コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 B19

【投稿者】
投稿者 鈴木 勘一郎 認定番号 0009572001C
会社名・団体名  
べからずの場面
□ビジネスマナー ■プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
説明のポイントは、4つ以上に増やすべからず

【理由】
 冗長なプレゼンテーションは、百害あって一利なしである。 簡潔かつ効果的にプレゼン内容を伝える方法に、「3つのポイント」という手法がある。 人間の認知能力には限りがあり、10個よりは7つ、7つよりは5つ、5つよりは3つくらいの要点に絞られていた方が理解しやすいというのは、誰しも感じるところである。 私の経験的では、大きな項目としては3つくらいが最適である。 3というのは鼎を構成する数字であり、物事が安定的な様を示している。 2つでは足りないが、4つでは多い。 また3つの大項目のそれぞれの下に3つ前後の小項目がぶら下がっていれば、実際には9~10個の要素をシステマティックに理解してもらうことが可能になる。 さらに、文章の書き方として昔から「起承転結」の4段階が薦められているが、プレゼンテーションの場合にはむしろ「起承結」が効果的である。 冒頭の「問題提起」、その「詳しい説明」、そして最後の「まとめ」という流れは、非常にすっきりとして効果的である。これも「3つのポイント」の応用編である。

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