兵庫県初のDX認定企業を企業内ITコーディネータが支援しました

 掲載日:2022年2月4日
 
兵庫県初のDX認定企業を企業内ITコーディネータが支援しました
 
 
兵庫県の株式会社エヌエスケーケー様が兵庫県内企業初めてのDX認定取得事業者として2021年12月に認定を取得されました。
株式会社エヌエスケーケー執行役員でもあるITコーディネータの藤田 洋平氏に企業内ITコーディネータとして自社のDX認定支援についてお話をお伺いしました。
 
株式会社エヌエスケーケーデジタルトランスフォーメーション戦略
https://nskk.ne.jp/officialnews/dx/
DX認定取得時のニュースリリース
https://thanks-card.jp/news/2021/post700/
 
 
■株式会社エヌエスケーケー様のご紹介
所在地:兵庫県神戸市/創立:1991年12月1日/従業員数:105名(2022年1月現在)
事業内容:通信キャリアの代理店/法人顧客へのITツールコンサルタント/DX推進事業/純生食パン専門店の運営/クリーンリフレの販売
 
■「DX推進に至るきっかけ」を教えてください
かねてから弊社はデジタル化やIT化という部分に、関心の高い企業同士で交流を行っておりました。
各社で交流している際にDX推進が今後必要不可欠になってくるという話になり、目標のひとつとしてDX認定制度を目指しはじめたのがきっかけでした。
デジタル化とDX化との違いを調べていくレベルからのスタートでしたが、調べていく過程でDX化の必要性に気づくことができ、そこからは交流している各社との情報交換をしながらDXの推進とDX認定の取得を進めるに至りました。
 
■どのように社内でDXを推進していったのでしょうか?
まず経営者を中心としてシステム部門の部長、営業部門の部長(藤田)の3名で定期的に打ち合わせを行う所からスタートいたしました。
そのメンバーで自社のデジタル化などやDX推進に関わる環境状況の振り返りを行い、更に従業員へはDXにかかわるアンケートの回収や、DXに関する周知を実施しました。
そして2021年7月1日付で代表の玉田を最高責任者CDXOに据え、各部門から人材を結集しDXプロジェクトチームを発足、その後デジタルトランスフォーメーション戦略をチームで策定するにいたりました。
推進するうえでDXという言葉の認識をあわせるところがポイントだったかと思います。
更に代表一人だけが実施するのではなく、従業員が参画して参加したことで推進が円滑に進んだ要因と考えています。
 
■DX推進の中でITC資格が役立ったと思うところはありましたか?
まずDX推進を進めていく上で、全体像の青写真を容易に描けたことです。ケース研修でも学べるように、全体像を俯瞰してみるときにITC資格は非常に有効だと実感できました。
併せて、デジタル化が目的ではなく、あくまでも各デジタイゼーションは目的からの逆算であり、手段に過ぎないことを理解できていたのは大きいと考えます。
結果的にステークホルダーを含めた影響であるというDX推進の目標を理解し経営者と従業員の意見を合意形成することができています。
 
■今後の展望を教えてください
エヌエスケーケーでは法人のお客様へデジタル化のみならずDX推進のフォローをさせていただきたいと考えております。
ITC資格を活かし、経営目標からの逆算でお客様のDX推進を一緒に進めていく所存です。
またこの度、DX推進事業部を新たに設立いたしました。DX推進事業部では業務プロセスのデジタイゼーションに向けてソフトウェアを開発、またDX人材の育成というような内容でアプローチしお客様のDX推進に関わるお役立ちを目指します。
 
 
株式会社エヌエスケーケー 執行役員 藤田 洋平氏
藤田洋平様.jpg
株式会社エヌエスケーケー
https://nskk.ne.jp/
 
 
 
 
ITコーディネータ協会では、2022年度も優れたパートナーシップにより日本の中小企業の範となるDX推進態勢を構築した経営者とITコーディネータを表彰する予定です。
今後協会ホームページ等でご案内の予定です。
 

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