コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 B18

【投稿者】
投稿者 平野 尚也 認定番号 0014062001C
会社名・団体名  
べからずの場面
□ビジネスマナー ■プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
プレゼンテーションはリハーサルを怠るべからず

【理由】
 プレゼンテーションは、①準備、②実施、③事後、の3フェーズ、更にそれぞれのフェースを2~3のステップに分けることができる。 プレゼン実施に際しては、ともすれば、①の準備段階のプレゼンテーションマテリアル(プレゼン資料)の作成と、②の実施段階に力点が置かれがちである。 しかし、プレゼンの最も重要なことのひとつとして、②実施段階におけるリハーサルの実施がある。プレゼン実施に際して、予想したよりも思わぬ時間を要したり、 プレゼン最中に資料の項目抜け、誤字・脱字を発見して、青くなったり、冷や汗をかいたりするのも、すべて事前にリハーサルを実施しなかったことによる。 リハーサルはプレゼン資料の項目抜け、誤字、脱字の発見や、タイムキーピングのためにも欠かすことはできない。 駆け出しのコンサルタントは、経験が豊富でないため、何回かのリハーサルを経て、本番プレゼンに向かうことが多いが、 経験の多いコンサルタントになればなるほど、場慣れして来るため、リハーサルに関して手抜きをしてしまいがちになる。 いくら提案内容が素晴らしくても、プレゼンがキチンと行われなければ、クライアントには、意思が伝わらない。 提案内容がなかなかクライアントに受け入れられないことが多いのもこうした場合に多い。 スキルの高いコンサルタント(経験とスキルは比例しない)は、プレゼン実施前に必ずリハーサルを行い、時間配分、フォーカスの宛て方、間の取り方を事前に訓練している。 提案内容の訴求は、プレゼン次第で決まる。プレゼン資料の誤謬を発見し、プレゼン時間をきちんとキープするためにも、 プレゼンに際しては時間配分、事前のリハーサルを怠るべからず。