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ITCカンファレンス プログラム
   
「IT経営応援隊事業の目指すもの」

10:00〜10:30

  講師:経済産業省商務情報政策局情報化人材室長
    野口 正 氏


プロフィール:
1981年法政大学経営学部卒業後、通商産業省入省(生活産業局)。中小企業庁(金融政策、小売商業振興)、貿易局(貿易保険)、九州経済産業局(技術振興・産学官連携等)、商務情報政策局(クレジット担当等)、石油公団等を経て2003年より現職に就任。
  講演概要:
経済産業省は、中堅・中小企業の経営改革をITの活用で応援しようというIT経営応援隊事業(平成16年度〜18年度)を推進しているが、その目的、目指す姿について、現在の政府全体のIT政策といった環境や現状の分析を踏まえつつ、そこでのITコーディネータに期待する取り組みなどを含めて解説する。
 
     
「IT経営応援隊はITコーディネータの活動基盤」 10:30〜12:00
  講師:IT経営応援隊副隊長
    川内 晟宏 氏


プロフィール:
1960年東京芝浦電気(株)入社。1989年東芝ライテック(株)として(株)東芝より分社後、1991年東芝ライテック(株)取締役。この間、システム事業部長、産業機器事業部長の要職を歴任。1993年〜1999年和光電気(株)社長。1998年中小企業診断士(情報部門)登録、1999年プロセス経営研究所開業、2001年ITコーディネータ登録、2004年経済産業省「中小企業の経営改革をITの活用で応援する委員会」(略称IT経営応援隊)副会長、同上委員会「教科書作成委員会」委員長。ITコーディネータ協会フェロー。
  講演概要:
経済産業省は中小企業の経営改革をITの活用で応援するために2004年度から3ヵ年の事業として「IT経営応援隊事業」を実施している。この事業は官民一体になった中小企業IT経営実現のための地域支援ネットワークを全国各地域に確立し、これまでのIT化支援施策とITSSP事業で「IT経営気づき」のために新しく開発された支援施策などを有機的に連携させて、中小企業の効果的な経営革新を支援する仕組みを確立しようとするものである。この「IT経営応援隊事業」はITコーディネータにとっても地域に根ざした活動基盤構築のための重要な位置を占めている。また地域行政、金融機関、地域ITベンダーなどの中小企業サポーターが連携することにより、これらの機関、企業にもとっても大きなメリットが得られ、地域産業の活性化を通じてわが国の再活性化へつながる重要な国家的事業である。「IT経営応援隊事業」展開におけるITコーディネータの役割と期待を解説する。

 
     
「関東地域におけるIT経営応援隊事業の展開」 12:20〜12:50
  講師:関東経済産業局
    濱口 慎吾 氏


プロフィール:
関東経済産業局調査課等を経て、2001年より産業技術環境局大学連携推進課にて産学連携の推進及び人材育成に係る業務に携わる。2004年4月より現職。現在携わっているプロジェクトは、「情報ベンチャーの育成・コンテンツ産業振興」、「関東IT経営応援隊」など。
  講演概要:
関東IT経営応援隊プロジェクトの取り組み状況紹介を通じて、地域レベルで中小企業への戦略的IT活用サポートを実践するために必要なアプローチ方法を考える。そして、地域展開に意欲を燃やすITコーディネータの目指すべき取り組みとは?
 
     

「IT経営応援隊とITC活動との連携」 13:50〜16:40
第一部 地域の活動報告 13:50〜15:00
  講師:ITC中部
    水口 和美 氏
       

プロフィール:
ITコーディネータ
メーカ勤務を経て、通信機器メーカー、放送・ネットワーク関連開発会社を創業、これ ら企業の経営を経て、現在、中堅・中小企業のコンサルテーション専門会社を設立、 ITコーディネータ、中小企業診断士として経営とITに関するコンサルタントを専業で 活動中。          

  活動報告:
中部地区は、NPO法人ITC中部に235名のITCが集結し、名古屋ソフトウェアセンター とのコラボレーションによって、中部IT経営応援隊事業を支援している。当地区では、中小企業金融公庫との連携によるIT経営事例発表セミナー・経営者研修会の開催を きっかけに、中堅・中小企業と具体的なコンサルティング契約を結び、経営改革や IT導入の支援を実施している。これらの経緯と成果について紹介する。

 
  講師:ITC多摩協議会
    鮫島 正英 氏
       

プロフィール:
1973年都立大学工学部卒。同年昭和電線電纜(株)入社。営業技術、製品開発、社内ベンチャー、ネットワークソリューション事業経営管理を経て経営企画に従事し2005年定年退職。現在は特許流通アドバイザーとして中小企業様を支援中。          
  活動報告:
ITCにとってのIT経営応援隊活動について、実際の地域活動展開の苦労話などを交えながら、その本質に迫る。(説明は、以下内容に沿って行います。)
1.IT経営応援隊をITC活動としてどのように受け取ったか
2.地域IT経営応援隊活動を地域に定着するための具体的な活動事例
3.地域IT経営応援隊活動を展開するためのPDCA
4.平成19年度からのITC活動イメージ
5.当面のビジネスか、将来への投資か

 
  講師:株式会社 コスモタウン
    NPO法人 福井県情報化支援協会 先織 久恒 氏
       

プロフィール:
1971/3 法政大学 経営学部卒業
1971/4 父親の経営する越前打刃物卸商 先織文造商店に入社
       (株)日化商事 営業部長(兼務)としてDIY業界を経験
1977/4 (財)日本総合研究所にて経営戦略を研究
1982/8 先織文造商店・(株)日化商事退社後、(株)コスモタウンを創業
1986/5 ミロク経理北陸地区トップセールスマンとして表彰される。
2001/6 ITコーディネータインストラクターの資格取得
2002/3 ITコーディネータの資格取得
2002/4 NPO法人 福井県情報化支援協会 理事長となる
         

  活動報告:
「ITコーディネータ」という子供が生まれました。
経済産業省という親の子育て方針を、「ITSSP事業」と言う保育器の中で育てられた子供の一人 NPO法人福井県情報化支援協会が、考えました。
子供なりに「IT経営応援隊」保育所で想像し考えた「大人になる計画―掴まり立ち編―」
卒園がある保育所に入れられたくなかった。
ほやけど ニートにもフリーターにも成らず、しっかりした大人に早くなりたい。
おしゃぶりをくわえながら 生意気に世間知らずが 考えました。

 
  講師:ITC中国
    河野 亘 氏
       

プロフィール:
ITコーディネータ・インストラクター、
ITコーディネータ
1964年広島大学工学部卒、製鉄業20年、ソフトベンダー20年を経て、本年コンサル タントとして独立。2000年度から現在、中小企業・ベンチャー総合支援センター常設 アドバイザー。2001年度から3年間、中小企業大学校広島校登録研修指導員。
現在、県立広島大学および大学院非常勤講師、ITコーディネータ・インストラクター、 中小企業診断士、ISMS審査員、PMP          

  活動報告:
ちゅうごくIT経営応援隊の立ち上げから2007年での自立化に向けての戦略策定に ついて企画運営委員として携わった報告。地域小規模企業のIT活用に対する悩み とITコーディネータのビジネスチャンスに対して、経済産業局、各種中小企業支援 機関、自治体、金融機関等にどのような支援をお願いしているか、どのような支援 を期待しているかについて、この4年間の取り組みと課題を提供し、その対策を模索 する。

 
第二部 パネルディスカッション 15:20〜16:40
  講師:ITC中部 水口 和美 氏
    ITC多摩 鮫島 正英 氏
    ITC福井 先織 久恒 氏
    ITC中国 河野 亘 氏
司会:ITCA 松下 正夫
       

 



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