◆◆◆◆◆ ITCAメールマガジン「創新」 第75号 2005.1.28 ◆◆◆◆◆
メルマガ「創新」は、ITC協会会員、ITC資格認定者並びにITC制度に関心を 持って頂いている皆様(約7千名)に毎月第2/第4金曜日にお送りしています。
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INDEX
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1. ITCビジネス成功事例情報 【古書とオープンソースとITC】 【三原市役所における活動事例】 【「経営革新DoIT」は経営立て直しの味方!】 ------------------------------------------------------------------ 2. ITC協会からのお知らせ 【知識ポイント取得セミナー 新着情報】他 ------------------------------------------------------------------ 3. ITC協会便り 【カリキュラムガイドライン改定プロジェクトの開始】 ------------------------------------------------------------------ 4. ワンクリックアンケート 【「知識ポイント項目」について】 ------------------------------------------------------------------ 5.編集後記 ITC協会 広報担当 松下
正夫 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.ITコーディネータ・ビジネス成功事例情報
**このコラムでは全国のITCから寄せられた生の成功事例情報を掲載します** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ 古書とオープンソースとITC 東京都 ITC 青木 隆平
私は実家が古書店で、その関係から古書業界のIT化をメインに活動 をしています。古書業界はインターネットに関しては比較的早い段階から 成果をあげていて、今では多くの古書店がインターネットによる通信販売 を売上の重要な柱の一つとしております。
そのなかで、ITCとして出来ることはなにか?と考えた結果、 効果的なIT技術を組み合わせて、それを安価にソリューションとして提供 するということでした。現在、Koshoten.net2というオープンソースのEC サイト構築システムを無料公開して古書店に導入を勧めております。 http://www.koshoten.net/
また、昨年夏、東京ビッグサイトで開催された展示会の「IT経営応援隊 ブース」でITC協会から募集があった小セミナーに講師として参加した際、 思いがけず某大手企業の製造部門の方からIT経営に関する相談を受け、 なんと、現在、同社に月2回程度通い生産管理の情報化について、 ITCとして業務側の支援コンサルテーションを行っています。
一歩動いてみると何かに出会えるものだ、と実感しました。
------------------------------------------------------------------ ◆ 三原市役所における活動事例
広島県 ITC
普家 浩文
広島県での自治体支援事例として三原市役所の事例を紹介します。 2002年当時、三原市も他自治体と同様に合併を控えており、かなり の額の予算を計上することになっていました。しかし、三原市役所では、 本当にベンダの提示する額が妥当なものか否か、確たる自信が ない状況でした。
2003年1月に、2003年度の予算計上について、ベンダの見積もりを 精査するという支援内容で、3ヶ月間の契約に至りました。
そこで、当初の予定回数の倍以上の訪問をしながら、情報資源調達 の費用の妥当性、ベンダ選定の妥当性について、根拠を明確に しながら説明し、また、調達のあり方(総合評価方式)の紹介などを 含めて、意見書としてまとめました。
その結果、ITCとしての活動内容、成果について高い評価を得ること ができ、契約終了後も2003年度、2004年度と継続して、情報資源調達 に限らず、情報化の上流から運用まで、引き続き支援を行うに至っています。 現在は合併後の新市の情報化支援についてを提案しているところです。
多くの自治体では、三原市役所同様に、特に調達においていろいろな 悩みを感じていると思います。是非、地元・近隣自治体にITCをPRし 誠実に対応することで評価を得ていただければ、きっと、ITCの活躍 の場が広がると思います。
------------------------------------------------------------------ ◆ 「経営革新DoIT」は経営立て直しの味方! 大阪府 ITC 森下 勉
大阪で、2002年から行っているIT化推進のモデル事業に 「経営革新DoIT(ドゥーイット)」があります。
4日間のコースで、中小企業の経営者や幹部の方々にご参画頂き、 経営戦略の立案や情報化計画を立案する事業です。サポータとして 数名のITCの方々にお手伝い頂き、売上が30%以上アップした企業や、 後継者育成に効果があるなど多くの成功事例がでてきています。
「経営革新DoIT」が多くの成功をおさめている要因のひとつに、 社長だけでなく同じ会社の管理者や将来の幹部候補生にも参加 頂いていることが上げられます。
これは、企業の方々にグループとして参画していただくことで、 企業内での取り組み・導入をよりスムーズにしようという狙いです。 過去4回実施し、21社の企業、約60名の皆さんにご参加いただき ました。
今年もDoIT(ドゥーイット)、開催予定です。
(参考)森下さんのITC活動支援事例「昭和電機(株)」 http://www.itc.or.jp/topics/itjr/itjr_sdc.html
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2.ITC協会からのお知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆ IT経営応援隊関連情報
ITC協会が事務局を勤めるIT経営応援隊関連情報です。 【企業主催のイベント・セミナーに「IT経営応援隊」名称・ロゴが使用可能!】
詳しくは、IT経営応援隊ホームページをご覧下さい。http://www.itouentai.jp/
------------------------------------------------------------------ ◆ ITC協会からWGメンバー募集中!(ITC資格者限定)
・ケース研修修了確認問題作成WGメンバー募集 6名
・カリキュラムガイドライン改定WGメンバー募集 15名 いずれも、WG活動は知識ポイントの対象となります。 募集要項詳細は、下記ホームページをご覧ください。 http://www.itc.or.jp/topics/topicsU14C00.html ----------------------------------------------------------------- ◆ 情報システムコントロール協会(ISACA)東京支部 設立20周年記念講演会
ITC資格者が51名おられる関連資格(公認情報システム監査人)のISACA 東京支部講演会が下記日程で開催されます。
・開催日時:平成17年3月11日(金)13:00〜3月12日(土) ・会 場 :東京カンファレンスセンター (JR品川駅 徒歩2分) ITC協会が後援するセミナーとして知識ポイントの対象です。 お申込等の詳細は、下記のホームページをご覧ください。 http://www.itc.or.jp/event/kakusyu/2004/kouen_tokyo_050311_12.html
----------------------------------------------------------------- ☆★☆ 知識ポイント取得セミナー・研修コース 新着情報 ☆★☆
【ITC協会主催セミナー 申込受付中】 https://wwt.itc.or.jp/seminar_guide/indexP.html *継続学習セミナー (新着分のみ:下記以外の会場でも募集中です) 『企業経営のための情報セキュリティ』 広島 2/17、高松 2/18 『ビジネスコーチング演習』 沖縄 2/26
【ITC届出組織等が主催するITC協会後援セミナー】 *資格更新期限に向けて対象セミナー掲載が増えてきています。 http://www.itc.or.jp/event/kakusyu/top.html
【研修機関が開催するITC協会認定専門知識研修コース】 *2月、3月は東京、神奈川、千葉、愛知、大阪、広島で開催予定! https://wwt.itc.or.jp/seminar_guide/
(知識ポイント取得対象一覧: https://wws.itc.or.jp/point/p_g601.html)
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3.ITC協会便り 【カリキュラムガイドライン改定プロジェクトの開始】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ITC協会 事務局 前田
信太郎
CBK(Common Body of
Knowledge)、プロセスガイドライン(PGL)の改定 プロジェクトに引き続き、カリキュラムガイドライン(CGL)の改定プロジェクト が2月よりスタートします。
CGLは、従来「カリキュラム作成ガイドライン」という名称でしたが、今回の 改定で、「カリキュラムガイドライン」と改め”作成”という言葉をとりました。
ITC自身の学習のためのガイドラインとしても使え、さらにITC補試験や 教材・研修コースなどの認定に利用する為、新CBKに対応したKPI項目 に沿って、修得目標などを 判りやすく定義することを目標にしています。
完成予定は、5月末となっています。
CGL改定は、ITCによるワーキングループ(WG)を組成して、進めます。 以下のとおり、メンバー募集が始まっていますので、ご協力ください。 募集期間は、1月26日(水)〜2月2日(火)12時 (必着) 募集要項は、以下にアップされています。 http://www.itc.or.jp/menu_top/index_u004.html
なお、PGL改定プロジェクトの進捗状況ですが、新しい原稿が昨年末にでき、 現在は査読WGによるチェックが進んでいるところです。 ITCの皆様へパブリックコメントを求めるための開示は、2月中旬になる予定です。
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4.ワンクリックアンケート 【「知識ポイント項目」について】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様の声を反映し、より良いメールマガジン及びホームページの 作成に勤めたいと思っております。
是非、皆様の率直なご意見をお聞かせ下さい。
------------------------------------------------------------------ 【前回(第74号)メルマガ・ワンクリックアンケート結果発表】
*回答数=201票
【より充実を希望される項目について】 a)
ITC協会便り(年頭所感) =22票 b) ITCビジネス情報 =49票 c) ITC協会からのお知らせ
=24票 d) 知識ポイント情報 =106票 e)
その他 =0票
------------------------------------------------------------------ 前回のアンケート結果で、最も希望の多かった「知識ポイント情報」 を、次回以降、メルマガの特集コラムとして組みたいと思います。
さて、そこで、「知識ポイント項目」の中でより詳しい説明を希望される 項目は何でしょうか?
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ご協力頂いた方の中から抽選で3名様に「ITCAロゴ入りボールペン」をプレゼント!
受付締め切りは、<2月7日受付分まで>です。
▽ 下記の中から、当てはまるURLをクリックしてください。(複数回答可)
a)
ITC協会が主催・後援する研修・セミナー http://www.itc.or.jp/press/mme.html?m=75&u=0022&a=1
b)
個人学習(自己の所属しているグループでの学習) http://www.itc.or.jp/press/mme.html?m=75&u=0022&a=2
c)
ITC協会が認定する定期刊行物の講読 http://www.itc.or.jp/press/mme.html?m=75&u=0022&a=3
d)
ITC専門知識に関する論文発表及び学会発表及び書籍の執筆ほか http://www.itc.or.jp/press/mme.html?m=75&u=0022&a=4
e)
その他(具体的な内容をメールでお知らせ下さい) info-pr@itc.or.jp (ITCA広報担当宛)
>> ご協力ありがとうございました <<
------------------------------------------------------------------ ☆このメールマガジン「創新」は、皆様からの投稿(情報)をお待ちしております☆
ITCとしてのビジネス成功事例や、取り上げて面白いアンケートなどが ありましたら、こちらまでお寄せください。 ⇒ info-pr@itc.or.jp ------------------------------------------------------------------
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5.編集後記 ITC協会 広報担当 松下
正夫 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京は、このところすっかり冬らしい気候になってきましたが、一方で、 電車に乗ると花粉症対策のマスク姿が目に付く不思議な季節感の 今日此の頃です。
先週末、杜の都/仙台に東北経済産業局を訪問し、「東北IT経営応援隊」 の活動のお話を伺ったのち、ITC宮城の定例会に出席してきました。
関東、中国地区の応援隊をはじめ、各地域ともITC地域組織の知恵を 活用して来年度の事業を検討しておられる段階ですが、ITCの皆様には、 今ひとつ、関係の仕方、利用の仕方がピンとこないのが実感のようです。
「2.ITC協会からのお知らせ」に書きましたが、ベンダー企業内ITCの方も、 企業主催のセミナー・イベント開催など地区のIT経営応援隊に相談されれば、 経営者の集客面・反応面などでも大きな効果があるかもしれません。 経営者へのコーディネートに留まらず、金融機関や公的機関、ベンダー等 のコラボレーションを実現する「仕掛け役」が、今、ITCに期待されています。
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「創新」のバックナンバーは、下記に掲載しています。 http://www.itc.or.jp/mailmaga/mailmaga_top.html
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【配信停止方法】
下記宛に配信停止希望と記載の上、本メールを転送下さい。 なお、転送設定されている方は、登録の宛先(表示名、送信先メールアドレス) を明記してください。 <送付先> 広報担当宛 info-pr@itc.or.jp
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★ 資格者の方 ★ 資格者及びケース研修受講者の方のメールアドレス変更は、 協会HPトップ画面の 左メニュー「資格者情報登録修正」
で、 【連絡先メールアドレス】を変更してください。 https://wws.itc.or.jp/auth/
★ 会員の方 ★ 脱会・登録情報変更依頼書、あるいは記名登録情報変更依頼書を お送り下さい。 http://www.itc.or.jp/kaiin/kaiin3.html
★ 上記以外の方 ★ 下記宛に変更前と変更後のアドレスをご送付下さい。 広報担当宛 info-pr@itc.or.jp
【その他お問い合わせ】 広報担当宛 info-pr@itc.or.jp
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発行/編集: ITコーディネータ協会 広報担当 松下(info-pr@itc.or.jp) -----------------------------------------------------------------
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