2014年10月23日
ITコーディネータ協会 IT経営研究所
ITコーディネータ協会では、下記の趣旨により「イノベーション経営力評価指標」の開発を行います。
つきましては、開発のワーキンググループ(WG)メンバーを募集します。
ITコーディネータ協会は、イノベーションを起こすための企業経営のあり方、プロセスについては、2014年5月に「プロセスで解き明かすイノベーション(副題:イノベーション経営プロセスガイドライン)(ITC向け呼称IPGL)として取りまとめ、書籍として出版を行った。
また、2013年度にIPAと共同で推進してきた「IT融合人材育成連絡会」では、イノベーションを起こすには個人能力とともに組織能力が求められると言う提言を行なっている。このため組織能力を評価する指標を用意することで、各企業が自己診断を行い、継続的なイノベーティブな組織作りに役立てられるようにすべきとして、ITCAにおいてこの指標の開発に取り組むことが要請された。
協会としては、IT経営における「ビジネス競争力診断ツール」の後続ツールとして、新たに「イノベーション経営力評価指標」の開発を行ない、今後、企業のイノベーション能力を診断する自己診断ツールとして活用できるようにしたい。
また、攻めのIT投資評価指標を策定しようとしている国に対しても、提言として活用する。
<指標のイメージ> 企業のイノベーション経営の実現能力を、IPGLで示されている経営者、組織、個人・チームのカテゴリで、
基本姿勢・プロセスなどの成熟度を自己診断し、レーザーチャートなどで可視化するもの (案)
<企業のメリット> 自社のイノベーション経営力の成熟度が項目別に分かるので対策が立てやすい
<ITCのメリット> 自社企業への適用、顧客企業へのビジネスに活用できる
<協会のメリット> イノベーション分野において、理論はIPGL、育成は研修、実践は評価ツールとしてフルサービスが提供できる
応募要件: ITコーディネータ資格者であること
募集人員: 7名
募集期間: 2014年10月23日(木) ~ 11月7日(金) 17:00
採用決定: 2014年11月10日(月) 17:00 応募者全員に採否をメールにて通知します
初回WG: 2014年11月12日(水) 18:00~20:00 夜間のWGは初回のみの予定です
WGメンバーに選定された場合のために、初回WGの日程は確保願います
開催頻度: WGの会合は月2~3回、2~3時間、平日で日中の開催を基本としますが、メンバー間で決定します
ポイント: WGは交通費を含め無償のボランティアでのお願いとなりますが、1会合で1ポイントの実践力ポイントが付与されます
WG作業: 全員で知見を出し会い、全員で開発作業を分担し、全員で成果物の開発を行います
WG体制: WGメンバーの中から、リーダー、議事録係りなどを決めていただき、主体的に活動していただきます
知的資産: WGで開発された成果物の知的財産権はITコーディネータ協会に帰属します
応募用紙: こちらからダウンロードしてIT経営研究所に送付してください(当ページの最終行を参照)
プロジェクト期間 2014年11月~2015年3月末まで
10月 WG募集
11月 WG立ち上げ、情報共有
12月 評価方式検討
1月 指標の案出し
2月 指標の整理と企業規模による仕分け
3月 まとめ
開発体制 ITCの公募により、開発WGを設置する
アドバイザー IT融合人材育成連絡会メンバーをはじめとする外部識者にお願いする
4.参考とする経営指標(案)
IT-CMF(アイルランド大学、IVI)
組織IQ(スタンフォード大学、鈴木勘一郎、平野雅章氏らが出版)
COBIT Ver.5(日本ITガバナンス協会)
PEMM(Process and Enterprise Maturity Model、マイケルハマー)
IPA育成フレームスキル指標・成熟度モデル(IPA)
ビジネス競争力自己診断ツール(ITCA)
■お問い合わせ、申し込み
ITコーディネータ協会 IT経営研究所 前田、石井
協会ホームページトップの右上「お問い合わせ」から「IT経営研究所」を選択し、「添付ファイルがある場合」を選びWebから送信願います。
2013年2月21日 |
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協会では、ITCの皆様方の自主的な「テーマ研究会」活動を支援しています。届出組織や企業内内で、研究会を立ち上げるケースや、公開と他の専門家団体とタイアップして研究会を作って入り例もあります。いずれにしても、その研究成果を公開し、ITC相互の知見が活用され、ITCの「知のネットワーク」化が図ることを狙いとしています。 今回、IPAでの研究事業に携わったメンバーが集まり、「テーマ研究会」を立ち上げることにしました。この立ち上げについて、会員募集のご案内を協会として広報します。 募集要項をご覧いただき、ふるってご参加されるようご案内します。 |
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利益を生むIT活用力の獲得技法GQM+Strategies®の ~新時代のIT経営を担うITコーディネータを目指して~
1.背景 「ITについては様々な施策を行っても、なぜかビジネス向上に直結しない」、「ITプロジェクトとしては成功しても、ビジネス上の効果が出ていない」などの声が多く聞かれる。その理由は、経営目標と整合性の図れないITプロジェクトを実行しているからである。この問題解決には、客観的判断を可能とする実践的な手法が必要であり、現在、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)において、GQM+Strategies®注1という企業の目標達成とIT導入計画の整合化、明確な目標達成の評価を実現する手法について、研究を実施している。 今後、IT経営の実現をミッションとするITCが、このGQM+Strategies®をIT活用力の強化手法として適用することで、日本企業のIT経営力強化に貢献したい。
2.目的 本研究の目的は、企業および団体の戦略とITプロジェクトの整合性を図り、的外れなIT化を排除することである。
3.活動 本活動は、GQM+Strategies®の活用ノウハウをまとめることで、ITCに求められる「戦略的なIT利活用の推進・実現」の能力を向上することである。具体的には、以下の活動を行う。 1)GQM+Strategies®の実用に向けた学習 2)ITCプロセスガイドラインとGQM+Strategies®のマッピング ・ITCプロセスガイドラインでのGQM+Strategies®の活用局面・方法の検討、 例えば、ITCのレファレンス(BSC等)との関係性・組合せ利用方法等 3)ITCがGQM+Strategies®を活用するためのガイドの作成 ・企業や地方自治体におけるGQM+Strategies®の活用ガイドの作成
なお、研究会には、GQM+Strategies®の開発に携わっているIPA/SEC(ソフトウェア・エンジニアリング・センター)の研究員に参加していただく。そのことによって、最新のGQM+Strategies®の動向、海外含めた企業における活用状況などの情報を提供していただく。
4.研究会のミーティング 研究会のミーティングは定期的(月1回~2回、平日夜を想定)に開催する。 ミーティング開催場所は、東京都内を想定している。具体的には、初回をITコーディネータ協会会議室(文京グリーンコートセンターオフィス9F)とするが、以降は研究会活動メンバーの所属企業・団体の会議室(持ち回り)とする。
5.予想される活動成果 多くのITCが、GQM+Strategies®を適用して企業および団体のIT活用力の強化を支援できるような実践的活用ノウハウがまとめられる。 また、ITCとしていかにGQM+Strategies®を活用し、企業および団体のIT活用力を強化できるのか、つまり、企業の利益向上、もしくは団体のサービス向上に貢献できるかが明らかになる。 ・ITCがGQM+Strategies®を活用するためのガイドの提供 ・企業および団体のGQM+Strategies®活用の提言
6.発起人 野村典文(ITC)、井出昌浩(ITC)、新谷勝利(IPA/SEC)、平林大典(IPA/SEC)
7.募集説明会
2013年3月13日(水)18時~ ITCA会議室
8.お問い合わせ、申し込み
参加希望、または説明会での説明を聞いてから参加の可否を決める方、いずれの場合も
ITコーディネータ協会 IT経営研究所 事務局 前田、鈴木修
氏名 以上
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