制度の特長

 
 1 誕生の背景/なぜ、ITコーディネータが必要か?
 2 経済・社会的役割/ITコーディネータはどのような役割を担うのか?
 3 政府による支援/政府によるITコーディネータ等活用支援施策 
 4 実務上の能力/ITコーディネータに求められる能力 
 5 制度の特長/ITコーディネータ資格認定制度の基本的考え方 


ITコーディネータ資格認定制度の基本的考え方


 ITコーディネータ資格認定制度は、経営者の立場に立って経営とITを橋渡しし、真に経営に役立つIT投資を推進・支援するプロフェッショナルを育成・認定する制度です。

 真に経営に役立つITの導入支援をするためには、経営およびITに関して幅広い知識を持ち、それらの知識に実務経験を通して得たノウハウを加味して各企業等の置かれている経営環境に合わせて使い分ける能力が必要です。また、昨今の速い技術革新と経済環境の変化の中で仕事をするには、実務を行いつつ、継続的に経営とITの最新知識を修得していくことが求められます。
 これらを実現するためにITコーディネータ資格認定制度は、次のことを取り入れています。

1.継続学習の義務化と実務経験の義務化による高い品質の維持

 継続的な学習を義務づけることにより、資格保持者が常に最新の経営とITに関する知識を維持することを求めています。また、一定期間内での最低実務経験時間を義 務づけることで、資格保持者の実践能力の維持を要求しています。これらの義務化により、ITコーディネータの品質を高く維持します。

2.実績やユーザー評価のオープン化により高い社会的信頼を得る

 毎年、ITコーディネータにユーザー支援等の活動実績の報告を求め、その活動概要をITC活動事例等で公表します。公表することで、ITコーディネータの活動の透明性を高め、社会的信頼を高めていきます。また、公表することで個々のITコーディネータ自身の実務能力をPRでき、ビジネスのチャンスが広がります。

3.多様な手段で資格の維持が可能な資格更新制度

 実務の多忙なITコーディネータ、自己の得意とする専門分野の知識をさらに向上させたいITコーディネータ等、個々のITコーディネータのおかれている環境に合わせて資格維持が可能な資格更新制度を取り入れています。

  ITコーディネータ資格認定制度は、プロフェッショナルに継続学習と実務経験で常にスキルアップすることを義務付け、活動実績を公表することで透明性の高い社会に信頼される制度を目指します。

このページのトップへ