
【投稿者】
投稿者 |
上坂 良太郎 |
認定番号 |
0007312001C |
会社名・団体名 |
近畿税理士会 |
べからずの場面 |
□ビジネスマナー |
□プレゼンテーション |
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□訪問/メール |
■助言/アドバイス |
□トレーニング/研修 |
□提案する場合 |
□依頼をうける場合 |
□アフターフォロー |
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【~べからず】
業務改善のアドバイスを行う場合、現状業務への批判から入るべからず(まずは、誉めよ) |

【理由】
実務担当者は、自己の現状業務を批判されたとき、自己のすべてを否定された意識をもちやすい。
また自己の職位の継続が、危うくなるという警戒心を抱くかもしれない。その結果、その後の業務改善プロセスについても、
非協力的になり、抵抗勢力となってしまう。
実務担当者の協力なくしては、業務改善は実を結ばない。
そうならないために、まず、日ごろの業務に対しての努力に敬意を述べ、その努力が一層の効果をあげるために、
業務改善プログラムが行われる旨を理解させることが重要である。
特に、事務部門は、自己の仕事が減ることを望まず、また増えることも望まないことが多い。
ITの導入に関しても、新しい業務が増えてしまうという意識が生まれないように、情報の共有化や情報処理のスピードアップが、
自分たちのスキルアップにつながる旨を、十分説明する必要がある。
以上のように、業務改善のアドバイスは、現状批判ではなく、その努力を認めることから話し始めよ。 |
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