ITCAメールマガジン「創新」バックナンバー


◆◆◆◆◆ ITCAメールマガジン「創新」 第179号 2009.7.24 ◆◆◆◆◆
 メルマガ「創新」は、ITコーディネータ協会会員、ITコーディネータ資格
認定者並びにITC制度に関心を持って頂いている皆様に毎月第2/第4金曜日
にお送りしています。
 ただいま、ITCカンファレンス2009の申込受付中です!
「ITコーディネータ協会からのお知らせ」の講演者のご紹介をぜひお読 みいただき、多くの皆様のご参加をお待ちしております。

━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
1)ITコーディネータビジネス成功事例・活動事例情報
 ◇中小企業IT経営力大賞「IT経営実践認定企業」◇
 【「社長の熱い思いが実現させたIT経営〜八州電工(株)〜」】
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2)ITコーディネータ協会からのお知らせ
 ・「ITC Conference 2009」の講演者ご紹介(3)
 ・ITコーディネータ実践力体系(案)の意見募集中
 ・2009年度ITコーディネータ協会主催セミナーのご案内
 ・業務開発・広報Gからのお知らせ
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3)支援機関等からのお知らせ
 ・本年も開催!「JUASスクエア ITガバナンス2009」
 ・「平成21年度情報モラル啓発セミナーin滋賀」のお知らせ
 ・COMPASS2009夏号発刊と無料配布のご案内
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4) 編集後記
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1.ITコーディネータ・ビジネス成功事例・活動事例情報 
 *このコラムでは全国のITCから寄せられた生の事例情報を掲載します*
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     ◇中小企業IT経営力大賞「IT経営実践認定企業」◇
 ◆「社長の熱い思いが実現させたIT経営〜八州電工(株)〜」

                            ITC近畿会 田内幸夫、森紘一郎

■八州電工(株)は、全国に5つの工場と12ヶ所の営業所を有する年間売上 高30億円強の金属製品製造販売企業である。主力製品は工場やオフィス ビルなどで電気配線用の分岐カバーとして使用されるプルボックスとい う製品であり、国内シェアーは40%を占める。
プルボックスはその用途から非常な短納期で多様なオーダーメイド品の 納入が要請され、同社では受注の当日出荷、遅くても翌日出荷を約束す ることで、国内トップ地位を守ってきた。
同社が製造している製品は高度な技術や大規模設備は不要で、参入障壁 は比較的低いため、国内同業者や海外メーカとの激烈な競争に常にさら されている。さらには、成熟産業である金属加工業では、その市場規模 の拡大は望み薄で、限られたパイの獲得競争を勝ち抜く必要がある。

■超短納期での生産・出荷を支えるために現場の負荷は高く、受注製品 のスペックを指示書にし、製造現場に配布することで生産管理を行って いた。このため事務処理工数が多く情報伝達に齟齬が発生しがちで、か つ納期優先のために受注確認、製品検査、出荷配送業務に正確性を欠く 嫌いがあり、約1%の誤受注、誤製作、誤出荷が発生していた。
営業担当者が電材店と呼ばれる既存顧客を訪問し、注文を獲得するとい うやり方だけでは事業規模の維持・拡大には限度があり、従来の慣習・ 方法や分野にとらわれない新規販路を開拓することも急務であった。

■同社の山本代表取締役社長は早くからITを理解し、積極的にITを業務 に適用してきた。約20年前から受注処理システムが稼動していたが、各 営業所・工場毎の拠点システムの寄せ集めでしかなく、得られた情報が タイムリーに経営層に伝わる仕組みではなかった。もちろん上記の課題 を解決するためには機能的に不十分であり、全社的な業務基盤にもなり えない部分的システムに過ぎなかった。
そこで社長を中心にして全社的なIT導入の検討が2004年から始まった。 その初期段階で山本社長と我々ITCの出会いがあり、経営戦略から始ま るITCプロセスに則ったIT導入の進め方に共感をいただいて、我々が支 援を行うこととなった。

■2004年5月に経営環境の分析からスタートし、SWOT分析を経て経営課 題の洗い出し、経営戦略の策定を実施した。プロセス改革の検討・IT 戦略の策定を経て、10月には「情報化企画書」の完成を見た。
この時点でIT関連の検討は一時中断し、ISO9001認定のための準備を先 行した。これは重要課題であるミス防止・品質安定のための業務プロセ スを確立させることを優先し、その確立した業務プロセスをITの具体的 機能に織り込むためである。
2005年4月からIT詳細機能の検討、IT資源の調達、IT導入を進めた。全 国に点在している全拠点への同時導入は混乱が予想されたので、先ず選 定されたモデル工場・営業所でシステムの実運用を行って、機能面の確 認・効果の実証を行ってから、2006年6月までに順次全拠点に導入する方 式を採用した。
なお、本件は2005年度「IT活用型経営革新モデル事業」に採択された。

■IT導入の柱は、拠点ごとの管理から脱却し全社が連動した受注業務の 効率化と共に、購買・在庫・製造出荷までを一気通貫する統合管理の仕組 みを構築したことである。
営業担当者が入力した受注データは工場に送られ、製造現場のタッチパ ネル方式の端末に指示情報が表示される。ある工程が終了すると自動的 に次工程に指示が表示される。工程の状況は営業担当者でも確認できる し、経営層にもリアルタイムで受注や生産・出荷の状況が提供される。
このような製販統合型のシステムによって情報が共有化されたことで、 受注から出荷に至る過程で情報の行き違いがなくなり、ISO9001品質シ ステムとあいまって、誤受注、誤製造、誤出荷が激減し、結果としてク レームも激減して顧客信頼度が更に向上した。

■新しい統合管理システムは経営のスピードアップ、業務の高度化・効 率化と共に、新規ビジネス参入の基盤にもなっている。「まちのかじや さん」(商標登録済み)というブランドで各地のホームセンターに設置 した専用端末から、顧客が自分で商品検索や発注操作を行なえるように した。
カタログ商品だけではなく、顧客が要望する寸法・形状の金属製品も注 文できる。これにより新たな顧客層の発掘につながっている。

■IT導入成功の鍵は、第1に『経営トップの強いリーダーシップと決断 力』が挙げられる。「今一番必要なのはIT投資である。」という山本社長 の経営姿勢があって、IT導入が決断された。第2に検討から導入までの 過程で『経営層が常に明確で、軸のぶれない方針』を持っていたことで ある。ともすれば、当初の導入目標や方針がぶれることがあるものだが、 基本線がしっかりしていた同社にぶれは無かった。第3には経営改善施 策を全社員から募集する、部長会で進捗状況を報告するなど『全社を巻 き込んだ活動の展開』を心がけたことにある。
第4には『外部専門家の活用』が挙げられよう。人的資源に限りがある 中小企業がITの専門家を自社で保有するのは現実的でなく、専門家から 適切な支援を受けることで人材不足を補完することが必要である。

■導入後も経営環境の変化への対応、小規模な機能改善を積み重ねてき たが、昨年から営業管理や製造管理機能の強化、会計システムとの連動 やホームセンター機能の充実等次期IT導入の検討に入り、「第2期情報 化企画書」の策定を経て、優先機能順に順次開発・導入を推進中である。

本システムの先進性・有効性や継続した改善活動が評価されて、2008年 度IT経営百選(全国版)「優秀賞」、中小企業IT経営力大賞2009「IT経 営実践認定企業」を受賞した。

 八州電工株式会社ホームページ
 http://www.yashimadenko.co.jp/index2.html

 ITC近畿会ホームページ
 http://itckinki.jp/

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2.ITコーディネータ協会からのお知らせ 
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 ◆「ITC Conference 2009」の講演者ご紹介(3)
   〜〜今年の開催は、8月28日-29日です、申込受付中!!〜〜

■2日目Bトラック【B3】
カルフォルニア州立大 一色浩一郎教授
20代から米国で生活し、カルフォルニア州立大ポモナ校情報学部教授と なった一色先生は、経営とITの架け橋だけでなく、日本と米国の文化の 架け橋としてもユニークなジョン万次郎2.0のような先生である。日本 語がわかりにくかったら言ってくださいと講義を始めるのだが、平易な 日本語でわかりやすく説明してくれる。専門範囲は、Web技術から、要 求工学、セキュリティ、RFP、Web2.0など新技術で、今回の講演でも、 ITシステムの活用がなぜ日米間で差があるのかの本質原因について、要 求工学を中心に語ってくれるはずである。経営戦略からIT戦略策定のフ ェーズにかけて、如何に経営者の要求を引き出し、その企業にとっての 最適なIT戦略を立案していくかの橋渡しの論理を、一色教授は、豊富な 具体例と共に語ってくれるものと期待している。

■2日目Bトラック【B4】
(株)マネジメント&ERPインテグレーション代表渡辺和宣社長(ITC) 渡辺和宣氏は、Supply Chain Council-Japanの日本代表でもあり、また 一色教授の掛けるBPMについての日米の橋渡しの日本側の受け口でもあ る。渡辺和宣氏は、昨年、関会長を入れたトレンド研究会のリーダとし て、BPMをさまざまな角度や事例から、情報交換の場を推進してきた。 渡辺氏は、製造業や流通業など具体的なコンサルタントを行いながら、 経営とプロセスとITの同期化を図るSCCのSCORモデルを拡張したESCORT モデル(SCORの文字が中にある)を3年間山籠もりして、実践的なBPM分 析手法を考案した。資料と論理が細かすぎて、わかりにくいのではとい う心配が若干あるが、日本のIT経営化が進まない根本原因を、深掘りす る渡辺氏の情熱と執念はいつも迫力がある。当日は、初めて聴く人にも、 BPMの本質について、わかりやすい解説をしてくれるものと期待している。

 ITC Conference 2009お申込みはこちらからどうぞ
 http://www.itc.or.jp/activity/seminar/itc_conf2009/index.html

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 ◆ITコーディネータ実践力体系(案)の意見募集中

                       ITコーディネータ協会 育成・認定委員会

育成・認定委員会では、「ITコーディネータ(ITC)人材像・スキル体 系の再整理」を昨年度より行ってきましたが、このたび「ITC実践力体 系(案)」がまとまりました。
この案につき、ITCおよび会員の皆様からご意見をいただくため、意見 募集(パブリックコメント)を7月22日から開始しています。

この「ITC実践力体系」は、今後、現行の「CBK(知識体系)」や 「カリキュラムガイドライン」に代わるものになります。

 8月5日までの短期間ですが、皆様のご意見をお待ちしております。
 http://www.itc.or.jp/news/news20090724_01.html

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 ◆2009年度ITコーディネータ協会主催セミナーのご案内

ITコーディネータ協会では、資格者の継続学習の一環として、IT経営を 実現する人材の育成を目指して、研修・セミナーを実施しております。

それぞれのセミナーのスケジュール、お申し込み方法等は詳細ページをご覧ください。
(URLが長いため上手く表示できない方は、1行にしてから表示願います)
https://wws.itc.or.jp/seminar_guide_n/FMPro?-db=seminar_promoteDisp.fp5&-lay=Disp&-format=seminar_p01.html&nendo_F=1&-Find

※追加変更も発生しますので、必ずホームページでご確認いただくようお願いします。

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 ◆業務開発・広報Gからのお知らせ

◇【広報の活動、お知らせメール】
・(再送)「京都市ITガバナンス推進担当部長(仮称)の公募について」(7/17)
 上記のお知らせを、届出組織広報担当の方、あるいは全ITコーディネー タへ発信しております。今後も積極的に情報を発信していきます。
どうかご注目ください。
 ◇【最近のメディア掲載】
 ITコーディネータあるいは、ITコーディネータがIT経営推進支援をした 企業の記事が掲載されています。
 >月刊石垣(7/10)「IT化による中小企業のイノベーション」
 >週刊BCN(7/13)「IT経営ITコーディネート」
 >日本繊維新聞(7/16)「ありきれ」
 >週刊BCN(7/20)「IT経営ITコーディネート」

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3.支援機関、関連機関等からのお知らせ 
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 ◆本年も開催!「JUASスクエア ITガバナンス2009」
 9月2日(水)・3日(木)/2日間・ハイアットリージェンシー東京(新宿) 

 「ビジネスイノベーションの実践に向けて」
 〜今こそITで変革をプロデュースする〜
 詳細は、こちら=>>> http://www.juas-square.com/

 ●ITC知識ポイント対象です!
 ●ITCの方は、特別にJUAS会員価格でご優待いたします!
 ●JUASならではの、基調講演、パネルディスカッション
 ITユーザーの事例講演等、本年も豊富にご用意しております。
 下記に一部をご紹介いたします。

 【基調講演】9月2日(水)9:35〜
 『これからの企業の使命と実践に向けて』
               味の素 代表取締役会長 山口 範雄氏
 【基調パネル】9月3日(木)9:00〜
 『成長へイノベーション:日本企業の「次の一手」を問う』
               トヨタ自動車 常務役員 大西 弘致氏
          花王 理事 情報システム部門統括 大路 延憲氏

 【事例紹介】
 <9月2日(水)>
 ■13:10〜14:00 「機能分担会社としての役割と人材育成について」
         キリンビジネスシステム 取締役社長 横溝 治行氏
 ■13:10〜14:00 「CIOが先導するビジネス・イノベーション」
             ローソン 常務執行役員 CIO 横溝 陽一氏
 ■15:20〜16:10 「仮想化からクラウドコンピューティングへの進化」
              ジェイティービー IT戦略委員会副委員長
           JTB情報システム 取締役副社長 北上 真一氏
 ■15:20〜16:10
 「グローバル企業への躍進に向けたITによる業務変革」
                資生堂 情報企画部長 提箸 眞賜氏

 <9月3日(木)>
 ■13:45〜14:35 「言行一致でお客様の課題を解決」
         富士ゼロックス 情報通信システム部長 宮下 清氏
 ■13:45〜14:35
 「「一人当り」と「三つの無い」からの変革−GMAIL導入編」
  ユニチャーム 業務改革本部業務改革部 マネージャー 谷 洋紀氏
 ■15:55〜16:45 「東京海上日動における抜本改革」
     東京海上日動火災保険 執行役員 IT企画部長 澁谷 裕以氏
 ◇イベント詳細はこちら>>> http://www.juas-square.com/
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開 催 概 要
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 【名 称】JUASスクエア「ITガバナンス2009」
  ビジネスイノベーションの実践に向けて
       〜今こそITで変革をプロデュースする〜
 【会 期】9月2日(水)・3日(木)/2日間
 【会 場】ハイアットリージェンシー東京(新宿)
 【主 催】社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)
 【参加対象】企業経営者、CIO(最高情報責任者)、IT部門の管理職、
  経営/企画部門の管理職、事業戦略部門長、
       ITコーディネータ
 【受 講 料】各種割引有り ※詳細はWebサイトをご覧下さい。
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 【登録に関するお問合せ】
 TEL :03-5322-8477 FAX :03-5909-0098
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 ◆「平成21年度情報モラル啓発セミナーin滋賀」のお知らせ

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  ■■■■ 平成21年度情報モラル啓発セミナーin滋賀 ■■■■
      【企業に求められる情報モラルと人権への配慮】
  ■■■ 個人情報保護・情報セキュリティの効果的な進め方 ■■■
 セミナー情報・申込先 http://www.hyper.or.jp/moral2009/shiga/
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 『ネット社会で企業が問われる人権侵害とは?』
 日常業務で行っているパソコンでの情報管理やメールのやりとりなどは、
ひとつ間違えると、顧客や社員のプライバシーを侵害する事件にもつな がります。またこうした問題は企業のモラルを問われ、会社の信頼を失 い、危機的な経営問題にも発展します。
 今回のセミナーでは、こうした問題を防ぐために必要な企業の情報モラ ルの考え方、また個人情報保護・情報セキュリティ対策の効果的な進め 方について解説するセミナーです。これから取り組まれる方、またすで に取り組みをされている方々にも、問題を見つめなおし、対策を徹底す る機会となります。是非、ご参加ください。

 【概要】
 ◇日  時:平成21年8月28日(金)13時00分〜17時00分
 ◇対  象:中小企業の経営者・管理者、実務担当者、
       企業でインターネットを活用する人等
 ◇定  員:200名
 ◇申込締切:2009年8月21日(金)
       (定員に満たない場合は引き続き21日以降も参加のお申込 を受付いたしますが、確実にご参加いただくためには締切日までのお申込をお願いいたします)
 ◇参 加 料:無 料
 ◇場  所:コラボしが21(3階 大会議室)
       http://www.collaboshiga21.jp/
       滋賀県大津市打出浜2-1 TEL:077-511-1400
 ◇主  催:中小企業庁、近畿経済産業局、
       (財)ハイパーネットワーク社会研究所
 ◇プログラム・セミナー情報・申込等の詳細はこちらをご参照ください。
          ↓↓
 http://www.hyper.or.jp/moral2009/shiga/

 ※ITコーディネータ資格者には、資格更新条件に関する運用ガイドラインに準じ、 4時間(4時間1ポイント相当、上限なし)分を付与します。
 ※ご希望の方には、情報モラルの取り組み方を題材にした啓発用ビデオとパンフレットを無料進呈します!

 【セミナー参加申し込み方法】
次の(1)から(8)の項目について、メールまたはFAX(097-537-8820)でお送り下さい。
 記載事項(1)件名:「○○からの紹介」とご記入ください。
    (2)会社名 (3)所属・役職 (4)氏名 (5)住所
    (6)電子メールアドレス (7)電話番号・FAX (8)ITC資格No.

 ◆◆お問い合せ先◆◆
 (財)ハイパーネットワーク社会研究所  担当:渡辺、植木
 電話番号:097-537-8180 FAX番号:097-537-8820

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 ◆COMPASS2009夏号発刊と無料配布のご案内

 リックテレコム社から中小企業のIT入門マガジン「COMPASS2009夏号」
 が発刊されました。

■COMPASS夏号のご案内■
COMPASS夏号が刊行となりました。夏号では、携帯電話のビジネス活用 を特集しています。外出時の連絡やメールに重宝していた携帯電話は、 今では基幹システムの入出力端末としてその地位を上げており、企業シ ステムを考えるうえでモバイルを取り入れる発想は不可欠となってきま した。夏号では店舗営業現場からスマートフォンで写真や活動報告を送 り営業成績をアップさせた事例、工場の進捗管理や在庫管理にケータイ を導入した事例などをご紹介しています。また、中小企業IT経営力大賞 2009でITコーディネータ協会会長賞を受賞した、広島・ベンダ工業、兵 庫・イーエスプランニングにもフォーカス。ITコーディネータとの出会 いや具体的な歩み、導入したITの特徴に迫ります。イーエスプランニン グでは、ITベンダー側のエムトーン(同賞で感謝状を授与された)でも ITコーディネータが活躍。今年から本格展開される地域イノベーション パートナーシップの活動につながる事例でもあります。
COMPASSはITコーディネータの皆様の活動(セミナー、イベント、顧客 訪問)での配布、またIT経営応援隊や地域イノベーションパートナーシ ップの活動で、広くお使いいただけます。無料でお送りしますので、協 会までお気軽にお申込ください。

■取材こぼれ話■
取材先の皆様には印刷前に記事確認をお願いしていますが、夏号では記 事内容よりも掲載した写真についてのコメントが複数届きました。「な かなか男前」「もう少し落ち着いた表情のものに」「よく写っている!」 などなど。取材時はたくさん写真を撮り、選びに選んだ一枚を掲載する のですが、何を伝えたいかで選ぶ基準も変わってくるのが写真の面白い ところでもあり難しい面でもあります。(COMPASS 石原)

COMPASSは、ITコーディネータ活動でのご利用はもちろん、IT経営応援隊 のセミナー・研修会での配布は送料も無料にてお送りしております。 お気軽に必要部数をお申し付けください。

 *詳細とお申し込みは下記サイトから(7月27日から受付いたします)
 http://www.itc.or.jp/activity/articles/compass_index.html

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4.編集後記  ITコーディネータ協会 業務開発・広報担当 山川元博
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メルマガの配信数が9,000名に近づいてきました。
私が編集発行を引き継いだ2年前が8,200名でしたので、少しづつではあ りますが、読者が増えてきました。
配信申込理由の1位は資格取得(56.9%)、2位は情報収集(27.4%)、 配信停止理由の1位は異動・退任(45.1%)、2位は興味が無し(39%)。 資格取得を目指している方への有益な情報を増やし、多くの方に興味を 持っていただけるメルマガをさらに目指していきたいと思います。

地域イノベーションパートナーシップ(RIPs)のメルマガ「RIPsメール マガジン」第1号が昨日発行されました。
第1号トピックスは、政府のIT新戦略「i-Japan戦略2015」公表について、 でした。
(以下、RIPsメールマガジンからの引用です)
7月6日付けで政府のIT戦略本部が、2015年度を目指した新たなIT分野の 国家戦略を公表した。この戦略は、2006年1月に策定・公表された「IT 新改革戦略」に続くものであり、今後の、日本のIT戦略のバイブル的存 在として位置付けられる。この新戦略においても、「地域イノベーショ ンパートナーシップ」の趣旨が、以下の引用部分にあるとおり、明確に 位置付けられており、昨年11月にスタートして以降、各地域での取組や 政府による様々な支援措置なども、今後さらに充実強化されることが期 待される。

中堅中小企業のIT経営推進に役立つ情報がタイムリーに発信されるメル マガの、私も読者の一人です。情報が必要な方、読者になってみてはい かがですか。

 ※※※※※メルマガ「創新」では寄稿をお待ちしております※※※※※
「こんな活動しています」「こんな成果出ました」「参考にして下さい」等の
事例をお持ちの方がいらっしゃいましたら、広報担当までお知らせください。

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 *注意*
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http://www.itc.or.jp/activity/mail/index.html

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文字化け(抜け)が発生している場合には、略字で対応させて
いただきますので広報まで御連絡下さい。
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発行/編集: ITコーディネータ協会 広報担当 山川
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