コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 F07

【投稿者】
投稿者 原 袈裟雄 認定番号 0012072001C
会社名・団体名 原経営研究事務所
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
■提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
情報化の成熟度アップは高望みするべからず

【理由】
 現状の情報システムを見直し、情報システムを再構築する場合、一気に成熟度を、2段階以上上げる情報システムの導入は、すべきではない。 現状の成熟度を良く評価し、次のステップは、業務部門の同意と協力が得られる、1段階上の成熟度レベルを目指すべきである。
 理論上の有効性から2段階上の成熟度レベルの情報システムを導入すると、形式上は立派だが「笛吹けど踊らず」の状態になり、業務部門の実施と定着が難しい。 実際に運用する業務部門の同意と協力が得られる1段階上の情報システムを導入した後、「ステップ バイ ステップ」でレベルアップを図る必要がある。
 パソコンの個人別使用状態から、ERPによる全社統合システムを、いきなり導入するようなケースは、情報システムの導入が成功し、業務部門に定着するのは困難である。

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