◆◆◆◆◆ ITCAメールマガジン「創新」 第82号 2005.5.13 ◆◆◆◆◆
メルマガ「創新」は、ITC協会会員、ITC資格認定者並びにITC制度に関心を
持って頂いている皆様(約7千名)に毎月第2/第4金曜日にお送りしています。
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1. ITCビジネス成功事例情報
【2005年度日本国際博覧会のIT事業に携わって】
【企業内ITCとして3年半…地域経営者との連携】
【企業内文書保存の電子化促進とITC】
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2. ITC協会からのお知らせ
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3. ITC協会便り【「ITCプロセスガイドライン(PGL)Ver.0.9」の公表について】
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4. 編集後記
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1.ITコーディネータ・ビジネス成功事例情報
**このコラムでは全国のITCから寄せられた生の成功事例情報を掲載します**
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◆ 「2005年日本国際博覧会のIT事業に携わって」
NPO法人ITC中部 副理事長(万博Pリーダ) 矢口 隆明
NPO・ITC中部は、一昨年より2005年日本国際博覧会(愛・地球博)協会
の情報通信システム事業におけるITコーディネート業務を受託しました。
主には、ユーザ側(協会側)に立ち「IT事業委託者の調達支援」等から
「情報通信システム事業開発の監理とプロジェクト支援」などでした。
現在は、会期中でもあり「システム運用の監理」をおこなっており、まさに、
ITCのプロセスの調達・開発・運用(後半)を実行しています。
この受注は、地元のIT有識者のNPO団体である点を重点に、様々な
アピールをおこない、ITCの必要性を理解してもらえた賜物です。
また今後も、ITCとしてこのようなプロジェクトへの参画を目指します。
「愛・地球博」に是非お越しください。http://www.expo2005.or.jp/jp/
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◆ 企業内ITCとして3年半…地域経営者との連携
ITC中四国倶楽部 古家後啓太
ITC第1期認定から早3年半です。
地方在住&企業内ITCのハンディを克服するために
ITC中四国倶楽部を設立。企業内ITCでも参加しやすいように
土曜日の研修会を続けてきました。
この間、地域の経営者にもITCの意義を積極的にPRし、多くの
経営者にも参加して戴きました。経営者の皆様から提供される
具体的な事例が我々のスキルアップの源となっております。
また、経営者との交流や専門家同士の意見交換は、
思考の拡がりや事象を鳥瞰する力、新しい知識の習得等、
日頃の業務とは一味違った経験です。
4月には、参加された企業の中からIT経営百選の受賞企業も
誕生しました。
今年も地域の経営者と連携し研修会を企画します。
是非、経営者の皆様やITC同士の交流の場として下さい。
(参考)ITC中四国倶楽部の活動状況
http://www5e.biglobe.ne.jp/~itcchush/
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◆ 企業内文書保存の電子化促進とITC
NPO法人 ITC-METRO専務理事 小形 茂
このほど経済産業省から発表した、文書の電子化を巡る事例を踏まえ、
標準的に求められる取り組みや今後の課題に関するガイドライン、
「文書の電磁的保存等に関する検討委員会」の報告書
http://www.meti.go.jp/press/20050506001/20050506001.html
民間事業者等が文書の電磁的保存等を行う際の標準的なガイドライン
のとりまとめに携わってきました。
これまで培ってきた「ITC人的ネットワーク」を通じて多くのITCの方々
の協力を得て、文書の電子化に取り組みを通じIT技術の導入と
業務改革とが相乗的にさまざまな効果を上げている先進事例の
整理を行いました。
なかでも興味深かったのは、文書保存の電子化を進めてきた企業の
多くが、業務改善面で予想以上の成果を上げていることです。
すなわち、作業効率の向上と作業人件費の削減や保管コストの削減を
はじめ、組織内文書等の一元的な管理による法令順守への対応強化、
顧客満足度の向上、ひいては情報共有化によるリスク回避などです。
個人情報保護法の施行から1ヶ月、大企業から中小零細企業に
至るまで、個人情報の取り扱いに慎重となっている今、新たなITCの
営業ツールとして、「文書保存の電子化」からはじめるちょっとしたIT化
を進めてみては如何でしょうか?
業務改善はもとより、話題のコンプライアンス(法令遵守)、リスク管理
といった課題解決も可能です。
企業のIT導入も生産管理や顧客管理の効率化・省力化など各業務
現場の改善活動の道具としてのITから、全社的・組織横断的な連携や
協業の手段、情報共有とコミュニケーションの強化による意思決定
支援など全体最適へと向かっています。
6,000名ITCの追い風となり得る、「ガイドライン」でもあると考えます。
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2.ITC協会からのお知らせ
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◆ IT経営応援隊関連情報
ITC協会が事務局を勤めるIT経営応援隊関連情報です。
1)IT経営百選選定企業認定式の開催
IT経営百選の最優秀企業(26社)に対して認定証が授与されます。
・日時:5月18日(水)13:00〜14:30
・会場:東京ビッグサイト 西展示棟
IPAX2005展示場内プレゼンコーナーA
http://www.itouentai.jp/hyakusen/senkou/index.html
2)IT経営応援隊「IT経営教科書β版」、「IT経営支援マニュアル」完成!
IT経営応援隊ホームページから、ダウンロードできます。
IT経営教科書作成委員会(事務局:ITC協会)にて作成されました。
http://www.itouentai.jp/kyoukasyo/kyoukasyo.html
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◆ ITCの活動成果が「産業構造審議会報告書」に記載されました!
経済産業省は4月27日に産業構造審議会情報経済分科会(会長 村上輝康
(株)野村総合研究所理事長)の報告書「情報経済・産業ビジョン」を公開いた
しました。
この報告書は経済産業省が、わが国の「IT化の新たなステージ」に向けた
IT政策の提示を目的として同分科会にとりまとめを委託し、このたび「報告書」
として発表されたものです。
ITCに関する記述は何箇所かありますが、特に「情報経済・産業ビジョン」
(本体)の3-91〜109ページに【補論】が掲載されており、ここにまとめて掲載
されています。
【補論】『地域・中小企業を支える新連携IT 経営応援隊とITコーディネータ』
〜「実験」から「実践」 「IT経営」実現に向けた国の支援のあり方について〜
なお、出典を明記すれば引用についても特に問題はありません。
是非、ご一読をお勧めいたします。
(経済産業省ホームページ)
http://www.meti.go.jp/press/20050427007/20050427007.html
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◆ 「ITC Conference 2005」プログラムに関するアンケート実施と
実行委員募集 のお願い
毎年、2日間で延べ2千名近い来場者をお招きするITCカンファレンス
ですが、今年は2005年10月21日(金)、22(土)の2日間、東京都大田区の
産業プラザで開催を予定しています。
現在、この「ITC Conference 2005」のプログラム内容に関するご意見、
ご要望をいただくアンケート調査をITC協会ホームページにて開始しており
ますので、どうぞよろしくお願い致します。
(5月23日までとなっておりますのでどうぞお早めに!)
また、カンファレンス実施の企画から運営までを支援して
いただく「実行委員」の募集を、ITC協会ホームページにて
5月16日から30日まで行いますので、こちらも奮ってご参加
いただきますようご案内いたします。
※アンケート及び「ITC Conference 2005」については下記URLを
ご参照ください。
http://www.itc.or.jp/event/itc_conf2005/
なお、お問い合わせは、ITC協会内「ITCカンファレンス開催事務局」
(担当:高橋、前田、松下 )までお願い致します。
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◆ 第5回全国コミュニティ(ITC届出組織)大会開催!(5月11日)
一昨日、ITC協会主催の第5回全国コミュニティ大会(参加対象:133の
ITC届出組織)が東京都大田区産業プラザで開催され、全国から96名の
組織広報責任者が一堂に会しました。大会テーマは「IT経営応援隊事業と
ITC活躍の場の拡大」としてIT経営教科書の活用を含む展開案や地域応援隊
活動の紹介を行い、終了後の懇親会にも80名以上が参加しました。
なお、発表資料は、追って、ITC協会ホームページ(ITC専用ページ)に掲載
する予定です。
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◆ 『IPAX2005〜世界最先端IT国家を目指して〜』開催
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する『IPAX2005〜世界
最先端IT国家を目指して〜』が下記の通り開催されます。
1.日時:2005年5月18日(水)〜5月20日(金)
2.会場:東京ビッグサイト西展示棟西2,4ホール
(ビジネスショウTOKYO2005と同時開催)
3.参加費:無料
4.講演及びパネル討論(無料/事前登録要)
5.展示会(無料)
6.詳細 http://www.ipa.go.jp/event/ipax2005/
7.参加申込み http://www.ipa.go.jp/event/ipax2005/index3.html
【お問い合わせ先】
独立行政法人情報処理推進機構 戦略企画部広報グループ
e-mail:ipa-pr@ipa.go.jp
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☆★☆ 知識ポイント取得セミナー・研修コース 新着情報 ☆★☆
【ITC協会主催セミナー(平成17年度) 案内・受講申込受付開始!】
https://wwt.itc.or.jp/seminar_guide/indexP.html
【研修機関が開催するITC協会認定専門知識研修コース】
https://wwt.itc.or.jp/seminar_guide/
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3.ITC協会便り
【「ITCプロセスガイドライン(PGL)Ver.0.9」の公表について】
ITC協会 事務局 前田 信太郎
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2004年9月末よりスタートした、PGL改定プロジェクトが終了しました。
「新PGL(案)」を2005年3月7日から3月20日まで協会HPに公示し、
パブリックコメントを公募しましたところ、115件の意見が寄せられました。
これを受け査読WGを開き、コメントにつき対応策を検討しました。
その結果に基づき必要箇所を修正し、成案を得ましたので、5月2日に
協会HP「ITコーディネータ」ページに公表させていただきました。
http://www.itc.or.jp/seido/guideline.html
なお、今回のPGLはVer.0.9とし、6月20日に開催される協会の
2005年度通常総会を経て、6月末にVer.1.0を公表することとしています。
Ver.0.9の公表はITC(補を含む)のみを対象としていますが、
Ver.1.0は一般にも公開の予定です。
なお、あわせて、「ITC Common Body of Knowledge(CBK)Ver.0.9」も
同様に公表をしています。
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☆このメールマガジン「創新」は、皆様からの投稿(情報)をお待ちしております☆
こちらまでお寄せください。 ⇒ info-pr@itc.or.jp
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4.編集後記 ITC協会 広報担当 松下 正夫
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「目から鱗(ウロコ)が落ちる」、という言葉をこのところ良く耳にします。
一昨日は全国から96名のITC組織広報責任者が集結し「第5回全国コミュニ
ティ大会」(於:大田区産業プラザ)が開催されました。「ITC制度はこれから
どうなるのだろう…と思っていたが、今日、目からウロコが落ちた。
ぱっと目の前が明るくなった。今日の話を参考にして、次回の大会では私が発表
できるよう頑張りたい。」
懇親会の場ではありましたが、元気な声と熱気がみなぎりました。
"ITCも儲かった"という成功モデルが各地で誕生の兆しを見せています。
ITSSP事業に参加した数百名のITCは、これまで全国で数千社の経営者との
マッチング機会を得ました。今後、同事業を発展的に継承した「IT経営応援隊」
という大きなフィールドを更に最大限に活用し、ITCの市場拡大とITを活用した
経営改革成功企業の増大を目指して協会も施策推進を図っています。
IT経営百選の最優秀企業賞にも選ばれた東海バネ工業(株)の渡辺良機社長が
全国の商工団体やITC組織、自民党本部などから講演依頼を受け、昨年1年間
だけでも全国で24回の講演をされたそうです。
その講演タイトルは、「目からウロコの経営改革」でした。
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発行/編集: ITコーディネータ協会 広報担当 松下
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