(1) |
プロジェクトの遅れは、クリティカル・パス上の遅れと認識し、クリティカル・パスを管理することに注力する。 |
(2) |
各作業で確保しているバッファ(余裕)を取り出し、最後にまとめる。これで、完了する確率は50%に落ちるが、期間は3分の1となる。
代わりに、プロジェクトの後ろに「プロジェクト・バッファ」を置く。プロジェクト・バッファを半分にすると、プロジェクトの期間は40%短縮される。 |
(3) |
クリティカル・パスを守るために、クリティカル・パスに入ってくる全ての合流点の前に、「合流バッファ」を入れる。
クリティカル・パスが、関連の作業に影響を受け、遅れないための方策。 |
(4) |
クリティカル・パス上のリソースの競合をさけるために、「リソース・バッファ」を入れる。
クリティカル・パスが他作業とのリソース競合により、遅れを発生させないための方策。 |
ということが、クリティカル・チェーンの骨子である。