コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 F23

【投稿者】
投稿者 木本 喜朗 認定番号 0026532002C
会社名・団体名   
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
■提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
IT基盤の導入を、戦略としてのITと混同させるべからず

【理由】
 IT化の戦略には「基盤としてのIT」と「戦略としてのIT」の2つが重要である。基盤ITである仕組み作りのパーケージ導入 (「3次元CAD」、「ERP」、等)が戦略としてのIT投資と混同しているユーザーが多い。
 そのため、それが戦略と勘違いしているため、IT投資に対してすぐに「効果が出ない」などのIT不信の一因になっている。
 そこでITコーディネータとして 「あなたの会社はここが強いのだから○○の仕組みを作り、△△部分に特化してIT化をしましょう」というように、基盤ITと戦略 ITを明確に分けての提案すべきである。つまり、基盤としてのITに「なにをアド・オンするのか」というところが戦略としての ITで、それをやってはじめて効果が語れる。
だから基盤ITと戦略ITを混同させてはいけない。

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