
【投稿者】
投稿者 |
西川 仁 |
認定番号 |
0009562001C |
会社名・団体名 |
富士通株式会社 |
べからずの場面 |
□ビジネスマナー |
□プレゼンテーション |
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□訪問/メール |
■助言/アドバイス |
□トレーニング/研修 |
□提案する場合 |
□依頼をうける場合 |
□アフターフォロー |
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【~べからず】
コンサルタントとしてのITCは顧客に解(または解の枠組み)を示すべからず |

【理由】
業務のBPR等では現在の業務の課題を解決し、ビジネスパフォーマンスを飛躍的に上げていくための議論を進めていく。
ITCはこの上流の議論に参加しアドバイスをもとめられる。
このとき注意したいことは、ITC自身が専門家であるが故に、直接的な解を提供し議論をそこに収斂させてしまうことがある。
特にBPR等の議論においては顧客検討グループにおいても暗中模索であるため、ITCは顧客の期待からベストプラクティス等の解の枠組みを提示することがある。
しかし、よくあることは、それがそのまま検討のパラダイムの中心となり、自社の組織特性やコンピテンシに適合するかどうかの検証が十分されず、
あとあと問題となる可能性を持つ。
コンサルタントとしてITCは顧客検討グループのメンバが徹底的に議論、合意し、彼ら自身でアウトプットを作成させるようファシリテートする必要がある。
解にたいするオウナーシップを検討チームが十分感じることで、その後に続く具体的な詳細検討に対してのチームコミットメントが醸成できる。
ITCは議論のフェーズにおいては整理のための方法論を都度提供し検討の停滞を防ぐよう工夫を行うべきである。 |
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