コンサルティングのべからず集

「コンサルティングのべからず集」
分類番号 S07

【投稿者】
投稿者 村上 憲也 認定番号 0013562001C
会社名・団体名 NTTデータ先端技術株式会社
べからずの場面
□ビジネスマナー □プレゼンテーション  
□訪問/メール ■助言/アドバイス □トレーニング/研修
□提案する場合 □依頼をうける場合 □アフターフォロー

【~べからず】
批判するべからず(指摘はしても批判はするな)

【理由】
顧客からの依頼を受けて、システム開発を受託する場合、仕様を確定するために顧客先での打合せの席上で、批判をしてはいけない。
顧客側はそれなりに検討した結果を説明しているのであり、特にシステム開発を指示され、プロジェクトを任された立場の顧客側社員は、 自身を持ってその場に臨んでいるはずである。また上司の前で恥をかきたくないという心理が働いており、かなりセンシティブになっていることに違いない。
一方では、幾分、専門家であるITコーディネータに期待している部分もある。
そのような場合、顧客側の提案内容の不備、不足を取り上げ、その場で、「それよりもこっちが良いです」の類いの批判をしてはいけない。
そのよう場合は、「一度持ち帰り、代替案も含めて検討、提案させていただきます」と引き下がる。
それにより社員を立てることになり、その後のプロジェクト推進がスムースに行く。
次回に改めて、提案の不備、不足に関して、明確な理由を添えて、代替案のほうが優れていることを示すのがよい。

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