
【投稿者】
投稿者 |
石綿 勇 |
認定番号 |
0001832001C |
会社名・団体名 |
(株)ジェイス |
べからずの場面 |
□ビジネスマナー |
□プレゼンテーション |
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■訪問/メール |
□助言/アドバイス |
□トレーニング/研修 |
□提案する場合 |
□依頼をうける場合 |
□アフターフォロー |
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【~べからず】

【理由】
コンサルティングを依頼するクライアントは業務のIT化を進める上で、自分でも情報技術やITベンダ等の業界情報について、非常に良く研究している。
当然、クライアントはコンサルタントもクライアントの業界についても十分に勉強しているはずと考えている。
力のあるキーマンほどなおさらそれがいえる。そのため最初の訪問時の印象が非常に重要となる。
経験豊富なクライアントは初対面の会話の30分~1時間程度でコンサルタントの力や向き不向きを見抜いてしまう。
販売仕入れ業務の効率化を検討していた中堅の薬品卸売り業の某社を訪問したときのことである。
仕事の流れの説明を受けていたとき、話の中で出てきた「JD-NET」という言葉、これを同行していたコンサルタントがそれは何ですかと尋ねた。
「薬品業界のVAN」とクライアントは説明してくれたが、我々に対する失望の色はありありと見えた。
彼らにとってこの「JD-NET」はIT活用による業務改革を推進する上で、最重要、絶対のキーワードであったのだ。
当然のことながらこの案件はその後、進展しなかった。「勉強不足」「当社に不向き」という烙印を押されたに違いない。
コンサルタントにとっては第一印象が非常に重要。業界特有のキーワードについては事前調査、事前確認を怠ってはいけない。
「聞くは一時の恥」ということわざは通用しないこともあるということを肝に銘じておかなければならない。 |
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