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第1回の開催は終了しました。 ご参加ありがとうございました。 9月に第2回の開催を予定予定しております。 詳細が決まりましたらお知らせ致します。 (第1回の様子はこちら) |
| この度、5月に開催しました座談会・懇親会、昨年の放課後カンファレンス、届出組織等からのご要望にお答えしまして、協会の会議室にて交流の場(ITCサロン)を企画しました。 |
| ITコーディネータ資格者同士で情報交換や、ITコーディネータ同士の交流の場としてご活用ください。 |
| 参加者に関しましては、ITコーディネータ資格者の方としておりますが、ITコーディネータ資格者ではない方も、ITコーディネータ資格者の方と同伴であれば参加OKです。 |
| ご参加お待ちしております! |
| 開催日:7/24(水) |
| 時 間:18:00 ~ 20:00 |
| 場 所:ITコーディネータ協会 A会議室 |
| 費 用:500円(ワンドリンク・お菓子代) |
| 人 数:20名(先着) |
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対象者:ITコーディネータ資格者 (ITコーディネータ資格をお持ちでない方は、ITコーディネータ資格者の方と同伴であれば参加OKです) |
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ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 |
| ITコーディネータ協会 広報担当 田口、中村、山川 |
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今回の後編では「女性ITコーディネータ(ITC)同士の繋がりや、ITCのコミュニティについて」皆さんにお話していただきました。 |
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後編 女性ITC同士の繋がりや、ITCのコミュニティについて |
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3月末に行ったアンケートでも、女性ITCと知り合いたいのだけど、どう知りあったら良いのか分からない、場がないとご意見がありました。 |
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播磨:どうして女性ITCに会いたいんだろう?別に男性だっていいじゃん。ITCの活動するなら男女の区別ないよね? なんで女性同士のネットワークが欲しいんだろう。 冨田:そもそも「女性」と知り合いたいと思ったことが無い・・・。 私のケース研修では4人いましたが、その後一度も集まってないです。 |
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用松:結果論かもしれないですが、女性ITC同士が会うと男性ITCと話す感覚とはちょっと違う深い関係にはなりやすいように思います。 もちろん、男性ITCともお付き合いしますが、やっぱりある程度ちゃんとしておかなきゃみたいな部分があって。女性同士だとプライベートなことも含めあれこれなんでも話せちゃう(笑) 特に最近女性ITCの方と楽しく話す機会が多くなりました。 渡部:私はメルマガにも書いたのですが、ITコーディネータの方で「かっこいいな!」と思う女性に、最近特にお会いする機会が多く、カンファレンスや発表を聞いてると「かっこいいなー、こんなこと考えたことなかったなー」と思い、ちょっと名刺交換でも・・・とお近づきになりに行きます(笑)先輩の方が多いですが、共通しているものがあるというのは大事だなと思います。きっかけ作りは自分から行かないと難しいですね。 |
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アンケートではコミュニティを希望される方が多かったんです。 |
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用松:(ITコーディネータなんだし)うまくITを活用したら良いのでは?(笑) |
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コミュニティはテーマが合った方が集まりやすいでしょうか |
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播磨:最初にあった、飲食店とかそういうものではないですが、お店、小売業などは、女性ならではの気づきのある世界はたくさんあるはず。そういうビジネスモデルにおける、女性同士の情報共有は価値があると思います。男性には気づかない・出来ない世界です。どういう世界に女性の強みを発揮できる領域があるのかを見える化していくと、そういう仲間が集まって支援していく形ができるんじゃないかな。 用松:そういう意味では、漠然と「女性ITCで交流を深めましょう」よりも、「女性ITC+テーマ」みたいなものがあるほうがよいと感じます。例えば今ITCの女性仲間と農業のFacebookページを立ち上げているのですが、女性の目線の切り口から、農業のニュースを拾ってきたり興味ある内容を調べたり取材したりすると見ていただいている方も本音の意見を(暖かい感じで)言ってくださる感があります。 とはいえどういったものを「テーマ」にするかという議論があるかと思いますが、女性特有のケアみたいなものが発揮しやすいようなテーマ、飲食店とか具体的に出ましたが「こういう分野は向いているけど、このへんの話は不得意かもしれない」という経験知的なものがヒントになるのかも知れません。 漠然と「女性ITC」だけじゃなくて、プラス何か、こういうのがあるのでは?といったものが見えてくると、それをきっかけにしたコミュニティの方が繋がりやすいかも。どうでしょうか? 我妻:地方にいると、こういう機会を設定して頂かないと、例えば、Facebookで皆さんと繋がりましたとなって、皆さんで会いましょうといっても「行けない・・・」のが、正直な実感のところです。私も関東圏に居れば、時間を合わせて調整が出来るのですが・・。地方、まして人が少ないところは、なかなか難しいです・・。 |
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![]() 用松氏のお話しする農業ページはこちら 農業かわら版 |
渡部:地方にいても距離が感じられないのがSNSの良いところだと思います。「女性ITC」の集まる場所をSNSにも作ってるよと、会う人会う人に口コミで広げてみる(笑)これ知ってる?的に知り合いから広めていく方が早そうな感じがします。テーマがあった方が話しやすいし、参加もしやすいし。例えば毎週木曜の夜は「ITC女子会」と開催日を決めてみたり、今週のテーマは「農業で」と決めてみたり。そこで参加する皆さん1つは何か必ずコメントするみたいなイメージではどうでしょう。私は最近農業支援アプリを勉強中なので「最近話題のアプリ、ご存じですか?」みたいな話や、「この間、テレビにも紹介されていましたね」等、話題に出来るかも知れません。 |
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冨田:今、農業熱いですよね。 |
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用松:確かに、女性同士で話したほうがいい部分もあるかも知れない。男性がグループにいると、意外と男性主体の意見で終わることがある。 播磨:ドキッ 一同:(笑) 播磨:この場に私、座ってて大丈夫かな・・ |
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用松:いえいえ!そういう意味じゃなくて(汗)確かに、「あ、そうですね」と言う女性も結構多いというか、女性同士となると意外と面白いものが見えることもあります。 こういうのって組織的にとか網羅的に(平等に)って話になっちゃうと、たぶんなかなかうまくいかないと思う。やはり「私こういうことをやりたいわ(やってみたいわ)」という方のキャッチを協会がやって頂けるといいかも知れない。会社じゃないので一方的に「じゃぁ、XXさんお願いします」と言われても、なんで私なんだっけ?となりそう。 我妻:例えば、私、こういう事やりたいんだけど、こういう事が出来る所はどこにありますか?という聞き方も必要なのかな?と思いました。さきほどコミュニティの話をしていましたが、知らないと会合や勉強会にも行けない。行きたいけどこに聞いていいのかわからない時に、そういう情報があったら、私こういうこと勉強したいとか、こういう発想があるのですが一緒に考えてくれる人いませんか?とか、調整してもらえたりするといいのかなって。ただ、一方的に協会になんとかしてくださいというもの難しい所で、ある程度、情報を収集して、マッチングして頂けると、もうちょっとコミュニケーションが取りやすいのかな?と思います。 冨田:さっき、タブレットの話が出ましたけど、やはり女性って、PCより圧倒的にスマートフォンとか多いのに、なかなか使い方について聞ける人がいなかったりとか、アプリの開発者も山ほどいるのに、アプリ開発者は自分で考えて作っている。その辺で、女性だからこそ必要なものって、スマホで情報も取っていて、情報交換もしている。 あと、子供に対してスマホやタブレットを持たせるときにどうしましょう?という勉強会はすごく需要がある。セキュリティをどういうようにすれば、子供が安全に使えるかという具体的なものを、ITC女性組織みたいなもので発表してみたり。これだったら集まらなくても、みんなでいろんなところで討論したものを纏めて発表。知名度を上げていくと、地域ごとに「こういうセミナーをしてほしい」という需要もあったりするのでは? |
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どんなテーマが集まりやすいですか |
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冨田:業種になってしまうと、自分が支援しているところに「農業ないわ」とかなってしまいますが、こういうのだったら何についても関係する事なので、みんなに共通する身近なものから初めてみる。 |
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播磨:我妻さんが言われたような問いかけが、オープンであり、検索できるようになっている仕組みっていいよね。去年、カンファレンスでもあった、 冨田:OKWaveさん 播磨:ああいう情報がITC内でもあれば、誰かが一度質問して答えの合った内容はその後にも役に立つようになる。そういうものをみんなで作り上げて、形に出来るといいよね。 |
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お話を終えてどうでしたか |
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渡部:皆さん、様々な事柄をテーマに上げながら、どんどん広がっていくのも女性らしさかな?と思いました。始めていくのは良い事だと思います。良い方向に行けばいいですね。アンケートに、「協会が何をしたら良いですか?」と言った設問がありました。私は、「別に協会がする必要はないです」と書きました。何かやらなきゃいけないのは本当はITC自身だと感じています。本来ならばこちらからアクションを起こすところを、まずは声をかけていただき、感謝しています。ありがとうございました。 我妻:ここまでITCの方と会う機会が少なくて、自分が所属している届出組織の方や、カンファレンスでお知り合いになった方くらいしか機会がない。今日は女性の方に会えるのを楽しみにて来ました。今日、こうやって意見が聞けて、やっぱり発想が違うのですごい刺激になりました。また、勉強して行きたいと思っています。 冨田:女性だけって好きじゃないんだけど(笑) こういう取組自体があっても良いかも知れません。協会に何をしてもらうという訳ではないのですが、先ほど言っていたように何か裏付け、協会の信用みたいなところで、みんなが発言できるような場があればもっと良いかなと思います。女性ITCがこんなことしているよということがわかると、コンサルになりたい方も多いので、ITCを取得してそういうことをしたい方もいらっしゃると思います。そうすると定年間近なおじさんに任せるよりも、若いお姉さんが来てくれた方が活性化もするし(笑)、新しい事もどんどんお話し出来るというところで、女性のひとつの職業として認められるぐらいの発言が出来るような場を作って頂ける、というか、一緒に作っていければ良いですね。 用松:ITCでご飯が食べていけるかってというのは、ずっと昔から言われています。実際景気の影響や時代の流れなどもあり、独立してやられていた方も、なかなかコンサルタントだけでやって行くには厳しい時代になっています。女性同士のコミュニティを作るにしてもそれが目的ではなく、ITCの女性同士が関わることで、ビジネスに結び付く可能性を感じるものを生み出せないと一過性で終わってしまうかもと思います。 黒澤:私はあまりITC目線で見たことがなくて、あまり意見が言えなかったのが申し訳ないです。実際、私も資格を持ってはいるのですが、ITCの実態が見えない所がありまして、実際どういう活動をしていて、今日もコミュニティがあるというお話しを聞いたので、そういうコミュニティがあるのかどうかも見えないところがあって、どういう活動をしているのかというのが、もっと分かって、発信するようなところがあると、より良いんじゃないかな?とは最近感じていました。私もいろんな所に参加させて頂いて、自分の仕事に行かせるといいなと思っています。 播磨:協会のH25年度の事業計画で、「オープンとサービス」と書いている。もっと現場のために何かしたい。しかし、我々が主体的に出来る訳ではない。現場の為に何をしないといけないのかという取組をもっとスピーディーにやっていかないといけないし、変えていかないといけないと思っています。そういった中で、これからの女性が活躍できる方法としてコミュニティは一つの場になるではないかと思っています。なぜなら、みなさんのように、こんなに頑張っているITCの方々を目の当たりにしていると、絶対にもっと世の中に何かできるはずと思っている。そういう活躍されてること、あるいは女性ならではの強みというものを、コミュニケーションの中で、もっともっと見える化していくことによって、世の中に対するものも発展的に進めていけるんじゃないかなとも感じています。今日いろいろ意見を聞いたうえで、どういう形でみんなの思いをどう進めて行くかもう少し整理して、コミュニケーション取りながら進めていきたいなと思います。 |
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![]() みなさん、ありがとうございました! 最後に全員でパチリ |
| ~編集後記~ | |
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2回に渡りお送りした女性ITC座談会でしたが、いかがでしたか? |
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| 当日は色々なご意見をいただき、今後の協会活動においてのヒントがたくさんありました。皆様のご意見を参考にして、ITC同士のコミュニケーションが生まれ、もっと繋がって行く“場”の提供が出来るように進めていければと考えております。第1弾として(?)座談会終了後に、都内近郊の女性ITCの方々での懇親会を開催致しました!12名の方々にご参加いただき、皆さま積極的にお話をされ、大変盛り上がりました。 |
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今回の座談会をきっかけに、サロンを計画しました!! |
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5/29(水)ITコーディネータ協会会議室にて、女性ITコーディネータ達を集めて座談会を行いました! 昨年、10月よりシリーズで掲載してきた女性ITコーディネータシリーズですが、実際にお集まりいただき、 ITコーディネータ協会会長の播磨を囲んでお話しをお伺いました。 |
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前編 ITコーディネータ(ITC)の仕事について |
| 女性ITCの割合は全体の5%で全国に300名程。女性ITCが増えたらどうなると思いますか。 |
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渡部:女性目線といったアピールができるところかなと思ったことがあります。飲食店や商店にお伺いした際にも、マナーとか女性ならではのアドバイスを求められることがあるので、そういう目線が必要になってきているのかな?と思います。 我妻:私が訪問するのがシステム部なのですが、最近女性が多くなってきています。 それ以外でも、実際にパソコンを使っている人は圧倒的に女性の方が多いです。管理する側の目線と使う側の目線が違うので、男性が来ると本音が言いにくいところがありますが、同じ女性が来た場合は話しやすいのかなと思っています。 冨田:私も同じで、実際に作業される方に近い所でアドバイスができるのかなと思います。 システムを決めました、経営方針はこうです、実際の入力作業は女性といったところで、一番エンドユーザーさんに近いところでお話しが出来たり、きめ細かな対応が出来たりする所が女性の特性ではないのかなと思います。上から目線でやると下にものすごく負荷がかかったりするので、その立場になって考えることが出来るかな?と思います。 黒澤:女性は途中で辞めなきゃいけない、結婚や出産でずっと働けないイメージというイメージがあって、こういうように女性が活躍されている話を聞くと、自分も頑張れるのかなとか、どういうように進んで行けばいいのか参考にしたいです。 |
| ケース研修にて女性ITC同士が知り合うきっかけは |
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渡部:愛媛ではケース研修の参加人数が多くないのですが、私が受けた年は10人中で女性1人。翌年は8人中、珍しく女性2名でした。そもそもケース研修で知り合う自体チャンスは少ないと思います。そのため、愛媛ではケース研修受講者と受講修了者が交流する会を設けています。
黒澤:私の時は20人弱くらいで、女性は私入れて3名くらいでした。 |
| ケース研修での仲間意識 |
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用松:ケース研修を受講した期間の、同じ釜の飯を食ったという所の人脈、繋がりというのが、大学の同級生に近い感じがあって、年齢差があってもフラットな関係でいられるのがITCの魅力だと思います。 1人で頑張って試験受けて受かった!というものではなく、ケース研修を15日間(6日間)受けたという所がやはり、今も仕事に続いているところがあります。私は特に自分やっているというのがありますので、その人脈でご紹介頂いたりすることも多いです。 |
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渡部:結構、15日間と6日間は大きいです。私はどちらも受講したのですが、 一同:そうなんですか??驚 渡部:15日間は本当に大変でした。チームの協力がなかったら、前に向いて進めないなと言う事が良くありました。グループの結束も、その分濃くなります。皆、すごく大変な想いをしている共通認識があるので、それがすごく大事な出会いになる様に思います。 6日間は、ちょっと忙しすぎて、いろいろと余裕がなかった気がします。 |
渡部氏はケース研修を2回受講! |
| ケース研修以外での繋がりは |
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用松:私は、女性ITCとのお付き合いは割と多い方なのではないかなと思います。昔ITC対策講座があって、そこでITCとはどういうものだというものを、試験を受ける前に何カ月も聞いていたということがありました。そこで一緒に学んだ方々とも今も繋がりがあります。 ITCで独立したときに最初の1年間は全く食べられなくて、何かしなきゃと思い、2006年にカンファレンスの実行委員をやりました。その時に「大田区の町工場を100社、みんなで回りましょう」という企画で先輩のITCの方、女性のITCの方とも知り合いになり企業さんを支援することがどんなものかを教えていただきました。深く付き合えるというのは、一度仕事なり、直接仕事でなくてもプロジェクトを一緒にやるのが一番かと思います。 |
| ITCは一生の仕事になるか |
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用松: 退職後もそれまで築いてきた人脈を生かしたいというお話をよく聞きます。 特に女性の場合、結婚や出産でキャリアが中断されてしまったりするのでネットワークやその相談も含めて全国にどんなITCがいらっしゃるのか、ITC自体を継続することで、何かしら交流する機会や接点ができ、何をやっているか何ができるか方かが分かる仕組みがあると「それじゃお願い出来ない?」みたいな、応用が利きやすいんじゃないかなと。 繋がりが、ただ単純に異業種交流会等でお会いした仲ではなくて、ITCを取っている、ケース研修を学んでいるという共有感があるのでそのベースの上で話ができるというのは大きいと思います。 |
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![]() 用松氏は退職後ITCとして独立したい方の お話を伺うことも多いそうです |
冨田:やっぱり、仕事がある無し、繋がるというのが一番で、女性・男性に関わらず、ITCで食べて行けるのかと話題になっていて、「絶対これだけじゃ無理!」という話が出ています。 そうしたら、やっぱり「ITC」の肩書がプラスに働く、「こんな仕事やってますよ」というのがみんな知りたいんだと思います。あんな風に子育てしてもやっていけるんだって、キャリアを継続する目標が経つと思います。要は食べられるITCが増えなきゃいけないんですよね・・・。 渡部:全体的な目標ですよね。 |
| Webのお仕事について |
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冨田:こんなにWeb系の支援を求めている人がいるのか!というのが、東商さんのWeb戦略パートナーの仕事をして思いました。私は元々基幹系でWebもやっていて、「わかりますよ」というところで行ったのですが、「こんなに仕事があるんだ」というぐらいにあるので。 一同:ほぉ~~~~ 冨田:SE系の方が多いので、Web系が出来るITCが少ないというお話しを聞いたのですが、女性だと話をしていて「ちょっと作って」となったときに、その後まで仕事を受けてもらえたりも出来るので、デザインとか。そっちの方が得意じゃないかな。そこにはもっとお仕事がいっぱいありそう。今、みんなWordPressとか持っているので、ちょっと勉強すると、誰か作ってもらう人に投げたとしても、構成を考えてあげないといけない。 そこにはやはり経営的な判断で、お客様に対してどういうアプローチをしたいのか、という所の話が必ず必要になります。 播磨:そうですよね。みんビズの活動もまさにそれ。Webで何かしかけるといったときに、ITCが支援してHPを作成した人と、ただHPを作りたくて作った人は、みんビズでは1年後の有料化で辞めてしまうと聞きました。 冨田:それは儲けるところまで行っていないからですよ。 |
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![]() 冨田氏はITCカンファレンス2013でも登壇されます。 |
播磨:まさにそれで、HPそのものが企業の紹介で終わってしまうから、ビジネスモデルとしての経営戦略をしないと、何を求めて、何を訴えて、その後どうするのか整理されていないで作られているから続かないんだよね。そういう所がまさにITCならではの視点があるから、発想、もしくは視点があるから支援が出来る。その差なんだと思うんだよね。 東京商工会議所 Web戦略パートナー http://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=14154 みんなのビジネスオンライン(通称みんビズ) https://www.itc.or.jp/minbiz/index.html |
| 女性ITCはどこにいるの |
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冨田:ITCとして仕事をしている方にお会いしたのは、東商さんのWeb戦略パートナーでご一緒したことがあります。それ以外でも2,3名いましたが、東京はITCがたくさんいらっしゃると聞いているのに、あまり会わないです。 渡部:カンファレンスで見渡しても、女性を探すのはちょっとしんどい感じがありますよね。みんな来ないのかな・・・。必ず出て来られる方もいらっしゃるんですが。 冨田:一人知っていると、その方のお友達とお友達になれるのですが、最初の1人を知らないといつまでもお友達になれない。 我妻:福島はITCが少なくて、ITCふくしまの理事長が福島初の女性で取得された方なんですよ。ずっと一人だったんですが、その後私が取りまして、「初めて女性の方と会いました」という感じでした。ただ、女性のITCがいると「どういう仕事しているんだろう」とまず興味あります。本業がメインでITCの仕事って二の次。ITCだけで仕事している人ってどういうことやっているんだろう?とすごく興味がある。他の方と会いたいと思うのは、「ITC取ってどういうことやっているんだろう」って分からないから聞いてみたいなって。 渡部:始めに黒澤さんが仰ったように「結婚しても続けられるから」と聞いて、「はっ」としました。そういう目で見たことがなく、みんな色んな思いでITCになっているんだなって思いました。女性ITC同士で考える事って勉強になるなー。 播磨:継続出来る職種かどうかってこれから女性にとって重要だよね。ITコーディネータの仕事って、変わってくることもあるけど、ずっと継続出来るとしたら、女性にとってもフィットした職業になるんじゃないかな? 黒澤:私の周りにはあまりITCいないですね。社内に居ても結構上の方だったりします。実際、社内にいるとITCとして活動されている方には会ったことがありません。 |
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播磨:実際にITCとして活動するのは、どっちかというと独立系の方だよね。企業内の方だと部分は活用して行動していても、もともとの仕事が、ITCの資格を学んだ事により、プロセスややり方が変わるとか、ハイレベルな所が対応出来るようになったり、そういう意味では、あくまで会社の仕事という意味ではITCの仕事という当然意識はないよね。 用松:私は元々SEだったという部分がありますので、システム設計や導入をする中でITCの視点からもお客様と関わらせていただくというのが実情です。それはたぶん性別関係なく、独立系ITCの方は元々コンサルをされていた方は別として(純粋にITCというより)いろんな資格や技術を生かしてそれぞれの得意分野でビジネスされていると思います。 |
![]() 我妻氏の勤務先であるCSH様は 社会貢献にも積極的なんです。 |
| 企業内ITCついて |
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用松:私の知っている企業内ITCの方はメリットがなかなか見えない。ケース研修を受けて何年か付き合い仲間はできたし、継続的にITCの資格を持っていなくても交流できるというのがあって、資格を更新しない方が結構います。何かしら、ITCを継続して持っていることで更に有益な人脈が広がるよとか、新しい情報が入ってくるね、みたいなものがあると良いと思うのですが。なかなかコレというのがないかもしれませんね。 黒澤:自分がITCでいることで何を得られるのかと言うのがよくわからないです・・。だた、最近、播磨さんお話しする機会があってちょっと活用できそうだなと思って来ました。それまでは、どうしたらいいのかもわからない状況でした。 播磨:大企業より地域のいろんなソリューションの方がいいものがたくさんあると思っている。それは、地域の方がシンプル。余計な機能がない。だから使う人も使いやすい。事例の情報でも、共有化するのは重要だと思う。業種毎とか・・・ 渡部:女性に限ったことでもないですけどね。 播磨:女性だからこその強みを発揮できるもの。失礼な言い方かも知れないけど、良く経営者は、男性が来ると「お前来なくていい」ってすぐ言うじゃない。 一同:苦笑 渡部:保険の外交のような(笑) 播磨:別に、女性だから出来ると言う簡単なものではないんだけど、女性は比較的ストレートに物を言うから、意外と経営者自身もどこか入りやすいんじゃないかな?男性は構えて行くので、いい雰囲気ではない状況だったら、自分達が言うべきことも考え過ぎてしまって言えないのではないかな。と思ったりもする。そういう事も含めて女性の強みの世界はきっとあると思っている。 渡部:私は企業内ITCですが、地域で企業さん相手にお話する機会もいただいています。最初は自信がなくて、どうお伝えしたら良いのかわかりませんでした。 |
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「これも修行」と振り返ると懐かしい思い出ですが、やはり最初の一歩は勇気がいりました。企業内での活動と、企業の一員だけど地域のためにお手伝いさせていただくのでは、気持ちの持ちようも違います。結局は自分がぶつかって解決していかないとしょうがない。女性だから入りやすいのとは全く逆の「女か」みたいな感じを受ける事もあると思います。ITCの先輩方のお声を聞いてみたいと思う事もあるんじゃないですか。「女子会」は、お悩み相談所だけだと前には進みませんが、意味合いをプラスしてテーマをもった検討の場であればよいのではないかと思います。 用松:何かしら作ってみるのも一つかも知れない。 |
![]() 黒澤氏は昨年ITCデビュー。 ITCは若い方もいらっしゃるんです。 |
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以上、前編「ITコーディネータの仕事について」でした。 次回は後編「女性ITC同士の繋がりや、ITCのコミュニティについて」に続きます。お楽しみに! 後編はこちら |
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日頃のITコーディネータ活動をコラム執筆で紹介してみませんか? キーマンズネットではあなたのご応募をお待ちしております!(実践力ポイント:1掲載2ポイント) |
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<掲載媒体> 「キーマンズネット 中堅中小企業」 企業のIT担当を中心とした会員数33万人のIT情報サイト |
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<コーナー主旨> 中小企業のIT担当者(営業・総務・人事業務などと兼務)またはITツールを使う業務部門の担当者に対し、 その悩みや課題を解決するためのITサービスの有用性をわかりやすく紹介していくコラム型の記事。 |
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<メイン読者> 約100名の中小企業勤務、年商10億円以下、総務/営業/人事/経理/広報などの部門担当で、IT担当も兼務。年齢は20代~50歳代くらいまで。ITシステムの保守・運用や導入起案を担当(兼務)しているが、そこまでITリテラシは高くない。ITツール活用が避けられない業務部門のリーダーなど。興味・関心は「マーケティング」「Webサイト構築管理」「スマホ・タブレット活用」などの営業支援から、「セキュリティ」「ネットワーク」などのシステム運用業務まで、幅広い。 |
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<記事構成上のお願い> テーマや記事内容は、リアリティのある具体的な事象が共感を得ます。 「ITの利便性を啓蒙する」という観点でITとの関連性を持たせてください。 Ex)・売上を上げるためのマーケティング手法とそれを実現するITツール紹介 ・現場決裁など低コストで実現できるIT製品・サービスの実装方法 |
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<掲載予定・掲載頻度> 週1回掲載~、1テーマにつき2~8回くらいまでの連載執筆 ※原稿〆は掲載開始日の1週間前、または複数分の原稿をまとめて納品も可。 ・TOPへの掲載期間は次記事が掲載するまでの約1週間。記事はサイト内にバックナンバーとして残る。 |
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<運用> 1記事/1000~1500W程度、週1回掲載で最低1ヵ月間(4本or4回)のご執筆。 |
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<実践力ポイント> 2ポイント取得×掲載回数(ポイント上限無し) 注意:ポイントは本人の入力になります。 ◆入力項目◆ キャリア>2.ITCの知見・ノウハウの情報提供>公開された著作物・論文・寄稿・書評等の執筆 |
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<応募方法> 下記を記載の上、「ご応募はこちら」ボタンよりご応募ください。 ・お名前 ・連絡先 ・テーマ ご相談もお気軽に! |
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| ※応募後はキーマンズネット編集担当者よりご連絡します。 | ||
| ◆◇今までの執筆者(一部)◇◆ | ||
| 松永 菜穂子氏 | 商品と顧客を繋ぐ立役者?倉庫・在庫管理の極意 (2013/11/29~ 連載中) | |
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中小企業流“ソーシャルメディア”活用術 (2012/02/27~2012/03/19) 中小企業流Webマーケティングの基礎知識 (2012/03/26~2012/04/16) |
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| ITコーディネータ協会 広報担当 山川、中村 | ||
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協会の活動と協会に来て頂いたITコーディネータの方や会員様を掲載しています。 みなさま、お気軽に協会にお越しくださいませ。(メルマガ担当) |
<お問い合わせ先> メルマガ担当
| 今回は、今年の8月よりITCふくしまの理事長になられた齋藤瞳さんと我妻くるみさんに女性ITCとしての活動のお話しを伺いました。齋藤瞳さんは若いながら株式会社アイ・フォーサイトの代表であり独立系ITCとして活躍。我妻くるみさんは株式会社コンピューターシステムハウスで活躍している企業内のITCさんです。株式会社コンピューターシステムハウスは最新号の機関誌「架け橋」(第13号)でもご紹介中です。こちらでは薮内社長のお話しも記載しておりますので是非お読みください。機関誌「架け橋」はこちら | |
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| ■ITCふくしまについて | |
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Q,ITCふくしまとは? |
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ら選ばれたのかなと思っています。 もう一つは、女性初の理事長ということで目立つのではないかという狙いもあったと思います(笑) これからはITCふくしまもベンダー系ITCに任せる!君たち頑張れ!と託された感じです。 |
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| ■女性ITCとして | |
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Q,お仕事内容を教えてください。 齋藤:もともとはベンダー系の企業内ITCでしたが、会社内でコンサルティング部門のみを独立させることになり、現在はコンサルティング会社の代表として業務改革、事業計画の立案からIT導入の支援などITCの支援内容そのままをやっています。また、企業さんの財務的支援やバックアップも大切なお仕事です。中小零細の企業さんはまず目先の課題を抱えている事がとても多く、会計士さんや税理士さんではないのですが、資金調達のために事業計画書が必要な場合の支援をしています。企業さん自体の足場がきちんと固められて、次に業務改革だったりIT投資だったりステップアップできるようなコンサルティングをしています。ベンダー会社が別にあるので、IT導入から先はそちらにお願いし、私はお客様の意識改革をお手伝いしています。 我妻:私はSEとしてシステム構築の営業、導入支援などお客さまとはシステムで関わる仕事をしています。ITC取得後は、システム導入後の提案もできるようになり今より良くなればと考えながらやるようになりましたが、ITCの仕事をしているかというと全面的ではありません。ただ、自分の仕事の中でITCの知識を活かしていく。ベンダーのITCだとそういう動きになるのかなと思います。 Q、女性ITCとしての強み・弱みとは? |
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我妻:男性だったら・・というのは昔は結構ありました。営業に行くと出てくる担当者の方に娘っ子が来たという感じであまり話を聞いてもらえなかったりした経験がありますが、最近は担当者の方も女性が増えて来ましたし、お話しする方が女性ですと、女性視点からのきっかけが作れ、男性には話にくい事も話しやすい利点があります。また、お仕事で競合と被ると大抵女性は私だけだったりするので印象に残りやすいですね。話す口調も男の人と違うので印象に残りやすい。 後は男の人の場合はプライドが邪魔して聞けないことを女性は聞ける!というのがありますね。結構何でも聞いちゃいます。 |
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向うも男性に聞かれると答えないけど女性だったら、というのがあるので、そういう感覚がだんだんわかってきたんですね。「ここは聞いても大丈夫!」とか。最近、それがものすごく強みになってきたなと感じます。あと、怒られ方も違いますね(笑) 齋藤:中小企業は役職とは別に、社内の実情を把握しているのが女性が多い気がします。 私のイメージだと「コンサルタント」は上からの指示型な気がしますが、ITCは経営者と一緒に寄り添って、同じ目線でやっていくところがITCならではで、女性ってそういうのが上手いんじゃないかなと思います。やはり、女性は印象に残るし可愛がられますね。経営者さんとも話が弾み、次に訪問させてもらってもいいですか?ときっかけがつかみやすく、名刺交換しても結構覚えてもらえるところも多いです。企業内ITCをしていた時は会社からも上手く使われていたんじゃないかなと思います(笑) 我妻:それはありますね(笑) Q、社長になられたきっかけは? 齋藤:福島県にも専門家派遣事業があります。ただ、専門家として登録してもベンダーとしてユーザー先に行ってはいけませんよという注文がありました。それであればエフイーシー(ベンダー)の中からコンサル部門を独立させて、ベンダーと一線を引いたひとつのコンサルティング会社として事業をしようという話になりました。その中で、元々エフイーシーというベンダーの中でITコーディネータの資格を持っているのは私一人だったこと。中小企業の代表や経営幹部の方に、IT面だけでなく経営面でのアドバイスをするためには、自らも経営者の立場にならないと対等に話ができませんし、経営者の悩みや苦労といった面が分からないこと。この2点を理由に自ら立候補しました。また、ベンダーも中長期の視点でコンサルティングをやっていかないと将来のビジネスに繋がっていかないという意図もあります。(期待もあるし)しっかり結果を出していかないと! Q、プライベートな部分はいかがですか? 齋藤:経営者さんを対象に伺うことが多いので、遅い時間が多かったりします。また、研修をやる際はどうしても土日。独身のときはそんなの関係なく「はい!いきます!」とフットワークが軽かったのですが、結婚するとそういうのがなかなか難しい。家族、会社の理解を得ながらやっていくしかないと思っています。 我妻:私は実家の近くで一人暮らしをしています。ここ最近休みがなく、帰りも遅いですし、出張も多く私の家族が普通に生活を送っている時間帯に私はほとんどいません。そうなると生活のリズムが合わないので、生活を分けている状態です。一人なのでやることはやらないといけないですから、土日は主婦をしているというケースが多いです。 |
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でも、仕事が忙しくなるとそこは後回しになるので反省すべき所かなと思っています。休みの日は趣味に走っていますが、仕事もして家事もして女性は大変ですよね。この点は男性良いですよね。私も嫁が欲しいです(笑) 齋藤:結婚前は「俺が家事をやるよ!」と言っていたのに、結婚したら「何で朝ご飯ないの?」ですし。ちょっと家庭内の改革も進めながらやらないとダメですね(苦笑)。 |
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| ■今後の展望 | |
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Q,ITCふくしまとして |
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| そうすると今までそれが潤沢にあった企業さんが自分達で開発して仕事がしたいとなっても、自ら仕事を取りに行くのは難しい。そういったことも考えながら出来ると良いなとも思っています。ITCふくしまや情産協と協力しながら、そういった仕組みを少しずつ作りたいと思っています。そこで、理事長に頑張っていただくわけです(笑)。私はサポートで。 |
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齋藤:ITCふくしまとしてビジネス志向部分をどんどん追及して、会員のみなさんのビジネスに繋がるような組織をこれからも続けていきたい。『ITCふくしま』、『情産協』というそれぞれの形があり横の繋がりが出来ておりません。今までも頑張っていたのですがなかなか上手くいかない。ですが、今回、私と我妻さんのタッグが出来たので上手く女性としての強みを生かしながら県内のITCさんやベンダーさんとの繋がりをもっと強くしていきたいです。そうすることによってITCのビジネスにも繋がるし、ベンダーさんや地域のビジネスにも繋がっていくのかなと思っています。 Q,ITコーディネータの女子会ってどうでしょう? 我妻:あれば参加したいですね!他の地域にどういう方がいるのか会ってみたいです! 齋藤:3、4年前に12名で東北のIT女性の会を作ったことがありまして、ベンダーさん関係なく女性に会ったら手当たり次第「入ってみない?」と誘って集まった会だったんです。同じような仕事をしていても話す内容とか視点も全然違っていて、私の尊敬する先輩がいらっしゃったんですが、その方の話を聞くだけでも参考になりましたし、生き方や私生活のお話しや、仕事と両立の方法等の裏側のお話も出来きました。男性中心の異業種交流会だとそういう話までなかなか出来ないので、女性だけっていいなぁと思います!その女性会も、異動だったり結婚、出産だったりで消滅してしまいましたが、できればまたやりたいと思っています。また、私も他の地域の女性ITCの方にも会ってみたいです! 齋藤さん、我妻さんありがとうございました! |
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※※編集長のプチ日記※※※ |
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今年のコンピューターシステムハウスさんの忘年会はコスプレ祭だそうです。我妻さんはベルばらのオスカル。すごく似合いそう!いただいたお土産、毎日使っております(メモ帳とマウスパット)。ありがとうございます。 今回が初めての取材だった副編集長もとても頑張りました。次回からさらに期待です! |
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おめでとうシリーズ特別企画!届出組織にお邪魔してきました!! (2012/6/28)
ITC沖縄・・2002/4/1設立
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| ●届出組織(ITC沖縄)のはじまりを教えてください | ||
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ITC沖縄はITC制度資格維持のポイントを取るために、コミュニティを作って勉強をしましょうということで5人から始まりました。公共事業入札条件でITC資格が必要という話もあり設立後数年は順調に会員数が増えていきましたが、2006年、2007年ごろより企業所属のITC離れが始まりました。この時期は企業からするとITCのメリットが見いだせなくなったようです。 |
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| ●設立当初(IT経営応援隊時代)から現在のITC沖縄の活動について教えてください | ||
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沖縄はIT立県を目指していますので、設立当初から公社や情報産業協会等の支援機関とも密着な関わりをもって応援隊事業を中心に活動してきました。 |
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| ●ビジネス志向の届出組織「一般社団法人ビジョン琉球」の設立経緯とITC沖縄の強みはなんでしょう | ||
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応援隊事業の活動は、中小企業の支援に必要で大事なことであり、中小企業との接点としてITCの自分達が自ら進んでやっていくことではありますが、支援事業なのでなかなかビジネスにはなりません。 |
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| ●4月から新ケース研修になりました、何か変化が感じられますか | ||
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以前のケース研修では、社内において社員の管理能力(管理者としてのスキル)の判断材料としてITC資格が使われていましたが、今年から受講側の企業スタンスが変わりました。今までの受講料(50万)では企業の部長クラス以上がメインの受講者でしたが、受講料が安くなったことにより受講者の範囲を広げられるようになってきました。今までなかなかITC受講者を出してくれなかった企業さんも営業研修などにITC制度を取り入れ社員のスキルアップとして活用してみようとスタンスになってきたように感じます。 |
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| ●県内外の支援機関、ITCやITC届出組織とのつながりは | ||
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ITCは設立の当初から、沖縄県情報産業協会をはじめ、沖縄県産業振興公社、内閣府沖縄総合事務局など、さまざまな支援機関との連携や応援隊事業など国の事業をとともに歩んできました。これからも基本的な形は変わらず、多くの支援機関とともに県内の中小企業支援を進めていきます。 |
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| ●ITC沖縄さんのように多くの支援機関やITCとの連携は他の届出組織から見ても理想だと思います。どうしたらこのような繋がりが作れるのでしょうか | ||
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支援機関の中にITCがいるのかいないのかでも違いはあると思います。 連携のきっかけは、IT経営をうたったITC資格が出来たときに、当時、公社職員のITCであった兼次さんの働き掛けで公社のIT活用経営戦略支援事業の前身の事業である情報化モデル事業が立ちあがりました。同じ方向性を持ったもの同士連携がはじまり、その関係をキープしてきました。そのうちにIT経営応援隊事業が始まり、情報産業協会からのお話がITC沖縄に来ました。 公社や中小企業支援センターのサブマネジャなどの専門家対する能力基準に会計士や中小企業診断士と並んでITCが含まれており、何人かのITCが専門家として公社に採用されてきました。こんな感じで広がっていったわけですが、大事なことは先輩ITC達がそれらの機関と連携を続けていく努力をしてきたことですね。支援機関からの要請に応えられるメンバーがいたことも大きいと思います。 |
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| ●ITCビジネスと共存とは | ||
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ITCはコンサルタントなので一人でも仕事が出来なくはないはずです。ただ、ITC沖縄の独立系ITCの場合、それぞれの役割や得意分野が違うので保管し合う方が強いようです。また独立系のITC自体があまり増えていないことが幸いしているのかもしれませんが、かえって一緒にやったほうが効率的だねという話になっていて、うまくまとまっています。 |
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| ●これからのITC沖縄についてお聞かせください | ||
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ITC沖縄・ITCビジョン琉球の体制は整っているので、それをしっかりビジネス・人材育成を軸として回していきたいです。また、ITCビジョン琉球の方をきちんと稼げる組織にすること、それと並行してITCの認知度、必要性を高めていくこと、支援機関との連携も更に強めていくことが大事だと思っています。 |
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| ●ITC沖縄内部の変化、世代交代などはいかがですか | ||
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今、中心となっている世代は60代ですが、もっと若手ITCを育てようと考えています。 |
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| ●最後に、他の地域に負けない沖縄の良さを聞かせてください | ||
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地元愛は沖縄が一番!それがみんなの根底にあります。OCCさんが中心になり始めたのも地元愛からきているからだと思います。ITCが一番活躍できるのは地元なのです。 |
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| ・・番外編♪・・・ | |||||||||||||||||||||
| ◆OCC様訪問しました! (2012/6/28) | |||||||||||||||||||||
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沖縄を代表するIT企業、株式会社OCC様に播磨会長が表敬訪問しました。OCCさんは沖縄21世紀ビジョンの実現のために次世代のITプロフェッショナル育成のひとつとしてITC取得に力を入れていただいております。
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| ◆ITC沖縄創立10周年記念 IT経営シンポジウムに参加しました (2012/6/29) | |||||||||||||||||||||
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ITC沖縄主催の「ITC沖縄創立10周年記念 IT経営シンポジウム」に参加しました!
参加者の方は殆どの方がかりゆしウェアを着用しておりとても涼しそうでした。 当日は100名近くが来場する程の大盛況であり、シンポジウムの後は三次会まであったようです(facebookより)。 播磨会長は2次会まで参加しておりました。
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協会では、沖縄のかりゆしウェアが大流行! これ、とても涼しいのです! クールビズおススメですよ! ホームページでのご注文はこちら http://www.kariyushi-okinawa.com |
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