コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 D27

【投稿者】
投稿者 佐野 憲介 認定番号 0012912001C
会社名・団体名 (有)経営技術総合研究所
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール ■助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
何でもITありきで考えるべからず

【理由】
 ITコーディネータは、経営の中でITの活用を考え、助言・アドバイスをしていく専門家である、といえる。 企業からの相談は、もちろんIT化に関することであるから、ITについての視点から進めていくのは当然である。 しかし、ITコーディネータが対象とする中小企業では、ITをどのように使えば経営成果に結びつくかが重要なことである。 ときにはITを考えずに企業の経営や業務目的などを観ることも必要であり、また対象業務の人・費用等投資対効果の視点を常に持って助言・アドバイスをしたい。
 その企業の「経営」を常に念頭におきながら、戦略情報化なり、業務改革・改善を進めていくと、より望ましいIT化の方向が提言できる。
 ITコーディネータは、ITに関する高度な専門知識や活用ノウハウを有することをベースにしながらも、この姿勢をもっておくことは、 企業からの信頼はもちろんのこと、ITコーディネータとしての役割を果たす上で非常に重要である。