
【投稿者】
投稿者 |
橋本 仁 |
認定番号 |
0004982001C |
会社名・団体名 |
TIS株式会社 |
べからずの場面 |
□ビジネスマナー |
■プレゼンテーション |
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□訪問/メール |
□助言/アドバイス |
□トレーニング/研修 |
□提案する場合 |
□依頼をうける場合 |
□アフターフォロー |
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【~べからず】
コンサルのお客様に他所のお客様の内輪話はするべからず |

【理由】
コンサルのお客様に他所のお客様の内輪話は厳禁。なぜならば、話を聞く当のお客さんに貴方が秘密を守れない、口が軽いと思われ信用を失うから。
そもそもコンサルタントとしての職業上の倫理感からも外れています。
他所のお客さんの話は事例としても有効だし、世間話の話題としても興味深いもの、特に良く知っている先や同業者ならなおのことです。
だからこそ、ここだけの話とことわって話したりすれば、それこそ口の軽い人間だと自分から言っているようなものです。
そうした話題は経験、情報力もアピールできるし、話の『つかみ』としても受けるのですが、もっとも大事なお客様の信用を失ってしまってはもとも子もありません。
たとえお客様から要求されても、守秘義務のあることを説明し、ご理解をいただいて、お断りするべきでしょう。
また公開を許されている情報についても、その旨を明示して、情報の取り扱いに対して十分に注意していることをアピールするべきでしょう。
SE経験者は自分の開発したシステムをつい自分のもののように思って事例等にしがちですが、開発したシステムは発注元のもので、そのシステムに関する情報は営業上の秘密です。
迂闊に漏らせば訴えられても文句は言えません。
そうした情報の取り扱いに関する慎重さは最終的にも顧客印象に関してもプラスになると思われます。
どうしても内輪の話をしたいときは、節度を守れば、自社の話ならば許されるとおもわれます。
このときも自社のセキュリティーポリシーに触れないようにするのは当然のことでしょう。 |
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