コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 G06

【投稿者】
投稿者 竹内 肇 認定番号 0024752002C
会社名・団体名 合資会社パンカル
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 ■依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
依頼の背景を見落とすべからず

【理由】
 コンサルティングの依頼を受ける時、往々にして既に具体的なソリューションとして示されることが多い。
 例えば、「顧客管理システムを構築したい。」「ERPパッケージを導入したい。」などである。
 この様な依頼におよんだ背景には、何らかの経営課題に起因する動機あり、依頼者が一連の思考の中で導き出した結論である。
 しかし、その思考の過程が妥当なものであったかは分からない。
 依頼を「始点」としてコンサルティングすることなく、依頼者の思考の過程を共に顧みて、その妥当性の検証も含めて、動機からの一連の「線」で関わることが望まれる。
(こうすることで、「ITコーディネータ」が単なる「ITコンサルタント」ではなく、「経営とITとの橋渡しするコーディネータである。」という位置付けができるものと思われる。)

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