c2. 「戦略を反映した「攻めのIT」の実現」

【フォローアップ研修】 IT経営プロセス実務研修コース
c2. 「戦略を反映した「攻めのIT」の実現」
~人的販売、設計業務、顧客サービスなどへのIT活用により~
 
■講座概要:
「守りのIT」はコスト削減であるが、相当な大規模企業でない限り、2-3割を効率化したとしても、多くの人を削減できない。生産でいえば、国内でIT導入して効率化するよりも、海外工場へ生産移転した方が、コスト削減になる。
 
売上増加を狙う「攻めのIT」では、プロモーション、人的販売、商品開発などの適用業務を効果的に行うためにIT活用する。BtoC企業で、効果的な商品開発を行うためには、ビッグデータ分析が有効ではある。それは、顧客サービスに寄せられた「顧客の声」を分析し尽くした後である。
BtoB企業では、ベテラン営業の暗黙知を形式知化して、若手にいかに伝承するかが最重要の場合も多い。これには、AIやアナリティクスは必要条件ではない。
 
「攻めのIT」では、戦略や経営課題から、最大のボトルネックを特定することがまず最優先である。そこで、人が行っている判断プロセスや判断基準となるルール、携わる人の能力や知恵、これらの課題をどう解決するかを検討する。次に、どのようなITソリューションでこれを強力に支援できるかを検討する。決して、ITが先には来ないし、かつ高額のIT投資がより大きな効果を生む訳でもない。
 
<講座PR>
初年度の投資だけで、同一人員でETO品の売上を8倍まで伸長させた事例によって、「攻めのIT」へのアプローチとその継続的効果、この第二次としてユーザ自身で実現した事例を紹介する。

 

受講者の感想をご覧いただけます⇒ 受講者の声  
  受講者の声  


 

<階層化アプローチの特長>
①戦略からのビジネス要求をITに反映
②約6割を占める使われない機能への要求を排除
③作業系から意思決定系プロセスへとIT利用を拡大
④プロセス、組織・人、ITの三位一体によりIT投資効果を大きく向上できる
 
<講座レベル>
中級(ITCレベル2-2、ITSSレベル4-2、ITC2年目程度)
 
<KGI>
相手企業によって異なる「攻めのIT」のためのボトルネックを特定でき、かつバランスが取れた解決の切り口(プロセス、ルール、人、情報とIT)を設計できる。
 
<KPI> 
①相手企業の全体を「見える化」できる。
②その上で、売上増加のためのボトルネックを特定できる。
③ボトルネック解決のためのプロセス機能、広義のルール、人への要求を設計できる。
④これらのためのITへの要求を引き出し、適切なITソリューションを選定できる。
 
■講習時間:
 6時間(3ポイント)
 
■講師:
 株式会社プロセスデザインエンジニアリング
 代表取締役 渡辺 和宣 氏(ITCインストラクター)
 
■プログラム:

[開場/受付] 9:30 ~
[研修開始] 10:00 ~
 1.業務システムの要素とプロセス階層レベル
 2.戦略からITまでの階層化アプローチ
 3.ビジネスアナリシス方法論GUTSY-4と業務参照モデル
 4.PhⅠ:戦略策定と業務改革の定義、ITシステム構想
 5.PhⅡ:プロセス改革の定義、ITシステム企画
  演習1 現状プロセスフローを描く
  演習2 現状プロセス詳細を調査・記述する
 6.PhⅢ:プロセス改善の定義、ITシステム計画(続き)
 7.PhⅣ:プロセス実行の定義、ITシステム導入・構築
 8.まとめ
[終了] 17:00
(途中60分程度の昼食休憩が入ります)

 
■受講料:
 33,000円 (内訳:受講料  30,000円 消費税 3,000円)
   ◇税制改正に伴い10/1以降開催研修は、33,000円(税込み)になります。
 
■会場:
 東京)浜町平和ビル7F ITコーディネータ協会 会議室
 
■お申込みはこちら
  定員16名
   (最少開催人数4名に満たない場合は、中止となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。)
 
  2020年2月20日(木)
東京開催
   
 

受付終了

 
   
 
■キャンセルについて
 
受講開始日より(土、日、祝祭日含む)
 
6日前までキャンセル料無し
  5~2 日前 研修・セミナー料金の50%
  前日及び当日研修・セミナー料金の100%
 
■お問い合わせ先:
 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
 フォローアップ研修事務局
 TEL:03-3527-2177 
 メールアドレス:shusai-ent@itc.or.jp

 

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