コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 F02

【投稿者】
投稿者 橋爪 新 認定番号  
会社名・団体名  
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
■提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
最初から大幅に改善された案を出すべからず

【理由】
特に事務・管理系の業務改善を行う場合、大幅に改善された案をいきなり最初に出すのは、実務担当者の反感をかうのでやめるべきである。 というのも実務担当者は、大幅に改善されたことで自分の仕事を否定されたように感じ、また仕事がなくなることに不安を感じるからである。
そうならないためには、改善案を出すときに第1ステップ、第2ステップ・・・と段階を踏んだ案を提示することが重要である。 そうして急激な変化を避けることで、実務担当者の警戒心や不安を和らげ、序所に業務の変化などに慣れさせることができる。 また段階を踏むことで、ベンチマークを行いながら業務改善を行うことができる。 そうすれば、途中で改善案がうまくいかなくなった場合でも、方向修正が容易になる。
以上のように、仕事に急激な変化をもたらす改善案ではなく、序所にステップアップするような提案をすることが重要である。

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