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◆◆◆◆◆ ITCAメールマガジン「創新」 第147号 2008.2.22 ◆◆◆◆◆
メルマガ「創新」は、ITC協会会員、ITC資格認定者並びにITC制度に関心を
持って頂いている皆様に毎月第2/第4金曜日にお送りしています。
2月13日に、「ITコーディネータのブランド確立のプロジェクトについて」
というタイトルで、西岡郁夫業務開発・広報委員長名にて全国のITコーデ
ィネータの皆様に向けてお知らせを発信いたしました。
これを受けて、継続活動のため今回より’ITコーディネータとは’と
’ITコーディネータの活動とは’をメルマガ「創新」に掲示いたします。
■■ITコーディネータはITと経営に強いコンサルタントです■■
□日本全国で資格保有者は
7,000人弱、平均年齢45歳。1/4がITコーディネータをビジネスに。
□顧客の業種は、
製造業が2割強、流通、サービスが各々2割弱、官公庁も5％。
□顧客規模は、
売上2億円未満が3割、2億から10億円が3割、10億円以上が4割。
□ITコーディネータによる年収は、
5百万円以上が140人、そのうち1千万円以上が60人。
━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
1.ITコーディネータビジネス成功事例・活動事例情報
【＜IT化、入口基準と出口基準＞】
【「ズバリ！経営戦略立案ソフト」目からうろこの活用法】
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2.ITコーディネータ協会からのお知らせ
・IT経営キャラバン隊・グランドフィナーレ講演開催のご案内
・平成20年度の補助金公募情報
・ITコーディネータ業務契約書見本（案）パブリックコメント募集
・ITコーディネータ協会主催セミナーのご案内
・「J-SOX対応IT統制内部監査人養成コース（入門編）」開催のご案内
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3.編集後記
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1．ITコーディネータ・ビジネス成功事例・活動事例情報
＊＊このコラムでは全国のITCから寄せられた生の事例情報を掲載します＊＊
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◆＜IT化、入口基準と出口基準＞
ITコーディネータ、中小企業診断士 栗原 元教
一昨年前に、ある中小規模建設業の情報化企画のお手伝いをさせていただ
いた。
営業活動から受注、施工、メンテナンスまで建設業の一連の業務をIT化し、
建設現場での入力作業によってリアルタイムで現場の状況を把握するとと
もに、Webカメラを活用して遠隔地の施主にインターネットを通じて画像
による現場情報を提供するという内容を含んだシステムを構築した。
構築に当たって、当時経済産業省の｢中小企業戦略的IT化促進事業｣に応募
し採択され、事業費約3000万円の1/2にあたる補助金を受けて完成させた。
この企画を立ち上げるためにITC2名が起用されたが、導入完了時点で顧客
の意向によってその役目を終了した。
最近になって、その企業は全国中小企業情報化促進センター（通称NIC）
の｢都道府県等中小企業支援センター情報化優良企業表彰｣に応募して残念
ながら書面審査の内容で選外となり、｢IT経営力大賞｣でも現地調査で選外
となっている。
上記の各審査は、それぞれの立場で審査基準が違っている。
「中小企業戦略的IT化促進事業」については、新規性、実効性、社会性・
地域性、重点項目、政策的評価などの審査ポイントで、企画したシステム
そのものが評価対象となるいわばIT化の入口基準である。
また、｢都道府県等中小企業支援センター情報化優良企業表彰」について
は、支援センターによるシステム構築から成果までの支援活動をもとに各
都道府県の支援センターから出された推薦書を受けて審査を行うしくみで
ある。従って、書面審査は、支援活動と推薦書が重点であるのだろう。
現地調査は、成果確認を行うため書面で評価された企業に対して行ってい
る。「IT経営力大賞」については、IT化の成果が審査の主体で正にIT化の
出口基準である。
ある入選した企業を見ると、特徴のない小規模なシステムであるが、その
効果を認められている。逆説的に、「IT経営力大賞」の選外になったとい
うことは、導入したITが経営に対して十分な効果を与えていないことを公
が知らせてくれたことに他ならない。
「IT経営力大賞」の選外となった企業を支援したITCは、これを機会にかか
る企業に対して改善見直しを促す必要があると思われる。
導入システムが予定された成果をあげるためには、IT運用面、経営面が重
要であり見直しが必要である。
この結果を持って再度のエントリーが期待される。
協和会計情報開発株式会社
http://www.accs5.co.jp/main/index.htm
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◆「ズバリ！経営戦略立案ソフト」目からうろこの活用法
株式会社フロンティア 代表取締役
ITコーディネータ・税理士 佐伯 祐司
神戸のITコーディネータ・税理士の佐伯祐司です。
2月初めにコピー機大手メーカーの某社様から、弊社の「ズバリ！経営戦
略立案ソフト」（ITコーディネータ協会認定教材）のご注文がありました。
そのご購入意図をお聞きしましたら、まさに"目からうろこ"。
トップアプローチのアイデアでした。 あなたも知りたくないですか？
実は、コピー機大手メーカーの某社様、中堅営業の方の弊社のパッケージ
を利用したアプローチは、こうなのです。
まず、担当するお客様とその同業他社のホームページから、過去の収益
状況、外部環境・内部環境を想定し、経営理念やビジョン等を調べパッ
ケージに入力する。
次に、経営ビジョンと内外環境等をもとにCSFを考え、事業方針を考え入
力する。
最後に、いつも訪問している顧客状況からご自身で思う成熟度を設定し
対策を考え入力する。
ここまでを"パッケージの機能を使って経営戦略体系図を出力"する。
この段階で、経営者の方とお会いし、持参した体系図を見ながら自分の考
えた顧客の収益向上戦略を話し合うそうです。
このようなアプローチがどのような結果を生むと思われますか？
顧客のトップがそこまで考える営業さんに好感を持たれ、商談のきっかけ
が作れるというのです。
また、営業さんとしても、ITC研修だけで使い方も忘れていたITCプロセス
を日常のプロセスに組み込むことで、戦略的アプローチ能力が向上すると
いう教育ツールにもなるというのです。
データの保存で、何度でも過去のデータを参照できるので、体系の取れた
提案ができることも効果的なアプローチを可能にしたのです。
ぜひあなたが企業内ITCの方でしたら、まずはお客様を知る努力をしては
いかがでしょうか？
独立系ITCの方は、データベースを作れば差別化できませんか？
詳細は、こちらをご参照ください。
株式会社フロンティア
http://e-site-frontier.kir.jp/
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2．ITコーディネータ協会からのお知らせ
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◆IT経営キャラバン隊・グランドフィナーレ講演開催のご案内
来る2月29日（金）13時30分〜、東京都中央区のホテル銀座ラフィナート
旧：京橋会館）にて、IT経営キャラバン隊主催のフィナーレイベントを
開催します。
テーマは『〜日本再生は中小企業のIT経営と地域活性化で行く！〜』です。
このフィナーレ講演には、この活動を後援してくださった経済産業省・
総務省・国土交通省を始め、関隆明IT経営キャラバン隊会長、篠原徹IT
経営キャラバン隊副会長（日本商工会議所常務理事）ほか関係者も集まり、
1年3ヶ月の活動の総括と、グランドフィナーレに相応しい方の基調講演、
特別講演がございます。
なお当日は、「キャラバンの軌跡」ビデオ上映や写真展等も企画しており
ます。
IT経営キャラバン隊を全国各地で支えて応援していただいた方、中小企業
支援機関や中小企業の支援をされているITコーディネータ等の方々、皆様
のご参加を、ぜひお待ちしております。
＊開催概要詳細は、こちらをご参照ください。
http://itcaravan.broadbandschool.jp/
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◆平成20年度の補助金公募情報
全国中小企業団体中央会のネットワーク補助金は、来年度も継続して
実施されます。
こちらの補助金は、金額は小さくなりますが利用しやすい補助金であり、
コンパクトにEDIを導入する場合に利用できるのではないかと考えます。
2月末が締め切りですので、この補助金を利用して共通EDIを導入して
みようと考えられる方はご一読ください。
＊詳細は、こちらを参照ください。
http://www.itc.or.jp/foritc/useful/sisaku/index.html
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◆ITコーディネータ業務契約書見本（案）パブリックコメント募集
今般、ITコーディネータの皆様から要望の多かった「ITコーディネータ
業務契約書見本（案）」を作成いたしました。
本契約書見本をより多くのITコーディネータの皆様にご利用いただくため
に、本契約書見本（案）に対するご意見を募集いたします。
募集期間は2月25日17時までです。
＊詳細情報は、以下をご覧ください。
http://www.itc.or.jp/foritc/exclusive/itc_gkeiyaku200802.html
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◆ITコーディネータ協会主催セミナーのご案内
ITコーディネータ協会では、資格者の継続学習およびIT化を推進する
人材の育成を目指して、研修・セミナーを実施しております。
それぞれのセミナーのスケジュール、お申し込み方法等は
詳細ページをご覧ください。
※定員になり次第、受付を終了いたします。
＜ITコーディネータ協会が主催するセミナーのご案内（受講受付中）です＞
3月開催分についての、受講申し込みを受付しております。
■2008/3/1開催セミナー
◇体系化されたSLA設定とモニタリングのポイント
〜体系化されたSLA設定とITILプロセス上での測定ポイントは？〜
【仙台開催】
◇実践プロジェクト・ファシリテーション〜支援型リーダーシップ〜
【福井開催】
◇目からウロコの内部統制（IT統制）
−経営者等にITCはいかに内部統制を説明するか−
【札幌開催】
■2008/3/8開催セミナー
◇財務データを中心とした企業分析と定量的評価
〜情報系ITCのための財務分析の基礎と活用法〜
【福岡開催】
■2008/3/15開催セミナー
◇パッケージソフトの選定
−要求機能と販売・購買・在庫・会計業務パッケージの選定−
【広島開催】
◇内部統制推進のための「IT内部統制の実践知識修得」
【東京開催】
■2008/3/22開催セミナー
◇IT経営成熟度診断ツール研修(H19年度）
【鹿児島開催】
◇ビジネスのアーキテクチャー（EA）の構築と具体的活用
【大阪開催】
■2008/3/29開催セミナー
◇パッケージソフトの選定
−要求機能と販売・購買・在庫・会計業務パッケージの選定−
【富山開催】
◇ビジネスのアーキテクチャー（EA）の構築と具体的活用
【名古屋開催】
＊イベントスケジュール、お申し込み、詳細は、こちらを参照ください。
（URLが長いため、上手く表示できない方は、1行にしてから表示願います）
https://wws.itc.or.jp/seminar_guide_n/FMPro?-db=seminar_promoteDisp.fp5&-lay=Sch&-format=seminar_p04.html&nendo=2007&-Find
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◆「J-SOX対応IT統制内部監査人養成コース（入門編）」開催のご案内
ITC内部統制研究会
LLP内部統制研究会 広報担当 ITC中久喜唯男
LLP内部統制研究会では、来る3月14日（金）「J-SOX対応 IT統制 内部
監査人養成コース（入門編）」を開始いたしますので、ご案内いたします。
現在、国内の上場企業においては、 内部統制報告制度（J-SOX）の施行本
番を目前にして、内部監査ができる人材、特にIT統制の内部監査人が不足
してきております。
LLP内部統制研究会では、このような状況を踏まえ、内部統制コンサルティ
ングで養った知識・ノウハウを活かしてIT統制内部監査人の養成を目的と
した研修コースを開発しました。
本コースを修了された方は、IT統制の内部監査の現場で即戦力としてご活
躍いただけるようになります。
本コースは、今後、企業のIT統制の整備・運用状況の評価を担当される次
のような内部監査部門の方々を主な対象とします。
・これまで業務監査に従事し、J-SOXを機にIT統制の監査も対応される方
・これまでシステム監査を担当し、J-SOXを機にIT統制の監査も対応され
る方
・情報システム部門等から内部監査部門に異動し、IT統制の監査を担当さ
れる方。
本コース（入門編）では、IT統制とその内部監査の基本的事項の整理・解
説を行った後、IT全社的統制、IT全般統制、IT業務処理統制それぞれの整
備・運用状況の評価に関して、講師の豊富な実務経験を踏まえて、実践的
な知識とノウハウ、使用するツールについて解説します。
（本コース（実践編）も別途開催を予定しております）
開催日 2008年3月14日（金）9時30分-17時
受講料 40,000円／人
定員 20名
会場 東京都内セミナルーム
詳細は、こちらをご覧ください。
LLP内部統制研究会 URL: http://www.itc-naibutousei.jp
お問合せは、TEL/FAX: 03-5297-0675 までお願いします
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3．編集後記 ITコーディネータ協会 広報担当 山川 元博
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今号は、東京、兵庫のITコーディネータの方から寄稿をいただきました。
寄稿していただいた皆様、ありがとうございました。
前回の編集後記でも書かせていただきましたが、最近ITコーディネータの
支援希望企業様が増えてきました。先週も2件の問合せがあり、1件の案件
にITコーディネータの方を紹介いたしました。
いろいろな角度からITコーディネータを知る経営者の方が増えてきており、
これからも支援希望者が増える傾向にあるように感じます。
公募のご案内が届きましたら、ぜひ積極的な応募をお願いいたします。
先週は、COMPASS取材で広島へ行きました。訪問先の皆様、ありがとうござ
いました。
来週は、江戸川区・宮城・沖縄へキャラバン隊や取材で行きます。
また新しい出会いを楽しみにしてまいりますので、どうぞ宜しくお願いい
たします。
※※※※※メルマガ「創新」では、寄稿をお待ちしております※※※※※
「こんな活動しています」「こんな成果出ました」「参考にしてください」
等の事例をお持ちの方がいらっしゃいましたら、広報担当までお知らせ
ください。
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「創新」のバックナンバーは、下記に掲載しています。
http://www.itc.or.jp/activity/mail/index.html
*注意*
このメールアドレスは送信専用アドレスです。
お問い合わせ・配信停止方法・送付先変更方法はこちらをご覧下さい。
http://www.itc.or.jp/activity/mail/index.html
※当協会からのメール配信で、宛名等が外字（機種依存文字）で
文字化け（抜け）が発生している場合には、略字で対応させて
いただきますので広報まで御連絡下さい。
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発行／編集： ITコーディネータ協会 広報担当 山川
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