◆◆◆◆◆ ITCAメールマガジン「創新」 第168号 2009.1.23 ◆◆◆◆◆
メルマガ「創新」は、ITコーディネータ協会会員、ITコーディネータ資格
認定者並びにITC制度に関心を持って頂いている皆様に毎月第2/第4金曜日
にお送りしています。
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1)ITコーディネータビジネス成功事例・活動事例情報
【「中立ながらも経営者寄りのITCでありたい。」】
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2)ITコーディネータ協会からのお知らせ
・第16回ITコーディネータ試験、受験者説明会のご案内
・2008年度ITコーディネータ協会主催セミナーのご案内
・業務開発・広報からのお知らせ
・「ITパスポート試験」ご紹介セミナー(参加費無料)のご案内
情報セキュリティ対策 中小企業向け指導者育成セミナーのお知らせ
・「ISACA(旧:情報システムコントロール協会)アジアCACS 2009」のお知らせ
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3) 編集後記
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1.ITコーディネータ・ビジネス成功事例・活動事例情報
*このコラムでは全国のITCから寄せられた生の事例情報を掲載します*
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◆「中立ながらも経営者寄りのITCでありたい。」
IT経営ウィンクル:塩山徳宏
私はデジタルに拘らず人心を大切に、中立ながらも経営者寄りのITコーディネータでありたいと思います。
18年間ITベンダーの専務職として、ITコーディネータの立ち位置でITコンサルティングを努めてまいりましたが、
どうしても企業さんからは営業であったりSEとして見られます。
一線を引くべく昨年11月に独立をいたしました。
大学卒業後、印刷会社に就職が決まり、まずは現場に配属されました。
印刷・仕上工程のオペレーターとして2年半の経験を経て、新設された
業務改革室(社長室)に移りました。そこでは、現場改善活動の支援と>
システム開発を任せて頂きました。システム開発においては、
現場の人達と意見を徹底的にぶつけ合いました。
この経験を通して今の自分の基盤となる考え方、
・べンダーは最適解を持っていない。
・現場を巻き込まない限りシステムは稼動しない。
・システムはツールであって脇役、場合によっては無くても良い。
等が形成されました。
技術屋に偏りがちだった私が、経営者の視点を知ることが出来たのですから、
この経験は非常に大きな糧になっています。
この時点で、私がやりたかった事は2つでした。
(1)システム専任者を抱えられない中小企業の為に、自分がその職務を請け負うコンサルタントとなる事。
(2)紙媒体にとって替わろうとしているマルチメディアの可能性を追求する事。
同時に二つ事は出来ないと悩む中で、AppleのMacintoshに出会い、
雷に打たれたような大ショックを受けました。
(2)の道を究めたいとの想いから、思い切って北陸地区にDTP(DeskTop Publishing)
システムの啓蒙から普及、導入までの支援を行うベンチャー企業に転職しました。
そこで、経営管理の対極にある生産マシンのITベンダーであったり、マルチメディアコンテンツの制作側の時期を過ごし、
インターネットビジネスに関わって行くことになります。ネットを活用したIT導入を支援していくうちに、
マーケティングであったり経営課題の解決策としてのIT活用が求められるようになり、
一端距離をおいていたお客様の経営まで踏み込んだシステムに携わるようになりました。
その時点で改めて、ITベンダーを眺めてみたとき、
・自己都合のシステムを押し付けているのでは?
・不必要なシステムまで付加しているのでは無いだろうか?
・企業側導入担当者だけのヒアリングで、表面的な課題しか捉えていないのでは無いか
等の疑問を感じるようになり、(1)の思いが、よみがえってきました。
企業内システム担当者として約10年、ベンダーとしても約10年、この経験を活かせないだろうか?
ちょうどその頃、ITコーディネーター制度に出会いました。ITコーディネータの理念である「経営者」と
「ITベンダー」の橋渡し役を中立の立場で担う役割にピンとくるものがありました。
タイミングよく当時のITSSP担当の方より、企業訪問事業に協力して欲しいとの依頼があり、迷い無く二つ返事でした。
自分にとって、ITを経営に活かすITコーディネーターは天職だと思っています。
IT経営ウィンクル
Web : http://www.wincle.jp
Blog: http://www.wincle.jp/blog/
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2.ITコーディネータ協会からのお知らせ
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◆第16回ITコーディネータ試験、受験者説明会のご案内
今春実施される第16回ITコーディネータ試験に向け受験者説明会を東京、
大阪、名古屋、福岡で開催致します。
ITコーディネータ資格取得を目指される方に、出題の基本であるプロセスガイドラインについて
理解を深めていただくこと、並びにさまざまなITコーディネータ関連活動をご紹介し、
資格取得の励みにしていただくことを狙いとして受験者説明会を行います。
お申し込みは2月初旬から、協会ホームページで受付けを開始いたします。
【開催日時・場所】
・大阪 2月21日(土)コミュニティプラザ大阪・会議室「鶴」
・名古屋 2月28日(土)名古屋ダイヤビル1号館4F・141会議室
・福岡 3月 7日(土)福岡交通センター8F・第2ホール
・東京 3月14日(土)東京都立産業貿易センター3F・第3-4会議室
※各回とも、午後2時〜午後4時
※説明会終了後、個別相談会を開催いたします
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◆2008年度ITコーディネータ協会主催セミナーのご案内
ITコーディネータ協会では、資格者の継続学習の一環として、IT経営を実現する人材の育成を目指して、
研修・セミナーを実施しております。
それぞれのセミナーのスケジュール、お申し込み方法等は詳細ページをご覧ください。
(URLが長いため上手く表示できない方は、1行にしてから表示願います)
https://wws.itc.or.jp/seminar_guide_n/FMPro?-db=seminar_promoteDisp.fp5&-lay=Disp&-format=seminar_p01.html&nendo_F=1&-Find
※追加変更も発生しますので、必ずホームページでご確認いただくようお願いします。
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◆広報活動のお知らせ
■■ITコーディネータ個人プロフィール更新について■■
協会ホームページ上にある’ITコーディネータプロフィール’は、ユーザと皆様を結ぶ大事な情報です。
特に「専門分野」と「経歴」で検索されるユーザが多いようです。
情報の更新はこまめにされることをおすすめします。
https://wwu.itc.or.jp/profile/profile_ask/index.html
■■ITコーディネータプロフィール2008年12月末版■■
2008年12月末現在のITコーディネータプロフィールが、協会ホームページの発表資料に公開されました。
http://www.itc.or.jp/press/dlfiles/press_08_1231.pdf
「資格認定者累計8,577名」「届出組織191組織」などのデータがございます。
■■成功事例、活動事例募集のお知らせ■■
『IT経営による地域貢献事例』『農業分野支援事例』『ベンダー連携事例』『自治体支援事例』を募集しています。
広報では、連載をしていただけるメディアと新規に取り上げていただけるメディアが増えてきました。
ITコーディネータの活躍を広く多く紹介できる環境が揃ってきましたので、
ぜひ皆さんの事例を私たちに紹介させてください。ぜひご連絡をお待ちしています。
*ご連絡、お問い合わせはこちら
(お問合せ先で「広報関連」を選択してください)
http://www.itc.or.jp/info/index.html
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申込み受付中!│ ◆情報処理技術者試験のご案内(IPA)
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平成21年度春期情報処理技術者試験が下記日程で実施されます。
■試 験 日:平成21年4月19日(日)
■受験手数料:全区分共通 \5,100(税込み)
■受付締切日:
【個人申込み】
・インターネットで申し込む方法:平成21年2月18日(水)20時
*試験区分により締切り日が異なるのでご注意ください。
・願書を郵送する方法:平成21年2月9日(月)当日消印有効
【団体経由申込み】
・インターネットで申し込む方法、その他:平成21年2月9日(月)
*申込方法によって締切時間が異なります。
詳しい情報やインターネットでのお申込みは、次のURLをご覧ください。
http://www.jitec.ipa.go.jp/index-itc.html
【本件に関するお問合せ先】
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
IT人材育成本部 情報処理技術者試験センター 実施グループ
電話 03-5978-7600(代表)
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◆「ITパスポート試験」ご紹介セミナー(参加費無料)のご案内
社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)
社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)人材育成委員会では、
平成20年度、1)ITSS推進運動、2)ITパスポート推進、
3)産学協同によるIT人材育成の支援、の3つを柱に活動を行っています。
この度、平成21年春から実施されます新情報処理技術者試験の一つとして、
職業人として共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識を習得する試験
「ITパスポート試験」が新たに創設されました。
CSAJ人材育成委員会では、産学双方へのITパスポート試験の周知・推進を行い、
もって情報技術の基礎的な知識を有した人材の育成と、コンピュータソフトウェア業界への
興味・関心を促すことを目的に、全国6都市でのセミナーを企画しました。
つきましては、ぜひこの機会に、本セミナーにご参加くださいますようご案内申し上げます。
■■ 開催概要
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【開催日・場所】(全国6都市)
1月26日(月)名古屋
1月27日(火)大阪
1月28日(水)福岡
2月 2日(月)東京
2月 5日(木)広島
2月 9日(月)札幌
【セミナー時間】13:00〜17:00
【セミナー参加】無料
【セミナー概要】
第1部 ITパスポート試験制度とは
ITパスポート誕生の背景
ITパスポート試験内容について
休 憩
第2部 ITパスポート試験に合格するには
ITパスポート試験対策について
ITパスポートスキル診断システム
ITパスポートEラーニング紹介
ITパスポートポータルサイト紹介
質疑応答
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○セミナー詳細・お申込・お問合せ先はこちら
http://www.csaj.jp/info/09/090108_itpass.html
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◆「情報セキュリティ対策 中小企業向け指導者育成セミナー」のお知らせ
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■■「情報セキュリティ対策 中小企業向け指導者育成セミナー」■■
【中小企業が知っておくべき情報セキュリティ対策】
■■情報セキュリティ対策の必要性に「気づき」をもたらすために■■
セミナー情報・申込先 http://www.jnsa.org/ikusei/seminar.html
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経済産業省は中小企業情報セキュリティ対策促進事業の一環として、
2009年2月から3月末にかけて、商工会議所職員や商工会職員などの中小
企業支援を業務等で行っている方々や、ITコーディネータ資格保持者、
その他中小企業へ指導を行う立場にある人に対して、情報セキュリティ
の知識習得と中小企業向け指導法習得を目的とした指導者育成セミナー
を全国で開催します。
当事業については、ITコーディネータ協会としてもWGへの参加を含め、
協力をしているところです。
中小企業の経営者等に対して、情報セキュリティ対策の必要性について、
「気づき」をもたらすことができるよう指導者向け研修となっています。
ぜひ、ご参加ください。
以下はその第1弾で、以降全国各地で開催されますが、すべてITコーディネータ協会の
後援セミナーとなりますので、協会ホームページでも案内しています。
【概要】
◇日 時:平成21年2月16日(月曜) 【基礎編】 9時30分〜12時30分
【応用編】13時30分〜17時00分
◇対 象:ITコーディネータ、商工会議所関係者、商工会関係者 、
その他中小企業へ指導を行う立場にある人
◇定 員:100名
◇参加料:無 料
◇場 所:岐阜商工会議所会館 議員総会室
http://www.gcci.or.jp/
岐阜県 岐阜市神田町2-2 TEL:058-264-2131
◇主 催:経済産業省、NPO 日本ネットワークセキュリティ協会
◇後 援:ITコーディネータ協会、日本商工会議所、岐阜商工会議所
全国商工会連合会
◇プログラム・セミナー情報・申込等の詳細はこちらをご参照下さい。
URL:http://www.jnsa.org/ikusei/seminar.html
※ITコーディネータ資格者には、資格更新条件に関する運用ガイドラインに準じ、
それぞれ基礎編3時間、応用編3.5時間(4時間1ポイント相当、上限なし)分を付与します。
【セミナー参加申し込み方法】
お申込先:http://www.jnsa.org/ikusei/seminar.html
◆◆お問い合せ先◆◆
NPO日本ネットワークセキュリティ協会 事務局 林、藤山、山本
電話:03-3519-6440
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◆「ISACA(旧:情報システムコントロール協会)アジアCACS 2009」のお知らせ
ITコーディネータ協会会員各位
ISACA本部 副会長 原田 要之助
同上 大阪支部会長 藤原 学
同上 AsiaCACS 2009 実行委員長 安部 靖雄
平素は、当協会の活動にご理解を賜り、厚くお礼申し上げます。
本日は、当協会のアジア地区の年次会議「Asia-Pacific CACS 2009」の
開催についてご案内させて頂きます。
本会議は、8年ぶりに日本(京都市)で開催する運びとなりました。IT分野のガバナンス、
コントロール、監査・保証セキュリティ管理をテーマ二日間で併せて12のセッションが行われます。
加えて、基調講演と特別セッションの講師にはわが国を代表するグローバル企業の
エグゼクティブをお招きしています。
「J-SOX法」対応または「その先」に向けての貴重な情報を得られる機会であるとともに、
同じコミュニティで活躍する海外の仲間との人的ネットワークを拡大するためにも
有効な場所になると確信しています。
【会議の概要】
(1)日時:平成21年2月23日(月)〜24日(火) 両日とも9時〜17時
(2)会場:京都市 ウェスティン都ホテル
http://www.westinmiyako-kyoto.com/
(3)プログラム:
・基調講演(23日 9時〜) パナソニック(株)常務役員/CIO 牧田様
・特別講演(24日 9時〜) トヨタ自動車(株)常務役員/辻 様
・一般セッション 12トラック(英文セッションは同時通訳つき)
(4)参加費用: 1,150米ドル
(5)参加申込み方法:
以下の当協会本部のウェブサイトからお願いします
http://www.isaca.org/asiacacs
・詳細は、ISACA大阪支部のウェブを参照下さい。
http://www.isaca-osaka.org
※本会議は、当協会の本部主催のため、申込み及び費用支払い当の手続きは全て英文ベースに
なりますのでご了解願います。私達、大阪支部は「側面的な助言」を差し上げます。
※ITコーディネータ資格者には、資格更新条件に関する運用ガイドラインに準じ 、
受講実績時間分(4時間1ポイント相当、上限なし)分を付与します。
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4.編集後記 ITコーディネータ協会 業務開発・広報担当 山川元博
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今日、鹿児島・種子島宇宙センターからH2Aロケット15号機が打ち上げられました。
ご存じの方も多いと思いますが、東大阪の町工場経営者らが開発した小型衛星「まいど1号」も
8基の衛星の中に含まれています。
東大阪と言えば、先週「経営者会報」(ITコーディネータ協会認定刊行物)の
取材で東大阪の企業様を訪問しました。花園ラグビー場近くの企業様で
若い3代目社長様のお話をうかがうことができました。
事業を引き継がれてから大変ご苦労された話、改革していく話、ITを道具として
経営に活用していく話・・・経営者の方のお話を聞くといつも感動するですが、
今回も大きな感動をいただきました。
経済低迷の現在にあっても、ずっと先の将来を見据えた攻守の手を考えて実行して
いらっしゃることに私自身が元気をいただきました。
改革はいつの時代もどこでも大変です。でもこういう時だからこそ、頑張りがいもあります。
メルマガ「創新」は、今年も皆様を応援できる情報を多く伝えていきたいと思います。
※※※※※メルマガ「創新」では寄稿をお待ちしております※※※※※
「こんな活動しています」「こんな成果出ました」「参考にして下さい」等の
事例をお持ちの方がいらっしゃいましたら、広報担当までお知らせください。
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「創新」のバックナンバーは、下記に掲載しています。
http://www.itc.or.jp/activity/mail/index.html
*注意*
このメールアドレスは送信専用アドレスです。
お問い合わせ・配信停止方法・送付先変更方法はこちらをご覧下さい。
http://www.itc.or.jp/activity/mail/index.html
※当協会からのメール配信で、宛名等が外字(機種依存文字)で
文字化け(抜け)が発生している場合には、略字で対応させて
いただきますので広報まで御連絡下さい。
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発行/編集: ITコーディネータ協会 広報担当 山川
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