ケース研修

2016.03.11

ITコーディネータ資格とケース研修のご紹介

 

「より身につけやすい資格に」「より多くの方に、より充実した研修を」をコンセプトにケース研修が大きく変わりました。
カリキュラム再編による資格取得時ケース研修の期間・費用の圧縮 ⇒eラーニング含む個人学習と、集合研修6日間で、受講費用 21万6千円(税込)

新・ケース研修

ケース研修の改定ポイント

研修風景

  1. 受講期間・費用の圧縮
    「集合研修6日間 ・eラーニングによる個人学習」 「価格21万6千円(税込)」
  2. eラーニングを組み合わせた密度の高い研修(時間・場所の自由度アップ)
    ⇒eラーニングには「知識確認テスト」があり、自らの理解度を確認できます。
  3. ヒューマン系のスキル強化
  4. 個人の進捗に合わせた指導
  5. SNSやタブレット端末を駆使した実践的IT活用
  6. インストラクタと受講生のSNSコミュニティ形成
  7. 各地で活躍する優れた実績あるITCインストラクタがきめ細かな指導をします。

ケース研修の学習サイクル

ケース研修の学習サイクル

  • ケース研修は「eラーニング⇒事前学習⇒集合研修⇒課題レポート作成・提出」の学習サイクルを繰り返し、「学ぶ」⇒「考える」⇒「研鑽する」⇒「仕上げる」を実践するものです。(右図)
  • この学習サイクルをラーニングマネジメントシステム(LMS)により、インストラクタが学習の進捗状況を見て、アドバイスを行います。
  • LMS上には、学習に必要なテキスト・資料類の書庫があり、受講者同士の交流の場となるSNSもあります。
  • 「新しい研修」の流れがここから始まります。

IT経営プロセスを一気通貫で演習!

【ケース研修における「集合研修」とは】

ケース研修は、「IT経営認識プロセス」、「経営戦略」から「ITサービス活用」にわたるITコーディネータの活動を、モデル企業の事例を題材に「グループ討議」「ロールプレイ」を通じて模擬体験をしていただくものです。有用な方法論、ツール類(バランスド・スコアカード、経営成熟度モデルなど)をリファレンスとして活用して課題に取り組むことにより、問題解決能力を体系的に習得できる、他に類を見ない研修です。

ケース研修を受講することによって、ITコーディネータ実務を体系的に学習できるだけでなく、以下のような集合研修ならではの効果も期待できます。

IT経営プロセス

  1. バックグラウンドの異なる受講者同士の交流によって新たな気づきと人的ネットワークが形成できます。
  2. グループ討議により会議をとりまとめるファシリテーション能力が、またプレゼンテーションを想定した発表と質疑応答によりコミュニケーション能力がアップします。
  3. コンサル実務経験豊富なインストラクタの指導が受講者の問題解決力を高めます。

具体的な「ケース研修」の流れ

具体的な「ケース研修」の流れ

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カリキュラム・スケジュール

ITコーディネータ資格認定用ケース研修[2015年度第2期]受講者募集・受付けのご案内

1.募集のご案内

【1】 募集期間:

2016年3月14日 ~ 募集開始

募集開始まで、しばらくお待ちください。

【2】 ケース研修開催場所:

ただいま準備中です。 公開までしばらくお待ちください。

【3】 ケース研修受講に必要な費用:   21万6千円(消費税込)

受講料20万円(集合研修 18万円、eラーニング 2万円)及び 消費税1万6千円
ただし、「IT経営体感ケース研修」を外部の認定機関で修了されている方は、19万4千4百円(消費税込)となります。
内訳:

ケース研修の申込みに関してご質問等がありましたらこちらへご連絡ください。  ⇒お問合せ

 

2.ケース研修のご案内

【1】 開催期間:

2016年6月1日 ~ 9月4日まで

【2】 コース別開催日程:

(コース定員6~36名、集合研修6日間)※場合により4名での開催あり。

 

   
(※) 受講者の申込状況により、会場を追加する場合があります。
(※)

 

ご希望の地区が無い場合は、以下のメールボタンを押して「ご希望の地域」、 「ご希望の開催時期」を
事務局までお知らせください。 来期以降に反映させるようにいたします。
ただし、必ずしもご希望に添えない場合もございますのでご了承ください。
  上記以外の地域をご希望の方はこちらへ ⇒ お問合せ

  その他詳細はPDFをダウンロードして必ずご確認下さい。 ダウンロードはこちら ⇒ PDFダウンロード

 

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カリキュラム・スケジュール

集合研修カリキュラム

項 目 内     容
実施形態
  • 週末(土日 1+2+2+1)、または平日(火水または木金など 1+2+2+1 )
目 標
  • ケース研修を通じてIT経営プロセス(ITCプロセスガイドライン:略称ITC-PGL)を理解する
研修手法
  • 講義
  • ケーススタディ(課題解決のためのフレームを提示し、それを活用したグループワーク)
  • ITC-PGLの基本理解を中心にするが、自ら考える場面をおりまぜる
  • 課題を通じて、受講者全員が必ず会議のまとめ役を経験する
  • 研修期間を通じて講師による実務相談や今後へのアドバイスを行う
対象プロセス
  • IT経営認識プロセス
  • IT経営実現プロセス(経営戦略~IT戦略策定~IT資源調達~IT導入~ITサービス活用)
ケース
  • 同一ケースの一貫学習(受講者が理解しやすい一般的な業界)
インストラクタ
  • 実践型インストラクタの登用
  • ケース研修終了後のインストラクタによるフォロー
構成   午前(9:30~12:00) 午後Ⅰ(13:00~15:30) 午後Ⅱ(15:30~18:00)
第1日目 IT経営プロセス全体概要説明 変革認識フェーズ課題 変革認識フェーズ課題
第2日目 経営戦略フェーズ課題 経営戦略フェーズ課題 経営戦略フェーズ課題
第3日目 経営戦略フェーズ課題 経営戦略フェーズ課題 経営戦略フェーズ課題
第4日目 IT戦略策定フェーズ課題 IT戦略策定フェーズ課題 IT戦略策定フェーズ課題
第5日目 IT戦略策定フェーズ課題 IT資源調達フェーズ課題 IT導入フェーズ課題
第6日目 ITサービス活用フェーズ課題 持続的成長認識フェーズ課題 是正認識フェーズ課題
(研修修了式)

具体的な課題内容

第1ステージ (第1日目)
    分  類 内  容
第1ステージ

第1日目
課題1-1 変革認識フェーズ課題1 IT経営の気づき
課題1-2(1) 変革認識フェーズ課題2  課題/解決策の可視化
課題1-2(2) 課題/解決策の可視化
課題1-3 変革認識フェーズ課題3 変革に関するコミットメント
第2ステージ (第2日目、第3日目)
    分  類 内  容
第2ステージ

 第2日目
 第3日目
課題Ⅰ-1 経営戦略フェーズ課題1 企業理念・使命の確認
課題Ⅰ-2 経営戦略フェーズ課題2 外部環境情報収集
課題Ⅰ-3 経営戦略フェーズ課題3 内部環境情報収集
課題Ⅰ-4 経営戦略フェーズ課題4 経営環境分析の実施
課題Ⅰ-5 経営戦略フェーズ課題5 問題点・経営課題とCSF(案)の導出
課題Ⅰ-6 経営戦略フェーズ課題6 あるべき姿の構築
課題Ⅰ-7 経営戦略フェーズ課題7 経営リスク評価・対応
課題Ⅰ-8 経営戦略フェーズ課題8 経営ビジョン、ビジネスモデル、CSFの決定
課題Ⅰ-9 経営戦略フェーズ課題9 経営戦略策定
課題Ⅰ-10 経営戦略フェーズ課題10 経営戦略展開
第3ステージ (第4日目、第5日目)
    分  類 内  容
第3ステージ

 第4日目
 第5日目
課題Ⅱ-1 IT戦略策定フェーズ課題1 IT領域内部環境分析
課題Ⅱ-2 IT戦略策定フェーズ課題2 IT領域外部環境分析
課題Ⅱ-3 IT戦略策定フェーズ課題3 目標業務プロセスの策定
課題Ⅱ-4 IT戦略策定フェーズ課題4 目標IT環境の策定
課題Ⅱ-5 IT戦略策定フェーズ課題5 ギャップ分析
課題Ⅱ-6 IT戦略策定フェーズ課題6 IT戦略策定
課題Ⅱ-7 IT戦略策定フェーズ課題7 IT戦略展開
課題Ⅲ-1 IT資源調達フェーズ課題1 IT資源調達計画とRFPの発行
課題Ⅲ-2 IT資源調達フェーズ課題2 調達先の選定と契約およびIT導入計画策定
課題Ⅳ-1 IT導入フェーズ課題1 IT導入実行計画の策定
参考課題Ⅳ IT導入フェーズ課題2 IT導入マネジメントの実施
第4ステージ (第6日目)
    分  類 内  容
第4ステージ

 第6日目
課題Ⅴ-1 ITサービス活用フェーズ課題1 SLMの仕組みの具体化
課題Ⅴ-2 ITサービス活用フェーズ課題2 SLMの実施
課題Ⅴ-3 ITサービス活用フェーズ課題3 IT戦略と経営戦略の達成度評価
課題3-1 持続的成長認識フェーズ課題1 持続的成長への気づき
課題2-1 是正認識フェーズ課題1 是正の気づき
参考課題 是正認識フェーズ課題2 是正に対するコミットメント

年2回、約3~5ヵ月間に6日間、全国各地で開催(2016年度予定)

第1期

開催 6月~9月

第2期

開催 11月~2月
申込受付 3月~5月 申込受付 9月~11月
準備中 準備中

日程・開催場所は、各年各期によって異なります。詳細はITコーディネータ協会ホームページをご覧ください。

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受講体験記

「予想以上に力が付いた」との声が続々!

既に10,000人が受講済み

住 泰一郎 様知識と共に、様々な経験を共有できるケース研修に感謝します

弊社は、北海道で法人・個人向けの研修事業を展開しながら、ホームページ・Webアプリ開発及び学習環境デザインの仕事を行っております。

今後、法人向け研修と共に、お客様と成長できるシステム作りやお客様視点でのコンサルタントを強化したく、ITコーディネータ資格を目指すことにしました。

ケース研修受講前、eラーニング、事前課題、集合研修、レポート課題などやること多いなと感じましたが、実際には、どれも意味があり、集合研修を中心に構成されているので、負荷も高く感じることはありませんでした。

課題提出の上研修に参加し、メンバーと議論する。その後、チーム発表に対して、その他チームや先生からのフィードバックを頂く、さらにレポートを出す、その一連の流れで、我流だったものがプロセスガイドラインを中心に経験含め整理されていく感覚を持つことが出来ました。
また、経験豊かなメンバーと協議したこと、および研修以外でのメンバーとの交流が自分の大きな財産となりました。

今回の経験は、必ず業務で生かすことができるものと確信しております。

余談ですが、6日間連続ではなく、定期的に集合研修を行いますので、北海道での受講は季節の変化を感じながら、とても心地よかったです。

太田 綾子 様研修受講の仲間に感謝

平成11年に社会保険労務士として開業登録を行い、10年余り、中堅・中小企業を中心として、様々な業種の人事コンサルティングに携わってきました。
企業との付き合いの中で、経営者や管理部門の方から自社の管理部門のIT導入(主にソフトなど)についてご相談を受けることもありました。
また、ある規模以上の中堅企業の場合、自社オリジナルで管理部門のITの構築を検討することあり、「ITベンダーとの通訳ができる人材を雇いたいのだが?」等の相談を受けたこともありました。
ITCという資格に出会う前から、経営とITの橋渡しとなる人材が必要だと実感していました。

そのような中、私の所属する虎ノ門経営支援センターで、2013年度よりケース研修を開催することになり、インストラクターの先生の勧めもあり、ITC資格取得を目指すことになりました。

ケース研修は、IT系の企業の参加者が多い中、内容についていけるか不安でしたが、実際には、企業の課題を整理し、経営戦略を立案し、IT戦略に落とし込んだ上で、ITの導入・活用に進むというもので、これまで経験してきたコンサルティングの流れと似ているためスムーズに入っていくことができました。
また、ITに関する知識不足も、チーム討議の中でフォローして頂くことができて、研修受講の仲間には、感謝しています。
6日間という研修は、とても充実した日々でした。

ITC試験についても、虎ノ門経営支援センターで、試験対策講座や補講、Eラーニングを受講したので、スムーズに合格することができました。

これからは、専門分野の人事分野に加え、ITCとしての知識とネットワークを活用した企業支援ができたらと思っています。

平林 大典 様ITコーディネータとして活躍するための原動力を培う場

私は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の研究員として、研究成果の普及展開に取り組んできました。その中で、ITコーディネータの「届出組織(コミュニティ)」での講演機会をいただき、本気で考え議論できる場とそこに集まる人達に魅力を感じ、自分もその一員となりたく、ITコーディネータの資格取得を考えました。

ケース研修は、プロの講師による実体験に基づく指導や同期メンバとのディスカッションが特徴です。机上では学べない多くの刺激を感じることができ、その経験は今後ITコーディネータとして個人やコミュニティで活躍するための原動力を培う場だったと思っています。

このような経験(ケース研修等)と知見(試験等)を経て取得するITコーディネータ資格は、新しいスタートを切るための切符だと思っています。

今後、この切符を活用して自ら活躍するとともに、コミュニティでの交流を持って他のメンバと切磋琢磨していきたいと思います。

 

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2011.09.16

開催予定人数に達しないため中止になりました。 

 




 

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