ITの進展により日本においても「第四次産業革命」とも言うべきIoT・ビッグデータ・人工知能の新時代の到来と日本再興戦略改訂2015の中で言われていますこれから事業構造・就業構造の大変革に備えて対策を適宜講じることが、より重要な年になることが予測されています。

また、この激しい環境変化を乗り越えるために、新たな三本の矢がしめされ、一億総活躍社会の実現に向けた施策が求められています。その中のローカルアベノミクスで記されている「中小企業の稼ぐ力の徹底強化」を実現する一つの施策として、「攻めのＩＴ経営」が取り上げられています。中小企業の経営者が「攻めのＩＴ経営」に取り組まれるにあたり、協会としてもより一層の支援体制の強化を目指し、支援機関や金融機関と連携した支援体制の構築、よろず支援拠点・ミラサポへの専門家登録の推進を行います。

更に今年から運用が開始されるマイナンバーの導入支援及び導入後のフォローの出来る人材の育成などの取組みも強化したいと考えています。

また、新時代に向けた人材育成に対する要求にも取り組み始めることが必要になる年でもあると思います。　　　　
この激しい変化が予測される年を乗り越えて行く為に、ITコーディネータ協会は全国のITCや支援機関と連係し、中小企業の経営者への支援に積極的に取り組む年にしたいと考えています。

本年もどうぞ宜しく御願い申し上げます。