2018/10/26 |
ITコーディネータ協会 ネットワーク促進部 比留間 貴士 |
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講演内容 | |
主催者挨拶 | 北海道ITコーディネータ協議会釧路支部 支部長 乗山 徹 氏 |
来賓挨拶 |
北海道経済産業局 地域経済部 情報・サービス政策課 課長 近江 栄治 様 釧路市産業振興部 部長 秋里 喜久治 様 |
基調講演 |
「ITを経営の力とすること~そのなかでのITコーディネータの役割について~」 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 会長 澁谷 裕以 |
記念講演 |
「Bebotでガイドブックを超える観光体験を実現」 株式会社ビースポーク Business Deveropment 長野 資正 様 |
実践事例紹介 |
「釧路市IoT推進ラボ 観光分野のIoT利活用取り組み紹介」 釧路市IoT推進ラボ、ITCくしろ 中島 秀幸 氏 |
実践事例紹介 |
「バスガイドを科学する!~観光立国で挑戦し続けるバスガイドの取組み~」 釧路衛星株式会社 チーフバスガイド 原田 香苗 様 |
閉会挨拶 | 北海道ITコーディネータ協議会 会長 田坂 和大 氏 |
・参加人数 集計中 |
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来賓挨拶 | 北海道経済産業局 地域経済部 情報・サービス政策課 課長 近江 栄治 様 |
(講演概要) 胆振地震被災者へのお見舞い申し上げる。国としては2020年迄を生産性革命投資年度と位置付け取組みを進めており、IT導入補助金第3次募集を実施しており活用をお願いする。今後益々IT利活用が求められる環境下であり、ITCの活躍に期待している。 |
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来賓挨拶 | 釧路市産業振興部 部長 秋里 喜久治 様 |
(講演概要)
釧路は「観光立国ショーケース」と位置付けられインバウンドに注力している。進めていく上では人材の確保がポイントであるが、その取組みは進めつつIT代替可能な範囲は積極的に代替を促進していかなければならない。そんななか、一般事業者のIT利活用にはベンダーとの間に通訳が必要であり、ITCに期待される部分は大きく貢献を宜しくお願いする。
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記念講演 |
「Bebotでガイドブックを超える観光体験を実現」 株式会社ビースポーク Business Deveropment 長野 資正 様 |
(講演概要)
・チャットの可能性とチャットボットという商品について講演を頂いた。近年チャットの利用者はSNSの利用者を上回っている現状にあり、実際にアメリカ大手企業の8割が2020年までに導入する流れとなっている。日本でもヤマト運輸の再配達やフロムAのバイト紹介、こんなものもチャット化されている状況である。チャットボットという商品の用途としては、ホテルフロント(繁忙対策・多言語対応)の代替要員として、また災害時の外国人対応にも活用できるチャットとなっている。
・世の中は「モノ消費」から「コト消費」へ変化が進んでおり、「コト消費」は更に「主目的型コト消費」と「サブ型コト消費」に分類されるが、「サブ型コト消費」は現地に行ってから情報を入手し体験する消費であり、その特徴は「対応に時間がかかること」と「情報がより重要ということ」である。 ・現在日本は、観光施設(町)からの情報発信が大きく時代に遅れているが、京都、奈良といった観光協会がコンテンツ整理をし始めている。 ・広く情報を行き渡らせるためには、コンテンツ自体もさることながら情宣の仕方(レピュテーションマネジメント)も大切であり、是非今後ご相談頂きたい。 |
記念講演 |
「釧路市IoT推進ラボ 観光分野のIoT利活用取り組み紹介」 釧路市IoT推進ラボ、ITCくしろ 中島 秀幸 氏 |
(講演概要)
・北海道ITコーディネータ協議会の1員でもあるとともに、「釧路市IoT推進ラボ」のメンバーとして各種取組みを紹介された。
・外人向けに阿寒摩周おもてなしナビアプリの展開 ・地元バス会社向けバスロケーションシステムの導入支援を実施 ・スマホ等キャッシュレス対応 ・地元外から人を招き、旅行者の目線でのアドバイスなどをもらう「アイディアソン」といった取組みも実施している。 ・まとめると「観光ビッグデータ」を如何に集め、如何に活用出来るかということであり、釧路という地域にあった実証実験を進めていく。 ・結果的に地元市民と旅行者の双方に役に立つ仕組みを積極的に造り出していきたい。 |
記念講演 |
「バスガイドを科学する!~観光立国で挑戦し続けるバスガイドの取組み~」 釧路衛星株式会社 チーフバスガイド 原田 香苗 様 |
(講演概要)
・バスガイドを7年、自らの課題を外から見たいと各種業務に従事(JR客室乗務員、観光案内所職員)。その他Peachの女子旅アドバイザーとしてSNSを使った情報発信への素材出し等の活動もしていた。5年前にバスガイドに復職、現在に至る。現在の取組みとしてはブログをスタート。待ちの姿勢のバスガイドから情報発信を伴う攻めの姿勢のバスガイドになり、その際に書いた絵が注目を浴び、結果として現在はイラストレータもやっている。
・日々感じていることは、伝える内容そのものも大切。よって勉強は必須。でも、伝え方も大切ということ。また観光業界はまだアナログ世界。”顔を合わせて”というのが基本。よってどうやって進化していったらいいか分からない人も多い。また観光は結果が出るまで時間がかかる。5年10年は当たり前の世界。でも、発信し続けて業界を地域を盛り上げていきたい。 |
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次のIT経営カンファレンスは、12月13日(木)新潟県にて開催予定です。
【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2018 in くしろ ~IoT活用による道東観光のイノベーション~ |
開催日時 | 2018年10月24日(水)13:30~17:00 |
会 場 | 釧路プリンスホテル 3階 北斗の間 |
主 催 | 北海道ITコーディネータ協議会、ITCくしろ(北海道ITコーディネータ協議会釧路支部) |
共 催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会、釧路ITクラスター推進協会、釧路市IoT推進ラボ |
後 援 | 経済産業省北海道経済産業局、釧路市、釧路商工会議所、北海道中小企業団体中央会釧根支部、北海道商工会連合会釧根支所、中小企業基盤整備機構 北海道本部 釧路オフィス、北海道中小企業家同友会くしろ支部、釧路信用金庫、大地みらい信用金庫、釧路信用金庫 |
2017年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら |
本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 コミュニティデザイン部 中村まで | |