コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 D13

【投稿者】
投稿者 泉田 浩二 認定番号 0029702002A
会社名・団体名  
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール ■助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
コンサルティングの範囲、内容を曖昧なままで進めるべからず

【理由】
 とかくコンサルティング、コンサルタントと言うと、依頼者側からは、「何でも知っている、教えてもらえる、ドラエモンのような人」という感覚をもたれることが多い。 自分達の問題、課題が何であるのか、それの解決策など、すべてに対しアドバイス、教授してもらえるものだという過剰なまでの期待をかけられる場合が多い。
 この様な期待に対し、コンサルティングが進むと、「こんなことにも答えてくれない」、「こんなことも教えてくれない」などの不平不満が噴出しコンサルティングする側も、 受ける側も、気まずい思いに陥り成果のないまま終わってしまう事がある。
 この様な事を避けるために、コンサルティングを開始する前に、両者の役割期待を明確にし、受ける側にも受ける側としての役割が何で、いつまでに何をすべきか、 コンサルタントとして何をするのかを十分話し合い合意した上で業務を実施するべきである。
 ケースによっては、コンサルティングといっても、単なるアドバイス的なものを求められている場合もあれば、依頼者側のメンバーとしての立場からの活動を期待される場合もある。 この様にコンサルティング内容には、これと言った定義があるわけでなく、ケースによって千差万別であるので、最初の合意が必須である。

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