コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 F04

【投稿者】
投稿者 松本 一善 認定番号 0005772001C
会社名・団体名 マイクロソフト株式会社
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
■提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
真の利用者を見誤るべからず

【理由】
 業務コンサルティングおよびシステム導入において、情報システムおよび経営者層に理解を得ることは必須であるが、 実際に業務をまわしている部門の賛同を得ることを忘れると、使われないシステムになる。 システム導入を視野に入れたコンサルティングでは、とかく情報システム部門や経営者層の意見を重視しがちであるが、 実際の運用を考えた場合、利用者サイドの意見は重要である。
 簡単な例を挙げると、管理上必要なデータを取得することは非常に大切であるが、そのために入力行為が煩雑になったりした場合、 現場からの反発が起こってしまう。特に業務改善と絡んで人員の削減などが行われた場合は顕著である。だれが日々システムを利用するのか、 その点を忘れた提案はあとで大きな代償を払う結果になりかねない。

このページのトップへ