ITコーディネータ試験のCBT移行について

2010年6月4日
特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会

ITコーディネータ協会では、今年度7月以降、「ITコーディネータ試験」を紙による試験方式から、CBT(Computer Based Testing:コンピュータを利用した試験)方式に移行します。

主な変更点は以下の通りです。

1. 試験会場 全国約120カ所の試験会場の中から、受験者が選択
2. 試験日時 1ヶ月間の中から、受験者が選択
3. 応募方法 Webによる事前チケット購入制(従来は、願書取り寄せ)
4. 受験料 18,000円(税別途、従来は20,000円)


 従来、春と秋に実施していた年2回の試験は、全国10か所の試験会場・同一日に限られていました。今回のCBT化により、試験会場は全都道府県の約120カ所に拡大され、試験期間1ヶ月間の中で、受験者の希望に応じた会場、日時で受験が可能となります。

 ITコーディネータ試験の100問、120分の4答択一式試験や、出題範囲、難易度に変更はなく、出問・解答がコンピュータ化される点のみ変更となります。ただし、受験者ごとに出問を変えるため、全受験者の試験問題セットが異なることになります。

 また、「ITコーディネータ専門スキル特別認定試験(以下、専門スキル特別認定試験)」を、先行して2010年7月よりCBT試験に移行します。
専門スキル特別認定試験の7月試験(CBT化による第1回目)については、受験申込受付が始まっています。専門スキル特別認定試験の案内をご覧ください。

専門スキル特別認定試験の主な変更点は以下の通りです。

1. 試験会場、試験日時、応募方法 ITコーディネータ試験と同様の変更
2. 受験料 9,000円(税別途、従来は10,000円)
3. 専門スキル特別認定資格 38資格に拡大(従来は、7資格)



 従来、専門スキル特別認定試験は、ITコーディネータ資格認定ケース研修の最終日に、研修会場で実施していたものを、今回のCBT化に伴い、ケース研修最終日該当月の1ヶ月間、全国のCBT試験会場での実施となります。

 専門スキル特別認定試験は、公認会計士、中小企業診断士など、専門性を有すると認められる関連資格保有者に対する優遇措置で、ITコーディネータ試験の応用問題の一部が受験免除され、60問、80分の試験となっています。

 今回の試験より、専門スキル特別認定される資格が、従来の7資格から、38資格に拡大されましたので、詳細はこちらのお知らせを参照してください
 なお、CBT試験の運用は、TOEFL試験などで実績のあるプロメトリック株式会社に委託しています。

お問い合わせ
本件に関するお問い合わせは下記までお願いします。

特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 事務局(試験担当) 電話 03-5733-8380

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