14

15:15〜16:00 新技術動向
 「つながる社会 ソーシャルファブの可能性」

情報社会はいま、「ウェブ社会」から「ファブ社会」へと進化しつつある。3Dプリンターなどのデジタル工作機械がネットにつながり、新しいモノづくり、新しいコミュニティ、新しい社会が生まれようとしている。「ファブラボ」に代表される「ソーシャルファブ」の潮流について、グローバルな動向から産業経済、地域社会、中小企業、個人にとっての意義まで、最新情報をもとに解説し、この新たな運動への参加を呼びかけます
   
公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 所長 会津 泉氏

PROFIRE

1952年仙台生まれ。1980年代からパソコン通信、インターネットの普及推進に従事。97年マレーシアに「アジアネットワーク研究所」を設立、アジアにおけるインターネットの普及・社会政策課題の研究・実践に取り組む。

2000年東京に戻り、デジタルデバイド、インターネットガバナンス、世界情報社会サミットなど、グローバルな議論の場に市民社会のメンバーとして参加。

東日本大震災後、「情報支援プロボノ・プラットフォーム(iSPP)」設立に加わり、被災地支援活動に従事。

2012年、デジタル工作機械を活用する新しいモノづくりに関心をもち、2013年11月、大分に「ファブラボおおいた」を開設。
著書に『パソコンネットワーク革命』、『進化するネットワーク』、『アジアからのネット革命』、『3.11被災地の証言』(共著)、訳書に『スカリ−』、
『バーチャル・コミュニティ』ほか。