コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 D12

【投稿者】
投稿者 佐藤 正 認定番号 0011082001C
会社名・団体名 株式会社クレオ
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール ■助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
手法を過信するべからず

【理由】
 「専門用語やカタカナ文字を多用するべからず」に関連しているが、経営者、実務担当者等の依頼者への説明には、まず、分析結果や助言を説明し、 その手法の説明は依頼者が興味を持ち、報告・助言について理解してからを説明する。 依頼者は専門家ではないので、ITCとしては当然の手法と考えているもの、依頼者へ、例えばバランススコアカード(BSC)や、ABC分析、などをそのまま説明や、 資料に用いては、手法についての説明に時間がかかり、肝心の提案結果報告の焦点がボケるだけでなく、依頼者と、その手法の正当性についての討議になってしまう。
 依頼者は、経営者や実務担当者は、既に、問題解決のための分析手法、例えば、KJ法やKT法、QC手法をもちいて取り組んで来られていたので、 かえって問題解決手法のよしあしに議論が終始して、改善案への興味が薄れてしまう。ITCが助言するのは「改善案」であって、解決手法でないことを忘れてはならない。

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