掲載日:2025/2/19 |
2024年3月に開催された「IT経営カンファレンス2024 in 名古屋」の開催レポートがITC中部の副理事長である水口氏より届きましたのでご紹介します。 |
IT経営カンファレンス2024 in 名古屋 |
~中小企業のためのDXまつり「DXを実現して生き残ろう」~ |
特定非営利活動法人ITC中部 |
副理事長 水口和美 |
中部経済産業局、愛知県、岐阜県、三重県、富山県、石川県及び各県支援機関の後援をいただき、「IT経営カンファレンス2024 in 名古屋」を開催することができました。 前半は経済産業省中部経済産業局地域経済部参事官のご挨拶、ITコーディネータ協会野村会長、株式会社テクノア プラットフォーム事業部長奥田貫光氏、パナソニックコネクト株式会社エグゼクティブコンサルタント一力知一氏などの熱い講演が、また後半は「中部IT経営力大賞2024」受賞企業の表彰式と、その受賞企業によるIT経営実践事例の紹介など、盛りだくさんの内容で約150名が参加したDXまつりとしておおいに盛り上がりました。特に今回は優秀な実践事例が発表され、参加者から「極めて参考になる事例発表であった!」と満足度の高い感想を多くいただきました。 ★大賞受賞の情報通信サービス株式会社アルタは「外国人留学生、教育機関、雇用企業の三者に向けて、人材紹介・採用支援、転職支援など外国人の採用・就職・生活支援を目的としたスマホアプリとプラットホーム「Live」を開発して公開、これにより売上高の増大、管理人員の省人化などの成果をあげ、他の中小企業がIT経営に取り組む際の模範となる事例として高く評価されました。 ★優秀賞の株式会社グランツは工業用樹脂材料の専門メーカーとして「大企業研究開発部門のお困り事解決専門戦隊「プラレンジャー」と「企業の困りごと・課題解決型HP」を構築、広く企業の技術的課題を解決し高付加価値化で売上増加を果たし優れたIT経営を実践しました。 ★同じく優秀賞の水道蛇口メーカーのミズタニバルブ工業㈱は、「人としてどうあるべきか?人を大切にする経営」を目指し、人間力向上のユニークな経営を行い、若い力と助け合いでデジタル化を推進し、新商品を次々と生み出すとともにアナログ改善をデジタル改善に置き換えるなど、高度なIT経営を推進しています。 ★優秀賞の射出成型金型開発・制作を手掛ける株式会社小林製作所は、「生管理システムの導入や動画マニュアル作成などを積極的にとりいれ、社員の目標管理に適応させることで働き方改革を実現する等、特に製造業の参考となる事例を発表しました。 |
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■ITC中部が20年間追い続けてきた「名古屋モデル1.0」 金融機関と協業して①経営者研修②IT経営成熟度診断③IT経営コンサルティング④IT経営力大賞応募⑤IT経営カンファレンスで表彰と事例発表⑥IT経営企業の創出 とIT経営推進を一貫して伴走支援することで100社のIT経営推進企業を創出することができた。 |
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■名古屋モデル2.0の推進にむけて 生成AIの出現によって、企業経営者のデジタル経営への興味が増大し、デジタル経営推進DX認定を取得する企業が増えるまたとない機会が出現した。ITC中部では、この機会を捉えて「名古屋モデル2.0」の実行を計画しています。 即ち、金融機関と協業して①生成AIとデジタル経営を学ぶ経営者研修②DX簡易診断③DX認定取得コンサルティング④DX認定取得⑤中部デジタル経営力大賞⑥デジタル経営カンファレンスでの表彰・事例発表と中小企業のデジタル経営を一貫して伴走支援します。 |
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今年のITC中部主催による同イベントは2025年3月12日(水)に開催予定です。 詳細・お申し込みはこちら |
デジタル経営カンファレンス 2025 in 名古屋 https://www.itc-chubu.jp/2025/02/02/20250312digitalconf2025nagoya/ |