コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 C04

【投稿者】
投稿者 小佐野 市男 認定番号 0002502001C
会社名・団体名 ドコモ・テクノロジ(株)
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
■訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
訪問先や車の中では座る場所を間違えるべからず

【理由】
 企業訪問したときやお客さんと車に同乗するときには、いわゆる下座に座るべきである。一般的には、部屋の奥の方が上座、入口に近い方が下座とされている。 日本間の場合は床の間の近い所(たいてい奥にある)が上座、入口に近い所が下座とされている。 また、車の中では、後部座席の運転手後部の席が第1順位、その左が第2順位、助手席が第3順位となっている。
以下に事例を示す。
(1) 訪問したときに部屋で待つ場合は立ったままでいるか、下座で座って待つべきである。 ほんの些細の心がけだが、「なるほど、このITコーデイネータはマナーをわきまえている・・信頼がおける・・・」と思ってくれるだろう。 時々見かける光景であるが、堂々と上座に座っているセールスマンがいる。言葉としては出さないけれど「何だマナーをわきまえていない・・・」と思うだろう。 その後の面談・ヒアリングに少なからず影響することになる。ただし、お客さんから上座に座るように促された場合は固辞せずに、お礼をいって座ればよい。 相手の好意を快く受けた方が相手をよい気持ちにさせるからだ。
(2) お客さんと車で同乗するときは、後部座席のドアを空けて、まずお客さんに座ってもらう。 そのあとで下座にすわろう。その行為が相手を大事にしていることを示すことになる。こうすれば、その後の会話がスムースに運ぶのだ。
  上記のように、その日の主目的である商談・面談が始まる前のちょっとしたマナーが相手の心を和らげ、以降の商談・面談をスムースに運ぶことができるのだ。 ビジネスマナーを守り相手の心の扉を開けよう。気持ちをとらえよう。特に契約等の決定権をもっているお客さんはビジネスマナーに敏感だ。