2015年度(平成27年度)つなぐIT推進委員会調査研究成果報告


  ITコーディネータ協会
IT経営研究所
 【はじめに】
  平成27年度の「つなぐIT推進委員会」の報告書(全編)をITコーディネータの皆さまに公開いたします。また、ITコーディネータによる「ITカイゼン研究会報告書」を同時に公開します。例年より公表が遅れたことをお詫びします。
 
一昨年度より、本委員会の名称を「つなぐIT推進委員会」と変えました。これは、昨今のIoT、インダストリー4.0の大きな流れの中で、これまでの企業間商取引に焦点を当てた活動から、企業間で交換されるビジネスデータを幅広く取り上げて交換する仕組みの確立へと活動を広げることが必要との認識に至り、中小企業がこのような流れに乗り遅れない様、ITコーディネータ協会としてさらに具体的な活動を行うための体制をつくりました。

*委員会の組織体制は以下のようになります。
 

 

また、昨年度(平成28年度)、中小企業庁からの委託事業『平成28年度「経営力向上・IT基盤整備支援事業(次世代企業間データ連携調査事業)」』をITコーディネータ協会が受託しました。
本事業は、長年にわたりITコーディネータ協会がテーマにしてきた「企業間・企業内のデータ連携」
(特に中小企業共通EDI)を広く中小企業に広げるための実証検証がテーマです。

本事業の主な実施内容は以下のようになります。

 

【事業の目的】
本事業では、業務の効率化及び業務情報の利活用を可能にする情報基盤の整備に資するものとするため以下を実施します。
 
1. 「業種の垣根を越えたデータ連携システム整備委員会」によってつながるための仕様を決定します。
1-1  業種の垣根を越えた企業間ビジネスデータ連携基盤の仕様の決定
1-2  データ連携基盤を用いて、データ連携サービスを提供するサービスプロバイダーの要件の決定
1-3  データ連携業務アプリケーションの要件の決定
2. 「調査実証プロジェクト」によってつながること及びその効果を検証します。
2-1 ビジネスデータ連携基盤を適用し、企業間及び各データ連携プロバイダ間でデータの連携を確認し、効果として、当該企業の生産性が向上するか検証します。
2-2  ビジネスデータ連携基盤が永続的に維持・運用されるビジネスモデルを提案します。

※平成28年度後半から、30年3月まで、ITコーディネータ協会として、この事業に本委員会を挙げて取り組むことになります。従いまして、平成28年度の本委員会としての報告書は平成28年度分と一緒にして、本事業の成果を報告することになりますので、ご了承ください。
 
【報告書について】
本調査研究の報告書(PDF)を作成しましたので、ダウンロードしていただきご覧ください。

   ※ 2015年度つなぐIT推進委員会報告書(PDF)ダウンロード

   ※ 2015年度ITカイゼン研究会報告書(PDF)ダウンロード

 














 

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