コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 H05

【投稿者】
投稿者 野村 和哉 認定番号 0004942001C
会社名・団体名 富士通株式会社
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール □助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 ■アフターフォロー

【~べからず】
現場での使われかたの確認忘れるべからず

【理由】
 新規でも追加でも新たな情報システム(IT)を入れて、現場のかたからこんなの使えないという声があがる例は、結構多いようです。
 せっかく入れたITですが、うまく使えなければ返って経営の足を引っ張ってしまいます。
 その原因にはいろいろありますが、性能的にITが使えない場合など、現場の努力で如何ともし難い原因で使えないとの声があがる場合もあるでしょう。 しかし、ITを入れることは、その一方で現場の仕事の手順を変えることになるのに、 現場の意識のかたが変わらず今まで通りの手順で仕事をしようとし、ITに文句をつけることも結構多いのです。 ITは新しい仕事の手順のための道具なのに、古い仕事の手順で使おうとしているので、使えないのは当然で、ITの間違った使いかたと言えるでしょう。
 コンサルタントとしては、IT導入後にフォローアップして、ITをうまく活用できるようにすることがITCの基本です。
 特に、現場での実際の使い方が、IT企画時に考えた仕事の手順に照らし合わせて妥当なものか確認し、うまくITと仕事の手順が噛み合う様に持って行きましょう。

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