イノベーションPGLおよび研修の開発WGメンバー募集のお知らせ

 

2013年4月26日

ITコーディネータ協会 IT経営研究所

 

 ITコーディネータ協会では、ITコーディネータのイノベーション実践力を強化し、企業や社会が新たな価値を創出できるよう、「イノベーションプロセスガイドライン(仮称、略称IPGL)」の新規開発、およびイノベーション実践力養成のための研修の新規開発を行うこととしました。

 

 このため、以下の要領で2つの開発WG(ワーキンググループ)のメンバーを募集します。

 

 特に今回は、IT経営からイノベーション経営への変革に取り組むため、斬新な考え方を持ち、かつ組織のイノベーションに関わったことのある、若手のITコーディネータの皆様の応募を期待します。

 

 

1. 背景

 ITコーディネータ協会では、2013年度の重点施策として、実践力のあるITCの育成を目指し、イノベーションを自らが起こせる人財の育成を重点に掲げています。

 昨今のIT経営の成功事例には既存ビジネスでの効率化ではなくビジネスモデルの変革や新たな事業創造、すなわちイノベーションの事例が目立つようになっています。協会では2012年のITCカンファレンスにおいて“ITC新時代”をテーマとして掲げ、ITCが今後強化すべきスキルとしてイノベーション実践力に着目してきました。

 折しも、昨年、産業構造審議会情報経済分科会人材育成ワーキンググループの報告で、IT融合時代を築き我が国の経済や産業の閉塞感を打破するためには、イノベーションを成し遂げる人材「次世代高度IT人材」の育成が急務であると謳われています。また、同報告書では「次世代高度IT人材」に近い存在としてITコーディネータについても言及されています。

 こうした状況を背景に、協会としてはイノベーション人財に関わる施策を積極的に推進していきます。

 

 

2. WGの位置づけ

 IT経営研究所のもとに設置する 「イノベーション実践力育成委員会」は、2つのWG代表などで構成し、両WGの調整や、成果物の評価などを行います。

 別途必要に応じ、イノベーションに知見のある大学教授などにアドバイスをいただきます。

 

 

 

3. 各ガイドラインの位置づけ

 現行の、IT経営を実現するための、「ITC実践力ガイドラインVer.2.1」、「ITCプロセスガイドラインVer.20.」は、今回のWGでは改訂しません。

 「イノベーション実践力ガイドライン」の開発は、「イノベーションプロセスガイドライン」の刊行を見極めてから、開発する予定です。

 ただし、「ITCプロセスガイドライン」は、今回開発する「イノベーションプロセスガイドライン」により影響を受けるため、最小限の修正を行う必要が出てきますが、今回募集のWGとは別作業でVer.2.2に改訂する予定です。

 

 

(注) IPGL: Innovation Process Guideline

    IPAGL: Innovation Practical Ability Guideline

 

 

4. 募集要項

WG名称

イノベーションPGL開発WG

イノベーション研修開発WG

ミッション

イノベーションPGLの新規開発

(7月末までに骨格を固め、9月末までに執筆を完了させる)

イノベーション研修体系および研修講座の開発

(7月からトライアル研修を開始し、10月から本格的な研修を実施する)

進め方

IT経営研究所がすでに策定している「ITCのイノベーション実践力育成企画書」をたたき台として、両WGの全員が

  •   イノベーションを起こすプロセス(タスク)とはどのようなものか
  •   イノベーションを起こす個人・チームの能力とはどのようなものか
  •   イノベーションを起こす組織にはどのような要件が必要か
  •   イノベーシン能力を高めるにはどのような育成方法が相応しいか

について議論・整理をしたうえで、共通の認識をもち、各WGに分かれ開発に入ります。

活動期間、日程

2013年5月23日(木)~10月末

  第1回合同WG: 5月23日(木) 18:00~21:00  自己紹介、協会からの説明、質疑応答

  第2回合同WG: 5月29日(水) 18:30~21:00  WGメンバーの意見発表と意見交換

  第3回合同WG: 6月4日(火) 18:00~21:00   成果物、スケジュール、進め方の合意、WG規程同意書サイン

  上記3回のWG会合に限り、協会会議室で行います。

以降のスケジュールや会場は、各WGで決めていただきます。

会合を、日中にやるのか、夕方からやるのか、土日に集中的にやるのかなどは、皆さんで決めていただきます。

当初は週1回ペース、その後は1週おき、かつ各自が作業分担などということが想定されます。

特典、権利帰属等

WG活動はボランティアで無報酬です。 交通費の支給もありません。

ただし、事務局を引き受けていただく方には、交通費の支給をします。

旅費が発生する場合、協会規定により交通費の実費をお払いします。

WGの参加1会合当たり、1ポイントを協会で付与します。

出版物の執筆には、協会規定による執筆料をお支払いします。

出版物や研修教材の著作権は、協会帰属となります。

募集人数

7名程度、事務局1名(兼務可)

5名程度、事務局1名(兼務可)

採用条件

  • イノベーションに関し、自ら実務経験があることが望ましい。
    イノベーションに関し、出版物等の執筆、研修講師の経験、教材の開発経験があることが望ましい。

    または、WG事務局(議事録作成、日程調整、原稿のまとめや校正など)を引き受けることができる方。
  • WGメンバーと協調して活動ができること。
  • WGには参加できなくとも、教材や事例の提供も歓迎しますので、お申し出ください。

参加にあたっての前提

以下については、事前に理解をしておいていただく必要があります。

募集期間

採否発表

2013年4月26日(金)~5月17日(金) 17:00

採用、非採用についての通知は、5月21日(火)夜になります。

 

5. 応募にあったての提出書類

所定の応募用紙に記入願います。

応募用紙は、ここからダウンロードしてください。

 

6. 応募、問合せ先

応募は、協会ホームページトップの、「お問い合わせ」から「IT経営研究所」を選択し、応募用紙を添付して送信してください。

 

IT経営研究所 事務局 前田信太郎

メール institute@itc.or.jp

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