2017/12/14 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山崎 健 |
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2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(新潟) |
講演内容 | |
来賓挨拶 |
「超スマートな社会(Society5.0)の実現に向けたConnected Industriesの推進について」 |
基調講演 |
「IoTで鍵を握る可視化の実践と活用事例」 ウィングアーク1st 株式会社 営業・ソリューション本部 BI事業戦略担当部長 兼 エバンジェリスト 大畠 幸男 様 |
セミナー |
(県内 IoT導入事例1) |
セミナー |
(県内IoT導入事例2) 「建設現場安全管理システム」 株式会社アイビーシステム ソリューションマネージャー 山澤 俊幸 氏 |
セミナー |
(攻めのIT経営中小企業百選) |
組織紹介 |
(ITC新潟の紹介) ITC新潟 幹事 島 淳一氏 |
・参加人数 80名 |
昨年に続き、新潟では2年連続での開催になりました。昨年に続き 今回も会場は多数の聴講者であふれ80名の席が満席でした。 また、新たな取り組みとして、会場の後ろでは講演された企業様 を中心にに実際に導入されたIoTデバイスの展示があり、講演の合間 も非常に賑わっておりました。 ちゃんとITC新潟の経営相談ブースもありました。 |
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賑わう展示ブース | 経営相談ブース |
主催者挨拶 | ITC新潟 代表幹事 青木 龍雄 氏 |
ITCはIT、IoT導入支援できる人材。 |
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来賓挨拶 |
「超スマートな社会(Society5.0)の実現に向けたConnected Indutriesの 推進について」 関東経済産業局 地域経済部 情報政策課長 濱田 豊 氏 |
■Society 5.0・Connected Indutriesに関する主な政府の戦略
■新産業構造ビジョン |
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戦略5分野 ・自動走行 ・サプライチェーン(製造業・サービス業) ・健康医療 ・くらし ・産業保安分野(コンビナート等) 横断的な課題 ・ルールの高度化(データ利活用等) ・規制の砂場(サンドボックス)で新事業を創出しやすい環境の構築 ・地域中小企業にもデータの利活用を行って欲しい ■IoTに関する経済産業省の取り組み IoT推進コンソーシアム 5WGあり、その中にIoT推進ラボがある ■IoT推進ラボとは 地域からのIoTを促進。プロジェクトは1~5まである 今日は1・4の話し。 【1】Labセレクション IoTプロジェクトの発掘・選定を実施 ファイナリストには以下の3点を支援 ・資金支援 ・メンター支援 ・手続き支援 第2回グランプリ受賞:ユニファ社が採択 ・カメラ連動で保護者に園児を見せている(見守り支援) ・制度的課題を解決(児童福祉法に基づく書類を電子で保存) ・資金支援 5回目を2017年12月15日まで募集中 地域枠が創設 各回のグランプリ企業の説明 【4】地方版IoT推進ラボ 3弾の公表 地域課題の解消を図る 新潟県の取り組みの概要紹介 長岡市の取り組みの概要紹介 ロボット革命イニシアチブ協議会(RRI)について IoTによる製造ビジネス変革WGが活動中 その中から中堅・中小企業アクショングループの活動紹介 ・スマートものづくりツールの公表 1.ツールの選定:106件 ツール・レシピの公表:124件 ツールを組み合わせ、レシピを作成し、選定する ■事例の公表 スマートものづくり応援隊 人材育成事業 IoT×ロボットの両方を知る人材がいない為、育成する事業 中小企業に人材を派遣し、課題解決 新潟県では長岡市が選定される ■IT、IoT関連の経済産業省予算の紹介 H30年予算 概算要求中 5つの柱があり、今回は1と4の紹介 【1】Connected Indutries等を通じたSociety5.0の実現 データの利活用を促進 実証実権に予算をかける 人材育成 スキル習得講座認定制度 企業間連携 サンドボックスで新事業の創出 セキュリティも実施 【4】地域中核企業の発掘と支援 中小企業の関連施策として、以下の4項目がある ・事業承継 ・IT活用 ・人材不足への対策 ・取引条件の改善 地域中核企業・中小企業等連携支援事業の紹介 省エネルギー投資促進に向けた支援補助金の紹介 ■事例紹介 IoTが目的化してはいけない 経営者の姿勢も大事 |
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【ITベンダーと二人三脚で】 ニューマインド http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=40 ヒラノ http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=44 【中小企業自社開発事例】 飯山精機 http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=16 武州工業 http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=46 【ツール活用】 米山製作所 http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=52 山口製作所 http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=48 【補助金の有効活用】 三友製作所 http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=30 ヒバラコーポレーション(サポイン) http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=42 長島鋳物(省エネ補助金) http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=38 【ビジネスチャンスと捉える】 月井精密 http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=32 ヤマナカゴーキン http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=50 補助金等公募情報案内 |
基調講演 |
『IoTで鍵を握る可視化の実現と活用事例』 ウイングアーク1st株式会社 営業・ソリューション本部 BI事業戦略担当部長 兼 エバンジェリスト 大畠 幸男 氏 |
■データ活用に見る可視化の価値 製造業のデータ活用 既に取組み実施/検討が約80% 課題は? 1.費用対効果がみえずらい 2.人材不足 3.集めたデータの活用の仕方が不明 |
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データの活用の流れ
○可視化の価値は?
■IoTの動向
○IoTの価値とは
(右上に続く) |
○見える化とは
■事例 |
セミナー (県内IoT導入 事例①) |
『製造業におけるNFCを利用したトレーサビリティシステム』 株式会社 トクサイ WM3課検査係係長 山賀 淑智 氏 奏風システムズ株式会社 代表取締役 赤塚 剛 氏 ITコーディネータ 島 淳一 氏 |
--株式会社トクサイ山賀氏の発表--
■理由
■改善方法 |
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スマホ・タブレットの活用でクリアできる カードをかざすことで、手書情報の記入代行 計測器の情報をダイレクトに入力しDBへ登録 手書き情報をデータ化することができた。 ■デモ動画再生 ■活用例 1.素材特性の評価 2.引っ張り強さの工程管理が可能 3.工程の進捗管理。すぐ分かる 4.歩留まりのリアルタイム管理 個々の製造条件の適応 ■効果 1.トレーサビリティの迅速確認 2.作業者に負担のかからないシステム構築 3.分割転記の手間が省ける 転記作業が無くなり、作業者の心理的負担軽減 4.省力化 5.全行程で作業中 |
--開発ベンダー:奏風システム 赤塚氏の発表-- ■開発面の特徴 複数の懸案事項あり、超高速開発での検証が必要だった ■トクサイ様と今後の取り組み トレースが現場負担なしで即時にできるシステムが完成し効果が出た。 ■今後 未活用データと今回の取得できたデータを紐付けし、検証を 繰り返し、第二段階へ進みたい |
セミナー (県内IoT導入 事例②) |
『建設現場安全管理システム』 株式会社アイビーシステム ソリューションマネージャー 山澤 俊幸 氏 |
山澤俊幸 様 |
浅田 様 |
(右上に続く) |
■これまでの取り組み |
セミナー (県内IoT導入 事例③) |
『サカタ流 攻めのIT全体最適に向けて』 株式会社サカタ製作所 総務部 ITシステム課 課長 樋山 智明 氏 |
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ITコーディネータ 石垣 比呂志 氏 |
--株式会社サカタ製作所 樋山氏の発表-- サカタ製作所のご紹介 震災を機に、太陽光パネル進出、Webサイトの再構築を実施 ■課題 見積り依頼殺到し、設計にも工数がかかる 見積り依頼から提出まで3日かかるプロセスの見直し システム化の課題 ・配置計算が複雑 ・CAD図面の自動製作 ・Webアプリで対応する ■解決策 お客様の条件入力で、5分で見積りができるシステム 気象データベース SaQS(サックス)を作成。 ・配置計算はサカタ社員の力で何とか作成 ・パートナーと共同開発 ・気象データベースをもとに作成 ・塩害レベルを独自のロジックで作成 システム構築により以下の効果が出た ・売上が2倍 ・残業が半減 ・技術力の向上を図る ■技術力の向上にITを活用 Office365を活用 ・Skypeの在席確認の活用 ・インスタントメッセージの活用 ・ビデオ会議の活用 240万円/年の削減効果 ・Yammerの活用 チーム力アップに貢献 その他の活用 ・プロジェクタ付きのホワイトボード、他拠点と記載内容の共有。 ・デスクトップの共有機能の活用 |
--ITCコーディネータ 石垣氏の発表-- 表彰を10個程度も受賞している 申請書を記載するので、業務の棚卸しもできる 今後の展望 ・ITコスト削減 ・BCP見直し ・情報セキュリティ対策 攻めるためにしっかり守る ・AI、IoTの活用をトライアル。賢く攻める ・サーバーの更新、RFPの発行し検討 オンプレとの連携、ハイブリット化、SSOを導入 ■まとめ IoT同様、いろいろつないで強みを発揮する。 |
組織紹介 | ITC新潟 幹事 島 淳一 氏 |
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ITCはこまかな問診で対応する ベンダーとお客様とつなぐ架け橋がITC ITCが役に立てる |
【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2017 in 新潟 ~ここまでできる! 新潟発 IoT~ |
開催日時 | 2017年12月14日(木)13:00~17:30 |
会 場 | NICOプラザ会議室(新潟市中央区万代島ビル11階) |
主 催 | ITC新潟 |
共 催 |
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
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後 援 |
関東経済産業局、新潟県、(一社)新潟県商工会議所連合会、新潟県商工会
連合会、新潟県中小企業団体中央会、新潟経済同友会、新潟県中小企業家同友会、新潟県信用金庫協会(新井信用金庫、上越信用金庫、柏崎信用金庫、長岡信用金庫、三条信用金庫、加茂信用金庫、新潟信用金庫、新発田信用金庫、村上信用金庫)、信金中央金庫、新潟県IT&ITS推進協議会、新潟県IT産業ネットワーク21(IT21)、(公財)にいがた産業創造機構 (予定) |
本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで |
2017/12/20 |
ITコーディネータ協会 |
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2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(札幌) |
講演内容 | |
主催者挨拶 |
北海道ITコーディネータ協議会 会長 田坂 和大氏 |
開会あいさつ |
経済産業省 北海道経済産業局 地域経済部長 伊藤 英喜様 |
貴重講演 |
IT経営による生産性向上と働き方改革 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 会長 渋谷 裕以 |
記念講演 |
はばたく中小企業・小規模事業者300社選定企業 「未来を見据えたものづくり ~IoTを活用したトータルソリューションで世界へ~」 株式会社ワールド山内 代表取締役 山内 雄矢様 |
実践事例紹介(1) |
生体認証を使った勤怠および原価管理による生産性の向上 大東工業株式会社 代表取締役社長 飯島 裕幸様 ITコーディネータ 田坂 和大氏 |
実践事例紹介(2) |
繋げて、集めて、可視化する 『smartNexus®』そして・・・考える!“AIを活用した需要予測” 株式会社サンクレエ 常務取締役 鈴木 康様 |
閉会挨拶 | 北海道ITコーディネータ協議会 相談役 赤羽幸雄氏(札幌学院大学 客員教授) |
・参加人数 140名 | |
北海道での開催は、今年で5度目になります。さすがに北海道は広いので5度目といえども、札幌での開催は2度目になります。 |
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主催者挨拶 | 北海道ITコーディネータ協議会 会長 田坂和大氏 |
北海道ITコーディネータ協議会の15周年を迎え札幌で開催。 10周年時の開催の際には、SNS・クラウドと言った言葉が飛び交う 最近はAI・IoTが言われている 働き方改革・生産性向上がポイント 人材不足を乗り越えるかが欠かせない それにはITが欠かせない ITCもお役に立てるように頑張らなければならない 生産性向上はIoTとITの融合で企業業績向上に繋がる |
田坂和大氏 |
来賓挨拶 | 経済産業省 北海道経済局 地域経済部長 伊藤 英喜様 |
(講演概要) ITの活用により、生産性向上・需要拡大と人員不足対策実施 AI等活用し、経済を発展させていきたい 産学官連携により競争力強化に努める IT導入補助金で道内500以上の生産性向上に寄与 15周年を節目に、中小企業の発展にITCの力を結集してほしい |
伊藤 英喜様 |
基調講演 |
特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 会長 澁谷 裕以 「迫りくる日本の危機のなかで、ITを経営の力にするということについて」 |
(講演概要)
●日本を取り巻く危機的な状況
1.深刻な労働力不足> 2025年に583万人の不足 2.低い労働生産性 > 主要7か国の中で最低 3.消える中小企業 > 事業承継進まず ●働き方改革 課題 1.正規・不正規の不合理な処遇 2.長時間労働 3.単線型のキャリアパス 改善するために、各種テーマ毎に検討 副業も促進していくことが必要。 ●生産性向上 中小企業等経営力強化法の目的 1.生産性向上の必要性 2.業種横断的な経営課題の対応 3.業種別の経営課題へのッ対応 4.中堅企業の重要性 生産性を向上させる取り組みを計画した企業を積極的に支援 自社の強みを認識することで、ストーリーのあるビジネスモデルを 構築することが重要 ITを活用し見える化することで、強みの発見 業務の標準化、情報共有する 強みの組み合わせで経営力向上計画を策定し 新たな、強みを作る ●ITCは良き対話相手になること。 対話を繰り返すことで、ITは経営の力になっている。 良き対話相手になっている事例の紹介 1.秋東精工様の事例 強みのヒアリングを徹底的に実施、ホームページへ反映。それにより、ホームページ経由でトヨタ自動車から発注があった。 2.越前和紙の事例 ホームページでの販売相談からスタート。 顧客のターゲティング化することで、ホームページの制作ではなく、深堀が必要なことに気付く。 販売実績を見て、御用を聞き、計画的な生産計画が可能になった。 3.製造業事例 銀行からITコーディネータへ相談。 課題:売上アップしているが、利益が下がっている。 社外のITCがファシリテーション実施。 結果、社員と経営者のコミュニケーションが密になり、実態の見える化が出来た。 対話の繰り返しで課題が顕在化できた。 社長の思いが戦略的に反映され、効果が表れた。 ●<対話による見える化と自分事化> 変革とは自分事化して考え、ひとつになって進むことが大事。 ITは人間力 小さい一歩から継続して変化を起こし続け、システム化する。 会社の構造をお客様本位の方向に変革する。 |
澁谷 裕以 |
記念講演 |
はばたく中小企業・小規模事業者300社選定企業 「未来を見据えたものづくり ~IoTを活用したトータルソリューションで世界へ~」 株式会社ワールド山内 代表取締役 山内 雄矢様 |
(講演概要)
北海道から全国へ 取引先の70%は道外 |
山内 雄矢様
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実践事例紹介 |
「生体認証を使った勤怠および原価管理による生産性の向上」 大東工業株式会社 代表取締役社長 飯島 裕幸様 ITコーディネータ 田坂和大氏 |
(講演概要)
●以前の課題 |
飯島 裕幸様、田坂和大氏 |
実践事例紹介 |
「繋げて、集めて、可視化する「smartNexus®」そして・・・判断する」 “AIを活用した需要予測” 株式会社サンクレエ 常務取締役 鈴木 康様 |
(講演概要) 中小企業がAIを身近に使えるようにしたい売上仕入れ在庫管理ソフト PieceWorks Smart がコアパッケージ 販売業界比率 25%食品製造業 25%印刷包装 25%卸 カスタマイズ可能で低コスト短納期を実現 北海道大学の教授と連携し、社会実装。 これにより、ソフトウェアにAIを取り込む 各種情報からAIを活用し気付きを促す仕組みの構築 smartNexus AI AIを活用することで、時系列データを入力することにより 高い精度で需要予測が可能になった。 さらに相関分析と連携するシステムを開発中している。 |
鈴木 康様 |
終わりの挨拶 | 北海道ITコーディネータ協議会 相談役 赤羽 幸雄氏(札幌学院大学客員教授) |
10周年時にIT経営カンファレンスを実施。 |
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【開催情報】 |
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セミナータイトル | ~高利益率の起業の共通点~ “生産性向上の取り組みとは!” |
開催日時 | 2017年10月18日(水)13:30~17:00(開場/13:00) |
会 場 | ホテル札幌ガーデンパレス |
主 催 | 北海道ITコーディネータ協議会 |
共 催 |
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
独立行政法人中小企業基盤整備機構北海道本部 |
後 援 | 経済産業省北海道経済産業局/札幌市/北海道/(一財)さっぽろ産業振興財団/札幌商工会議所/日本政策金融公庫札幌支店/北洋銀行/北海道銀行/北海道中小企業家同友会札幌支部/(一財)北海道IT推進協会 |
2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら |
本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで |
2017/12/15 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 中村 路子 |
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2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(東京東&千葉) |
講演内容 | |
来賓挨拶 |
『経済産業省のIoT・ロボット関連施策について』 経済産業省関東経済産業局 情報政策課長 濱田 豊 様 |
基調講演 |
『労働生産性向上と働き方改革』 杉浦社会保険コンサルティング 特定社労士 杉浦 美穂子 様 |
事例紹介1 |
『新たな事業への取り組み事例』
株式会社パール技研 代表取締役 小嶋 大介 様
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事例紹介2 |
『地域でのバイオマスエネルギー製造参入』 大金興業株式会社 代表取締役 大野 光政 様 ITコーディネータ 府中 由昭 氏 |
・参加人数 20名 |
基調講演 |
『労働生産性向上と働き方改革』 杉浦社会保険コンサルティング 特定社労士 杉浦 美穂子 様 |
(講演概要) ◆「働き方改革」とは?国が掲げる「働き方改革実行計画書」の解説 ・大きく分けて「賃上げ」「働く場所」「キャリア」構成の3つ ・「非正規労働者」をなくす、賃金を上げる、生産性を上げる、長時間労働をなくす⇒最近の労働調査では改善されている。失業者は減っている(2%)ので、完全雇用に近い状態であるが、全体の3割程度が非正規労働者である ・非正規の待遇を改善するための「同一労働、同一賃金」に対して10年間の工程表が出ている。正規雇用が8年ぶりに上昇し全体的に向上しているが、「同一労働、同一賃金」に対しては、それぞれの責任や立場など環境の違いで左右されるものではないか?との疑問もある ・不本意就労・・・本当は正規雇用を望むのにやむを得ず非正規の人向けにキャリアアップのための助成金も出ている ・労働者派遣法の改定は更に進み、今後のトレンドとなり給与内容の説明や福利厚生の平等など義務化になるだろう ・主に女性の「106万円の壁」⇒2年後にまた引き下げとなるかも?⇒余計に働けなくなる人が増える⇒人手不足が進む可能性 ・2010年から最低賃金が上がり続けているが、経団連は更に3%UP、全国で1,000円超えを目標としている(現在東京956円)。賃金上昇のためには生産性向上が必要で、助成金や税制助成の対象にもなる ・国際規格に比べて、日本は長時間労働が多いと国は思っている⇒昔はもっと働いてなかった?残業時間60時間以上は30代男性が最も多い⇒結婚できない?少子化の原因?と考えられているのでは?長時間労働は自慢ではない。意識を変えていこう。モーレツ社員の廃止 ・電通の事件から注目が集まり、今後労働法の改定が進み残業代の割増など細かく指導が入るだろう。業種別に適切な残業時間の定義があり、情報通信業は1日1H程度でテレワークの活用を目指す。運用に係る人などは勤務間のインターバル制度の導入で対応していく ・国が提示する「働き方の未来2035」⇒人口を増やしつつ働き方改革を目指す。今後、人口減少により新卒採用がますます困難になり働き手は減少するので、知恵を巡らせて働き方を改革していかなければならない |
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事例紹介1 |
『新たな事業への取り組み事例』 株式会社パール技研 代表取締役 小嶋 大介 様 |
事例紹介2 |
『地域でのバイオマスエネルギー製造参入』 大金興業株式会社 代表取締役 大野 光政 様 ITコーディネータ 府中 由昭 氏 |
最後に特定非営利活動法人 ちば経営応援隊の浅井鉄夫理事長より、ちば経営応援隊のご紹介と本日の御礼があり閉会しました。
14日には新潟、15日には沖縄でのIT経営カンファレンス開催が続きます。
今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります!
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【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2017 in 東東京&千葉 ~自社の働き方を見直し業績に繋げる~ |
開催日時 | 2017年12月5日(火)13:30~17:30 |
会 場 | 船橋商工会議所 |
主 催 | 一般社団法人経営パートナーズ・イースト東京、特定非営利活動法人ちば経営応援隊 |
共 催 |
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
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後 援 |
経済産業省関東経済産業局、東京商工会議所、船橋商工会議所、東京東信用金庫、東京ベイ信用金庫、ITCイースト東京、ITC千葉ネットワーク
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2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら |
本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで |
2017/12/09 |
ITコーディネータ協会 |
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2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(広島) |
講演内容 | |
主催者挨拶 |
特定非営利活動法人ITコーディネータ広島 理事長 兒玉 学 氏 |
基調講演 |
「行政機関における情報化の現状~広島県の場合~」 広島県 総務局 情報戦略総括監 桑原 義幸様 |
テーマ講義 |
「中小企業IT戦略策定のすすめ」 ITコーディネータ広島 理事長 兒玉 学氏 |
成功事例紹介(1) |
「堀口海産株式会社様の事例」 ITコーディネータ広島 池田 雅之氏 |
成功事例紹介(2) |
「株式会社オガワエコノス様の事例」 ITコーディネータ広島 志多木 義浩氏 |
支援機関支援制度説明(1) |
広島県の支援制度 広島県商工労働局イノベーション推進チーム 産業振興監 小林 寿幸様 |
支援機関支援制度説明(2) |
ひろしまIT総合展2017について ひろしまIT総合展実行委員会 運営委員長 藤川 英士様 |
-休憩- | |
ITコーディネータ無料相談会 |
・参加人数 46名 |
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IT経営カンファレンス開催は初となる広島では、“ひろしまIT総合展”(10/25-27)と同じ会場の3F・大会議室において開催されました。 |
まずは、主催者のITコーディネータ広島の兒玉氏から、IT経営カンファレンスin広島の開催説明とご挨拶がありました。 |
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基調講演 |
「行政機関における情報化の現状~広島県の場合~」 広島県 総務局 情報戦略総括監 桑原 義幸様 |
(講演概要)これまでの県との付き合い=抽象的、今日の話は県のITの歴史、現状、将来の姿という具体的なお話し
・23の市町がある ・情報戦略総括監(民間で言うところのCIO)の3つのミッションの紹介 最近はセキュリティに関わる時間が増えてきた ・経営戦略会議で横断的に見ている ・総括監の役割と体制の紹介 横串(県警、教育委員会など含む)で広い範囲を見ている ・主要情報関連施策4つの説明 ・湯崎知事(H22年~)の強い思いで行政経営刷新計画策定の一環でICTを駆使するワークスタイルに変革する方針紹介 ・広島県の目指すもの=自治体のベストプラクティスになる(シンプルなメッセージ) ・働き方改革「オフィス中心から人中心へ オフィスに行って仕事をする(文化になっている) ⇒外で仕事をする、家で仕事をする(文化を変えて行かなくてはいけない) ・クラウド、デバイス、アプリ、今は便利なツールがある 与えられたミッション、仕事をこなすのに場所は関係無いはず ”紙”の文化⇒H24年「ペーパーレス」(iPADの導入)、最高意思決定機関からスタート(知事、副知事、局長、※上から下へ) ・ペーパーレス会議成功の秘訣=①資料のBPRは必須!!、 ペーパーレス会議に即した(iPAD用)の資料にしないといけない(A3、A4ではなく)②リテラシーの低い人に合わせる=他のことでも共通(働き方改革は、低い人に合わせて進める)新しい行政マン=フリーアドレスの導入(行政では初、”ちょっと格好良い行政マンを目指す”テレワークという言葉は行政は使わない⇒どこでもワーク(家でもワーク、外でもワーク)、みんなのオフィス(サテライトオフィス)、フリーアドレス
・出張時は直帰、目指せ定時上がり、などで浸透
新たなコラボツール(文化の改革)進行中、メール文化⇒チャット文化 ・自治体クラウド:23市町のシステムを一本化しようという取り組み紹介 4市町のシステム構築作業⇒いま6市が参加運用中 ・サーバーセキュリティの対応 2015年年金機構の漏えい事件で総務省からのお達しがあった ネットワークの分離 庁内ネットワークの強靭化 自治体セキュリティクラウドの構築 CISO設置など体制の強化 ・セキュリティを強固にするとサービスが低下する⇒そうならないために「セキュリティ基本方針」策定 住民に対して自治体はサービスプロバイダ 広島県メール受信状況では50万件/月、外部から攻撃を受けている 広島県のセキュリティクラウド、市町は県のセキュリティクラウドを通じインターネットの世界に出て行く =市町の負担減⇒ISLAアワードで表彰された(自治体の表彰は初) ・人材育成計画 総括監のミッションの一つ(現在進行形) 県内のスペシャリスト育成計画、トップガン(仮称)構想 県内企業、学校と共同で進めて行く 経営とセキュリティ サイバーセキュリティは経営課題 サイバーセキュリティ経営ガイドライン、経営者は読み、理解し、マネジメントし、取り組まなければいけない ・経営者に聞く3項目の紹介 時代に応じた対策が必要 exパスワードは定期変更⇒変更しなくて良い、が主流 ・まとめ 広島県のロードマップ紹介 端末フリーの紹介、 まとめ買いはしない=その人に合った端末の導入 ・おまけ 誰でもゴルゴ13になれる?! いまはタブレット、スマホで照準合わせができる世界 |
桑原 義幸 氏 |
テーマ講義 |
「中小企業IT戦略策定のすすめ」 ITコーディネータ広島 理事長 兒玉 学氏 |
(講演概要)・ITCはベストプラクティスではなく、まだまだ中小企業支援の発展途上
・マイケルデル、4つのデルコンピューター4つの戦略の紹介 良く見ると戦略ではない、、、わざと? 戦略とは、ターゲット、ニーズ、コンピタンス、利害関係者が納得して「何をすべきか」を共有で実行できるもの=論理(ロジック) ・デルの戦略を見直してみる⇒説明 ・戦略の重要性、2つの企業を比較して説明(コダックと富士フィルム)明暗を分けた違いについて紹介 2000年までコダックが上位(世界シェア1位だった) デジタル化の波による劇的変化、リーマンショック、自然災害 富士フィルムは2003年に小森氏社長就任、持っているシーズを洗い出し⇒経営資源の選択と集中を戦略として打ち立てて市場に出て行った。対してコダックは、写真、フィルムにこだわった ⇒デジタルをうたいながら培ってきたアナログの経営資源を捨てられなかった⇒間違った戦略策定⇒つぶれてしまった ・ITの重要性 ○○のいない企業 ①旭酒造 獺祭⇒杜氏のいない酒造、杜氏だけが知るブラックボックスの開放 ②ライフネット生命⇒生保レディのいない保険会社、営業、書類作成、保険払い、それらをIT化 ③ビジネスホテル⇒フロントのいないホテル、チェックイン・アウト、予約、朝食、の自動化、IT化 ・IT戦略の重要性 広島県呉市の写真館事例(児玉さんの支援先) スタジオアイ
1982 呉市にある老舗の写真館⇒合弁でスタジオアイ設立
(クレイトンベイホテルの結婚式向けの写真)⇒儲かっていた 1993 10年後、結婚式で食っている写真館は仕事がなくなる、という講演を聞いた⇒衝撃。確かに少子高齢化の波、地味婚、結婚式をしないカップル 2000 呉 玉姫殿閉館⇒いよいよ・・・ 2002 IT戦略立案 2003 デジタル化の導入、下請けをやめた 経営戦略の大転換⇒結婚(一生に一回)は減っても、世帯では人生の節目節目に写真を撮る⇒ここにターゲット(経営戦略)、特に子供を対象に経営戦略を受けてのIT戦略、路面店、世帯・子供・デジタル化⇒生き残りスパイラルアップ式のIT化、現在第5次IT化実施⇒現在は6次に取り組み中 撮る⇒店内で写真を選ぶ⇒出来上がりを楽しむ、というステップの2つ目を、持ち帰ってクラウド上で選んでもらう(待つ、というマイナス要素が無くなった)いつでも選べる、どこでも選べる ・中小企業IT経営 マイケルポーターの基本戦略紹介 コストリーダーシップ、差別化、集中化(コスト、差別化)⇒これまでの中小企業は集中化に懸命だった ⇒今後はIT化で、差別化戦略を中小企業も取ることができる(獺祭とか)、コスト以外IからIへ、Infomation⇒Intelligence IoA(Internet of アビリティーズ)の紹介、説明 人と人がネットでつながり、能力を発揮する機会を拡げること、ITと労働の機会に関する概念 ・ITコーディネータの紹介 ITCはIT戦略の策定、実行のお手伝いをします、相談を受けます |
兒玉 学氏 |
成功事例 紹介(1) |
「堀口海産株式会社様の事例」 ITコーディネータ広島 池田 雅之氏 |
(講演概要)
・堀口海産さんの「堀口のかき」養殖の様子を動画で紹介
・堀口社長はまったく経験なしでかき養殖を始める ・強みは設備「マイクロバブル併用殺菌システム」の導入 ・IT利活用成果 ①受注から出荷作用の生産性向上 IT利活用施策:サーバー導入によるデータの一元化←提案依頼書の発行、業者選定 ②直接販売による利益率の向上インターネットショップ構築 ネットショップ利用、クレジット払いの導入 担当事務員の負担軽減 2時間/日 当初月額875円のネットショップ利用⇒現在はリニューアルしている IT化以前から比べてネット売上9倍⇒営業努力=新規顧客が5割以上 ・今後の取り組み サーバのクラウドコンピューティング化 コストメリット(きちんと費用を確認要) BCP検討 会計ソフト導入と銀行入金データの連携 ・かきの出荷は11月~ |
池田 雅之氏 |
成功事例 紹介(2) |
「株式会社オガワエコノス様の事例」 ITコーディネータ広島 志多木 義浩氏 |
(講演概要)
・オガワエコノスの事業紹介 |
志多木 義浩氏
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支援機関支援 制度説明(1) |
広島県の支援制度 広島県商工労働局イノベーション推進チーム 産業振興監 小林 寿幸様 |
(講演概要)
・IT総合展に出展中「IT融合フォーラム」H25年からの取組み、業種を超えたIT融合の推進 |
小林 寿幸様 |
支援機関支援 制度説明(2) |
ひろしまIT総合展2017について ひろしまIT総合展実行委員会 運営委員長 藤川 英士様 |
(講演概要) ひろしまIT総合展実行委員会 運営委員長 藤川 英士様(情産協) ・ひろしまIT総合展の紹介 ・ひろしまIT総合展は2年に1回の開催 ・150ブース、過去最大 ・展示、講演の紹介 基調講演は13:30~慶応大学の夏野 剛氏 ・展示内の講演もITC知識習得ポイントになる小さい一歩から継続して変化を起こし続け、システム化する。会社の構造をお客様本位の方向に変革する。 |
藤川 英士様 |
相談会 |
ITコーディネータ無料相談会 特定非営利活動法人ITコーディネータ広島メンバー |
【開催情報】 |
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セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2017 in 広島 ~ITが切り拓く企業の未来~ |
開催日時 | 2017年10月25日(水)10:20~13:20 |
会 場 | 広島市南区民文化センター 大会議室 |
主 催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ広島 |
共 催 |
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
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後 援 | 経済産業省中国経済産業局、広島県、広島市、広島商工会議所、公益財団法人ひろしま産業振興機構、一般社団法人広島県情報産業協会 |
2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら |
本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで |
2017/10/17 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山崎 健 |
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2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(福岡) |
講演内容 | |
主催者挨拶 |
福岡ITコーディネータ推進協議会 会長 中村 光善 氏 |
基調講演 |
『小さな会社の稼ぐ技術』 株式会社 インタークロス 代表取締役 栢野 克己 様 |
施策紹介 |
『国のIT施策について』
九州経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐 高田 浩明 様
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事例紹介 |
『攻めのIT経営中小企業百選』に学ぶ成功事例 川崎興産 株式会社(メトロ書店)代表取締役 川崎 孝 様 株式会社 高山プレス製作所 代表取締役 高山 哲郎 様 株式会社 セイブクリーン 代表取締役 板井 さゆり様 |
共催者挨拶 | 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 会長 澁谷 裕以 |
・参加人数 95名 |
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今年度の最初の「IT経営カンファレンス」は2013年以来3回目の開催になる福岡県からスタートです。 現在の役員様になられてからは初めてのIT経営カンファレンスです。慣れない点も多く大変だったかと思いますが、プログラム作成から集客もご尽力され、来場者様からの評価はとてもよかったですよ。 |
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まずは、主催者の福岡ITコーディネータ推進協議会会長の中村様より、ITコーディネータ制度のご紹介と福岡ITコーディネータ推進協議会の活動内容のご案内をして頂きました。 | |
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基調講演 |
『小さな会社の稼ぐ技術』 株式会社 インタークロス 代表取締役 栢野 克己 様 |
(講演概要)・読者ファーストで運用されているFacebookを営業ツールとして活用するコツとは。
・中小企業向けに展開しているランチェスター戦略 ・ターゲットの絞り方における事例の紹介 >シニア層専門のレンタルオフィス >女性高齢者専門のフィットネス >雨漏り専門の修理業者 ・YouTubeの営業活用事例活用事例 ・メルマガ活用事例 ・経営者は目標設定し公開することで、実施しなくてはいけない状況に追い込むことが重要。 まとめ ・小企業は大企業の全部反対を攻める。 ・グレーゾーンには常にチャンスがある。 |
栢野 克己 様 |
施策紹介 |
『国のIT施策について』 九州経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐 高田 浩明 様 |
(講演概要)・中小企業の直面する課題について
>労働生産性の低下 >サービス業の生産性が特に低い IT投資額が低い傾向にあるが、生産性の高い企業は積極的に投資し、売上高・経常利益率の水準が高い。 IT導入支援の方向性 ・IT導入補助金のご紹介 ・各機関が連携し、効果を上げる仕組みの構築が必要。 中小企業のIoT利活用事例紹介 ・製造業事例→武州工業様等 ・サービス業事例→まくら株式会社様等 IoT導入阻害要因への対応を推進 ・業種の垣根を超えた受発注データシステム共通化 ・サイバーセキュリティへの取り込み ・データ所有権の明確化 九州IoTコミュニティの設立と活動内容の紹介 <背景> ・地方版IoT推進ラボ(九州11地域)が始動 ・九州経済産業局では、2つのIoT研究会設置 <目的> ・九州地域IoT促進 ・社会的課題解決とIoTビジネス創出のため、IoT技術提供者と導入者、支援機関の緩やかなネットワークとして設立 <活動内容> ・情報提供>セミナー開催等 ・ビジネスマッチング>ニーズ・シーズ発信会等 ・人材育成>実証ラボによる、研修等 ・技術開発支援>実証実験フィールド提供等 ・資金支援>金融機関等による、融資・出資 セキュリティ ・サイバー攻撃の現状 ・サイバーセキュリティ経営ガイドラインの紹介 |
高田 浩明 様 |
事例紹介 |
『攻めのIT経営中小企業百選』に学ぶ成功事例 川崎興産 株式会社(メトロ書店)代表取締役 川崎 孝 様 株式会社 高山プレス製作所 代表取締役 高山 哲郎 様 株式会社 セイブクリーン 代表取締役 板井 さゆり様 |
(講演概要)
川崎興産株式会社 代表取締役 川崎 孝 様
2代目として社長就任時、在庫管理システムなし 日本で最初の書店管理システムを自社で構築 その後、売上が3倍に増加。 システムの外販を始めたが、当初は全く売れず。 異業種から参入した書店への販売をきっかけに売れ始め、現在では1600ユーザー。 IT人材不足からメトロコンピュータカレッジの創設 ミャンマーへ進出し、開発拠点と専門学校を設立 IT教科の生徒500名、日本語教科生徒300名 今後はロボット・ドローン・画像認識との連携を検討 新しい仕組みを提供できることが必要 |
川崎 孝 様![]() |
株式会社 高山プレス製作所 代表取締役 高山 哲郎 様 |
高山 哲郎 様![]() |
株式会社 セイブクリーン 代表取締役 板井 さゆり様 |
板井 さゆり様![]() |
共催者挨拶 |
特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 会長 澁谷 裕以 |
(講演概要)
ITCは良き対話相手になること。 |
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【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2017 in 福岡 小さな会社の稼ぐ技術 |
開催日時 | 2017年10月7日(土)13:00~17:00 |
会 場 | 福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター |
主 催 | 福岡ITコーディネータ推進協議会 |
共 催 |
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会、
日本I T ストラテジスト協会九州支部 |
後 援 |
九州経済産業局、福岡県、信金中央金庫、一般社団法人 九州北部信用金庫協会、株式会社 日本政策金融公庫福岡県内支店、一般社団法 人 福岡県情報サービス産業協会、公益財団法人 福岡県中小企業振興センター、一般社団法人 福岡中小企業経営者協会、九州志士の会(一 般社団法人 九州地域中小企業等支援専門家連絡協議会)、NPO法人 日本システム監査人協会九州支部、ISACA福岡支部 |
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2017/4/26 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 |
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2016年度 IT経営カンファレンス |
講演内容 | |
来賓挨拶 |
内閣府沖縄総合事務所 経済産業部 地域経済課 課長 玉城 秀一 氏 |
講演 |
『国の施策と連携した中小企業戦略 ~ITによる新時代を迎えて~』 ITコーディネータ協会 会長 播磨 崇 氏 |
県内事例 |
『ペタルーナにおける攻めのIT活用のご紹介』 株式会社アイテォーオージャパン 専務取締役 伊藤 貴庸 氏 |
基調講演1 |
『未来を味方にする技術』 ~ITがもたらす常識崩壊とは何か、そんなITを味方につける方法とは~ ネットコマース株式会社 社長 斎藤 昌義 氏 |
基調講演2 |
『IoTで実現する新しいビジネス~すべてをつなぐことで生み出すイノベーション~』 株式会社 ウフル 上級執行役員IoTイノベーションセンター所長 兼エグゼクティブコンサルタント 八子 知礼 氏 |
・参加人数:125名 |
まずは、主催者のITコーディネータ沖縄の代表理事の新里様より、ITコーディネータ沖縄の活動内容のご案内をして頂きました。 続いて、IT経営カンファレンスの意義を。最後にITコーディネータについて、ご紹介頂きました。 |
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来賓挨拶 |
内閣府沖縄総合事務所 経済産業部 地域経済課 課長 玉城 秀一 氏 |
・サイバー攻撃が社会問題化し、情報漏えい等発生。 ・情報提供・人材育成などの施策実施している ・IT経営の阻害要因を取り除くことを実施している ・こういった勉強会での啓蒙活動が大事 |
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講演 |
『国の施策と連携した中小企業戦略 ~ITによる新時代を迎えて~』 ITコーディネータ協会 会長 播磨 崇 氏 |
講演概要
・ITコーディネータ協会のご紹介 |
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県内事例 |
『ペタルーナにおける攻めのIT活用のご紹介』 株式会社アイテォーオージャパン 専務取締役 伊藤 貴庸 氏 |
冒頭案内・商品案内・サービス案内 IT導入のきっかけ 2013年 スタッフ同士の意思疎通が難しくなる 顧客情報が紙のみ→店舗間での情報共有できない イベントからの分析もできない 残業時間も大きくなっていた IT活用し、経営の効率化を実施 レジ、顧客管理の導入は初期費用が大きい IT経営コンサルへ相談 ダメもとで、ものづくり革新事業へエントリーし採択 IT導入(Sales Force導入)後 1.chatterの活用 店舗間で情報共有 情報共有促進・探す時間が短く効率化 スマホ対応(産休・育休中でも情報共有) 2.顧客管理 最新情報を店舗間で共有 入力作業の短縮 ◆質の高いサービスを提供しCS向上に繋がった 3. 勤怠管理 タイムカードのスマートフォン対応 最新のシフトの確認が可能 給与計算が簡単 紙を廃止しため、経費削減に繋がる SNS活用事例:アロマ活用法提案 ショップブログ:毎日更新し、詳しい情報の展開 インスタグラム:流行敏感世代、外国人へアプローチ メリット 広告塔になる FBでコメントのコミュニケーションツール 拡散率高い デメリット 日々更新、手間。時間がかかる 続けていくことが難しい まとめ ITを費用と認識してたが、ITを投資として活用 管理コスト削減ができた 初期費用の捻出にあたり、国や県の助成金の活用 ITCやよろず支援拠点への相談が大事 |
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基調講演1 |
『未来を味方にする技術』 ~ITがもたらす常識崩壊とは何か、そんなITを味方につける方法とは~ ネットコマース株式会社 社長 斎藤 昌義 氏 |
講演概要
自己紹介(著書紹介)
工程組み換えにAIを活用し効率的に実施できる
沢山失敗すること |
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基調講演2 |
『IoTで実現する新しいビジネス ~すべてをつなぐことで生み出すイノベーション~』 株式会社 ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター所長兼エグゼクティブコンサルタント 八子 知礼 氏 |
講演概要
デジタライゼーションにより、資産がなくとも、既存事業者を脅かす、存在になってきている。 機会損出をお金に換えることが流行っているモデル デジタルとアナログの融合がIoTの目指すところ。 大量のデータを活用出来ていない。活用し実装する必要性がある IoTは『もののインターネット』ではなく 『ものごとのインターネット』 大きなマーケットになる可能性がある 繋げていく発想が大事 繋がっていないことの境目の課題を解決→IoT 境目がビジネスチャンス。では、何とつなげるか。 ITが安くなってきた →高いだろうという概念をなくす 小さな単位でも対応できる 身のたけIoTで中小企業から始めるべき IoT事例紹介 センサー スマートシティ テレマティックス保険 勘からの脱却 見える化して管理していくことが大事 技術のハードルが下がり、やらない理由がない スマホ、クラウド、SNS全部10年目 データ量は増えている 必要なのは・・・ 見えていないデータ、把握していないデータを 分析する発想が必要 いかに自社にないデータを取得するか そうでないと、新しい示唆が出てこない それが、IoTに取り組まなければならない理由 AI 使うには目的に応じた大量のデータは必要 学習用のデータをためる データはお金になる クラウド+エッジ側での処理が必要 クラウドとエッジの境目を考えない 全部処理リソース→リソースプールのマネージメント 量の最大化→機会の最大化 『人に着目することが大事』 |
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【開催情報】 | |
セミナータイトル | IT経営カンファレンス2016in沖縄 |
開催日時 |
2017年3月6日(月)13:00~17:00 会場:沖縄産業支援センター中ホール |
主催 | ITコーディネータ沖縄 沖縄県中小企業家同友会 情報関連部会「eおきなわ」 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 | 内閣府沖縄総合事務局、那覇市、沖縄県工業連合会、沖縄県産業振興公社、沖縄県中小企業診断士協会、中小機構沖縄事務所、沖縄県中小企業団体中央会、那覇商工会議所、沖縄海邦銀行、コザ信用金庫、琉球新報社、沖縄タイムス社、沖縄県情報産業協会、フロム沖縄推進機構 |
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2017/4/12 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 |
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2016年度 IT経営カンファレンス |
講演内容 | |
開会の挨拶 |
一般社団法人みちのく経営センター 代表理事 本田秀行 氏 |
講演1 |
『宮城県のIT産業の振興を目指して』 宮城県震災復興・企画部情報産業振興室 室長 佐々木榮一様 |
講演2 |
『ネットワークのギャップを埋めるソーシャルエンジニアリング』 株式会社セキュリティイニシアティブ 代表取締役 小笠貴晴様 |
講演3 |
『サロネーゼのIT活用方法』 クラフトサロン・ルミエール 代表 本田明美様 |
講演4 |
『「県内中小企業支援業務8年間(3年間)の気づき!」 ~私自身の経験を通じて、皆さまへのエール~』 公益財団法人みやぎ産業振興機構 シニアアドバイザー 白幡洋一様 |
講演5 |
『みちのくIT経営支援センターの活動と今後の役割』 一般社団法人みちのくIT経営支援センター 代表理事 本田秀行氏 |
閉会挨拶 | 一般社団法人みちのくIT経営支援センター |
・参加人数:56名(申込み58名)
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講演1 |
『宮城県のIT産業の振興を目指して』 宮城県震災復興・企画部情報産業振興室 室長 佐々木榮一様 |
(講演概要)
配付資料に基づき、宮城県内の情報産業の現状と課題、宮城県震災復興・企画部情報産業振興室の活動を説明、紹介いただきました
・2016年4月に着任 ・日本の情報サービス業=21兆円、100万人、卸、運輸ほどではないが付加価値の高い業種 ・宮城=1事業者あたり21人の従業員=全国平均を下回っている。 ・宮城県の年間売上高=全国の1.1%にすぎない、しかし愛知埼玉等と同=全国10位 ・東京一極集中になっている ・宮城県の特徴は、同業者からの受注が30%=下請け構造になっているようだ。製造業は全国平均にちかい。 ・現状と課題、課題1=人材育成、課題2開発販売強化、課題3産業横断、課題4下請からの脱却 ・課題解決のために情報産業振興室はワンストップで対応している 取り組み1=組み込みソフトウェア関連産業の振興 ①みやぎ組込み産業振興協議会34社、会員が参加、情報収集、展示会、企業訪問などの活動 ②市場獲得のため、フェア等への出展 ③人材育成への支援 ④派遣、OJT支援事業(2社 取り組み2=IT商品販売・導入支援 ①「みやぎIT認定商品」に対する支援、2016年32商品を認定 ②IT商品の開発・試用提供等への支援=スタートアップの支援 取組み3=新たなIT]関連産業の振興 ①みやぎモバイルビジネス研究会tの連携 ②新しいITビジネスの創出に向けた支援、一次産業(農林水産業) 取組み4=立地企業への支援 ①開発系IT企業の誘致 ②コールセンターへの支援、全国4位のセンター数⇒雇用確保が課題⇒人財確保支援 取組み5=IT技術者の確保支援 ①ICT技術者UIJターン等促進事業、とくに県内および隣県の大学等との連携による新卒者への情報発信に力を入れている 取組み6=デジタルコンテンツ産業の振興、アニメーションに特化 ・IT産業による被災地の振興(民間投資促進特区 IT産業版) ・情報産業が担う宮城の明日=今日の話は2016年度版、次年度の振興策などについては、問い合わせてください。 |
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講演2 |
『ネットワークのギャップを埋めるソーシャルエンジニアリング』 株式会社セキュリティイニシアティブ 代表取締役 小笠貴晴様 |
講演概要 | |
(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました ・人のセキュリティ部分についての話 ・ぺネトレーションテストを専門にする会社(標的企業に攻撃を仕掛けた場合、というハッキング目線のテスト)ホワイトハッカー(=道徳的ハッカー)、日本で10数名。 ・ハッキングの定義の講演 ・ソーシャルエンジニアリングの攻撃者は、意義・目的も持っている、敵を知り己を知れば百戦危うからず。日本は守りの理論が多い、米国は攻撃者の研究が多い(=情報収集を徹底的に行う)。 ・ソーシャルエンジニアリングの攻撃者は対象が決まっている。敵を知ることが守りに活かせる。=攻撃者の目線で情報収集・マッピング・脆弱性の発見・攻撃という順に戦略(メソドロジー)を見つける。 ・ターゲットシステムへの到達経路①システムに対する攻撃:どこが弱いのか(外)の調査⇒どこが弱いのか(中)⇒核(基幹システム)につながる経路を調べる(ぴぼっティング)⇒準備していれば12桁のパスワードもメンテナンスの3時間で破られてしまう。 ・ターゲットシステムへの到達経路②ソーシャルエンジニアリング、ネット上の情報(交友関係、ソーシャルで使っているパス等)を知ることでほぼ開かれるウィルスメールを送り付けることは簡単(固有名詞など) ・ソーシャルエンジニアリングを使った攻撃は、公にある情報収集によって、ハッキングしやくしている ・攻撃者としてほしい個人情報は、ハッキングに必要な情報。普段一般に言っている個人情報とは違う ・ハッキング者の侵入例や、環境確認の方法などの実例を交えた講演 ・OSINTという技術は、営業にも役立ちます=ソーシャルからの情報収集(日本語はまだあまりない) |
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講演3 |
『サロネーゼのIT活用方法』 クラフトサロン・ルミエール 代表 本田明美様 |
(講演概要)
配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました |
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講演4 |
『「県内中小企業支援業務8年間(3年間)の気づき!」 ~私自身の経験を通じて、皆さまへのエール~』 公益財団法人みやぎ産業振興機構 シニアアドバイザー 白幡洋一様 |
講演概要
(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました ・8年間の期間だが実際は3年分くらいの長さと感じている ・公財みやぎ産業振興機構の紹介、シニアアドバイザーとしての活動範囲の役割 ・「頼まれ時が、試され時!」ベガルタ仙台の社長をしたがサッカーはしない知らない、だった。機会が無ければ勉強をすることもなかっただろう⇒社長を辞めてからさサッカーに関する本も買っていない⇒今回もこの思いでお話ししている ・長寿企業の実態の話 ・東北人気質の話:公財の仕事をする時に調べた⇒イノベーションに合わないのではないか、と思った。 カルビーのマインドイノベーション(例) ・県内中小企業が伸びないのは。 腹を割って相談できる人が外にいない 社内の人事不足⇒ないものねだりしてもダメ キャッシュフローがもれている 問題解決が社長の仕事になっている ⇒会社が続いている、ということは何か良いものがある⇒さらに磨きをかけるために全体最適化をしないと ・数字を読まない、読めない経営者 財務諸表の活用をしよう BS/PL/CF(Cash資金繰り)は税金対策でもっと真剣に取り組もう(幹部社員含め、コミュニけーションツールとしても)⇒経営会議をこんなところからやりましょう ・財務諸表は、経営者にとっての海図 ・成長している企業のトップの特徴の話 いくつかの特徴 補助金、助成金活用の上手な中小企業⇒補助金頼みになることは課題になる 経営ピラミッドとその要素⇒作ればよい、ではない⇒絵にかいた餅にならないために⇒ストレッチ幅どうする?など、実行するためのたくさんの課題あり 将来の付加価値を生むものへの投資⇒なんでもかんでもではない ・「結局、企業の大事な仕事は、人の育成、人財育成」 ・誘致企業との取引に向けて 効果的なパスの話 選ばれる企業の話:元の技術がベース、経営者がどんな人物かを問われている(体制、経営状態、金融機関との日常からの関係)安定生産、「設備設計・製作能力⇒設備保守、メンテ」 設備設計、製作、保守能力の話: ・実践経営塾の分類と実施状況 H27年度実施状況の話 経営塾、形態別相談内容の話 高度相談対応での「つぶやき」:県内中小企業経営者のつぶやき(本音?)の話⇒個人の努力だけではどうしようもない、お金の悩み、人材の不足 ・参加企業が抱える共通課題 ・成長への処方箋の話 ・成長が期待できる「優等生モデル」 産学官の連携を上手く使う ・支援事業から移動相談会からの助言、2年前に引退したが、、、時期的には震災後であり、大変な時期 移動相談会の話 移動相談会における相談内容 相談企業の課題と指摘、問題と課題は違う!課題認識をきちんとすること 相談企業への共通した処方箋の話 受注拡大に向けての努力 トップの活動、こんな時こそトップが先頭に立って営業活動するとき 農商工連携「タマを生んでモノにしてコト付けする」 ・最後に参加者へのエール 変化はチャンス 「T」に拘る 勁草となる、丈夫な草になって! 変化することだけは、変化しない 不易流行 異業種交流活動、利他の精神が大事 スピードが最大の競争力 三つのスピード、気づく、着手、実践 スピードを速めるために、マニュアルシフト、チューンナップ(改善)、空間共有 小よく大を制す 三つのキョウソウを考える 共創 競争=切磋琢磨 協奏=能力の多様性 タスキをつなぐバトンを渡す、 チェンジ・リーダーへの期待 変革、革新の先頭に立つ どうせ、の思想に釘を刺す トップが元気になる 元気とは? 元々の思い 元気を定義する 元気がない=元々の思いを見失った 元気がない処方箋 あなたの元々の気持ちは 不機嫌な人、上機嫌な人 経営者にとっての鉄則、常に元気でいないと!(経営者は大変) 笑顔の効用 |
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講演5 |
『みちのくIT経営支援センターの活動と今後の役割』 一般社団法人みちのくIT経営支援センター 代表理事 本田秀行氏 |
講演概要
(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました ・みちのくIT経営支援センターの紹介 設立当初は4名⇒現在19名、ITCだけでなく他の士業資格者も参加 ・3つのVisionの話 東北にIT経営を根付かせる 自立的個人、組織の集合体 会員の相互成長 ・これまでの活動 企業コンサルティング セミナー ITCケース研修 IT経営カンファレンス(2012年から) ・今後の活動 金融機関との連携 他団体、組織との連携、交流 コンテンツの充実 ・今後の役割 |
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【開催情報】 | |
セミナータイトル | IT経営カンファレンス2016in仙台 |
開催日時 |
2017年2月18日(土)13:00~17:00 会場:スタンダード会議室 仙台一番町ホール店 |
主催 | 一般社団法人みちのくIT経営支援センター |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 | 宮城県、東北経済産業局、みやぎ産業振興機構、仙台市産業振興財団、宮城県情報サービス産業協会、TBC東北放送、NHK仙台放送局、河北新報社 |
2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら | |
本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで | |
2017/3/2 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山崎 健 |
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2016年度 IT経営カンファレンス |
講演内容 | |
基調講演1 |
『IoT活用によって変わる中小企業の経営』
一般社団法人クラウドサービス推進機構
理事長 松島 桂樹 氏
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特別講演事例 |
『当社が取り組んでいるIoT活用』
武州工業株式会社
代表取締役 林 英夫 氏
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基調講演2 |
『IoTビジネスの課題 -北陸の中小企業へ向けて-』
北陸先端科学技術大学院大学
教授 丹 康雄 氏
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講演・事例 |
『IoTへの取り組み
-ひとりのITコーディネータとして考えること-』
北陸通信ネットワーク株式会社
事業戦略部長 ITコーディネータ 酒井 正幸 氏
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ご報告 |
『IoT時代のサイバー犯罪とセキュリティ対策』
石川県警察本部サイバー犯罪対策補佐
警部 辰村 憲一 氏
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・参加人数 71名 |
北陸地方は毎年3県が代わる代わるIT経営カンファレンスを実施しております。
今年の北陸地方のトップバッターは石川県の金沢です。
北陸新幹線の起点になる中核都市にある中で、満席の80席の来場がありました。講演も多岐に渡り、非常に楽しいIT経営カンファレンスになりました。
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まずは、主催者の特定非営利活動法人石川県情報化支援協会の原理事長より、ITコーディネータ制度のご紹介と石川県情報化支援協会の活動内容のご案内をして頂きました。
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次に共催者である特定非営利活動法人ITコーディネータ協会の会長の播磨より、『中小企業の更なるIT経営に向けて』と題し、産業構造・就業構造の変化について、事例を交えた講演と、地域未来投資促進事業についてITコーディネータ協会の連携内容も交え講演をいただきました。 |
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基調講演1 |
『IoT活用によって変わる中小企業の経営』
一般社団法人クラウドサービス推進機構
理事長 松島 桂樹 氏
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講演概要 | |
・日本商工会議所ITに関する初の意見書を提出 ・ビジネスモデルの転換がある
・簡単に始められる仕組みが重要
金融EDIについて
中小企業はIoTを活用し、ものづくりと情報ビジネス融合のチャンスである 企業は支援を頼りながらカイゼンを積み重ね改革へ! 頼りになる支援者も存在している ・伴走型支援 ・フォーラム型支援 ・後方支援 |
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特別講演事例 |
『当社が取り組んでいるIoT活用』
武州工業株式会社
代表取締役 林 英夫 氏
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講演概要
・会社のご紹介
・モノづくり理念
~日本のものづくりに学ぶ~
『道具を作る』自社設備開発:ミニマムスペック
『人に任せる』多能工:OJT
『人を信頼する』一個流し生産:工程内品質保証で事後の検査なし
情報化
BIMMS導入で、作業状況の見える化を実施
BIMMS:Busyu Intelligent Manufacturing Management System
IoT化された製造業生産管理システム
真の企業連携
・購入先へ自社の在庫情報を展開:ピーク時の平準化
・ものづくりに大切な『人』『物』『設備』『方法』の変化点をリアルタイムで把握しPDCAをまわす
・企業間での品質情報の共有化(準備中)
IoTにより・・・
・機器稼働状況の共有化
・生産性低下の対策が迅速に可能
300年企業を目指して
・一個流し生産の価値をパッケージ展開
・BIMMSをクラウド展開
・モジュール化により、用途の最適化
・次世代企業間データ連携調査・実証プロジェクト事業へ申請中
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貴重講演2 |
『IoTビジネスの課題 -北陸の中小企業へ向けて-』
北陸先端科学技術大学院大学
教授 丹 康雄 氏
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講演概要
IoTとは
『高度な情報処理機構』と『情報通信網で常に連携を取りながら』、『物理空間の情報を把握しつつ物理空間に対して働きかけをする』情報システム
近年の情報システムの発展の流れをご説明。
IoTという言葉は
1980年代以降様々な言葉が生まれていたが、あまり定着せず。2015年に入り急速にIoTに集約された
IoTのシステム実現の5要素
1.つなげる:コネクティビティの確保
2.感じる:センシング
3.判断する:クラウド連携し制御する
4.動かす:物理的な作用
5.記憶する:データベース化
IoTは1-5を廻している
ホームネットワークをもとに解説いただく
ホームネットワークは国が推進しているが、光熱費の削減で運用費を捻出するモデルは破たんしている
IoTをめぐる直近の課題
1.OAM:遠隔管理ができないなど
2.セキュリティの問題:IoTセキュリティが出現
3.パーソナルデータの取り扱い
4.サービスAPIの意味論(セマンティクス)
5.AI活用に向けての準備
北陸でのIoT
・モノづくり産業と情報産業の何れもが盛ん
・地方版IoT推進ラボに多数の自治体が参加
・北陸情報通信協議会でも提言書を発行
むずび
・IoTは社会を変える力を持っている
・我々の職業、生活の仕方など、社会の在り方が多く変わる
・自動運転のように意外に早く影響が出始めている気配はある
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講演・事例 |
『IoTへの取り組み
-ひとりのITコーディネータとして考えること-』
北陸通信ネットワーク株式会社
事業戦略部長 ITコーディネータ 酒井 正幸 氏
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講演概要
会社案内
IoTニュースから
全国では取り組みが盛んだが、石川県では関心度合いは様々である。
IoT普及のためには目的設定が重要である。
Raspberry Pi3での実験
自身でもラズベリーパイを活用し、人感センサーを取り入れたIoT実験を行った。
IoTとセキュリティ
・『Mirai』と呼ばれるIoT機器に感染するマルウェアが発生。大規模なDDoS攻撃が行われた。
・2016年7月IoTコンソーシアムよりIoT機器の提供側と利用者側を対象とした、IoTセキュリティガイドラインを発表。
・それらをサポートする形で各関連団体からも、ガイドラインやガイダンスが公表された。
まとめ
目的を決め、まずやってみる、その際セキュリティは万全に。
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ご報告 |
『IoT時代のサイバー犯罪とセキュリティ対策』
石川県警察本部サイバー犯罪対策補佐
警部 辰村 憲一 氏
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デバイスが長期間使用されるなどの特徴から、IoT機器特有のセキュリティ対策を講じる必要がある。
今後予想されるIoTに伴うサイバー犯罪
・工場の管理システムを乗っ取り、操業停止などの脅迫をせまる
・ビルの管理システムを乗っ取り、警報装置の機能を停止させ、泥棒に入ったことを気付かせない
・自動車などを乗っ取り、事故を誘発
予防から備えへ
・『完全に防ぎきれない』という認識が重要
予防:今までの対応
発見・対応:日頃の訓練が必要
復旧:日頃からバックアップ
再発防止:社員教育など
最後に
セキュリティ対策は、コストではなく投資である。
投資のよる費用対効果は企業としての信頼である。
企業存続のためにも、セキュリティ対策は必要。
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【開催情報】 | |
セミナータイトル | IoT時代のIT経営のヒントを学ぶ |
開催日時 | 2017年2月22日(水)13:00~17:30 |
主催 | 特定非営利活動法人 石川県情報化支援協会 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 |
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 北陸本部
石川県
公益財団法人 石川県産業創出支援機構
金沢市
金沢商工会議所
石川県商工会連合会
石川県中小企業団体中央会
株式会社 石川県IT総合人材育成センター
一般社団法人 石川県情報システム工業会
一般社団法人 石川県鉄工機電協会
株式会社 北國銀行
株式会社 北陸銀行
金沢信用金庫
株式会社 北國新聞社
特定非営利活動法人 ITコーディネータ富山
特定非営利活動法人 福井県情報化支援協会
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本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで | |
2017/3/22 |
ITコーディネータ協会 基幹業務部 松下 正夫 |
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2016年度 IT経営カンファレンス |
講演内容 | |
主催者挨拶 | 中部経済産業局 地域経済部長 岩松 潤 |
【第一部】『攻めのIT経営』促進セミナー 13:05~15:10 | |
セミナー& パネルディスカッション |
13:05~13:25
【講演1】「中小企業のIT利活用を促進する取り組みについて」
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 会長 播磨 崇
13:25~13:55
【講演2】「町工場が成果を出せるIoT」
i Smart Technologies (株) 執行役員COO 黒川 龍二 氏
14:00~15:10
<パネルディスカッション>【IT、IoT時代を生き抜くためには 】
◆パネラー
i Smart Technologies (株) 執行役員COO 黒川 龍二 氏 久野金属工業(株) 専務取締役 久野 功雄 氏
富士通(株) プリンシパルコンサルタント 熊谷 博之 氏
◆ファシリテーター ITC中部 理事 広報委員長 吉田 信人
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【第二部】「中部IT経営力大賞2017」表彰式・事例発表 15:30~17:30 | |
表彰式 | 中部IT経営力大賞2017受賞企業 (大賞1社、優秀賞1社、奨励賞2社) |
講評 |
中部IT経営力大賞選考委員長 名古屋学院大学名誉教授
名古屋学院大学大学院特任教授 岸田 賢次 氏
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事例発表 |
「中部IT経営力大賞2017」受賞企業による事例発表
大東亜窯業株式会社 常務取締役 小貝 馨氏
尾鷲物産株式会社 常務取締役 玉本 卓也氏
NPO法人バウム カウンセリングルーム 理事長 笹谷 寛道氏 |
閉会の辞 | 特定非営利活動法人ITC中部 理事長 磯部 秀敏 氏 |
【開催報告】日時:2017年3月22日(水)13:00~17:30 於:ウィンクあいち 小ホール ・参加人数 180名 |
中部経済産業局等が主催する中小企業のIT経営促進を目的とした「攻めのIT経営」促進セミナーと、中部地域独自で継続的に実施している「中部IT経営力大賞」(特定非営利活動法人ITC中部主催、中部経済産業局等が後援)の2017年度受賞企業表彰式・事例発表が開催された。 |
最初に、中部経済産業局地域経済部長 岩松潤氏から、政府の情報政策の概要と中小企業における「攻めのIT経営中小企業百選」、上場大企業における「攻めのIT経営銘柄」等と、本日表彰される「中部IT経営力大賞」についてご紹介があった。 |
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中部経済産業局 岩松部長 | ITC協会 播磨会長 | 会場風景 |
【第一部】『攻めのIT経営』促進セミナー |
【講演 1】 |
「中小企業のIT利活用を促進する取り組みについて」
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 会長 播磨 崇
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゛ITによって社会やビジネスのあり方が大きく変わる”ことを示すトピックスとして、3Dプリンター、IoT、AI、VR/AR、シェアリング・エコノミー、Fintech、ロボット、ドローン、ビッグデータ、クラウドファンディング、クラウドソーシングetc.の事例紹介があり、また、国のIT関連施策として、IT導入補助金、プラスITフェア、プラスITセミナーetc.の紹介があった。 |
【講演 2】 |
「町工場が成果を出せるIoT」
i Smart Technologies (株) 執行役員COO 黒川 龍二 氏
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・i Smart Technologies (株) は、旭鉄工株式会社(自動車部品製造業、売上158億円、従業員480名)の子会社。旭鉄工は、トヨタ系部品メーカとして愛知県内に2事業所、約400ラインがある。現在、自社開発のIoTシステムの第3世代を使用している。
・旭鉄工社長の経営方針は、「人には付加価値の高い仕事(改善)を」というものであり、そうした本来の時間を創出するために、積極的にITを活用し改善を行っている。IoTシステムの開発と活用はその一環である。
・【①現場で把握すべき項目】は、1.生産個数、2.サイクルタイム、3.ライン停止時間の3つである。社員による手作りの装置・部品類で、こうした情報を、パルス信号で送信し、受信機で受信・記録している。
・収集したデータの分析と対応については、まず、ライン停止時間の長い要因や、休日出勤や残業の多いラインから、原因と対策について、地道に試行錯誤しながら0.1秒単位で改善し、つぶしていくことである。
・この0.1秒単位の積み重ねの結果、生産性を大幅に向上させることができた!(+15%~69%)この結果、新たなラインを増設しなくとも必要な生産量を賄うことができるようになり、設備投資費用および工場スペースの拡張もやらずにすんだ。これらの節減できた投資額は数千万から数億円にのぼるものと社内で評価されている。また、ライン停止が減少したおかげで停止前後に発生する不良品の発生が減少し品質レベルも大幅に向上させることができた!
・【②IoTで効果が出た理由】は、1.欲しいと思ったものをとりあえず作った(トライしたうち80%は失敗したが、20%の成功したものの効果が積み重なった)、2.採取するデータを欲張らなかった。3.運用に力を入れた。・・・である。
・次の第四世代IoTシステムでは、海外工場(東南アジア)対応や機能拡張を考えている。
・他社にも、当社のIoTシステムのセット(送信機、センサー、スマホ等)&サービス(月額利用料金制)を販売しており、「生産管理板」を書けない、夜間のライン生産状況がわからないといった会社にもお勧めしている。
・【③導入成功のポイント】は、1.システムをポジティブ側で使う、改善できたら社長が率先して褒める。2.社長が一緒に考える、3.上司に監視されるのではなくて、見てもらえていると思わせる。4.IoTは「手段」なので「運用」とセットで考える。どう使うか、どう改善するかがポイント。などである。
当社のこのような活動が、少しでも皆様の何かのお役に立てれば幸いです。
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i Smart Technologies (株) 黒川氏 |
久野金属工業(株) 久野専務
富士通(株) 熊谷氏
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i Smart Technologies (株)
黒川氏
ITC中部 吉田理事
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【パネルディスカッション】 |
【IT、IoT時代を生き抜くためには 】
◆パネラー
i Smart Technologies (株) 執行役員COO 黒川 龍二 氏
久野金属工業(株) 専務取締役 久野 功雄 氏
富士通(株) プリンシパルコンサルタント 熊谷 博之 氏
◆ファシリテーター(F) ITC中部 理事 広報委員長 吉田 信人
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・ファシリテーター(F):このパネルでは、パネラーの皆様を親しみを持って「さん付け」で呼ばせていただきますのでどうぞ宜しくお願いします。最初に久野さんと、熊谷さんから簡単にIoTの取り組みの紹介をお願い致します。
・久野:TPSカメラを使って、作業ごとの時間を0.1秒単位で把握し、各々の作業の改善を図っている。
・熊谷:自社工場で行っている取り組みは、データの記録とWebカメラとで、作業の見える化を行い、あとで検証できるようにしている。人間系の仕事をいかに機械でさせるようにするかを考えている。
(F):IoT、IT化のきっかけは?
久野:ドイツの工場を視察した際に、何百台ものロボットが無人で動いている、インダストリー4.0の実態を目の当たりにしたことが衝撃だった。ただ、自社での導入では、小さな成功を積み重ねていくことが重要だと思っており、金型の「研磨」という狭い分野からスタートした。
(F):富士通のIoT展開、活用の狙いは?
熊谷:自社の生産ラインでの利用が最初。見える化の手段として導入した。そして、SIerとしては、世界のIoTの情報を集め、仕入れて、お客様に合った提案をしている。
(F):IT化とIoT化との違いは何か?
黒川:IoTは高額というイメージがある。社長からは導入の際に3つの指示(クラウド利用、スマホ利用、無線利用)があった。開発システムも独立採算制でやっている。
久野:IoTサービスは、デバイスを使わなければ、月々いくらで利用できる。ITはイニシャルコストがかかる。
熊谷:IoTは、「工場の見える化」で、見えた情報をどう使うかがポイント。ITCなどの第三者が現場の情報に対してアイディアを出していくことが重要。
(F):今後、自社としてどう活用し、生き抜いていくか?
黒川:自動車向けに限らず、いろいろな可能性を考えてきたい。今回のIoTシステムも新会社として設立した。日本のモノ作りは凄い、と思っていたが、このシステムを使って(検証して)みると、まだまだ(多くの会社で)改善の余地はあると感じている。
久野:自動車の電気化が進展した場合、その時期はわからないが、全部品の約50%を占めるエンジン部品(の需要)がなくなることも想定しておかなければならない。当社は、それに影響されない新製品部品の比率を、現在の30%から2020年には50%以上にしたいと考えている。
熊谷:ドイツでの例にもあるが、今後は、モノづくりのビジネスモデルを、単に作って売るということから、継続的なサービス提供のモデルにまで発想を広げていくことが重要。(例えば、建設機械では、個体機械にセンサーや位置情報を加えて、メンテナンス時期や自動運転までを可能にするなどの付加価値サービスを提供するなど)
(F)今日は、現場での実践活動に基づいたIOTに関する貴重なお話しをいただきありがとうございました。今後、引き続きのご発展を心から期待いたしております。
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【第二部】「中部IT経営力大賞2017」表彰式 15:30~17:30
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表彰式 | 中部IT経営力大賞2017受賞企業 (大賞1社、優秀賞1社、奨励賞2社) |
講評 |
中部IT経営力大賞選考委員長 名古屋学院大学名誉教授
名古屋学院大学大学院特任教授 岸田 賢次 氏
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事例発表 |
「中部IT経営力大賞2017」受賞企業による事例発表
大東亜窯業株式会社 常務取締役 小貝 馨氏
尾鷲物産株式会社 常務取締役 玉本 卓也氏
NPO法人バウム カウンセリングルーム 理事長 笹谷 寛道氏
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表彰式では、冒頭、選考委員会の岸田委員長から、大賞1社、優秀賞1社と奨励賞2社の発表と表彰ならびに講評が行われた。 |
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「中部IT経営力大賞2017」受賞企業 | 岸田選考委員長 |
【大 賞】 | 大東亜窯業株式会社 常務取締役 小貝 馨氏 |
・同社は、岐阜県で、和食器の一貫生産を行い、特に印刷品に強みを持っている。
・生産は、OEMブランド商品が50%、自社ブランド商品が50%の構成。
・陶器製品の需要減や、消費者嗜好の多様化により、在庫が大幅に増大。このままでは、会社が立ち行かないという状況になり、思い切って、大改革「多品種少量生産」への挑戦を開始した。
・生産の最低ロットを、従来の2,000個から200個に小ロット化した。10万個の注文でも、この小ロットの集合という扱いにした。この生産を支える「かんばん生産管理」システムを開発し、受注時に納期回答ができるようになった。また、工程内在庫を1/20に、製品在庫を1/10に削減することができた。
・平成23年ころから売り上げが増加に反転し、収益も大幅に向上。必要なところに投資することができるようになり、一息つけるところまできた。
・従来の、「たくさん、安く作る」から「必要なだけ作る」への意識転換は重要だった。
・若手社員が、会社紹介のために作ったビデオ(3分間)を投影
(たった3分間の中にも、モノづくりへの社員の熱い想いが凝縮されており、筆者は思わず涙しました、必見)
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【開催情報】 | |
セミナータイトル | 攻めのIT経営促進のための処方箋 |
開催日時 | 2017年3月22日(水)13:00~17:30 |
主催 | 特定非営利活動法人ITC中部 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
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本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで | |
2016/11/28 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山川 元博 |
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2016年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(北海道) |
講演内容 | |
主催者挨拶 |
北海道ITコーディネータ協議会 会長 阿部 裕樹 氏 |
開会挨拶 |
独立行政法人中小企業基盤整備機構 理事 渡部 寿彦 氏 |
来賓挨拶 | 旭川市長メッセージ(代読) |
基調講演 |
『「稼ぐ力」を強化する攻めのIT経営とイノベーション』
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
常務理事 平 春雄 氏
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記念講演 |
『北から起こす!ものづくり企業のイノベーションと人づくり
~馬具づくりの技と心を込めて、“メイドイン北海道”を発信!』
ソメスサドル株式会社 代表取締役社長 染谷 昇 氏
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学会アワー |
『イノベーション経営のすすめ』
日本イノベーション融合学会 理事長 高梨 智弘 氏
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実践発表 |
<2016年「攻めのIT経営中小企業百選」選定>
北海道十勝発!建設業イノベーション
クラウドシステムで屋外広域にわたる作業プロセスを一元管理
有限会社斉藤砂利工業 代表取締役 斉藤 悟郎氏
ITコーディネータ 城宝 孝志氏
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『中小企業のIT推進施策について』
北海道経済産業局 地域経済部 情報・サービス政策課
課長補佐 田村 健氏
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『中小企業の人材育成』
独立行政法人中小企業基盤整備機構 北海道支部 中小企業大学校旭川校
研修課長 堀田 充徳氏(中小企業診断士・ITコーディネータ)
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閉会挨拶 |
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 理事
日本イノベーション融合学会 北海道支部長
札幌学院大学 客員教授 赤羽 幸雄氏
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・参加人数 81名 参加者分類:国1名、基礎自治体3名、支援機関3名、金融機関4名、企業42名、ITC16名、日本イノベーション融合学会3名、中小企業基盤整備機構9名) |
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毎回、北海道では道内各地で開催しているIT経営カンファレンス。今回は北海道第2の中核都市・旭川で開催されました。
中小機構北海道本部さまの協力により、参加者の半分以上をユーザー企業の方に参加頂けたカンファレンスとなります。
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基調講演 |
『「稼ぐ力」を強化する攻めのIT経営とイノベーション』
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
常務理事 平 春雄 氏
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(講演概要)配付資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・ITの動向、産業就業構造の変化
・事例に基づくITの新潮流(IoT、人工知能、ビッグデータ、ロボット、Fintech、ドローン、クラウドファンディング、クラウドソーシング)
・ビジネスも仕事も環境も全てが大きく変わっていく時代
・日本再興戦略
・攻めのIT経営事例(時間の関係で一つだけ紹介)
・自分の商品をいかに持つか、下請けからの脱却、他社にない高度な品質
・攻めのIT経営に向けて「ひとりではできない」⇒専門家の活用、仲間と一緒にする
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記念講演 |
『北から起こす!ものづくり企業のイノベーションと人づくり
~馬具づくりの技と心を込めて、“メイドイン北海道”を発信!』
ソメスサドル株式会社 代表取締役社長 染谷 昇 氏
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(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・日本で唯一の馬具メーカー
・ものづくり物語(革の表情を目視で見極める)
・北海道洞爺湖サミットで各国首脳へのプレゼント
・ベテラン、中堅、若手が3-4人で少量多品種に対応している
・全国で20社(総務省事業)が選ばれ、海外向けにメイドイン日本の紹介ビデオを作った
・「ニクソンショックで輸出が立ち行かなくなった」「リーマンショック」
・その後の2009年に5代目の社長就任(リーマンショック後)
・炭鉱の町、歌志内で創業⇒炭鉱が閉山⇒北海道の馬具職人に集まってもらい創業⇒ニクソンショック、オイルショック⇒操業不能(染谷社長の大学3年)⇒馬具だけではやっていけない⇒様々な下請けをしてきた⇒ソメスサドルを商標登録した(目的は下請けからの脱却)⇒徐々に業績回復⇒採用もしたいが人が来ない⇒1995年に砂川に移設⇒手作りで会社環境を作っている最中⇒自ら商品を販売していった
⇒2003年伊勢丹に出展⇒2年で平売り場へ⇒2006年青山に自前で出展(販売スタッフ全員雇用継続)⇒2017年GSIXの5階に出展
・ドイツに視察⇒ドイツは馬具技術世界一⇒日本は乗馬人口10万人、ドイツは100万人⇒刺激を受けた
⇒新製品(乗馬鞍)「落馬しない鞍」(特許取得)
・パイロットのペンケースなど、高級商品に革製品提供
・皮革産業は衰退産業、製造現場は半減(国内品は海外品に取って代わられて、現在5%)
・百貨店ピークは9兆円から6兆円産業、今後5兆円になるだろう
・ネットショップの台頭
・セレクトショップは利益が出ない(アウトレットへの参画が原因)
・社員へのメッセージとして企業理念を明文化した
・10年ごとに大きな課題が起こる=社内イノベーション
・組織を横断するITの活用(顧客管理、社内SNS、掲示板など情報共有)
・毎朝工場敷地内を社長が回り「社員と挨拶」
・雑音のなるべく入らない体制(社長決裁により「全社で決めたこと」を明確にしている)
・社員間の垣根を越えた協力体制(イベント等では生産部、商品部、営業部が一緒にやる)
・販売職にも本社工場で作成現場の研修を受ける機会がある
・社員の作品展(営業職は生産部に依頼)⇒顧客が投票し、優勝作品は社長賞と商品化
・地域貢献=ふるさと納税(砂川市)は300万⇒6000万⇒19000万⇒返礼品の7割がソメスサドルの製品が選ばれる
・52名の職人に加えて、主婦が家庭で行ってくれる行程が増えている
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学会アワー |
『イノベーション経営のすすめ』
日本イノベーション融合学会 理事長 高梨 智弘 氏
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(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・イノベーションは知の共有から
・体が、組織が動かない⇒自由に動ける組織を作ろう=日本イノベーション融合学会
・学会=様々な企業、大学、官ともつながることができる、つなげることもできる
・知のオリンピック開催(2020年)を目標に活動している
・日本イノベーション融合学会の目的、活動の紹介と説明
・成果として、知の共有の場⇒「ビジネスマッチング」の徹底⇒マッチングの事例を紹介
・知の共有の成果は、財団設立や増資に参加しての資金導入まで行っている
ゴールは資金回収まで
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実践事例 |
<2016年「攻めのIT経営中小企業百選」選定>
北海道十勝発!建設業イノベーション
クラウドシステムで屋外広域にわたる作業プロセスを一元管理
有限会社斉藤砂利工業 代表取締役 斉藤 悟郎氏
ITコーディネータ 城宝 孝志氏
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(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
「ITC城宝氏」から、攻めのIT中小企業百選の概要紹介と道内の選定企業紹介、全国の選定企業の概要説明
「斉藤社長講演」
・砂利は生活に欠かせない(コンクリもアスファルトも橋も素材は砂利)
・昨年は売り上げが半減=公共事業が減った
・クラウド(SFDC)の活用⇒トラック20台(保有数)の稼働をPDFで公開⇒受けが良かった
・SFDCで作成したPRビデオ鑑賞
・80台近い各車両がある⇒その管理(経費)をしたい、ここから始まった
・経費、受注、技術の継承、出荷、在庫、原価、機械の所在、顧客情報などを一元管理
・顧客ごとのビジネス、請求処理、名刺情報、工事現場情報もSFDC活用
・SFDCの情報を社員も共有することで、効率Up、Googleマップも共有、道路状況も共有できる
・会計システムは別パッケージ
・情報の共有で社員一人ひとりが考える環境を作りたい
・データ入力は事務員が入力、運行日報は紙(運転士=オペレータ)⇒どの現場に誰が行ったかという情報も入っている
・運転士はスマホを現場で使って、納品のタイミングなどが判断できるようにしている
・各ダンプの情報も入っている⇒メンテナンス情報⇒車ごとの売上も入っている
・業務の流れとお金の流れの両方がわかるようになった
・社内SNSの活用(Excelで作成したものをPDFで公開)
・社長が営業してきた情報を公開⇒社員が準備(心構え)できる
・社員にウェアラブルカメラを付けて動画マニュアル化している⇒次の世代につなげていく仕組み
・2015年から農業もやっている⇒畑の管理もSFDC
・農作業管理はスマホから行っている⇒社員が慣れてくれる環境作り
・事務スタッフの業務はとても楽になった
・社長はSFDCの各資格も取得
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『中小企業のIT推進施策について』
北海道経済産業局 地域経済部 情報・サービス政策課
課長補佐 田村 健氏
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(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・再興戦略の中で今回はIT投資が当たり年
・熊本地震復旧の支援に1か月半ほど行っていた
・日本再興戦略2016の概要説明「名目GDP600兆円に向けた成長戦略」について、H28年度補正予算を含め、多少踏み込んだ説明をしていただいた
・対象分野、業種でないと補助金が出ないので気を付けて
・補助金の活用を考えている方は、ベンダーだけでなく経産局にも相談してください、アドバイスをします
・ものづくり補助金はH24年から行なっているので、準備している企業も多い
・中小企業のためのBCP⇒経産局もBCP作成のための支援もしている
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『中小企業の人材育成』
独立行政法人中小企業基盤整備機構 北海道支部 中小企業大学校旭川校
研修課長 堀田 充徳氏(中小企業診断士・ITコーディネータ)
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・社員と「対話」する、そして継続することが人材育成
・人材育成に注力、支援している、その実際の概要の説明
・中小企業の経営者、支援者に寄り添って、鍵を握る「人材」育成を行なっていきます。
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閉会挨拶 |
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 理事
日本イノベーション融合学会 北海道支部長
札幌学院大学 客員教授
赤羽 幸雄氏
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(講演概要)
・旭川が4番目になった理由⇒ITCがいなかった⇒堀田さんがITC取得⇒堀田さんの尽力で開催ができた
・帯広、釧路、函館は支部がある
・この開催を機会に、旭川地区でITC仲間を増やして支部にしていきたい
・中小機構と融合学会が共催になったのは、旭川が最初⇒他の地域でもこういう共催の形で連携できれば良い
・地方版IoT推進ラボに北海道は3つ選ばれた(全国で29)、釧路は中心メンバーがITC。来年も募集があるようです
・ITCAがEDIの全国10か所事業の事務局採択⇒札幌で1つは実施したいと考えている
・Fintech、北洋銀行、マネーフォワード、で活動が開始される⇒実証事業
・全国のIT経営カンファレンス開催地で連携し、具体的ビジネスにつながりたいと考えている
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【開催情報】 | |
セミナータイトル |
北海道IT経営カンファレンス in 旭川 ~ 北から起こすITとイノベーションの融合~ |
開催日時 | 2016年11月28日(月)13:30~17:30 |
会 場 | 旭川グランドホテル |
主 催 | 北海道ITコーディネータ協議会 |
共 催 |
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会、
日本イノベーション融合学会
独立行政法人中小企業基盤整備機構北海道本部・中小企業大学校旭川校
|
後 援 | 経済産業省北海道経済産業局、北海道上川総合振興局、旭川市、北海道中小企業団体中央会上川支部、北海道商工会連合 会道北支所、旭川商工会議所、商工中金旭川支店、日本政策金融公庫旭川支店、旭川信用金庫、一般財団法人旭川産業創造 プラザ、旭川 ICT 協議会、北海道中小企業家同友会道北あさひかわ支部 |
2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら |
本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで |
2016/10/31 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山崎 健 |
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2016年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(青森) |
講演内容 | |
基調講演 |
『変革期を勝ち抜く攻めのIT経営について』 TIM 主宰 高島 利尚 氏 |
事例発表 |
『ネットショップにより経営改革の実現について』 小林ハードウェア株式会社 代表取締役 小林 孝太郎 氏 ※経済産業省「攻めのIT経営中小企業百選 2016」選定企業 聞き手:澤田 徳寿 氏(NPO法人 ITCあおもり 理事) |
セキュリティ |
中小企業に必要なセキュリティ 株式会社ソフトアカデミーあおもり 細川 弘樹 氏 |
取組紹介 |
公益財団法人21あおもり産業支援センター 特定非営利活動法人 ITCあおもり 若山経営 |
・参加人数 39名(金融機関3名・支援機関13名・その他23名) ・うち ITC11名 |
今年度の「IT経営カンファレンス」第1回目の開催になります。 また、青森で初めてのIT経営カンファレンス開催です。後援も多数頂き、地域の支援機関との連携にも積極的です。今後のビジネスにつながるような連携されていくとのことでした。 |
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まずは、主催者の特定非営利活動法人ITCあおもり 熊野理事長より、今回のIT経営カンファレンスで稼げる会社への変わり方をご案内したいと、ご挨拶を頂きました。 また、ITCあおもりの活動内容のご紹介、現状のIT動向のご紹介、会計事例の紹介としてFintechのご紹介、ただ青森のFintechは他の地域に比べやや遅れ気味とのご紹介がありました。 |
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ご来賓から東北経済産業局 地域経済部 情報・製造産業課 情報産業係長 菊池様よりご挨拶を頂きました。中小企業白書から中小企業経営分析を事例を織り交ぜながらお話し頂きました。また、平成28年度補正予算の「地域未来投資促進事業」のご紹介を頂きました。 |
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続いて、ITコーディネータ協会の会長播磨より、ITC制度のご紹介と、ITの広がりの事例紹介。またITの変化によりAIなどを活用した大きな変化に代わってきている、とご挨拶頂きました。 |
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基調講演 |
『変革期を勝ち抜く攻めのIT経営について』 TIM 主宰 高島 利尚 氏 |
(講演概要) お客様が何を期待しているのかを確認し、ITをどう生かすかが大事。 スピード・グローバル・クラウド・モバイルを活用 大事なのは儲かる仕事をする一人ひとりがどのような視点で進めるか。 日本の良さ、チームプレイで実践しよう!
IT経営の事例を由木精密など6事例の紹介 攻めのIT経営を実施できている中小企業の特徴としては以下の4点 ・個のお客様にビジネスモデルを提供 ・ベンダー主導ではない ・クラウド・モバイルの活用 ・Webの活用
ビジネスモデルを経営環境に適応し、身の丈あったIT経営を推進
【国のIoT活用促進】 IoT・クラウドが創造する新しい価値 平成28年度補正予算「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業補助金」の申請には、しっかり儲かる姿が設備投資などで実現できることを記載することが必要。 一人ひとりが自主的に活動し、なおかつ一体感をもった経営を実施 |
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IT活用事例 |
『ネットショップによる経営改革の実現について』 小林ハードウェア株式会社 代表取締役 小林 孝太郎 氏 聞き手:澤田 徳寿 氏(NPO法人 ITCあおもり 理事) |
(講演概要)
小林ハードウェア株式会社は創業124年の建築資材販売会社。迅速丁寧対応で顧客からの信頼を集めているのが特徴。 ■強みの確認■ ・お客様と向き合ってきた ・時代の変化に対し、取扱商品の変更をしてきた ・商品に対する、専門知識の習得 ・長期的にお取引をされている周囲の企業が支えてくれる。
■新事業の模索■ 市場に限界を感じ、10年前からネットによる新事業の模索 10年前にやりたい気持ちはあっても、インフラの利用料金が高く、踏み切れない状態であった。
その後、経営者研修へ参加し、ITを駆使した実践的な経営の理解を深める。 その際にまとめたものが既存の基礎になっている。 旧来の企業間で協業することで課題を解決するビジネスモデルを計画 (計画から実行まで5年くらい)
■実践■ ショッピングモールでの出店 今までの強みを最大限活かし、確実にわかる商品のみをネットで販売
ネット事業の立ち上げに伴って、他企業と連携をし、物流の拠点を東京に置くことで、青森から配送するより、配送の短納期化とコスト削減が可能になった。 受注、コールセンターは小林ハードウェアで実施するなど、業務の役割分担を実施 青森⇔東京間の業務の仕組みの構築することが重要
■業務連携の難しさ■ メールや電話でのやり取りにおいて、地域の違いや津軽弁と標準語の言葉の違いにより、業務連携が難しかった。
ショッピングモール出店へのメリット・デメリット
・メリット
■経営改革の結果■ ・楽天のサイトで「新人賞」受賞 ・それに伴い、モール内での知名度の向上が図れた。 ・青森ローカルでは獲得しづらい顧客の獲得ができた。
既存の強みをネット販売にも活かし、実績をあげられた。 その結果、楽天サイトでの満足度も4.7(5点満点中)と非常に高くなっている。
■今後の取り組み■ IT発展の中で、中小企業らしさを以下に出せるか お客様がリピーターとなり、気軽に活用できる仕組みづくりが必要
■まとめ■ |
小林孝太郎様
澤田徳寿氏 |
セキュリティ |
中小企業に必要なセキュリティ 株式会社ソフトアカデミーあおもり 細川弘樹氏 |
中小企業におけるセキュリティ対策とは 情報資産について(個人情報・マイナンバー・記憶も含めて) 標的型攻撃について セキュリティに対して組織としての対応方法を紹介 |
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取組紹介 |
公益財団法人21あおもり産業支援センター ITCあおもり マイナンバーテンプレート 若山経営 |
公益財団21あおもり産業総合支援センター 山本様 |
【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2016 in あおもり
~稼げる会社への変わり方・あおもり発信・ICT活用で全国へ~ |
開催日時 | 2016年10月28日(金)13:00~17:00 |
主催 | 特定非営利活動法人ITCあおもり |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 | 経済産業省東北経済産業局、青森県、青森市、公益財団法人21あおもり産業総合支援センター、青森県商工会連合会、青森県中小企業団体中央会、一般社団法人 青森県経営者協会、青森県中小企業家同友会、一般社団法人 青森県情報サービス産業協会、青森商工会議所、弘前商工会議所、信金中央金庫、青森銀行、青森県信用金庫協会(青い森信用金庫・東奥信用金庫)協同組合日専連青森、株式会社 若山経営 (順不同) |
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2017/2/16 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山崎 健 |
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2016年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(新潟) |
講演内容 | |
来賓挨拶 |
『中小企業の競争力強化に向けたIoT活用促進』 経済産業省 関東経済局 地域経済部 情報政策課 濱田 豊 氏 |
基調講演 |
『最新科学技術における世界の中の日本』 サイエンス作家 竹内 薫 氏 |
セミナー IoT 最新動向 |
『IoTがもたらすインパクトと企業が取り組むべき方向性』 株式会社 ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター所長 兼エグゼクティブコンサルタント 八子 知礼 氏 |
セミナー IT 活用事例 |
『中小企業におけるIoT導入・活用のポイント』 アイ・コネクト 代表 大久保 賢二 氏 |
ITC新潟の活動紹介 | ITC新潟 理事 島 淳一 氏 |
参加人数:111名(96社・団体) うちITコーディネータ 18名 |
今年度の「IT経営カンファレンス」第4回目の開催になります。
こちらも青森に続き初めてのIT経営カンファレンス開催です。後援も多数頂き、地域の支援機関との連携にも積極的です。今後のビジネスに繋がるような連携をされていくとのことでした。 |
まずは、主催者の特定非営利活動法人ITC新潟 青木理事長より、ITコーディネータ制度のご紹介とITC新潟の活動内容のご案内、IT経営カンファレンスのご案内をして頂きました。 |
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来賓挨拶 |
『中小企業の競争力強化に向けたIoT活用促進』 |
(講演概要)
関東経済産業局のご紹介 |
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基調講演 |
『最新科学技術における世界の中の日本』 サイエンス作家 竹内 薫 氏 |
IoT・ビッグデータの話を中心にご講演頂きました。
諸事情により、講演内容の記載を控えさせて頂きます。
セミナー IoT 最新動向 |
『IoTがもたらすインパクトと企業が取り組むべき方向性』 株式会社 ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター 所長兼エグゼクティブコンサルタント 八子 知礼 氏 |
(講演概要)
IoTはやるものではない |
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セミナー IoT 事例紹介 |
『中小企業におけるIoT導入・活用のポイント』 アイ・コネクト 代表 大久保 賢二 氏 |
(講演概要)
1.中小製造業のIoT活用3事例の紹介 |
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ITC新潟 活動紹介 |
ITC新潟 理事 島 淳一 氏 |
・ITコーディネータはIT化を推進する役割を担い経営戦略全般を支援する立場 |
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【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2016 in 新潟
~ IT新時代 IoTがもたらすインパクトと企業の取り組み ~ |
開催日時 | 2017年01月26日(水)13:00~17:00 |
主催 | ITC新潟 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 |
関東経済産業局、新潟県、(一社)新潟商工会議所連合会、新潟県商工会連合会、 新潟県中小企業団体中央会、新潟経済同友会、新潟県中小企業家同友会、新潟県信 用金庫協会(新井信用金庫、上越信用金庫、柏崎信用金庫、長岡信用金庫、三条信 用金庫、加茂信用金庫、新潟信用金庫、新発田信用金庫、村上信用金庫)、信金中 央金庫、新潟日報社、新潟県IT&ITS推進協議会、新潟県ITネットワーク21(IT21)、 (公財)にいがた産業創造機構 |
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2017/04/27 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 |
IT経営カンファレンス2016開催のお知らせ |
「ITCのビジネスの場の拡大と実践力の強化・ITCの認知度向上」を趣旨として、2012年度から実施しております”IT経営カンファレンス”を、2016年度も地域におけるITコーディネータと中小企業のマッチング、顧客開拓の取り組み、ITCの認知度向上を支援する目的で、開催いたします。
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( 開催情報は、決定次第順次公開いたします) |
2017/04/27現在 |
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開催地/開催日 | 名称 |
青森県青森市
2016年10月28日(金)
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IT経営カンファレンス in青森
~経営力upのやり方~
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北海道旭川市
2016年11月28日(月)
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北海道IT経営カンファレンス in 旭川
~ 北から起こすITとイノベーションの融合~
主催:北海道ITコーディネータ協議会 |
京都府京都市
2016年12月21日(水)
開催レポート |
~経営課題を解決するIT活用!その本質を探る~
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新潟県新潟市
2017年1月26日(木)
開催レポート |
IT経営カンファレンス2016 in 新潟 ~ IT新時代 IoTがもたらすインパクトと企業の取り組み ~ 主催:ITC新潟 ◎チラシダウンロードはこちら |
2017年1月予定 |
主催:NPO法人ITC近畿会(大阪信用金庫様、だいしん総合研究所様) |
宮城県仙台市
2017年2月18日(土)
開催レポート |
地域企業がICTを有効活用するためには何が必要か 主催:一般社団法人みちのくIT経営支援センター ◎チラシダウンロードはこちら |
石川県金沢市
2017年2月22日(水)
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IoT時代のIT経営のヒントを学ぶ
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富山県富山市
2017年2月24日(金)
開催レポート |
ITC富山 公開セミナー
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沖縄県那覇市 2016年3月6日(月) 開催レポート |
“儲かる経営体質”のヒントがここにある! |
長野県長野市
2017年3月9日(木)
開催レポート |
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愛知県名古屋市
2017年3月22日(水)
開催レポート |
攻めのIT経営促進のための処方箋
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IT経営カンファレンス2016ガイドライン
過去のIT経営カンファレンス
IT経営カンファレンス2012はこちら |
IT経営カンファレンス2013はこちら |
IT経営カンファレンス2014はこちら |
IT経営カンファレンス2015はこちら |
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2016/3/17 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山崎 健 |
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2015年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告 |
講演内容 | |
講演1 |
情報通信政策の動向 総務省東北総合通信局 情報通信振興課長 加藤 明彦氏 |
講演2 |
ITコーディネータの信用金庫事例ご紹介 |
講演3 |
宮城県のEC事情とその課題 株式会社ヤマウチ 専務取締役 山内 恭輔氏 |
講演1 |
東北メディカル・メガバンク計画・三世代コホートの概要とICT利活用 東北大学東北メディカル・メガバンク機構 三世代コホート室長 東北大学大学院医学系研究科教授(分子疫学分野) 栗山 進一氏 |
講演1 |
経営支援におけるニーズ発掘型営業の実践について 青森銀行 仙台支店 支店長代理 田中 佳紀氏 |
仙台におけるIT経営カンファレンスは4回目です。第1回目のIT経営カンファレンスからご参加いただき、皆勤賞であります。公園内容もITから遺伝子、営業方法など多岐にわたり、非常に特色のある講演内容になっておりました。
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初めに一般社団法人みちのくIT経営支援センター代表理事である本田秀行様よりご挨拶がありました。 |
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国の情報政策動向について |
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2015/12/14 |
ITコーディネータ協会 基幹業務部:松下正夫 |
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2015年度 IT経営カンファレンス開催地 |
プログラム | |
挨拶 | 中部経済産業局 地域経済部長 高木 博康 |
【第一部】『攻めのIT経営』促進セミナー | |
パネル |
テーマ:『攻めのIT経営』促進に向けた課題と処方箋
<パネラー>
<ファシリテータ―> |
【第二部】「中部IT経営力大賞2016」表彰式 | |
表彰式 | 中部IT経営力大賞2016受賞企業 (優秀賞3社、奨励賞1社) |
講評 |
中部IT経営力大賞選考委員長 名古屋学院大学名誉教授 |
事例発表 |
「中部IT経営力大賞2016」受賞企業による事例発表 |
弊会の辞 | 特定非営利活動法人ITC中部 理事長 磯部 秀敏 氏 |
・参加人数 160名 |
昨年に引き続き、中部経済産業局が主催し中小企業のIT経営促進を目的として中小企業やITコーディネータ等の支援者を対象とする「攻めのIT経営セミナー」と、地元の中小企業や支援機関等を対象に中部地域ITコーディネータの活動促進等を狙いとした「IT経営カンファレンス」を合同して開催。 |
挨拶 | 部経済産業局 地域経済部長 高木 博康 |
最初に、中部経済産業局 地域経済部長 高木博康氏から、政府の情報政策の概要と中小企業における「攻めのIT経営中小企業百選」、大企業における「攻めのIT経営銘柄」等と、本日の「中部IT経営力大賞」についてご紹介があった。 |
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中部経済産業局 高木部長 |
会場 | 中部経済産業局 林室長 |
【第一部】『攻めのIT経営』促進セミナー | ||
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株式会社由紀精密 大坪社長 |
株式会社セールスフォース・ |
ITコーディネータ協会 播磨会長 |
<株式会社由紀精密 大坪社長プレゼン/その1:IT経営に取り組んだきっかけ>
・当社は祖父が始めたねじの切削加工会社からスタートした。 |
<パネルディスカッション:その1>
(播磨)自分の考えを理解してもらうために従業員の意識改革をどのように進めたのか? |
<株式会社由紀精密 大坪社長プレゼン/その2:具体的な取り組み>
・まず、「CI:コーポレート・アイデンティティ」をやった。 |
<株式会社由紀精密 大坪社長プレゼン/その3:今後の取り組み・展望など>
・「世界にない工作機械を作りたい。」 と思って作ってみた。
<パネルディスカッション:その3 まとめ> |
【第二部】「中部IT経営力大賞2016」表彰式 | |
表彰式 | 中部IT経営力大賞2016受賞企業 (優秀賞3社、奨励賞1社) |
講評 |
中部IT経営力大賞選考委員長 名古屋学院大学名誉教授 |
事例発表 |
「中部IT経営力大賞2016」受賞企業による事例発表 |
表彰式では、冒頭、選考委員会の岸田委員長から、優秀賞3社と奨励賞1社の発表と講評があった。 | |
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「中部IT経営力大賞2016」受賞企業 | 岸田選考委員長 |
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2015/12/24 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 中村 路子 |
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2015年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(福井) |
講演内容 | |
基調講演 |
『中小企業が可能なIT経営~クラウドで始める経営効率化~』 一般社団法人クラウドサービス推進機構(CSPA:シェスパ) 代表理事 松島 桂樹氏 |
企業事例発表 |
『経験と勘から「経営ナビシステム」へ』 有限会社瑞穂 専務取締役 事業統括部長 丸山 長宏氏 |
サービス事例紹介 |
『クラウドサービスのこれまでとこれから~rakumoを事例に~』 rakumo株式会社 代表取締役社長 御手洗 大祐氏 |
パネルディスカッション |
パネルディスカッション 松島 桂樹氏/丸山 長宏氏/御手洗 大祐氏 |
・参加人数 38名 ・参加者分類 一般 20名 ITC 18名 |
今年度の「IT経営カンファレンス」2回目は福井県での開催になります!
北陸新幹線の開通を控え、福井駅の周辺も大規模な改修中でしたが、原寸大の動く恐竜モニュメントや、飛び出すトリックアートなど楽しい仕掛けがたくさんあり、新幹線開通が楽しみです。 |
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初めに主催の特定非営利活動法人福井県情報化支援協会の栃川理事長より、開催のお礼とともに、最近の動向として、単純なことはますますIT化される一方で中小企業はIT化が進まないままである。このままでは存続できないのでは?という問題解決策のひとつとして今回のテーマ「クラウド」がある。本日のカンファレンスが今後の経営のヒントになれば。とのご挨拶がありました。 |
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続いて共催機関としてITコーディネータ協会会長播磨より、協会の取り組みのご案内と、IoTや3Dプリンタの活用で仕事のやり方が大きく変わってきている。今後の日本の産業構造が大きく変化することが「日本再興戦略」にもあるが、これに備え取り組んでいかなければならない。これから中小企業の稼ぐ力の強化手段のひとつとして「クラウド」がある。とのお話をさせていただきました。 |
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基調講演 |
『中小企業が可能なIT経営~クラウドで始める経営効率化~』 一般社団法人クラウドサービス推進機構(CSPA:シェスパ) 代表理事 松島 桂樹氏 |
企業事例発表 |
『経験と勘から「経営ナビシステム」へ』 有限会社瑞穂 専務取締役 事業統括部長 丸山 長宏氏 |
(講演概要)
・広島県安芸郡熊野町の伝統工芸品熊野筆の製造販売会社/女性の職人が多い/見える化への取り組みのお話 |
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サービス事例紹介 |
『クラウドサービスのこれまでとこれから~rakumoを事例に~』 rakumo株式会社 代表取締役社長 御手洗 大祐氏 |
パネルディスカッション | 松島 桂樹氏/丸山 長宏氏/御手洗 大祐氏 |
2016年は1月の熊本をスタートに、北海道から沖縄まで5箇所での開催が予定されております。
今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります! |
【開催情報】 | |
セミナータイトル |
中小企業が可能なIT経営 ~クラウドで始める経営効率化~
IT経営カンファレンス2015 in福井 |
開催日時 | 2015年12月3日(木)13:00~17:00 |
主催 | 特定非営利活動法人福井県情報化支援協会 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ富山、特定非営利活動法人石川県情報化支援協会 |
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2015/12/14 |
ITコーディネータ協会 業務統括部 若槻 綾 |
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2015年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(近畿) |
講演内容 | |
基調講演 |
『儲けの仕組み再点検・再構築支援事例』 株式会社東京IT経営センター 代表取締役 田中 渉氏 |
IT活用事例 |
『英貴自動車株式会社』 株式会社ウォリス 代表取締役 高岡 洋子氏 |
・参加人数 63名 ・参加者分類 ITC30名・金融機関12名・その他21名 |
今年度の「IT経営カンファレンス」第1回目は大阪市での開催になります!
大阪での開催は今年で2回目となります。金融機関との連携に力を入れており、次回からは日程なども考慮し、集客に繋げたいと仰っていました。 |
まずは、主催者の特定非営利活動法人ITC近畿会松下理事長より、今回のカンファレンスは中小企業のみなさまと、金融機関に集まってもらい、近畿会やITC活動を理解支援していただくことが目的。 政府はGDP600兆円と掲げているが、中小企業の利益になるためには金融機関の色々な活動に対する支援が不可欠とのご挨拶がありました。 |
|
来賓を代表して近畿経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐の 横井昌弘様よりご挨拶と国のIT戦略の最近の動向についての講演をいただきました。 |
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基調講演 |
『儲けの仕組み再点検・再構築支援事例』 株式会社東京IT経営センター 代表取締役 田中 渉氏 |
(講演概要)
・現在の課題は企業の経営者とどのように出会うか。出会いがないと支援もできない。
・「儲かる企業体質つくり具現化のために」 |
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IT活用事例 |
『英貴自動車株式会社』 株式会社ウォリス 代表取締役 高岡 洋子氏 |
(講演概要)
・板金・修理が主だが、2009年からは福祉車両にも力を入れている。車の販売はカーオークションのみ |
|
最後に弊協会の播磨からITコーディネータ協会の紹介とIOTの事例を紹介しながら、「攻めのIT」についての お話しがありました。 |
|
【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2015in近畿
~金融機関/ITコーディネータ連携~
「儲けの仕組み再点検・再構築支援事例」 |
開催日時 | 2015年11月26日(木)13:30~17:00 |
主催 | 特定非営利活動法人ITC近畿会 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 | 近畿経済産業局、一般財団法人 関西情報センター |
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本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで | |
2016/3/29 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 |
IT経営カンファレンス2015開催のお知らせ |
「ITCのビジネスの場の拡大と実践力の強化・ITCの認知度向上」を趣旨として、2012年度から実施しております”IT経営カンファレンス”を、2015年度も地域におけるITコーディネータと中小企業のマッチング、顧客開拓の取り組み、ITCの認知度向上を支援する目的で、開催いたします。
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( 開催情報は、決定次第順次公開いたします) |
開催地/開催日 | 名称 |
特定非営利活動法人ITC近畿会 2015年11月26日(木) 終了しました 開催レポート |
IT経営カンファレンス2015 in 近畿 |
NPO法人 福井県情報化支援協会 2015年12月3日(水) 終了しました 開催レポート |
クラウドの時代だからこそ、中小企業でも簡単にできるIT経営 |
特定非営利活動法人 熊本県ITコーディネータ協会 2016年1月29日(金) 終了しました 開催レポート |
新連携・新協業~攻めのIT経営支援プラットフォーム~ |
一般社団法人 みちのくIT経営支援センター 2016年2月16日(火) 終了しました 開催レポート |
IT経営カンファレンス2015 in 仙台 |
北海道ITコーディネータ協議会 2016年2月10日(水) 終了しました 開催レポート |
北海道IT経営カンファレンス in 函館 ~IT産業振興による地域活性化~ 主催:北海道ITコーディネータ協議会、ITCはこだて ◎ チラシダウンロード |
ITコーディネータ沖縄 2016年2月26日(金) 終了しました 開催レポート |
IT経営カンファレンス in 沖縄 ~”儲かる経営体質”のヒントがここにある!~ 主催:ITコーディネータ沖縄 ◎ チラシダウンロード |
特定非営利活動法人 ITC中部 |
IT経営カンファレンス2016 in 名古屋 ~攻めのIT経営促進セミナー~ ~中部IT経営力大賞2016表彰式~ 主催:特定非営利活動法人 ITC中部 ◎ チラシダウンロード |
※お申込みはセミナー名称をクリックし、直接お申込み下さい。
セミナー名称がクリック出来ない会場は、申込み開始になりましたらお知らせ致します。
IT経営カンファレンス2015ガイドライン
過去のIT経営カンファレンス
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2015/5/8 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山川 元博 |
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2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(仙台) |
講演内容 | |
開会挨拶 |
MITBAC 代表 本田秀行氏
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講演1 |
『地域活性化の取組と情報政策の動向について』
経済産業省東北経済産業局地域経済部 情報・製造産業課 課長 柏 芳郎様 |
講演2 |
『中小製造業向けソリューションのご紹介
~CO-NNECTはスベテヲセツゾクする~』 株式会社コー・ワークス 武田修氏 |
講演3 |
『建設機械ICT化への取り組み』 株式会社佐藤工務店 総務部 大島様 (中小企業IT経営力大賞IPA賞) |
サービス業事例講演 |
『ローテク産業におけるIT活用の方法』
株式会社ビック・ママ 代表取締役 守井嘉朗様 |
・参加人数 約50名(エントリー55名) | |||
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今年度の「IT経営カンファレンス」4回目は宮城県仙台での開催です。
まずは主催者のMITBAC・本田代表から、今カンファレンス開催の趣旨・目的の紹介、参加者の皆様へ挨拶がありました。 |
講演1 |
「地域活性化の取組と情報政策の動向について」
東北経済産業局 地域経済部 情報・製造産業課 課長 柏芳郎様 |
・最近の経済動向について、全国の中の東北という視点のお話し。 |
講演2 |
中小製造業向けソリューションのご紹介
~CO-NNECTはスベテヲセツゾクする~ 株式会社コー・ワークス 武田修氏 |
(講演概要)
開発手順 |
講演3 |
建設機械ICT化への取り組み
株式会社佐藤工務店 総務部 オオシマタケノリ (中小企業IT経営力大賞IPA賞) |
(講演概要)
現場での課題、問題大きく5つ
GNSS
2Dマシンガイダンス
VRS-RTKシステム
効果
現場重視のIT化を評価 |
講演4 |
ローテク産業におけるIT活用の方法
株式会社ビック・ママ 代表取締役 守井嘉朗様 |
(講演概要) |
このすぐ後に、石川・中部・長野でもカンファレンスが開催されます。今後のカンファレンスに期待が高まります!
【開催情報】 | |
セミナータイトル |
挑戦する経営 ~東北からのイノベーション~
IT経営カンファレンス2014in仙台 |
開催日時 | 2015年2月17日(火)13:00~17:00 |
主催 | 一般社団法人みちのくIT経営支援センター |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 |
東北経済産業局、宮城県、仙台市、仙台商工会議所、公益財団法人みやぎ産業振興機構、公益財団法人仙台市産業振興事業団、NHK仙台放送局、河北新報社、TBC東北放送、一般社団法人宮城県情報サービス産業協会、一般社団法人宮城県中小企業診断協会、公益社団法人仙台中法人会 |
2015/4/24 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山崎 健 |
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2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(長野) |
講演内容 | |
基調講演 |
『攻めのIT経営とは』
特定非営利活動法?ITコーディネータ協会会? 播磨崇氏 |
記念講演 |
『旅館にとって本当に必要なITとは何か』
鶴巻温泉 元湯陣屋 代表取締役社長 宮﨑 富夫氏 |
トレンドセミナー |
『IT経営を支えるクラウドプラットフォーム』
株式会社セールスフォース・ドットコム コマーシャル営業本部ディレクター 安田 大祐氏 |
パネルディスカッション |
『長野県内におけるIT経営の実践事例』 パネラー 神稲建設株式会社様(IT経営力大賞2010審査委員会奨励賞) 株式会社東郷商事様(IT経営力大賞2013全国中小企業団体中央会長賞) ささや株式会社様(IT経営力大賞2014IT経営実践認定企業) モデレーター ITC長野 副理事長 普世 芳孝氏 |
ITC長野の活動紹介 |
ITC長野 理事 荒井 雄介氏
|
・参加人数 約75名 ・参加者分類 ITC:約30% |
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今年度最後の「IT経営カンファレンス」は長野での開催です!
冒頭に主催者の特定非営利活動法人長野県ITコーディネータ協議会の徳武副理事長から、ITC長野の法人設立10周年記念であることと10周年の歩みのご紹介がありました。また利用者が積極的にITを活用し、それを中立・公正・公平なITCが支援をしていくことが必要とのお話をいただきました。続いて、経済産業省 関東経済産業局 地域経済部情報政策課長 久世様より、「地方創生」が課題であり地域の中小企業が元気になることが大事、そのためには「攻めのIT投資」の展開を図ることが大事。北陸新幹線開業のチャンスを活かし、地域の活性化に繋げてほしい。とのご挨拶がありました。 |
基調講演 |
『攻めのIT経営とは』
特定非営利活動法? ITコーディネータ協会会? 播磨崇 氏 |
記念講演 |
『旅館にとって本当に必要なITとは何か』
鶴巻温泉 元湯陣屋 代表取締役社長 宮﨑 富夫氏 |
トレンドセミナー |
『IT経営を支えるクラウドプラットフォーム』
株式会社セールスフォース・ドットコム コマーシャル営業本部ディレクター 安田 大祐氏 |
パネル |
『長野県内におけるIT経営の実践事例』
パネラー 神稲(くましろ)建設株式会社様(IT経営力大賞2010審査委員会奨励賞) 株式会社東郷商事様(IT経営力大賞2013全国中小企業団体中央会長賞) ささや株式会社様(IT経営力大賞2014 IT経営実践認定企業) モデレーター ITC長野 副理事長 普世 芳孝氏 |
ITC長野 理事の荒井雄介様より、ITC長野の活動内容の報告がありました。
閉会の挨拶:長野県ITコーディネータ協議会会長 荒井綏氏
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【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンスin NAGANO
~地域中小企業におけるIT経営の実践~ |
開催日時 | 2015年4月10日(火)13:30~17:30 |
主催 | 特定非営利活動法人長野県ITコーディネータ協議会 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 |
経済産業省関東経済産業局・長野県・(公財)長野県中小企業振興センター・ 長野商工会議所・長野中小企業団体中央会・(一財)長野経済研究所・ (一社)長野県情報サービス振興協会・LLP長野県IT経営推進協議会・ 関東信越税理士会長野県総支部・信濃毎日新聞社 |
2015/3/10 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 山川 元博 |
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2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(釧路) |
講演内容 | |
基調講演 |
『地域資源の活用による観光イノベーションと事例』
特定非営利活動法?ITコーディネータ協会会? 播磨崇氏 |
実践事例紹介 |
『地元釧路でのITコーディネータサポート事例』
ITCくしろ 乗山徹氏 |
実践事例紹介 |
『感動野菜産直農家寺坂農園』
南ふらのメロン農家寺坂農園 代表 寺坂祐一氏 |
・参加人数 約90名 ・参加者分類 ITC:約50% |
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今年度の「IT経営カンファレンス」は北海道釧路からのスタートです!
主催者の北海道ITコーディネータ協議会釧路支部・乗山支部長から、今カンファレンス開催の趣旨・目的、参加者の皆さんに“一つでも(経営に)役立つ情報を持ち帰って欲しい”と挨拶がありました。また釧路支部のメンバー(中島氏・間瀬氏・斉藤氏)の紹介がありました。 |
来賓を代表して北海道釧路総合振興局 地域政策部 部長 長谷部勝也様からご挨拶をいただき、観光地域としての釧路の魅力をお話しいただきました。 |
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基調講演 |
『地域資源の活用による観光イノベーションと事例』
特定非営利活動法?ITコーディネータ協会会? 播磨崇氏 |
基調講演 |
『ICTをインターフェイスとした地域活性化に向けて
~Fujisan Free Wi-Fiプロジェクト事例紹介~』 シナプテック株式会社 代表取締役社長 戸田達昭氏 |
実践事例紹介1 |
『地元釧路でのITコーディネータサポート事例』
ITCくしろ 乗山徹氏 |
実践事例紹介2 |
『感動野菜産直農家寺坂農園』
南ふらのメロン農家寺坂農園 代表 寺坂祐一氏 |
閉会の挨拶、北海道ITコーディネータ協議会会長 阿部裕樹氏 |
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【開催情報】 | |
セミナータイトル |
北海道IT経営カンファレンス2014inくしろ
~ICT利活用と観光への取組~ |
開催日時 | 2014年11月25日(火)13:30~17:30 |
主催 | 北海道ITコーディネータ協議会、ITCくしろ |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 | 経済産業省北海道経済産業局、北海道釧路総合振興局、釧路市、釧路商工会議所、釧路公立大学、釧路工業高等専門学校、一般社団法人釧路観光コンベンション協会、公益財団法人釧路根室圏産業技術振興センター、北海道中小企業団体中央会釧根支部、中小企業家同友会釧路支部、釧路ITクラスター推進協会、北海道新聞釧路支社、釧路新聞社、FMくしろ、釧路信用金庫、大地みらい信用金庫、釧路信用組合 |
2015/3/9 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 中村 路子 |
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2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(富山) |
講演内容 | |
基調講演 |
『小さな会社の負けない発想』
株式会社ハッピー 代表取締役 橋本 英夫氏 |
事例発表 |
『小さなバス会社の生き残り戦略~iPadによるGPS自動観光案内アプリ開発の狙い~』
平和交通株式会社 代表取締役社長 山田 真功氏 |
・参加人数 約60名 ・参加者分類 ITC:約30% |
今年度の「IT経営カンファレンス」5回目は富山市での開催になります!
前回の金沢同様、北陸新幹線開通を間近に控え、富山駅周辺は工事の真っ最中でもありました。 |
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基調講演 |
『小さな会社の負けない発想』
株式会社ハッピー 代表取締役 橋本 英夫氏 |
基調講演 |
『小さなバス会社の生き残り戦略~iPadによるGPS自動観光案内アプリ開発の狙い~』
平和交通株式会社 代表取締役社長 山田 真功氏 |
まとめとし、共催団体としてITコーディネータ協会の平事務局長から、本日の感想と、攻めのIT投資についてのお話がありました。
後日開催される「IT経営実践塾」のご案内もあり、カンファレンス開催後も継続して接点を持っていこうというITC富山の姿勢が伺えました。 |
今回の富山開催の後は、3/19に名古屋、4/10に長野で開催の予定です。今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります! |
【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2014 in TOYAMA
~負けない発想~
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開催日時 | 2015年2月20日(金)13:30~17:30 |
主催 | 特定非営利活動法人石川県情報化支援協会 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ富山 |
後援 | 富山県、独)中小企業基盤整備機構北陸本部、公財)富山県新世紀産業機構、富山県商工会議所連合会、富山県商工会連合会、富山県中小企業団体中央会、株)富山県総合情報センター、富山経済同友会、一社)富山県経営者協会、一社)富山県情報産業協会、日本政策金融公庫富山支店、日本政策金融公庫高岡支店、株)北陸銀行、株)富山銀行、株)富山第一銀行、富山信用金庫、にいかわ信用金庫、一財)北陸経済研究所、株)北日本新聞社、株)チューリップテレビ |
2015/3/5 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 中村 路子 |
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2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(金沢) |
講演内容 | |
講演1 |
『企業の成長はいろいろな方の支援で実現』
会宝産業株式会社 IT担当 佐々木 亜希氏
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講演2 |
『いま中小企業に求められるのは、支援機関・専門家との連携』
公益財団法人石川県産業創出支援機構 産業振興部ITアドバイザー 越田 幸一氏
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講演3 |
『クラウドサービスの活用ポイント!』
アリーナシステム株式会社 東京支店ソリューション営業部主任 飯原 真梨氏
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講演4 |
『ITコーディネータとしての中小企業支援事例(かないわ病院様)』
富士ゼロックス北陸株式会社 システムエンジニアリング部 課長 川上 正春氏
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講演5 |
『IT経営へのクラウドサービス活用』
一般社団法人クラウドサービス推進機構 副理事長 高島 利尚氏
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講演6 |
共催者挨拶
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 理事 高橋 明良
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・参加人数 約60名 ・参加者分類 ITC:約50% |
今年度の「IT経営カンファレンス」4回目は石川県金沢での開催になります!
北陸新幹線開通を間近に控え、金沢の街はたくさんの観光客で賑わっていました。
生憎の雨でしたが、街中が新幹線一色で盛り上がる中での開催となりました。
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まずは、主催者の特定非営利活動法人石川県情報化支援協会(以下IISA)・原理事長より、開催のお礼とともに、今回のIT経営カンファレンスをはじめ、石川県の情報化とITC活動の活性化のために活動を広げて行きたい。とのご挨拶がありました。IISAは平成7年に創立し、来年で10周年となるそうです。
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講演1 |
『企業の成長はいろいろな方の支援で実現』
会宝産業株式会社 IT担当 佐々木 亜希氏
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講演2 |
『いま中小企業に求められるのは、支援機関・専門家との連携』
公益財団法人石川県産業創出支援機構 産業振興部ITアドバイザー 越田 幸一氏
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講演3 |
『クラウドサービスの活用ポイント!』
アリーナシステム株式会社 東京支店ソリューション営業部主任 飯原 真梨氏
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講演4 |
『ITコーディネータとしての中小企業支援事例(かないわ病院様)』
富士ゼロックス北陸株式会社 システムエンジニアリング部 課長 川上 正春氏
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(講演概要)
・ITベンダーとしての従来の支援は調達~導入までであるが、業務改革、経営革新を目指した事例である。
・精神科のイメージ改善が国を上げて必要となっている。現代社会では精神疾患は5つ目の大病であり、早期介入・早期治療が必要であり、今まさに変革が求められている。
・7年前は全て紙主体で、ネット環境PC1台のみ。システム担当も総務と兼任の1名だけであった。IT化を進めたくてもITリテラシーが低く進まない状態。⇒システムを印新したいとの考えから大学病院のシステム見学をし、仮想化を進めたいとの思いを強めるが上層部が疑心暗鬼であった。何度も経営層とディスカッションし必要性を訴えた。
・2013年にIT管理課を設立。仮想化の合意が進み具体化して行く。各部署で情報連携出来ないと一元化出来ないため、あるべき姿を求め事業価値の再定義をする。
・仮想化構築が終了した頃、電子カルテ導入済みの病院を皆で見学し、病院がどうあるべきかを思い知った事により反対派の上層部が推進派へ。
・電子カルテ導入キックオフを開催し、導入に向けて推進するようトップダウンメッセージがある。業務の洗い出しについても戸惑いが多かったが「やるべき事」として部門システムは定期的に定例会を実施するが、WGが進むと「業務が増えるのではないか?」と部門ごとの対立が発生した。⇒結果的には標準化されるので協力して欲しいとトップからも訴える。
・教育を実施し、イメージを実感すると「全てITで自動化」を求めるようになり要求が殺到した。⇒ITは魔法の道具ではない。あくまでも標準化を目指すものだ。と再度トップからの訴えがある。⇒導入済みの病院をナース全員が見学し「あるべき姿」を思い出す。
・「外来リハーサル」(スピードが求められる)「入院リハーサル」(連携が求められる)を繰り返すうち部門間の理解が深まるようになった。
・運用開始時には20名が待機し、毎日会議をしたが大きな問題はなかった。現在は過去カルテも全て電子化しフルペーパーレスとなった。課題解決に向け、課題に即応するかたちを見出すことが出来た。
・「すべては患者さんのために」とマルチベンダー一丸となってサポートした。今後は急性期病院、早期治療、社会復帰への支援を目指し、地域と連携し医療サービスの向上へ向けてサポートしていく。
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講演5 |
『IT経営へのクラウドサービス活用』
一般社団法人クラウドサービス推進機構 副理事長 高島 利尚氏
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まとめとし、共催団体としてITコーディネータ協会の高橋理事から、本日のカンファレンスで持ちかえっていただきたいことや、専門家活用のご案内についての講演がありました。
最後に林実行委員長よりお礼のご挨拶の後に、名刺交換会が開催され、カンファレンスに出席された方々がそれぞれに交流を深めることが出来ました。 |
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今回の石川のすぐ後に、富山でもカンファレンスが開催されます。今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります! |
【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2014in金沢
~どのように実現するのか!クラウド時代のIT経営~
ユーザ企業、県内支援機関、ITベンダーから聞く企業の経営課題解決と企業成長の為の勘所
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開催日時 | 2015年2月18日(水)13:00~17:00 |
主催 | 特定非営利活動法人石川県情報化支援協会 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 | 石川県、公益財団法人石川県産業創出支援機構、一般社団法人石川県IT総合人材育成センター、石川県商工会連合会、石川県中小企業団体中央会、金沢商工会議所、特定非営利活動法人ITコーディネータ富山、特定非営利活動法人福井県情報化支援協会、北國新聞社 |
2014/12/16 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 中村 路子 |
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2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(近畿) |
講演内容 | |
講演1 |
「平成27年度 重要政策の重点」 近畿経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐 横井昌弘氏 |
講演2 |
「今この時代に中小企業が取るべき戦略とは」 株式会社タナベ経営 取締役 中東和男氏 |
講演3 |
「IT活用事例」 あっとクリエーション株式会社 社長 黒木 紀男氏 |
講演4 |
「共催者ご講演」 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 常務理事 平春雄氏 |
・参加人数 約90名 ・参加者分類 集計中 |
今年度の「IT経営カンファレンス」2回目は大阪での開催になります!
大阪市のオフィス街の中心、本町のパソナグループビルにお邪魔しましたが、ビルに入るとピアノ演奏でのお出迎えがあり、非常に素敵な雰囲気の中での開催となりました、IT経営カンファレンス2014in近畿(11月26日(水)13:30~17:00)の様子と概要をお伝えしたいと思います。
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まずは、主催者の特定非営利活動法人ITC近畿会・松下理事長より、開催のお礼とともに、今回のIT経営カンファレンスは地域活性化と情報化社会の寄与のための開催であり、変化の激しい今の社会で中小企業の生き残り策を一緒に考えていければ。とのご挨拶がありました。 |
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講演1 |
「平成27年度 重要政策の重点」 近畿経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐 横井昌弘氏 |
(講演概要)
・景気は現在横ばいであり、緩やかに上昇する様子である。
・今後の重要政策としては、昨年6月に発表された「日本再興戦略」を着実に進めることであり、今後のマイナンバー制度の活用・オリンピックへの整備等でもITは基盤となる技術である。
・ITの活用で新しいビジネス(エネルギー・ヘルスケア等)に繋がるIT投資(攻めのIT投資)が出来る環境を作ることが大事。
・平成27年度の重点施策として「稼ぐ力の強化」「地域経済の再生」がある。
ITベンチャーの創業促進、データ利活用(パーソナルデータ・ビッグデータ等)の環境整備、攻めのIT投資評価指標の策定、情報セキュリティ(人材)の強化、デバイスの開発等々IT利活用のためにはITCが不可欠である。
・今日が、中小企業とITCの出会いの場になり利活用されるよう期待している。IT経営カンファレンスをきっかけに連携を深めて欲しい。
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講演2 |
「今この時代に中小企業が取るべき戦略とは」 株式会社タナベ経営 取締役 中東和男氏 |
(講演概要)
・これから経営していく中でITの活用は当たり前である。
・東京オリンピック開催の2020年まで景気が落ちて行く要素はあまりないが、2020年を越えると落ちて行くので(2018~19年)チャンスは2015~17年の3年間である。
・2020年以降生き残る策を考える上で、今企業がやらなければならない事は、ビジョン(あるべき姿)⇒シナリオ(戦略)⇒数値計画⇒行動計画を作ることである。
・ビジネスモデルとは、「誰に?」「何を?」「どのように?」提供するのかであり、環境の変化に伴い、ビジネスモデル革新する事を中小企業は常に考えるべきである。
・ビジネスモデルの革新を考える上での着眼点とは?
既存の顧客の深堀をし、真の顧客を選ばなければ生きていけない⇒まず分類し、絞り込みをし、差別化・独自性といった違いを作ることが必要。
自社のファンである顧客をいかに増やしていくのかが重要である。
「現状に満足」では価格で覆される。 ファンの定義付け⇒ファンへ向けた行動指針⇒定量的目標の設定。
・人口減少・モノ余りの時代では『所有』から『体験』へ価値観が変化している。
どんな顧客へどんな価値を提供できるか「新たな価値の提供」が求められる。 企業が提供する価値と顧客が受け取る価値にギャップが生じてはうまくいかない。 マーケティングとは「顧客の欲しいものを売る仕組み」であり、どんなに素晴らしいものでも必要がなければ売れないため、価値(メリット)を発信し、体感させ(試させ)見せることが必要である。 |
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・新規事業開拓にあたり、成長マーケットはたくさんある。新規事業開拓の戦略としては、3タイプある。
既存の事業を新市場への地下水脈方式には「転用・応用型」「組み合わせ型」「機能分解型」がある。
既存の市場に新たなサービスをといった顧客深耕方式には「ワンストップ型」「ライフサイクル型」「バリューチェーン型」がある。
全く新しいものを新しい市場へシフトしたい飛び石方式には「課題解決(社会貢献)型」「先端技術型」「ビジネスモデル型」がある。
・どんな事業も永久には続かず、事業の寿命は30年と言われているが、200年以上続く会社があるのは日本が一番多い。麹、着物以外は全て事業を変えて継続している。経営者によって会社は変わって行く。
・ITなくしてこれからの経営はない。
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講演2 |
「IT活用事例」 あっとクリエーション株式会社 社長 黒木紀男氏 |
(講演概要) ・地図を仕事にどう使うのか?⇒地図をITで使うきっかけが阪神大震災であった。紙の地図に鉛筆、フィルムカメラと懐中電灯で調査を行った。
・がれき処理で西宮の地図着色方式で撤去が早くなり効果が実証され注目され、デジタルの地図を整備しよう!となる。(第一次地図ブーム)⇒デジタルの地図を作るのは高い!何に使うのか?容量大き過ぎ!と問題が多く頓挫した。
・googleMapの登場(第二次地図ブーム)⇒地図の革命⇒必要な地図を印刷して持ち出せるようになった。
・どうやって地図をビジネスに活かすのか?⇒エリアマーケティング(例:出店計画や顧客範囲の把握)
・スマートフォン・タブレットの登場(第三次地図ブーム)⇒ITのまま地図が持ち運べるようになった。⇒進化したそれぞれのツール(地図アプリ、デジカメ、GPS、PDF等)をまとめられないのか?施設管理や調査をもっと簡単に行いたいとの想いから「カンタンマップ」が誕生した。
・自治体での調査や管理に活用されるが、作った方も知らなかったニーズがあった。⇒不動産会社(地図とデータを重ねそれぞれの用途にあったものを営業用に持っていく)調査会社⇒(家屋調査を地図と調査項目、CSVの組み合わせ)コインパーキング(調査結果の入力)⇒地図との組み合わせで次のビジネスが生まれる。
・「地図はデジタルでは使えないと思っていた」「相談出来る人がいなかった」と言われる。
・自社のデータやサービスにプラス何かを組み合わせることによって新しいビジネスモデルが見えませんか?
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まとめとし、共催団体としてITコーディネータ協会の平事務局長から、「攻めのIT経営」と「イノベーション」についての協会の取り組みの講演がありました。
「攻めのIT経営」については、『攻めのIT経営100選』の事業内容の説明とご案内や、評価指針の考え方、「イノベーション」については、各省庁のイノベーションに対する政策の説明と、協会の人材育成連絡会の取り組み内容と結果報告、今後の展望についてのお話がありました。
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最後に司会を務められた谷口副理事長よりお礼のご挨拶と、また、来年もぜひIT経営カンファレンスを開催し地域の活性化に努めたいとのお言葉がありました。 |
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年明け2月より、石川を皮切りに5箇所での開催が予定されておりますが、今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります! |
【開催情報】 | |
セミナータイトル |
IT経営カンファレンス2014in近畿
「今この時代に中小企業が取るべき戦略とは」
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開催日時 | 2014年11月26日(水)13:30~17:00 |
主催 | 特定非営利活動法人ITC近畿会 |
共催 | 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 |
後援 | 近畿経済産業局、関西情報センター、株式会社パソナテック |
2014年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら | |
本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで | |
2014/08/11 |
ITコーディネータ協会 事業促進部 |
IT経営カンファレンス2014開催のお知らせ |
平成26年度ITコーディネータ協会重点施策「ITCのビジネスの場の拡大と実践力の強化」の一環として、今年度も地域におけるITコーディネータと中小企業のマッチング、顧客開拓の取り組み、ITCの認知度向上を支援する目的で、IT経営カンファレンスを開催いたします。 各地域のITC届出組織が主催しITコーディネータ協会が共催する「IT経営カンファレンス」、3回目の今年度は次の7地域で開催することになりましたので、お知らせいたします。 |
※IT経営カンファレンスは、各地域におけるITCの顧客開拓への取り組みを支援する目的で行い、地域のITC届出組織が主催し、ITコーディネータ協会が共催します。 |
( 開催情報は、決定次第順次公開いたします) |
開催地/開催日 | 名称 |
北海道ITコーディネータ協議会 2014年11月25日(火) 開催終了しました 開催レポート |
北海道IT経営カンファレンス in くしろ |
特定非営利活動法人ITC近畿会 2014年11月26日(水) 開催終了しました 開催レポート |
IT経営カンファレンス2014 in 近畿 |
NPO法人ITコーディネータ富山 2015年2月20日(金) 開催終了しました 開催レポート |
ITC富山 公開セミナー2014 ~逆境経営~ |
(一社)みちのくIT経営支援センター 2015年2月17日(火) 開催終了しました 開催レポート ![]() |
挑戦する経営 ~東北からのイノベーション~ IT経営カンファレンス2014 in 仙台 |
NPO法人 石川県情報化支援協会 2015年2月18日(水) 開催終了しました 開催レポート |
~地域連携でどのように実現するのか、クラウド時代のIT経営~ ユーザ企業、県内支援機関、ITベンダーから聞く、企業の課題解決と企業成長の秘密 主催:NPO法人石川県情報化支援協会 ◎ 申込書ダウンロード |
特定非営利活動法人ITC中部 2015年3月19日(木) 開催終了しました 開催レポート |
ITの戦略的利活用・経営戦略の要”CIO”・ITイノベーション人材の活用 主催:特定非営利活動法人ITC中部 ◎ 申込書ダウンロード |
長野県ITコーディネータ協議会 2015年4月10日(金) 開催終了しました 開催レポート |
「IT経営カンファレンス in NAGANO」 主催:特定非営利活動法人 長野県ITコーディネータ協議会 ◎ 申込書ダウンロード |
※お申込みはセミナー名称をクリックし、直接お申込み下さい。
セミナー名称がクリック出来ない会場は、申込み開始になりましたらお知らせ致します。
IT経営カンファレンス2014ガイドライン
本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部 山川まで。 | |
2022/6/27更新 | |||||
地域のITコーディネータ組織にぜひコンタクトください
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届出組織情報の変更はこちら | |
修正方法はオンラインヘルプをご覧ください。 | |
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください |
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