日本の中小企業の受発注はファックスの山でした。ファックスによる受発注をベースに決済も行われていたので、消し込み作業も膨大な手間が生じていました。
昨年、協会が中企庁から委託を受けた中小企業共通EDIの実証検証に加えて、今年度、進行している金融EDI(ZEDI)との連携実証検証により、受発注データと決済データが連携され、「消し込み作業」の自動化等、抜本的な効率化がもたらされつつあります。
これらを搭載したパッケージの登場は2019年度になると見込まれますが、その導入をスムーズに進めるためには、今からITコーディネータが中小企業へ本格EDIの到来を前提にお客様の業務プロセスを整理し始めることが重要です。
日本の中小企業の業務プロセス効率化にとって画期となる変化の時が近づいています。新しい時代を先取りしたITコーディネータの活動が求められています。
|