ITディネータの皆様が世界の潮流を肌に感じ、エクセレントカンパニーの成功の秘訣に感動し、先進理論や事例を共に学習することができれば良いと思う。
 また、「ITCカンファレンス2002」は、ITディネータの皆様に「知のネットワーク」がいかに大事であるかを知らせる機会を提供するものと信じている。「知のネットワーク」とは、自分自身が自主的に学び行動し成果や情報を共有し、共に新しいものを作り上げていく日本創新を担う「思い」でもある。

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2. 四国ITC協議会の動向       四国ITC協議会  事務局長  阿部寛
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 今年も渇水気味(?)で、四国の水がめ早明浦ダムの貯水率が大変気になる高松から、四国ITC協議会の動向をお伝えします。

●今年度の方針
 四国ITC協議会は、ITC、ITCIはもとより、ITC研修機関、ベンダー、税理士会、中小企業診断協会など、中堅・中小企業のITによる経営改善を支援する企業,団体にも参加をいただき、7月2日現在、会員数28名(社・団体)で産声をあげました。四国全域という県境を越えて、中小企業支援機関や経済団体、金融機関とタイアップして活動に取り組んでいき、ITC協議会の地域活動のモデルケースを目指します。

●今年度の活動予定
@ 四国各県のソフトウエアセンターなどが実施するITSSP事業支援
A ITC活用セミナーとしてITSSP事業の結果の事例発表会の実施
B ITC交流会として、ITC等が一堂に会しITSSP事業の実施を通じて各地域
  での戦略的情報化投資の推進にかかわるテーマ、事項について意見・情
  報交換を行う。
C 地域での研修機関によるITC、ITC補育成研修の実施
D ITC活動等に関する情報提供

四国ITC協議会のホームページはこちら→ http://www.kiic.co.jp/~sitca/

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3.協会便り 「ITC Conference 2002 皆様のご参加をお待ちしています」
                  ITコーディネータ協会 広報担当 松下正夫

●「ITC Conference 2002」開催について
 今夏、8月30日(金)〜31日(土)の2日間、東京国際フォーラム(東京・有楽町)参加申し込み、協賛広告募集受付中です。アクセンチュア戦略的変革研究所 トーマス・ダベンポート氏の講演が決まりました。それに伴い、プログラムが一部変更になりました。
 http://www.itc.or.jp/event/itc_conf2002/top.html
 既に、200名以上の方の申込みがあります。お早めにお申込ください。

●2002年度第2期ケース研修(7月〜11月):受講募集締切り真近か!
 受付は7月16日(火)までですが、既に定員満杯で締切るコースも続出して
いますので、お申込はお早めに。(協会ホームページ)
  http://www.itc.or.jp/case/info.html#common

●第3回ITコーディネータ補試験願書配布開始(7/12)
 7月12日(金)午後から、協会ホームページにて、第3回ITコーディネータ補
試験(試験実施日:平成14年11月24日(日))の願書配布を開始いたします。
なお、願書申込み受付は8月1日(木)〜9月30日(月)までとなっています。
試験告知ポスターは「竜馬シリーズ第4弾:船上にて」です。ご期待ください。
   ホームページhttp://www.itc.or.jp/から左のボタン
 13時以降に押してください。

●SP地域事業第1次募集案件が決定
 全国から約120件の応募があり、審査の結果、82件が採択され、7月10日
(水)情報処理振興事業協会から各実施機関に対して発表されました。

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[編集後記]

 7月14日はパリ祭です。25年前、エッフェル塔の上から見た花火が美しかったのを思いだします。フランス人のフィリップ・トルシエ(47歳)とカルロス・ゴーン(48歳)の日本での活躍が目ざましい。シニカルでアイロニなエスプリのきいた言葉ばかりのフランス映画での印象を、がらっと変えました。戦略の明確性(プレスとフラット3、調達、生産、営業の連携と集約)、クロスファンクショナルな課題解決(マルチタレンシ、プロジェクトコミットメント)、熱情が両者の特徴です。
 ITCにもグローバルなマネジメントスキルが期待されています。「創新」第13号(7月26日発行予定)から「会員の広場」を新設し、会員間のコミュニケーションを活発にしたいと思います。
 投稿要領を参考の上、積極的な投稿をお願い致します。
                                         (西脇 隆)

●「会員の広場」投稿要領(第1次締切り7月22日(月)nishiwaki@itc.or.jp へ)
1. 氏名、職業、性、年齢、住所、会員番号を明記してください。匿名はなしと
  します。
2. 内容は、ITCとしての活動状況、ITC資格取得動機と経緯、ITC会員への期
 待などで、字数は約600文字です。
3. 恐縮ですが、原稿料はなしです。多数の応募がある場合は、創新に掲載
 されないこともあります。また、添削されることもあることをご了解の上、応
 募してください。

(参考)
注1 約600文字(35文字×約17行)は、天声人語(朝日新聞朝刊)、春秋
  (日本経済新聞朝刊)の文字数で、3分スピーチ用です。
注2 ワードは、MS明朝12ポイント 1行35文字で約17行(595文字)、カタカナ
   は全角、英数字は半角でお願い致します。
3-5行おきに1行ブランク行を入れると読みやすいと思います。
注3 約600文字に納まらない場合は、要約のみとし、詳細はリンク先に記述
   も可能です。
注4 官邸のメールマガジンを参照してください。
      http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/index.html

 配信に関する問合せ、ご意見は以下の編集担当までお願い致します。
                       編集担当:西脇 隆 nishiwaki@itc.or.jp
                        発行:ITコーディネータ協会 広報担当

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