c1. 「経営戦略実現のためのIT投資マネジメント」

 

【フォローアップ研修】IT経営プロセス実務研修コース 
c1. 「経営戦略実現のためのIT投資マネジメント」
・・・投資額効果の評価から目標達成の評価へ・・・


■講座概要:

 当「IT経営プロセス実務研修コース」は、特に企業内ITC向けに設定されたコースとなっており、IT経営プロセスでの実務を深堀り、強化し、企業内ITCの実務能力に付加価値をつけることを狙いとしています。

 特に、以下2点の強化を目標として掲げています。
・企業で頼りにされるITCの付加価値は何か、具体的な事例を基に演習を行い、これまでの業務の取り組み方を見直し、実践力を身につける。
・IT経営プロセスを深堀し、ITCコンテンツやレファレンスも活用しながら、効率的、効果的な業務の進め方を身につける。

 当講座は、最新のBSCの理論を背景としたIT投資マネジメントの考え方がKIIS(関西情報センター)にて作成した「中堅企業のための戦略的IT投資マネジメントバイブル」にまとめられています。
 IT投資マネジメントは大きく計画フェーズ、中間評価フェーズ、事後評価フェーズに分かれます。計画フェーズでは、BSCをまず正しく作成することからはじめ、BSCで設定した戦略目標を実現するための、To-Beビジネスプロセスを設計し、その実現のために必要となるIT投資案を、社内の既存情報資産の評価を踏まえて検討し、全体を情報化戦略企画書としてまとめます。
 中間フェーズではプロジェクトからあがってくる中間報告を踏まえて経営陣としてどのような評価をすべきかを体験します。最後に事後評価では、システムリリース後に当初目標が達成できたかどうかを評価します。
講座ではこの基本となる考え方をマスターしたのち、事例を用いて上記マネジメントプロセスを体験します。

<講座PR>
最新のBSCの理論に基づき戦略的IT投資マネジメントの理解ができます。

<講座レベル>
基礎、中級

<KGI> 
経営改善・改革の提案が経営者から評価される

<KPI> 
①IT投資マネジメントプロセスの要点を理解する
②事前評価、事後評価を通じてBSCの重要性を理解する
③システム開発プロジェクトとIT投資マネジメントプロセスの関係を理解する
 

■講習時間:

6時間(3ポイント)
 

■講師:

株式会社ロックオン 
 特別顧問 宗平 順己 氏(ITCインストラクター)
 

■プログラム:

[開場/受付] 9:30 ~
[研修開始] 10:00 ~
第1章 計画フェーズ(業務改革のためのIT投資を計画します)
 1-1 経営戦略の可視化(経営戦略を戦略マップとBSCで可視化します)
 1-2 業務要件定義(経営戦略を実現する新ビジネスプロセスを設計します)
 1-3 現状システム評価(新ビジネスプロセスと現状システムのギャップを評価します)
 1-4 システム案の作成(ギャップを踏まえて導入するシステム案を作成します)
 1-5 企画書の作成(これまでの検討を情報化戦略企画書にまとめます)
 1-6 企画書の評価(IT投資の事前評価を行います)
 1-7 実施計画の策定(評価結果を反映して実施計画書とします)
第2章 中間評価フェーズ(プロジェクトの継続・修正を判断します)
 2-1 中間評価の実施(実施の途中で目標達成等の見通しを評価します)
 2-2 実施計画の修正(必要に応じて計画の修正をします)
第3章 事後評価フェーズ(目標への達成度を評価します)
 3-1 事後報告書の作成(対予算実績や目標達成度の自己評価をします)
 3-2 事後報告書の評価、改善の指示(総合評価し、改善の指示をします)
[終了] 17:00 
(途中60分程度の昼食休憩が入ります)
 

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■お問い合わせ先:
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
フォローアップ研修事務局
TEL:03-6912-1081 
メールアドレス:shusai-ent@itc.or.jp

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