【実地研修】中小企業経営支援実践能力養成研修受講者の声

2017/07/28

 

野村 篤志(のむらあつし)氏

 

 私は、2016年の独立系ITCコース(2017年は「営業実習コース「)を受講しました。
実践研修の名前通り、独立に向けたスキルやノウハウを実践を通して得ることができました。
具体的には、支援企業の獲得では、顧客企業リストから経営者にDMを送り、電話をかけて経営相談の案件に結び付ける活動を行いました。電話では、厳しい反応が多い中、本当に悩んでいる経営者とは、何度も電話をかけて信頼を得ていくという体験ができました。

 また、戦略策定ツールであるTNMSを使った支援ノウハウを修得しました。TNMSの特徴は王道である下記の経営支援の手順がわかりやすく実施できるため、経営戦略から実施計画までを経営者と共有できることです。

 

1..経営者のヒアリングからKJ法を使ってSWOTを整理する


2..クロスSWOTから戦略の仮説を立てる


3.仮説した戦略を基に、製品ポートフォリオやアンゾフの成長マトリックスも考慮して経営者と戦略の再構築を行う


4.マーケティング、業務プロセス、人事、財務等の個別戦略に落とし込み中長期の取り組みを経営者と洗い出す


5.短期経営計画に落とし込み、経営者がPDCAを回して実行していく



研修終了後、私は「モノづくり応援隊in大田区」に入会して、自信を持って企業支援を実践しています。

 

風間 雅宏(かざま まさひろ)氏

 

 私は、2016年度【実地研修】中小企業経営支援実践能力養成研修を受講しました。
ITコーディネータの資格を取得して1年目で、これからこの資格をどのようにして活かしていくか、そして、いかにして実践経験を積んでいくか、について考えていました。
ちょうどその頃、本研修の説明会実施の案内があり、参加して話を聴いてみたら、実践的な内容に惹かれ、実践経験を積むための第一歩としてちょうど良いと思い、申し込みました。

実際に研修に参加してみて、良かった点として、主に2つあります。

 

 1.自分でお客様に電話をかけて訪問のアポを取るところから始めますので、実際の営業活動の場数を踏むことができたこと。

 

 2.経営支援の一連の手法を体感できたこと。その際、TNMS(Total Network Management Strategy)というツールを使用します。このツールは、経営課題の整理から経営戦略の策定までの経営支援の一連のプロセスを体系立てたものであり、実践的で優れもののツールです。

 

 この研修を通じて、特に営業活動の大事さや大変さが実感でき、自分自身にとって大変有意義なものでした。この研修で得たことを、今後の活動に活かしていければと思います。

ITコーディネータになったものの、実践経験を積むにはどうしたら良いか、わからない方、まずはこの研修に飛び込んでみてはいいかがでしょうか?何か得るものがあると思います。

【実地研修】第5回中小企業経営支援実践能力養成研修 in 大田区

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