ITCAメールマガジン「創新」バックナンバー



◆◆◆◆◆ ITCAメールマガジン「創新」 第93号 2005.10.28 ◆◆◆◆◆

 メルマガ「創新」は、ITC協会会員、ITC資格認定者並びにITC制度に関心を
 持って頂いている皆様(約7千名)に毎月第2/第4金曜日にお送りしています。

━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……
 1.ITCビジネス成功事例情報
   【お客様にとっての最高品質を提供することの意味】
   【ITCと出会って3年、更なる3年】
   【モノづくり応援隊in大田区 実践プロジェクト報告】
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 2.ITC協会からのお知らせ 
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 3.編集後記
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 1.ITコーディネータ・ビジネス成功事例情報

**このコラムでは全国のITCから寄せられた生の成功事例情報を掲載します**
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 ◆お客様にとっての最高品質を提供することの意味

               有限責任事業組合ITC-Labo.
                    理事 ITC 米 田 宗 義

 9月1日は象徴的で忘れられない日となりました。個人的にはベンダ内
 ITCを卒業し独立した日です。そして所属するITC−Labo.(ラボ)が
 LLP(有限責任事業組合)に移行し新体制を切ったLLP設立記念日でも
 あります。
 ITベンダ時代の経験、それは、アプリ開発、通信制御ソフトの開発、
 ネットワーク・サーバ構築、ウェブアプリ対応、あるいは業務システム
 の提案、そして様々なお客様とのお付き合い・・・ 。ITCとして活動する
 今もこれまでの経験が活きていると実感しています。そのような時に
 考えること、それは「お客様にとっての最高品質ってナニ?」という
 ことです。

 すべての人に効く万能薬はありません。コンサルティングも同様だと
 言えます。ラボはいついかなる時もこの点を忘れず、支援させて
 いただく企業にとって最もいい答えを見つけていただくお手伝いを
 します。そのプロセス確立のため、品質保証、ラボ認定ITC制度、
 的確かつ適切なドキュメント、プロジェクト管理など、万全の仕組み
 と体制を用意しました。

 100名を超えるITCプロ集団ラボの一員として、中立でありながら
 様々な専門家・ITベンダと協調し、さすがラボと言っていただける
 サービスを提供したいと考えています。
 
・ITC-Labo http://www.itc-labo.com/
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 ◆ITCと出会って3年、更なる3年
                     ITC新潟 広報委員長
       ハラダ・プランニングオフィス 代表 ITC 原田 幹雄

 私とITCとの出合いは東京で、ソフト会社の取締役を退任すると決意
 した2001年暮れのITCA_HP、これこそ自分が追い求めていた仕事と
 翌年の春に新潟帰郷、自己実現に向けた第二の人生のはじまりと
 思いました。しかし現実はそう甘くはありません。生活費と大学生の
 次男への仕送り金確保のため恥も外聞もなく先輩を頼りあっさりと
 サラリーマンに復帰。そこで2年半、一から信頼関係を築きながらの
 新規顧客開拓を担当、営業現場でITCプロセスを活かした
 ソリューション営業を模索しました。
 
 今思うに訪問先にはウサン臭いコンサル(営業)と映ったように思います。
 今春、次男が社会人の仲間入りをさせていただのを機に再度フリーと
 なることを決意し活動を始めました。ありがたいことに30年来交流の
 ある中堅企業より、独立したのであれば中立な立場で基幹システム
 全面再構築の助言・指導をして欲しいと声を掛けていただきました。
 また、IT業界30年、20年間3K(感と経験と根性・度胸)の営業畑を
 歩んできた経験を買われ?新潟市内の小規模パッケージソフト開発
 会社と営業支援契約を結ぶこともできました。今後は独立ITCとして
 更なる3年、研鑽を重ね自己実現に向け努力して
 ゆく決意を新たにしたところです。
 
 また、先般の第6回全国コミュニティ大会に参加させていただき、
 全国のITC組織、ITCの存在、存続意義が問われる重要な時期に
 さしかかっていることを強く感じました。
 現在進行中のIT経営応援隊事業を通して多くの中堅・中小企業経営者
 に多くの「気づき」を与えITCビジネスが確固たるものとなるよう
 微力ながら努めてまいります。皆さん共に頑張りましょう!

 ・ITC新潟 http://www.nico.or.jp/itc-niigata/

 ・第6回全国コミュニティ大会 
   http://www.itc.or.jp/press/itcmap/itc_communityi2005_2.html


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 ◆モノづくり応援隊in大田区 実践プロジェクト報告

          ITC Conference 2005 実行委員 ITC補 用松 節子

 実践プロジェクト「モノづくり応援隊in大田区」は昨年の
 カンファレンス反省会にて「来年はITCの新たなビジネスモデルを作る
 きっかけとなるようなトラックを企画しよう」と話したのが発端です。
 新たなビジネスモデル〜それは経験の浅いITCも受入れ、組織力を
 持って高品質かつ継続的な支援を行う〜というものでした。
 公募で集まった15人の実践メンバの皆様の多大なるご協力により、
 10/22ITCカンファレンスDトラックにて無事実践報告会を行うことが
 できました。
 しかしビジネスモデルとしては全く確立できないまま課題だけが
 残りました。
 ITCのコンセプトを志に持ちつつ、ビジネスとしても成り立たせる
 ことは容易ではないことを実感しました。
 ただ動いてみて初めて中小企業・町工場の方々と直接触れあい、
 彼らが我々のような存在を必要としてくれていることもわかりました。
 ニーズのあるところに必ずビジネスは成り立つと思います。
 どうぞ我々に皆さんのお知恵をお貸しください。

 ・モノづくり応援隊 
   http://www.itc.or.jp/event/itc_conf2005/jissen/index.html

             
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  2.ITC協会からのお知らせ 
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 ◆「ITC Conference 2005」開催結果の報告

 去る、10月21日(金)・22日(土)の2日間、東京都大田区で
 「経営とITの融合による経営革新」をテーマに
 「ITC Conference 2005」が開催され、全国からITCを始め、支援機関、
 企業経営者など、延べ1,539名が集まりました。
 今回は、会場となった大田区の経営者とITCとの実践プロジェクト
 発表等もあり、盛りだくさんの内容となりましたが、
 実行委員・当日ボランティアの皆様等の献身的なご努力もあり
 成功裏に終えることができました。 
 関係の皆様に心から御礼申し上げます。
 
 ・ITC Conference 2005 開催報告
 http://www.itc.or.jp/event/itc_conf2005/cf05_reports.html

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 ◆中小企業のIT入門マガジン「COMPASS秋号」発行!(10/25)

 当協会がITCの事例取材・情報提供などで積極的に連携・協力している
 雑誌「COMPASS」の秋号が、10月25日に発行されました。IT経営応援隊
 の地域活動情報なども掲載されています。
 ・秋号概要: http://www.itc.or.jp/w_cso/compass/
 
 経営者へのITCの紹介などでの活用を希望される方は、協会から無料で
 お送りしますので、必要事項を記入の上、お申し込みください。
 ・申し込み要領: http://www.itc.or.jp/press/pr_tools.html

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 ◆成功事例から学ぶ!スマートビジネス実践導入セミナー 

 当協会と連携し、ITCの寄稿・連載や成功事例が掲載されている、
 中堅中小企業向けマガジン「情報化の処方箋」を発行する
 ソフトバンクパブリッシング(株)が、東京・福岡・大阪で、
 中堅・中小企業の経営者・情報担当者向けセミナーを開催します。
 ITCも講演予定です。
     
 事前登録は今すぐ!≫≫≫≫≫≫ http://www.sbcr.jp/smbiz/ 

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 ◆2005年度3期ケース研修募集中

 ・募集締切日:平成17年11月4日(金)
 ・開催期間:平成17年12月3日(土)〜平成18年3月7日(火)
 ・会場(予定):東京、名古屋、大阪、宮崎

  *お申込み受付・詳細は、以下のサイトをご覧下さい
  http://www.itc.or.jp/case/info.html
 
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 ☆★☆ 知識ポイント取得セミナー・研修コース 新着情報 ☆★☆

 【ITC協会主催セミナー(平成17年度) 案内・受講申込受付中】   
  https://wwt.itc.or.jp/seminar_guide/indexP.html

 【研修機関が開催するITC協会認定専門知識研修コース】
  http://wwt.itc.or.jp/seminar_guide/

 【ITC協会後援セミナー】
  ITC届出組織等が主催する知識ポイント付セミナー (新規登録多数!)  
  https://wwt.itc.or.jp/seminar_guide/indexS.html

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☆このメールマガジン「創新」は、皆様からの投稿(情報)をお待ちしております☆

   
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 3.編集後記         ITC協会 広報担当  松下 正夫
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 「天高く、馬肥ゆる秋」 

 真っ青な秋空が広がる季節になりました。
 日没がめっきりと早くなり、本当に釣瓶落としのようですが、
 その分、夜空の星を眺める機会も増えてきました。

 夜空には無数の星がありますが、
 我々が星として眺めることができるのは多くの星の中でも
 自ら光を発する、太陽のようなごく一部の”恒星”です。

 先日、10/21、22に「ITC Conference 2005」が開催され、
 2日目は4つのトラックで、ITCの成功事例講演や地域IT経営応援隊で
 活躍するITCの発表・パネルディスカッションなどが行われました。
 ITCとして自ら目標を設定し、動ける仲間を集め、地域の関係者に
 働きかけ(連携するメリットを提示・営業活動)、ビジネスを立ち
 上げている、まさに現在進行形の報告は、アグレッシブで実感の
 伝わってくるものでした。

 このようにITCとしてビジネスを開始した「独立系」のITCは、我々
 協会が認識する以上に続々と増えてきているようで、”ITCであること
 の意義”の前に自らの目標達成のために”ITCであること”を
 どう活用するか、という発想が起点になっています。

 一方、現在6千名を超えたITC資格者の中の多くは「企業内ITC」です。
 「独立系」の華々しい活動事例ほどに、その活躍は派手ではありません
 が、顧客への提案活動や業務推進、幅広い情報収集やネットワーク
 づくりなど、自らのビジネスに様々な形で生かされている方は
 多いのではないでしょうか。 

 ”ITCであることの意義”を考える前に、自らの目標達成のために
 ”ITCであること”をどう生かすか。これは、「企業内ITC」にも共通
 だと思います。

 守秘義務や組織としての活動等の問題で、情報を公開できない環境に
 あるが、実は光輝いている「企業内ITC」の成功事例も今後は是非、
 紹介していきたいと考えていますので、ご協力をお願い致します。

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  お送り下さい。
   http://www.itc.or.jp/kaiin/kaiin3.html

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 発行/編集: ITコーディネータ協会 広報担当 松下
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