(1) |
これまで計画の立案はトップダウンで行ってきましたが、それは社員の主体性をなくし責任感が非常に薄くなるという、デメリットがありました。売上が上がらなくても、利益が上がらなくても自分には関係ないというような部分が感じられたのです。そこで、部門主体で事業計画を考える体制に変革をしました。上期、通期で事業計画の反省会を行なうようにしました。上期にこれからの新しい事業計画を、各部門ごとに検討したものを発表させ、それを通期に渡って結果発表させました。すると、やはり社員の自覚、責任感に変化が見られるようになりました。 |
(2) |
社員の質を向上させるため、教育の機会も増やし、管理教育、現場教育などを充実させました。 |
(3) |
売上重視から営業利益重視へ考え方をシフトしました。 |
(4) |
担当の常務が引き受けていた部分を、各部門の部門長に責任を持たせ、マネジメント能力を高めるように図りました。 |
(5) |
営業マンの個々の業績評価を変え、営業能力、付加価値能力を高めるようにしました。 |
(6) |
各部門の実態と決算予測が見られるようにしました。 |
(7) |
社員のやる気を喚起するため、人事システムを再構築。成果主義賃金制度、能力主義を導入。また、コンサルタントに賃金の低さを指摘され、まず底上げとして、県内の平均賃金に近づけるよう全社員の昇給を実施しました。 |
(8) |
複雑な職制や名前だけの職位を廃止しました。 |
(9) |
不採算部門の撤退、本社統合などにより大幅なコストダウンを実現。しました |