
【投稿者】
投稿者 |
永田 福一 |
認定番号 |
0004592001C |
会社名・団体名 |
鹿児島県中小企業団体中央会 |
べからずの場面 |
□ビジネスマナー |
□プレゼンテーション |
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□訪問/メール |
□助言/アドバイス |
□トレーニング/研修 |
■提案する場合 |
□依頼をうける場合 |
□アフターフォロー |
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【~べからず】
企業の弱みとして、特定の人物、部署を取り上げるべからず |

【理由】
SWOT分析によって,自社の強み・弱みを分析する際,「管理者(○○課,○○課長)の管理能力に欠ける」などを「弱み」としてはならない。
経営革新を図る際において,全ての社員が経営革新の目的を理解し,経営改革のそれぞれのアクションプランに応じた活動への協力を求める必要がある。
しかし,業務円滑化の阻害要因や,自社の経営革新が進まない原因の一つとして指摘された「部署」や「人物」は,プライドを傷つけられ,
やる気さえも失わせる危険性がある。
確かに,管理職の管理能力不足や特定の人物のスキル不足が,業務円滑化のボトルネックになる場合もあるが,
その管理職や人物を採用,指名したのは経営者であり,また,採用,指名後に適切な指導を行わなかったこともまた経営者の責任である。
したがって,SWOT分析において,特定の部署や人物がボトルネックとなっているようであれば,人や部署の問題を取り上げるのではなく,
「業務円滑化に必要な組織体制になっていない」
「業務を円滑に進めるためのスキルが不足している」
などとすることが必要である。
一方で,SWOT分析を進める際,KJ法等で特定の人物や部署に対する批判が出てしまった場合には,これを無視せず,
経営者による適切な指導・助言を行うべきである。 |
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