コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 D31

【投稿者】
投稿者 野崎 晴雄 認定番号 0032912002A
会社名・団体名 株式会社 横山商会
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール ■助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
正しいことを、言い過ぎるべからず

【理由】
 「分かっちゃいるけど、やめられない」という言葉がある。
 プロジェクトのリーダーとして、コンサルタントとして、状況を冷静に判断し、何が正しいのかを伝えなければならない事はよくある。 また会議の場において討論が激しくなってきた時なども、私はこの「べからず」を思い浮かべることにしている。
 ほとんどの場合、「正しいこと」はすでにお互いに認識されていることが多く、あまりにそのことを主張したり、繰り返したりすると、 それは弱点をつく鋭い刃物のように相手に突き刺さってしまい、正常なコミュニケーションが取れなくなってしまう。
 我々は討論というと、ついつい「勝ち負け」にこだわってしまう傾向にあるが、本来、討論の最終目的は両者の合意であり「Win-win」である。 そして「正しいことを言い過ぎる」事はこの目的を阻害するばかりでなく、将来に渡り人間関係に小さな傷を残すことにもなりかねない。

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