各地のITCの組織を知りたい

2018.02.27
2017/12/14
ITコーディネータ協会
事業促進部 山崎 健

 

2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(新潟)

 

 

講演内容
来賓挨拶

「超スマートな社会(Society5.0)の実現に向けたConnected Industriesの推進について」
関東経済産業局 地域経済部 情報政策課長 濱田 豊 様

基調講演 「IoTで鍵を握る可視化の実践と活用事例」
ウィングアーク1st 株式会社 営業・ソリューション本部
BI事業戦略担当部長 兼 エバンジェリスト 大畠 幸男 様
セミナー

(県内 IoT導入事例1)
「製造業におけるNFCを利用したトレーサビリティシステム」
株式会社トクサイ WM3課検査係係長 山賀 淑智 様
奏風システムズ株式会社 代表取締役 赤塚 剛 様
ITコーディネータ 島 淳一氏

セミナー (県内IoT導入事例2)
「建設現場安全管理システム」
株式会社アイビーシステム ソリューションマネージャー 山澤 俊幸 氏
セミナー

(攻めのIT経営中小企業百選)
「サカタ流 攻めのIT全体最適に向けて」
株式会社サカタ製作所 総務部 ITシステム課 課長 樋山 智明  様
ITコーディネータ 石垣 比呂志氏

組織紹介 (ITC新潟の紹介)
ITC新潟 幹事 島 淳一氏
・参加人数 80名

 

昨年に続き、新潟では2年連続での開催になりました。昨年に続き
今回も会場は多数の聴講者であふれ80名の席が満席でした。
 また、新たな取り組みとして、会場の後ろでは講演された企業様
を中心にに実際に導入されたIoTデバイスの展示があり、講演の合間
も非常に賑わっておりました。
ちゃんとITC新潟の経営相談ブースもありました。
賑わう展示ブース 経営相談ブース

 

 

主催者挨拶   ITC新潟 代表幹事 青木 龍雄 氏

ITCはIT、IoT導入支援できる人材。
今回は昨年い続き、2回目のIT経営カンファレンス
登壇者紹介・展示ブースの紹介I

 
 
来賓挨拶 「超スマートな社会(Society5.0)の実現に向けたConnected Indutriesの
 推進について」
関東経済産業局 地域経済部 情報政策課長 濱田 豊 氏

 

■Society 5.0・Connected Indutriesに関する主な政府の戦略
日本は課題先進国、課題を解決するためにSociety 5.0に取り組む
Society 5.0は社会全体のこと
Connected Indutriesは産業社会と定義
どうやって実現するか
新産業構造ビジョンで推進

■新産業構造ビジョン
目標がSociety 5.0
産業と個人課題、経済社会システムが連携し、グローバルに展開する


戦略5分野
・自動走行
・サプライチェーン(製造業・サービス業)
・健康医療
・くらし
・産業保安分野(コンビナート等)

横断的な課題
・ルールの高度化(データ利活用等)
・規制の砂場(サンドボックス)で新事業を創出しやすい環境の構築
・地域中小企業にもデータの利活用を行って欲しい

■IoTに関する経済産業省の取り組み
IoT推進コンソーシアム
5WGあり、その中にIoT推進ラボがある
■IoT推進ラボとは
地域からのIoTを促進。プロジェクトは1~5まである
今日は1・4の話し。
【1】Labセレクション IoTプロジェクトの発掘・選定を実施
ファイナリストには以下の3点を支援
・資金支援
・メンター支援
・手続き支援
第2回グランプリ受賞:ユニファ社が採択
・カメラ連動で保護者に園児を見せている(見守り支援)
・制度的課題を解決(児童福祉法に基づく書類を電子で保存)
・資金支援

5回目を2017年12月15日まで募集中
地域枠が創設

各回のグランプリ企業の説明

【4】地方版IoT推進ラボ
3弾の公表
地域課題の解消を図る

新潟県の取り組みの概要紹介
長岡市の取り組みの概要紹介

ロボット革命イニシアチブ協議会(RRI)について
IoTによる製造ビジネス変革WGが活動中

その中から中堅・中小企業アクショングループの活動紹介

・スマートものづくりツールの公表
1.ツールの選定:106件
ツール・レシピの公表:124件
ツールを組み合わせ、レシピを作成し、選定する

■事例の公表

スマートものづくり応援隊
人材育成事業
IoT×ロボットの両方を知る人材がいない為、育成する事業
中小企業に人材を派遣し、課題解決
新潟県では長岡市が選定される

■IT、IoT関連の経済産業省予算の紹介
H30年予算
概算要求中
5つの柱があり、今回は1と4の紹介
【1】Connected Indutries等を通じたSociety5.0の実現
データの利活用を促進
実証実権に予算をかける

人材育成
スキル習得講座認定制度

企業間連携
サンドボックスで新事業の創出
セキュリティも実施

【4】地域中核企業の発掘と支援
中小企業の関連施策として、以下の4項目がある
・事業承継
・IT活用
・人材不足への対策
・取引条件の改善

地域中核企業・中小企業等連携支援事業の紹介
省エネルギー投資促進に向けた支援補助金の紹介

■事例紹介
IoTが目的化してはいけない
経営者の姿勢も大事
【ITベンダーと二人三脚で】
ニューマインド
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=40
ヒラノ
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=44

【中小企業自社開発事例】
飯山精機
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=16
武州工業
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=46

【ツール活用】
米山製作所
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=52
山口製作所
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=48

【補助金の有効活用】
三友製作所
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=30
ヒバラコーポレーション(サポイン)
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=42
長島鋳物(省エネ補助金)
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=38

【ビジネスチャンスと捉える】
月井精密
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=32
ヤマナカゴーキン
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/data/NOVA_jireisyu.pdf#page=50

補助金等公募情報案内

 

 

基調講演 『IoTで鍵を握る可視化の実現と活用事例』
ウイングアーク1st株式会社 営業・ソリューション本部
BI事業戦略担当部長 兼 エバンジェリスト 大畠 幸男 氏
■データ活用に見る可視化の価値
製造業のデータ活用
既に取組み実施/検討が約80%

課題は?

1.費用対効果がみえずらい
2.人材不足
3.集めたデータの活用の仕方が不明
 

データの活用の流れ
 生産実績・活動日報の収集
  ↓
 蓄積
  ↓
 可視化・分析
  ↓
 報告
  ↓
 意思決定

○可視化の価値は?
予想と実績の乖離が見えてくる
○気付きは?
現状把握が戦略に活かすことができる

■IoTの動向
富士ゼロックスの事例
品質生産性の改善のために実施
検査工程の情報入力をタブレットで実施
残業時間が1時間減少
リアルタイムで作業状況が把握できるようになった

身近なものを見える化(データ化)していくことで、
気付きがあり、次工程へ目が向くようになる。

○IoTであるからこそのルート
モニタリング
現状が見えるため、今対応すべきことが可能

○IoTの価値とは
1見える化
2行動・制御
3情報の判断を自動化(AI活用)

(右上に続く)impact

 

impact(左下からの続き)

○見える化とは
1誰がみる/何をみる/どうやってみる
2気付きを得るにはがKPI必要
3そして行動に繋げることが大事

■事例
--製造業--
・ツバメックス
PLCからのデータ取得
タブレットからのデータ取得
原価・品質・計画との連携
MESソリューション

--車両管理--
・位置情報と運転状況の連携が可能

--ビル・オフィス--
・設備点検の効率化
AIの活用でどのタイミングでメンテナンスするか

・会議室の見える化
Co2の値の計測実施することで能率を上げる
--流通・小売--
・スシロー
IoTで寿司の需要予測実施
鮮度と消費のタイミングの管理でロス低減

・良品計画
お客様の行動データから商圏活用

・まとめ
データを蓄積し、リアルタイムでの判断ができる
複数のデータを掛けあわせることで、価値が出ることもある
見える化の本質:目的と気づき行動のセット

 

セミナー
(県内IoT導入
事例①)
『製造業におけるNFCを利用したトレーサビリティシステム』
株式会社 トクサイ WM3課検査係係長 山賀 淑智 氏
奏風システムズ株式会社 代表取締役 赤塚 剛 氏
ITコーディネータ 島 淳一 氏

--株式会社トクサイ山賀氏の発表--
株式会社トクサイ様の会社紹介


■システム化にあたっての課題
・お客様からの行程情報の確認依頼に迅速に応えられない

■理由
1.現場で作業内容を手書き
2.工程が進むと商品が分割され、手書き内容の転記が発生
大量の紙情報の中から検索に時間がかかり、お客様にご迷惑がかかる

■改善方法
1.かざすだけでデータの入力ができるような仕組み
2.多能工化しているため、携帯性に優れていることが必要

スマホ・タブレットの活用でクリアできる

カードをかざすことで、手書情報の記入代行
計測器の情報をダイレクトに入力しDBへ登録
手書き情報をデータ化することができた。

■デモ動画再生

■活用例
1.素材特性の評価
2.引っ張り強さの工程管理が可能
3.工程の進捗管理。すぐ分かる
4.歩留まりのリアルタイム管理 個々の製造条件の適応

■効果
1.トレーサビリティの迅速確認
2.作業者に負担のかからないシステム構築
3.分割転記の手間が省ける
 転記作業が無くなり、作業者の心理的負担軽減
4.省力化
5.全行程で作業中
  --開発ベンダー:奏風システム 赤塚氏の発表--

■開発面の特徴
複数の懸案事項あり、超高速開発での検証が必要だった

■トクサイ様と今後の取り組み
トレースが現場負担なしで即時にできるシステムが完成し効果が出た。

■今後
未活用データと今回の取得できたデータを紐付けし、検証を
繰り返し、第二段階へ進みたい

 

セミナー
(県内IoT導入
事例②)
『建設現場安全管理システム』
株式会社アイビーシステム ソリューションマネージャー 山澤 俊幸 氏

山澤俊幸 様

 

 

 

 

 

 

 

浅田 様


--株式会社アイビーシステム 山澤 氏の発表--
ヘルメットにセンサーを装着し、現場で使える安全管理
特に熱中症にフォーカスして作成

NICOのIT戦略検討会のプロジェクトでシステムを現場の声から
作るプロジェクト。(開発途中)

■熱中症予防にヘルメットにセンサーの取り付け

環境センサーの計測情報
・作業員のいる気温情報
・作業員のいる湿度情報
・作業員のいる位置情報(GPS)
・高度情報

生体センサーの計測情報
・心拍数
・体表温度(体温と相関関係)

土木の現場中心で無線の届く範囲で使用。(300-350m)

■現場から機器に対する要望
・持込忘れがないように、必ず持ち込むもの(ヘルメット)
・職人は入れ替わるため、取り外しできるもの
・機械と人の関連づけが必要
・熱中症は心拍数で判断できるため、予兆を図る
・紛失や故障のリスクを回避できるようにする

(右上に続く)impact
 

 

impact(左下からの続き)

■これまでの取り組み
2015年~
IT戦略検討会に参加し、現場での実証実験開始
電波の届く範囲の検証が中心
心拍センサーも制約が多く、とりあえず初期プロトタイプ作成

2016年~
既存のセンサーベンダーへ機器提供依頼も断られる
センサーを自社開発し、プロトタイプ完成するも、取得値が安定しない。
センサー機材が大きくなる

2017年~
センサーのデータ取得場所を額から耳たぶで対応。
センサーのケースがないため実証実験に至れない。

■仕組み紹介
無線はLPWAを活用。見通し300mが実測値
GateWay経由でWebへアクセスし、入力する

一人作業者の発見の為、GPSで位置情報を
気圧センサーで高度を図る。

温度・湿度センサーでWBGT値の指標値を活用
しかし、指標をそのまま活用できず、会社指標が必要

■技術進化
開発から3年(2015年~2017年)技術の進化が進む。
無線の距離が長距離化・省電力化
心拍センサーの小型化
GPSの精度の向上で、誤差の最小化

 

セミナー
(県内IoT導入
事例③)
『サカタ流 攻めのIT全体最適に向けて』
株式会社サカタ製作所 総務部 ITシステム課 課長 樋山 智明 氏


       樋山 智明 様







   ITコーディネータ 石垣 比呂志 氏

 

--株式会社サカタ製作所 樋山氏の発表--
サカタ製作所のご紹介
震災を機に、太陽光パネル進出、Webサイトの再構築を実施

■課題
見積り依頼殺到し、設計にも工数がかかる
見積り依頼から提出まで3日かかるプロセスの見直し

システム化の課題
・配置計算が複雑
・CAD図面の自動製作
・Webアプリで対応する

■解決策
お客様の条件入力で、5分で見積りができるシステム
気象データベース SaQS(サックス)を作成。

・配置計算はサカタ社員の力で何とか作成
・パートナーと共同開発
・気象データベースをもとに作成
・塩害レベルを独自のロジックで作成

システム構築により以下の効果が出た
・売上が2倍
・残業が半減
・技術力の向上を図る

■技術力の向上にITを活用
Office365を活用
・Skypeの在席確認の活用
・インスタントメッセージの活用
・ビデオ会議の活用 240万円/年の削減効果
・Yammerの活用 チーム力アップに貢献

その他の活用
・プロジェクタ付きのホワイトボード、他拠点と記載内容の共有。
・デスクトップの共有機能の活用
  --ITCコーディネータ 石垣氏の発表--
表彰を10個程度も受賞している
申請書を記載するので、業務の棚卸しもできる

今後の展望
・ITコスト削減
・BCP見直し
・情報セキュリティ対策

攻めるためにしっかり守る
・AI、IoTの活用をトライアル。賢く攻める
・サーバーの更新、RFPの発行し検討
 オンプレとの連携、ハイブリット化、SSOを導入

■まとめ
IoT同様、いろいろつないで強みを発揮する。

 

組織紹介  ITC新潟 幹事 島 淳一 氏

 

ITCはこまかな問診で対応する
ベンダーとお客様とつなぐ架け橋がITC
ITCが役に立てる
 

 

 

 【開催情報】
セミナータイトル IT経営カンファレンス2017 in 新潟
~ここまでできる! 新潟発 IoT~
開催日時 2017年12月14日(木)13:00~17:30
会 場 NICOプラザ会議室(新潟市中央区万代島ビル11階)
主 催 ITC新潟
共 催
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後 援
関東経済産業局、新潟県、(一社)新潟県商工会議所連合会、新潟県商工会
連合会、新潟県中小企業団体中央会、新潟経済同友会、新潟県中小企業家同友会、新潟県信用金庫協会(新井信用金庫、上越信用金庫、柏崎信用金庫、長岡信用金庫、三条信用金庫、加茂信用金庫、新潟信用金庫、新発田信用金庫、村上信用金庫)、信金中央金庫、新潟県IT&ITS推進協議会、新潟県IT産業ネットワーク21(IT21)、(公財)にいがた産業創造機構 (予定)

 

 

本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで

 

 

2017.12.20

 


 

2017/12/20

ITコーディネータ協会
事業促進部 山崎 健

 

2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(札幌)

 

 

講演内容
主催者挨拶 北海道ITコーディネータ協議会
会長 田坂 和大氏
開会あいさつ 経済産業省 北海道経済産業局
地域経済部長 伊藤 英喜様
貴重講演 IT経営による生産性向上と働き方改革
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 会長 渋谷 裕以
記念講演 はばたく中小企業・小規模事業者300社選定企業
「未来を見据えたものづくり
 ~IoTを活用したトータルソリューションで世界へ~」
株式会社ワールド山内 代表取締役 山内 雄矢様
実践事例紹介(1) 生体認証を使った勤怠および原価管理による生産性の向上
大東工業株式会社 代表取締役社長 飯島 裕幸様
ITコーディネータ 田坂 和大氏
実践事例紹介(2) 繋げて、集めて、可視化する
『smartNexus®』そして・・・考える!“AIを活用した需要予測”
株式会社サンクレエ 常務取締役 鈴木 康様
閉会挨拶 北海道ITコーディネータ協議会 相談役 赤羽幸雄氏(札幌学院大学 客員教授)
・参加人数 140名

北海道での開催は、今年で5度目になります。さすがに北海道は広いので5度目といえども、札幌での開催は2度目になります。
今年は北海道ITコーディネータ協議会も結成15周年を迎える記念イヤーになり、140名入れる会場も満席となり非常に盛り上がっておりました。

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主催者挨拶 北海道ITコーディネータ協議会 会長 田坂和大氏
北海道ITコーディネータ協議会の15周年を迎え札幌で開催。
10周年時の開催の際には、SNS・クラウドと言った言葉が飛び交う
最近はAI・IoTが言われている
働き方改革・生産性向上がポイント
人材不足を乗り越えるかが欠かせない
それにはITが欠かせない
ITCもお役に立てるように頑張らなければならない

生産性向上はIoTとITの融合で企業業績向上に繋がる

田坂和大氏

 

 

来賓挨拶 経済産業省 北海道経済局 地域経済部長 伊藤 英喜様
(講演概要)
ITの活用により、生産性向上・需要拡大と人員不足対策実施
AI等活用し、経済を発展させていきたい
産学官連携により競争力強化に努める
IT導入補助金で道内500以上の生産性向上に寄与
15周年を節目に、中小企業の発展にITCの力を結集してほしい

伊藤 英喜様


 

基調講演 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 会長 澁谷 裕以
「迫りくる日本の危機のなかで、ITを経営の力にするということについて」
(講演概要)
●日本を取り巻く危機的な状況
1.深刻な労働力不足> 2025年に583万人の不足
2.低い労働生産性 > 主要7か国の中で最低
3.消える中小企業 > 事業承継進まず

●働き方改革
課題
1.正規・不正規の不合理な処遇
2.長時間労働
3.単線型のキャリアパス
改善するために、各種テーマ毎に検討
副業も促進していくことが必要。

●生産性向上
中小企業等経営力強化法の目的
1.生産性向上の必要性
2.業種横断的な経営課題の対応
3.業種別の経営課題へのッ対応
4.中堅企業の重要性
生産性を向上させる取り組みを計画した企業を積極的に支援

自社の強みを認識することで、ストーリーのあるビジネスモデルを
構築することが重要

ITを活用し見える化することで、強みの発見
業務の標準化、情報共有する
強みの組み合わせで経営力向上計画を策定し
新たな、強みを作る


●ITCは良き対話相手になること。
対話を繰り返すことで、ITは経営の力になっている。

良き対話相手になっている事例の紹介

1.秋東精工様の事例
強みのヒアリングを徹底的に実施、ホームページへ反映。それにより、ホームページ経由でトヨタ自動車から発注があった。

2.越前和紙の事例
ホームページでの販売相談からスタート。
顧客のターゲティング化することで、ホームページの制作ではなく、深堀が必要なことに気付く。
販売実績を見て、御用を聞き、計画的な生産計画が可能になった。

3.製造業事例
銀行からITコーディネータへ相談。
課題:売上アップしているが、利益が下がっている。
社外のITCがファシリテーション実施。
結果、社員と経営者のコミュニケーションが密になり、実態の見える化が出来た。
対話の繰り返しで課題が顕在化できた。

社長の思いが戦略的に反映され、効果が表れた。

●<対話による見える化と自分事化>
変革とは自分事化して考え、ひとつになって進むことが大事。

ITは人間力

小さい一歩から継続して変化を起こし続け、システム化する。
会社の構造をお客様本位の方向に変革する。    
 

澁谷 裕以

 

 

記念講演 はばたく中小企業・小規模事業者300社選定企業
「未来を見据えたものづくり
   ~IoTを活用したトータルソリューションで世界へ~」
株式会社ワールド山内 代表取締役 山内 雄矢様

(講演概要)

北海道から全国へ 取引先の70%は道外
北海道から世界へ 世界で14か国

北海道製造業GDP 3% これを上げたい

加工機の状況をVPNで社内へ接続し、リアルタイムで把握している
機械の停止時間が確認できる

機械にアクセスし、過去情報がすべて見える
全ての加工機を3次元で可視化、現在の稼働状況が把握できる
すべてリアルタイムで原価計算されている(工程の途中でも)
どこの工数を下げれば時間短縮できれか判断できる
機器の稼働率を見ながら、営業戦略を立案

月産20万部品製造、日に9000部品が流れる
現在ここに人区がかかっていない

Webカメラ18台稼働中で日中は安全管理目的に使用
30台に増設予定
匠の技を記録する為、手元を映すカメラを導入
全自動で物を追うことも可能

受発注システムも自主開発
見積り中なのに受注している企業が800社の95%ある
かかった時間の公開し、適正価格を提示

工程納期の決定プロセスが誰でも組める状態
類似品により、掛かった時間が自動的に反映
目標時間に対し、実績が見える

未来の仕事量が見える
自分の工程を中心に前後の工程を見える化し、
ピークの前倒が可能。その際、前工程の人と
コミュニケーションが必要なる。結局は人

工程間の納期の貸し借りを毎日実施してる
業務の平準化している。

今後も進化し続けていき、ロボット開発も実施するとのこと。
北海道のGDPを上げていきたいと語っておられました。

山内 雄矢様

 

 

 

 

実践事例紹介 「生体認証を使った勤怠および原価管理による生産性の向上」
大東工業株式会社 代表取締役社長 飯島 裕幸様
ITコーディネータ 田坂和大氏

(講演概要)

●以前の課題
現場のパソコン導入に社員の大きな抵抗があった
そのためネットワーク化せずスタンドアロンで使用

作業には似たものが多いがネットワーク化されていないため、
同じ作業を何度も実施する。非効率的作業があった。

突発的な業務に関して
→優先順位を決め、建設資源を現場に向かわせる
 作業手間が相当かさむ
 工夫が必要と認識していた

●課題解決のITコンセプト
・業務の効率化と迅速かつ正確な情報収集と連携
・現場の負担を可能な限り軽減したシステム構築
・データを活用し、スピーディな現場対応を可能にする

●きっかけ
札幌商工会議所様のセミナーをきっかけに相談
もの補助の活用アドバイスをもらう。
既存ベンダーにこだわらず、マッチング形式にし、
身の丈IT活用を実施することに。

●ベンダー選定
RFPを発行し、8社のベンダーが参加。
その中で既存ベンダーを含む3社のベンダーから最終決定
■決め手■
既存ベンダーからの提案を期待していた
既存ベンダーの提案は提携ソフトの仕様で、業務内容とは
少しずれていた。
最終2社
こちらの想いを感じて頂き、顔の見える関係性を構築できる
札幌市内の業者を選定


●仕組みの導入
・生体認証における勤怠管理の実施
・PC/タブレット活用によるリアルタイムな情報共有

重複作業が減った
現場入力情報がリアルタイムで本社でも閲覧可能
オペレータの入力が手書きからタブレット、二次活用が出来るようになった

●経営者からみた効果
矛盾した作業があることに対し、受発注者でコミュニケーションが必要

まだまだ
GPS衛星の活用で等、新しい情報から
事故撲滅のためになんとかしたい

飯島 裕幸様、田坂和大氏

 

 

実践事例紹介 「繋げて、集めて、可視化する「smartNexus®」そして・・・判断する」
“AIを活用した需要予測”
株式会社サンクレエ 常務取締役 鈴木 康様 

(講演概要)

中小企業がAIを身近に使えるようにしたい
売上仕入れ在庫管理ソフト
PieceWorks Smart がコアパッケージ
販売業界比率
25%食品製造業
25%印刷包装
25%卸

カスタマイズ可能で低コスト短納期を実現

北海道大学の教授と連携し、社会実装。
これにより、ソフトウェアにAIを取り込む
各種情報からAIを活用し気付きを促す仕組みの構築

smartNexus AI
AIを活用することで、時系列データを入力することにより
高い精度で需要予測が可能になった。

さらに相関分析と連携するシステムを開発中している。

鈴木 康様

 

終わりの挨拶 北海道ITコーディネータ協議会 相談役 赤羽 幸雄氏(札幌学院大学客員教授)

10周年時にIT経営カンファレンスを実施。
その後、帯広・釧路・函館・旭川の5か所を回っている

ITCの紹介
気概もってる人材多いので、経営者様生産性向上の
寄与できる。

赤羽 幸雄氏

 

 

 

 【開催情報】

セミナータイトル ~高利益率の起業の共通点~ “生産性向上の取り組みとは!”
開催日時 2017年10月18日(水)13:30~17:00(開場/13:00)
会 場 ホテル札幌ガーデンパレス
主 催 北海道ITコーディネータ協議会
共 催
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
独立行政法人中小企業基盤整備機構北海道本部
後 援 経済産業省北海道経済産業局/札幌市/北海道/(一財)さっぽろ産業振興財団/札幌商工会議所/日本政策金融公庫札幌支店/北洋銀行/北海道銀行/北海道中小企業家同友会札幌支部/(一財)北海道IT推進協会
2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら

 

本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで

 

 

 

 

2017.12.15



 


 

2017/12/15
ITコーディネータ協会
事業促進部 中村 路子

 

2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(東京東&千葉)

 

 

講演内容
来賓挨拶 『経済産業省のIoT・ロボット関連施策について』
経済産業省関東経済産業局 情報政策課長 濱田 豊 様
基調講演 『労働生産性向上と働き方改革』
杉浦社会保険コンサルティング 特定社労士 杉浦 美穂子 様
事例紹介1 『新たな事業への取り組み事例』
株式会社パール技研 代表取締役 小嶋 大介 様
事例紹介2 『地域でのバイオマスエネルギー製造参入』
大金興業株式会社 代表取締役 大野 光政 様
ITコーディネータ 府中 由昭 氏
・参加人数 20名

 

関東地区では初めての「IT経営カンファレンス」の開催となりました。
東京都の「一般社団法人 経営パートナーズ・イースト東京」と千葉県の「特定非営利活動法人 ちば経営応援隊」の共同開催となりました。2つの組織が連携をしてIT経営カンファレンスを開催するのも初めてのパターンです。
 
   
まずは、一般社団法人 経営パートナーズ・イースト東京 代表理事 池島 晃氏より、開会のご挨拶がありました。
続いての来賓挨拶は、経済産業省関東経済産業局 情報政策課 濱田課長より、経済産業省のIoT・ロボット関連の施策についてご紹介いただきました。
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基調講演     『労働生産性向上と働き方改革』
杉浦社会保険コンサルティング 特定社労士 杉浦 美穂子 様
(講演概要)
◆「働き方改革」とは?国が掲げる「働き方改革実行計画書」の解説

・大きく分けて「賃上げ」「働く場所」「キャリア」構成の3つ
・「非正規労働者」をなくす、賃金を上げる、生産性を上げる、長時間労働をなくす⇒最近の労働調査では改善されている。失業者は減っている(2%)ので、完全雇用に近い状態であるが、全体の3割程度が非正規労働者である
 ・非正規の待遇を改善するための「同一労働、同一賃金」に対して10年間の工程表が出ている。正規雇用が8年ぶりに上昇し全体的に向上しているが、「同一労働、同一賃金」に対しては、それぞれの責任や立場など環境の違いで左右されるものではないか?との疑問もある
・不本意就労・・・本当は正規雇用を望むのにやむを得ず非正規の人向けにキャリアアップのための助成金も出ている
 ・労働者派遣法の改定は更に進み、今後のトレンドとなり給与内容の説明や福利厚生の平等など義務化になるだろう
・主に女性の「106万円の壁」⇒2年後にまた引き下げとなるかも?⇒余計に働けなくなる人が増える⇒人手不足が進む可能性
・2010年から最低賃金が上がり続けているが、経団連は更に3%UP、全国で1,000円超えを目標としている(現在東京956円)。賃金上昇のためには生産性向上が必要で、助成金や税制助成の対象にもなる
・国際規格に比べて、日本は長時間労働が多いと国は思っている⇒昔はもっと働いてなかった?残業時間60時間以上は30代男性が最も多い⇒結婚できない?少子化の原因?と考えられているのでは?長時間労働は自慢ではない。意識を変えていこう。モーレツ社員の廃止
・電通の事件から注目が集まり、今後労働法の改定が進み残業代の割増など細かく指導が入るだろう。業種別に適切な残業時間の定義があり、情報通信業は1日1H程度でテレワークの活用を目指す。運用に係る人などは勤務間のインターバル制度の導入で対応していく
・国が提示する「働き方の未来2035」⇒人口を増やしつつ働き方改革を目指す。今後、人口減少により新卒採用がますます困難になり働き手は減少するので、知恵を巡らせて働き方を改革していかなければならない
 

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事例紹介1 『新たな事業への取り組み事例』
株式会社パール技研 代表取締役 小嶋 大介 様
(講演概要)
・社員34名の金属加工メーカー。オートレースバイクの部品など精密試作品の加工メーカーである。産学官金連携プロジェクトの「江戸っ子1号」開発になぜ下請けが参画できたのか?
・大阪の「まいど1号」を見て転機を感じた杉野氏(杉野ゴム/推進委員会委員長)が東京東信用金庫(ひがしん)へ夢を語る⇒面白いから誰かやらない?と盛り上がってくる⇒ひがしんが芝浦工業大学等と連携しJAMSTECに協力依頼⇒先代の社長が「面白そうだから」とひがしんに電話をして参画を希望した⇒前段階の勉強会に2年くらいかけ、6社が参加することに
・「産学官金」連携とは?「産」・・・作る、動く。「学」・・・調べる。「官」・・・(技術や知識を)教える。「金(金融機関)」・・・調整する(事務局)、広告する
・当初の目的は「深海7,700m以上で魚を撮影してギネスに載ろう!」
・8,000mの超深海層では「水圧」「光が届かない」事が問題⇒「太陽光パネルが使えない」「電波が通らないので通信制御できない」⇒しかし「勝手に沈む」から「燃料はいらない」ので、問題がクリアできればあまりお金がかからない⇒中小企業向けだよね!
・当初の予想図では、カバーガラス(中に空気が入るので浮く)錘(鉄の金型)で想定したが、予想図とあまり変わらず35kgで完成。撮影球などはソニーのエンジニアと合同で開発、錘の切り離し装置はonの時のみ音波で信号を送る仕組
・2013年11月3機体作成し、撮影成功。生物学的にも貴重な映像が撮れる⇒しかし正確に深度が図れずギネス申請は断念。NHKを始め各メディアで取り上げられ上野科学博物館の「深海展」にも協力。2014年内閣総理大臣賞を受賞
・2015年~岡本硝子中心で立ち上げ事業化に成功。今までに7基を投入し回収率100%を誇る
・江戸っ子1号の開発費は非公開だが、開発を行う上で比較的自由度の高い「グローバル補助金」を利用したが、自社でも助成金が活用できるのでは?と考え5年連続で「ものづくり補助金」を採択中。補助金をうまく活用して異業種や新分野の開拓に役立てる等色々な相乗効果が出ている
・補助金申請のために、「自社の課題や方向性が整理できる」「社内でも設備検討など活性化する」⇒本質的な部分を皆で理解できるのが一番のメリットである。ひがしんとの関係性もより深まった
・きっちりサポートしてくれる認定支援機関と組むことが必要!⇒結果、会社が強くなる
 

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事例紹介2 『地域でのバイオマスエネルギー製造参入』
大金興業株式会社 代表取締役 大野 光政 様
ITコーディネータ 府中 由昭 氏
(講演概要)
・建設工事業~ビルメンテナンス清掃業を行う会社である。創業時は汲み取り業だったが、減少により現在の事業形態へ。事業内容柄環境について考える事が多く、バイオマスエネルギーの道へ
・バイオディーゼル燃料とは?使用済みの天ぷら油をリサイクルした軽油代替燃料で、リサイクルに費用がかかるためコストがかかるが、1.排気ガスがクリーン 2.CO2の削減 3.ゴミの削減の3つの非常に効果がある。特に3.に着目し開始当初は自社のCSRの一環として行っていた
・事業の仕組としては、使用済み植物油を飲食店、町内でから買い取り、自社でBDF製造、不適合廃油や余剰分はボイラー燃料として販売する
・公的事業として認定されるまでは長い道のりがあった。きっかけは東日本大震災時に市役所から「仮設トイレの汲み取り作業を止めるな」との達しがあったが、ガソリンスタンドもなくスタンドは長蛇の列で燃料が入手できない⇒必死に役所に訴えたところ、規定のスタンドに回してもらえたが「このままではダメだ」と実感し「自分たちで燃料を作ろう!」と発起する
・事業開始時はバイオディーゼルの認知度も低く、廃油の買い取りがうまく行かず、現在の1ヵ月分を半年かけて集めていた。また廃油に不純物が多く製造装置の仕様上、品質には難があったが回収時に細かく指定するとめんどうがられる事が多かった
・「ものづくり補助金」で不純物を取り除く装置(減圧蒸留処理)を導入することが出来、高品質なBDFの製造ができるようになった
・現在は千葉市のゴミ収集車などにも利用されており、廃棄物対策課支援により市内での植物油回収事業をスタートし31拠点で定期収集を実施している。国土交通省の規定もクリアし、燃料トレーサビリティシステムや提携車両設備業者との予防保守データによりノウハウを蓄積している⇒自分の車でトラブルがあった際に燃料のせいにされたが、よく調べるとディーラーの間違いであった。これもデータを取っていなければわからなかったこと
・今後は他の自治体への拡大や他燃料への利用拡大、事業化ネットワークの拡大を計画している。地元(行政)と連携しなければ回収や販売が難しいので小規模(NPO等)で事業展開できる仕組みを提供したい
・リサイクル業への関心拡大もあり女性従業員が入った。チャットアプリなどを活用し、回収対応や生産効率向上を目指す。地域貢献については、廃油から作るアロマキャンドルなど多くの小学校で実施している。今後は省エネ住宅などの分野にも進出したい
 
◆最後に、ITコーディネータの府中 由昭氏から、バイオマスエネルギーと補助金についての補足と大野様との支援形態がほぼWeb上で完了していたことをお話いただきました
 
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最後に特定非営利活動法人 ちば経営応援隊の浅井鉄夫理事長より、ちば経営応援隊のご紹介と本日の御礼があり閉会しました。
 
14日には新潟、15日には沖縄でのIT経営カンファレンス開催が続きます。
今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります!

 

 

 【開催情報】
セミナータイトル IT経営カンファレンス2017 in 東東京&千葉
~自社の働き方を見直し業績に繋げる~
開催日時 2017年12月5日(火)13:30~17:30
会 場 船橋商工会議所
主 催 一般社団法人経営パートナーズ・イースト東京、特定非営利活動法人ちば経営応援隊
共 催
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後 援
経済産業省関東経済産業局、東京商工会議所、船橋商工会議所、東京東信用金庫、東京ベイ信用金庫、ITCイースト東京、ITC千葉ネットワーク

 

2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら

 

本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで

 

 

2017.12.11

 


 

2017/12/09

ITコーディネータ協会
事業促進部 山川 元博

 

2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(広島)

 

 

講演内容
主催者挨拶 特定非営利活動法人ITコーディネータ広島
理事長 兒玉 学 氏
基調講演 「行政機関における情報化の現状~広島県の場合~」
広島県 総務局 情報戦略総括監 桑原 義幸様
テーマ講義 「中小企業IT戦略策定のすすめ」
ITコーディネータ広島 理事長 兒玉 学氏
成功事例紹介(1) 「堀口海産株式会社様の事例」
ITコーディネータ広島 池田 雅之氏
成功事例紹介(2) 「株式会社オガワエコノス様の事例」
ITコーディネータ広島 志多木 義浩氏
支援機関支援制度説明(1) 広島県の支援制度
広島県商工労働局イノベーション推進チーム
産業振興監 小林 寿幸様
支援機関支援制度説明(2) ひろしまIT総合展2017について
ひろしまIT総合展実行委員会 運営委員長 藤川 英士様
  -休憩-
  ITコーディネータ無料相談会
・参加人数 46名
 

IT経営カンファレンス開催は初となる広島では、“ひろしまIT総合展”(10/25-27)と同じ会場の3F・大会議室において開催されました。
カンファレンス当日の25日は、ひろしまIT総合展の初日でもあり、10時からのオープニングセレモニーの時間には、ご挨拶された鵜崎知事はじめ多くの来賓、来場者で熱気があふれていました。

 

まずは、主催者のITコーディネータ広島の兒玉氏から、IT経営カンファレンスin広島の開催説明とご挨拶がありました。

 

基調講演 「行政機関における情報化の現状~広島県の場合~」
広島県 総務局 情報戦略総括監 桑原 義幸様
(講演概要)これまでの県との付き合い=抽象的、今日の話は県のITの歴史、現状、将来の姿という具体的なお話し

・23の市町がある
・情報戦略総括監(民間で言うところのCIO)の3つのミッションの紹介
 最近はセキュリティに関わる時間が増えてきた
・経営戦略会議で横断的に見ている
・総括監の役割と体制の紹介
横串(県警、教育委員会など含む)で広い範囲を見ている
・主要情報関連施策4つの説明
・湯崎知事(H22年~)の強い思いで行政経営刷新計画策定の一環でICTを駆使するワークスタイルに変革する方針紹介
・広島県の目指すもの=自治体のベストプラクティスになる(シンプルなメッセージ)
・働き方改革「オフィス中心から人中心へ
オフィスに行って仕事をする(文化になっている)
 ⇒外で仕事をする、家で仕事をする(文化を変えて行かなくてはいけない)
・クラウド、デバイス、アプリ、今は便利なツールがある
与えられたミッション、仕事をこなすのに場所は関係無いはず
”紙”の文化⇒H24年「ペーパーレス」(iPADの導入)、最高意思決定機関からスタート(知事、副知事、局長、※上から下へ)
・ペーパーレス会議成功の秘訣=①資料のBPRは必須!!、
ペーパーレス会議に即した(iPAD用)の資料にしないといけない(A3、A4ではなく)②リテラシーの低い人に合わせる=他のことでも共通(働き方改革は、低い人に合わせて進める)新しい行政マン=フリーアドレスの導入(行政では初、”ちょっと格好良い行政マンを目指す”テレワークという言葉は行政は使わない⇒どこでもワーク(家でもワーク、外でもワーク)、みんなのオフィス(サテライトオフィス)、フリーアドレス
・出張時は直帰、目指せ定時上がり、などで浸透
新たなコラボツール(文化の改革)進行中、メール文化⇒チャット文化
・自治体クラウド:23市町のシステムを一本化しようという取り組み紹介
4市町のシステム構築作業⇒いま6市が参加運用中
・サーバーセキュリティの対応
2015年年金機構の漏えい事件で総務省からのお達しがあった
ネットワークの分離
庁内ネットワークの強靭化
自治体セキュリティクラウドの構築
CISO設置など体制の強化
・セキュリティを強固にするとサービスが低下する⇒そうならないために「セキュリティ基本方針」策定
住民に対して自治体はサービスプロバイダ
広島県メール受信状況では50万件/月、外部から攻撃を受けている
広島県のセキュリティクラウド、市町は県のセキュリティクラウドを通じインターネットの世界に出て行く
 =市町の負担減⇒ISLAアワードで表彰された(自治体の表彰は初)
・人材育成計画
総括監のミッションの一つ(現在進行形)
県内のスペシャリスト育成計画、トップガン(仮称)構想
県内企業、学校と共同で進めて行く
経営とセキュリティ
サイバーセキュリティは経営課題
サイバーセキュリティ経営ガイドライン、経営者は読み、理解し、マネジメントし、取り組まなければいけない
・経営者に聞く3項目の紹介
時代に応じた対策が必要
exパスワードは定期変更⇒変更しなくて良い、が主流
・まとめ
広島県のロードマップ紹介
端末フリーの紹介、
まとめ買いはしない=その人に合った端末の導入
・おまけ
誰でもゴルゴ13になれる?!
いまはタブレット、スマホで照準合わせができる世界

桑原 義幸 氏

 

テーマ講義 「中小企業IT戦略策定のすすめ」
ITコーディネータ広島 理事長 兒玉 学氏
(講演概要)・ITCはベストプラクティスではなく、まだまだ中小企業支援の発展途上
・マイケルデル、4つのデルコンピューター4つの戦略の紹介
良く見ると戦略ではない、、、わざと?
戦略とは、ターゲット、ニーズ、コンピタンス、利害関係者が納得して「何をすべきか」を共有で実行できるもの=論理(ロジック)
・デルの戦略を見直してみる⇒説明
・戦略の重要性、2つの企業を比較して説明(コダックと富士フィルム)明暗を分けた違いについて紹介
2000年までコダックが上位(世界シェア1位だった)
デジタル化の波による劇的変化、リーマンショック、自然災害
富士フィルムは2003年に小森氏社長就任、持っているシーズを洗い出し⇒経営資源の選択と集中を戦略として打ち立てて市場に出て行った。対してコダックは、写真、フィルムにこだわった
⇒デジタルをうたいながら培ってきたアナログの経営資源を捨てられなかった⇒間違った戦略策定⇒つぶれてしまった
・ITの重要性
○○のいない企業
①旭酒造 獺祭⇒杜氏のいない酒造、杜氏だけが知るブラックボックスの開放
②ライフネット生命⇒生保レディのいない保険会社、営業、書類作成、保険払い、それらをIT化
③ビジネスホテル⇒フロントのいないホテル、チェックイン・アウト、予約、朝食、の自動化、IT化
・IT戦略の重要性
広島県呉市の写真館事例(児玉さんの支援先)

スタジオアイ
1982 呉市にある老舗の写真館⇒合弁でスタジオアイ設立
  (クレイトンベイホテルの結婚式向けの写真)⇒儲かっていた
1993 10年後、結婚式で食っている写真館は仕事がなくなる、という講演を聞いた⇒衝撃。確かに少子高齢化の波、地味婚、結婚式をしないカップル
2000 呉 玉姫殿閉館⇒いよいよ・・・
2002 IT戦略立案
2003 デジタル化の導入、下請けをやめた
経営戦略の大転換⇒結婚(一生に一回)は減っても、世帯では人生の節目節目に写真を撮る⇒ここにターゲット(経営戦略)、特に子供を対象に経営戦略を受けてのIT戦略、路面店、世帯・子供・デジタル化⇒生き残りスパイラルアップ式のIT化、現在第5次IT化実施⇒現在は6次に取り組み中
撮る⇒店内で写真を選ぶ⇒出来上がりを楽しむ、というステップの2つ目を、持ち帰ってクラウド上で選んでもらう(待つ、というマイナス要素が無くなった)いつでも選べる、どこでも選べる
・中小企業IT経営
マイケルポーターの基本戦略紹介
コストリーダーシップ、差別化、集中化(コスト、差別化)⇒これまでの中小企業は集中化に懸命だった
⇒今後はIT化で、差別化戦略を中小企業も取ることができる(獺祭とか)、コスト以外IからIへ、Infomation⇒Intelligence
IoA(Internet of アビリティーズ)の紹介、説明
人と人がネットでつながり、能力を発揮する機会を拡げること、ITと労働の機会に関する概念
・ITコーディネータの紹介
ITCはIT戦略の策定、実行のお手伝いをします、相談を受けます

 

兒玉 学氏


 

成功事例
紹介(1)
「堀口海産株式会社様の事例」
ITコーディネータ広島 池田 雅之氏
(講演概要)
・堀口海産さんの「堀口のかき」養殖の様子を動画で紹介
・堀口社長はまったく経験なしでかき養殖を始める
・強みは設備「マイクロバブル併用殺菌システム」の導入
・IT利活用成果
①受注から出荷作用の生産性向上
IT利活用施策:サーバー導入によるデータの一元化←提案依頼書の発行、業者選定
②直接販売による利益率の向上インターネットショップ構築
ネットショップ利用、クレジット払いの導入
担当事務員の負担軽減 2時間/日
当初月額875円のネットショップ利用⇒現在はリニューアルしている
IT化以前から比べてネット売上9倍⇒営業努力=新規顧客が5割以上
・今後の取り組み
サーバのクラウドコンピューティング化
コストメリット(きちんと費用を確認要)
BCP検討
会計ソフト導入と銀行入金データの連携
・かきの出荷は11月~

池田 雅之氏

   

 

成功事例
紹介(2)
「株式会社オガワエコノス様の事例」
ITコーディネータ広島 志多木 義浩氏

(講演概要)

・オガワエコノスの事業紹介
・志多木さんが支援に入られた時、工場1か所⇒現在は県内+1か所、岡山工場、東京事務所が増えた
・オガワエコノスの導入システム紹介
・アクアモバイル
取引情報はもちろん、顧客情報も入っている(入口やお家の情報など)
・ITコーディネータとしての関わり紹介
高額のシステム導入⇒失敗、使えず廃棄
ITベンダーとの話がまったくうまくいかない
⇒社内担当者の支援で入った(公的機関の紹介)
その後、Pマーク取得支援、社内教育支援
・今後、導入後10年委なる計量システムの入れ替え(サーバー含む)

志多木 義浩氏

 

 

 

支援機関支援
制度説明(1)
広島県の支援制度
広島県商工労働局イノベーション推進チーム
産業振興監 小林 寿幸様

(講演概要)

・IT総合展に出展中「IT融合フォーラム」H25年からの取組み、業種を超えたIT融合の推進
・研究実施 企業間IT融合の支援 上限30万
10月2日、デジタルイノベーションセンター開設県内でスパコンをクラウド形式で利用してもらえる⇒26日の講演会で紹介
・広島イノベーション キャンプス この会場の1F イノベーション創設のためのFabLaboや人脈創り
ものづくり 感性工学?でものづくり支援
商工労働局でメルマガを発行している(HPには無い)⇒IT融合フォーラムのブースで登録可

小林 寿幸様

 

支援機関支援
制度説明(2)
ひろしまIT総合展2017について
ひろしまIT総合展実行委員会 運営委員長 藤川 英士様

(講演概要)

ひろしまIT総合展実行委員会 運営委員長 藤川 英士様(情産協)

・ひろしまIT総合展の紹介

・ひろしまIT総合展は2年に1回の開催

・150ブース、過去最大

・展示、講演の紹介

基調講演は13:30~慶応大学の夏野 剛氏

・展示内の講演もITC知識習得ポイントになる小さい一歩から継続して変化を起こし続け、システム化する。会社の構造をお客様本位の方向に変革する。

藤川 英士様

 

相談会 ITコーディネータ無料相談会
特定非営利活動法人ITコーディネータ広島メンバー

 

 【開催情報】

セミナータイトル IT経営カンファレンス2017 in 広島
~ITが切り拓く企業の未来~
開催日時 2017年10月25日(水)10:20~13:20
会 場 広島市南区民文化センター 大会議室
主 催 特定非営利活動法人ITコーディネータ広島
共 催
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後 援 経済産業省中国経済産業局、広島県、広島市、広島商工会議所、公益財団法人ひろしま産業振興機構、一般社団法人広島県情報産業協会
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本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで

 

 

 

 

2017.10.31

 


 

2017/10/17
ITコーディネータ協会
事業促進部 山崎 健

 

2017年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(福岡)

 

 

講演内容
主催者挨拶 福岡ITコーディネータ推進協議会
会長 中村 光善 氏
基調講演 『小さな会社の稼ぐ技術』
株式会社 インタークロス 代表取締役 栢野 克己 様
施策紹介 『国のIT施策について』
九州経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐 高田 浩明 様
事例紹介 『攻めのIT経営中小企業百選』に学ぶ成功事例
川崎興産 株式会社(メトロ書店)代表取締役 川崎 孝 様
株式会社 高山プレス製作所   代表取締役 高山 哲郎 様
株式会社 セイブクリーン    代表取締役 板井 さゆり様
共催者挨拶 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会 会長 澁谷 裕以
・参加人数 95名
 

 

今年度の最初の「IT経営カンファレンス」は2013年以来3回目の開催になる福岡県からスタートです。
現在の役員様になられてからは初めてのIT経営カンファレンスです。慣れない点も多く大変だったかと思いますが、プログラム作成から集客もご尽力され、来場者様からの評価はとてもよかったですよ。
 

 

まずは、主催者の福岡ITコーディネータ推進協議会会長の中村様より、ITコーディネータ制度のご紹介と福岡ITコーディネータ推進協議会の活動内容のご案内をして頂きました。

 

 

基調講演     『小さな会社の稼ぐ技術』
株式会社 インタークロス
代表取締役 栢野 克己 様
(講演概要)・読者ファーストで運用されているFacebookを営業ツールとして活用するコツとは。

・中小企業向けに展開しているランチェスター戦略
・ターゲットの絞り方における事例の紹介
>シニア層専門のレンタルオフィス
>女性高齢者専門のフィットネス
>雨漏り専門の修理業者

・YouTubeの営業活用事例活用事例
・メルマガ活用事例

・経営者は目標設定し公開することで、実施しなくてはいけない状況に追い込むことが重要。

まとめ
・小企業は大企業の全部反対を攻める。
・グレーゾーンには常にチャンスがある。   
 

 

栢野 克己 様

 

施策紹介 『国のIT施策について』
九州経済産業局 地域経済部 情報政策課
課長補佐 高田 浩明 様
(講演概要)・中小企業の直面する課題について
>労働生産性の低下
>サービス業の生産性が特に低い

IT投資額が低い傾向にあるが、生産性の高い企業は積極的に投資し、売上高・経常利益率の水準が高い。

IT導入支援の方向性
・IT導入補助金のご紹介
・各機関が連携し、効果を上げる仕組みの構築が必要。

中小企業のIoT利活用事例紹介
・製造業事例→武州工業様等
・サービス業事例→まくら株式会社様等

IoT導入阻害要因への対応を推進
・業種の垣根を超えた受発注データシステム共通化
・サイバーセキュリティへの取り込み
・データ所有権の明確化

九州IoTコミュニティの設立と活動内容の紹介
<背景>
・地方版IoT推進ラボ(九州11地域)が始動
・九州経済産業局では、2つのIoT研究会設置
<目的>
・九州地域IoT促進
・社会的課題解決とIoTビジネス創出のため、IoT技術提供者と導入者、支援機関の緩やかなネットワークとして設立
<活動内容>
・情報提供>セミナー開催等
・ビジネスマッチング>ニーズ・シーズ発信会等
・人材育成>実証ラボによる、研修等
・技術開発支援>実証実験フィールド提供等
・資金支援>金融機関等による、融資・出資

セキュリティ
・サイバー攻撃の現状
・サイバーセキュリティ経営ガイドラインの紹介

 

 

高田 浩明 様


 

事例紹介 『攻めのIT経営中小企業百選』に学ぶ成功事例
川崎興産 株式会社(メトロ書店)代表取締役 川崎 孝 様
株式会社 高山プレス製作所   代表取締役 高山 哲郎 様
株式会社 セイブクリーン    代表取締役 板井 さゆり様
(講演概要)
川崎興産株式会社 代表取締役 川崎 孝 様

2代目として社長就任時、在庫管理システムなし
日本で最初の書店管理システムを自社で構築
その後、売上が3倍に増加。
システムの外販を始めたが、当初は全く売れず。
異業種から参入した書店への販売をきっかけに売れ始め、現在では1600ユーザー。

IT人材不足からメトロコンピュータカレッジの創設
ミャンマーへ進出し、開発拠点と専門学校を設立
IT教科の生徒500名、日本語教科生徒300名

今後はロボット・ドローン・画像認識との連携を検討
新しい仕組みを提供できることが必要
川崎 孝 様

株式会社 高山プレス製作所 代表取締役 高山 哲郎 様

IT導入目的と背景
経常利益は降下中の中、コストダウン要求あり
対応策
検査・梱包の作業をIT化
・ロボットが完成品を手づかみ
・画像処理で検査を実施
・ロボットが整列梱包

効果
人によりばらつきのある検査が標準化
検査の標準化により、過剰に対応してた不良品が低下

今後
自社でシステム構築可能できた。そこをさらに追及。
品質の向上で顧客満足度向上、利益拡大を図る。

高山 哲郎 様

株式会社 セイブクリーン 代表取締役 板井 さゆり様

事業内容:熊本県合志市の一般廃棄物処理業

今回のIT化は第3次IT化
第1次:オフコンからパソコンへ
第2次:ハンディターミナル活用
第3次:タブレット活用

第3次IT化
問題点
震災後、被害も少なく人口増加。それに伴いゴミ集積所も増加。新規集積所の収集漏れが発生し、住民からクレームもあり、対応に追われることが発生

解決策
タブレットを活用し、地図上に収集場所とその写真を掲載。作業時間の確認も可能になった。

効果
・収集漏れが無くなり、問題点が改善。
・依頼主である自治体への報告が詳細になり、満足度も向上した。
・上記により、継続的な契約に貢献している。
・集積所ごとの情報があるので、自治体の施策にある、各家庭のごみ削減目標に反映されている。
・タブレット活用勉強会と通じ、社内のコミュニケーションが円滑になった。

まとめ
IT活用が従業員の意識の変革につながった。
ITは数値の認識が可能だが、ITは人が喜んでもらうための道具である。

板井 さゆり様
   

 

共催者挨拶 特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会
会長 澁谷 裕以

(講演概要)

ITCは良き対話相手になること。
対話を繰り返すことで、ITは経営の力になっている。

良き対話相手になっている事例の紹介

秋東精工様の事例
強みのヒアリングを徹底的に実施、ホームページへ反映。それにより、ホームページ経由でトヨタ自動車から発注があった。

越前和紙の事例
ホームページでの販売相談からスタート。
顧客のターゲティング化することで、ホームページの制作ではなく、深堀が必要なことに気付く。
販売実績を見て、御用を聞き、計画的な生産計画が可能になった。

製造業事例
銀行からITコーディネータへ相談。
課題:売上アップしているが、利益が下がっている。
社外のITCがファシリテーション実施。
結果、社員と経営者のコミュニケーションが密になり、実態の見える化が出来た。
対話の繰り返しで課題が顕在化できた。

社長の思いが戦略的に反映され、効果が表れた。

<対話による見える化と自分事化>
変革とは自分事化して考え、ひとつになって進むことが大事。

ITは人間力

小さい一歩から継続して変化を起こし続け、システム化する。会社の構造をお客様本位の方向に変革する。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 【開催情報】
セミナータイトル IT経営カンファレンス2017 in 福岡
小さな会社の稼ぐ技術
開催日時 2017年10月7日(土)13:00~17:00
会 場 福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター
主 催 福岡ITコーディネータ推進協議会
共 催
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会、
日本I T ストラテジスト協会九州支部
後 援 九州経済産業局、福岡県、信金中央金庫、一般社団法人 九州北部信用金庫協会、株式会社 日本政策金融公庫福岡県内支店、一般社団法
人 福岡県情報サービス産業協会、公益財団法人 福岡県中小企業振興センター、一般社団法人 福岡中小企業経営者協会、九州志士の会(一
般社団法人 九州地域中小企業等支援専門家連絡協議会)、NPO法人 日本システム監査人協会九州支部、ISACA福岡支部

 

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本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで

 

 

2017.04.26

 


 

2017/4/26
ITコーディネータ協会
事業促進部 

 

 

2016年度 IT経営カンファレンス
開催地概要報告(沖縄)

 

 

講演内容
来賓挨拶 内閣府沖縄総合事務所 経済産業部 地域経済課
課長 玉城 秀一 氏
講演 『国の施策と連携した中小企業戦略 ~ITによる新時代を迎えて~』
ITコーディネータ協会
会長 播磨 崇 氏
県内事例 『ペタルーナにおける攻めのIT活用のご紹介』
株式会社アイテォーオージャパン
専務取締役 伊藤 貴庸 氏
基調講演1 『未来を味方にする技術』
~ITがもたらす常識崩壊とは何か、そんなITを味方につける方法とは~
ネットコマース株式会社 社長 斎藤 昌義 氏
基調講演2 『IoTで実現する新しいビジネス~すべてをつなぐことで生み出すイノベーション~』
株式会社 ウフル 上級執行役員IoTイノベーションセンター所長
兼エグゼクティブコンサルタント 八子 知礼 氏

 

 

 

・参加人数:125名

今年度の「IT経営カンファレンス」第8回目の開催になります。
沖縄は昨年度に続き、3回目の開催になります。昨年同様、たくさんの聴講者においでいただき、活気のあるイベントになりました。


 

まずは、主催者のITコーディネータ沖縄の代表理事の新里様より、ITコーディネータ沖縄の活動内容のご案内をして頂きました。 続いて、IT経営カンファレンスの意義を。最後にITコーディネータについて、ご紹介頂きました。
 

 

来賓挨拶 内閣府沖縄総合事務所 経済産業部 地域経済課
課長 玉城 秀一 氏
・サイバー攻撃が社会問題化し、情報漏えい等発生。
・情報提供・人材育成などの施策実施している
・IT経営の阻害要因を取り除くことを実施している
・こういった勉強会での啓蒙活動が大事

 


講演 『国の施策と連携した中小企業戦略 ~ITによる新時代を迎えて~』
ITコーディネータ協会
会長 播磨 崇 氏

講演概要

・ITコーディネータ協会のご紹介
・Ⅰ.新時代の到来~産業構造・就業構造の変革~
・社会やビジネスの在り方そのものを根底から揺るがす大変革が進む新時代へ
・広告市場・ものづくりに変化あり
・IoT・VRなどで新サービスの創出される
・AI・ロボット・ドローンによる効率化
・クラウドファインディングでの資金調達
・クラウドソーシングでの働き方改革

Ⅱ.国の施策との連携
~地域未来投資促進事業~
・地域未来投資促進事業
1. サービス等生産性向上IT導入支援事業
◆次世代企業間データ連携調査事業
(ITコーディネータ協会受託)
データ連携プラットフォームを作り、共通EDIデータを活用、金融機関との連携も見据える
2. 経営力向上・IT基盤整備支援事業
◆100箇所セミナー・相談会の開催
◆プラスITフェア事務局と連携し、ITCの派遣を実施

~地方創生~

・秋田県仙北市の取組事例の紹介
(近未来技術実証特区の取組)
-ドローンの活用
-無人バスの公道実験
・横須賀市及び松本市の取組事例
-ふるさとテレワーク

Ⅲ.地域活性化に向けた取組事例
・西村金属様
-強みを磨き、企業間連携し、ユーザのニーズに対応
-下請けの課題は脱却できていない
・西村プレシジョン様
-商品開発から、グローバル展開へ

Ⅳ.まとめ
・白紙思考で考える事
・自分は既に顧客志向、白紙思考を持っていると思いこまない事
 


県内事例 『ペタルーナにおける攻めのIT活用のご紹介』
株式会社アイテォーオージャパン
専務取締役 伊藤 貴庸 氏
冒頭案内・商品案内・サービス案内

IT導入のきっかけ
2013年 スタッフ同士の意思疎通が難しくなる
顧客情報が紙のみ→店舗間での情報共有できない
イベントからの分析もできない
残業時間も大きくなっていた

IT活用し、経営の効率化を実施
レジ、顧客管理の導入は初期費用が大きい
IT経営コンサルへ相談
ダメもとで、ものづくり革新事業へエントリーし採択

IT導入(Sales Force導入)後
1.chatterの活用
店舗間で情報共有
情報共有促進・探す時間が短く効率化
スマホ対応(産休・育休中でも情報共有)

2.顧客管理
最新情報を店舗間で共有
入力作業の短縮
◆質の高いサービスを提供しCS向上に繋がった

3. 勤怠管理
タイムカードのスマートフォン対応
最新のシフトの確認が可能
給与計算が簡単
紙を廃止しため、経費削減に繋がる

SNS活用事例:アロマ活用法提案
ショップブログ:毎日更新し、詳しい情報の展開
インスタグラム:流行敏感世代、外国人へアプローチ

メリット
広告塔になる
FBでコメントのコミュニケーションツール
拡散率高い

デメリット
日々更新、手間。時間がかかる
続けていくことが難しい

まとめ
ITを費用と認識してたが、ITを投資として活用
管理コスト削減ができた
初期費用の捻出にあたり、国や県の助成金の活用
ITCやよろず支援拠点への相談が大事

基調講演1 『未来を味方にする技術』
~ITがもたらす常識崩壊とは何か、そんなITを味方につける方法とは~
ネットコマース株式会社 社長 斎藤 昌義 氏

講演概要

自己紹介(著書紹介)

アマゾンの事例紹介
AmazonGO、AmazonEcho
AIやセンサー、IoTで実現
amazonの提供意味
家庭内のハブになり、家庭内のサービスを牛耳る

コマツの事例
スマートコンストラクション
高齢化が進む、熟練した技術が必要
ドローンでの測量

工程組み換えにAIを活用し効率的に実施できる
若手の即戦力化にITの活用

足りない作業の人で確保をITを活用
新たな価値をITで活用

様々は情報がデジタル情報に変換され、ビッグデータになる。
データに意味、価値を見つける→難しい
AIが実施し、得られた知識がフィードバックされる

ロボットの進化
プログラム通りに動くものから、Aiが学習し判断し行動する→自立化

フィジカルからサイバーへ、それが現実世界へ
サイバーフィジカルシステム→IoTとも

デジタルトランスフォーメーション
劇的な変化が起こる可能性がある
あつめた情報を生産活動の改善に活用する

デジタルディスラプション
既存の産業やビジネスの価値がなくかることも

日常の常識が大きく変わる
産業のありかた、人の考え方、生き方
新たな視点が必要

ビジネス環境の急速な変化
過去の成功モデルが使える時代ではない
今の武器が3年後のに武器ではない
共創:できることをともに持ちより作り出す
一緒にビジネスをと作り出す

あるべき姿を作っていく

沢山失敗すること
安くなっていることでトライアンドエラーを繰り返す


基調講演2

『IoTで実現する新しいビジネス
~すべてをつなぐことで生み出すイノベーション~』
株式会社 ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター所長兼エグゼクティブコンサルタント 八子 知礼 氏

講演概要

デジタライゼーションにより、資産がなくとも、既存事業者を脅かす、存在になってきている。
機会損出をお金に換えることが流行っているモデル

デジタルとアナログの融合がIoTの目指すところ。

大量のデータを活用出来ていない。活用し実装する必要性がある
IoTは『もののインターネット』ではなく
『ものごとのインターネット』
大きなマーケットになる可能性がある

繋げていく発想が大事
繋がっていないことの境目の課題を解決→IoT
境目がビジネスチャンス。では、何とつなげるか。

ITが安くなってきた
→高いだろうという概念をなくす
小さな単位でも対応できる
身のたけIoTで中小企業から始めるべき

IoT事例紹介
センサー
スマートシティ
テレマティックス保険
勘からの脱却
見える化して管理していくことが大事
技術のハードルが下がり、やらない理由がない

スマホ、クラウド、SNS全部10年目
データ量は増えている

必要なのは・・・
見えていないデータ、把握していないデータを
分析する発想が必要
いかに自社にないデータを取得するか
そうでないと、新しい示唆が出てこない
それが、IoTに取り組まなければならない理由

AI
使うには目的に応じた大量のデータは必要
学習用のデータをためる
データはお金になる

クラウド+エッジ側での処理が必要
クラウドとエッジの境目を考えない
全部処理リソース→リソースプールのマネージメント
量の最大化→機会の最大化

『人に着目することが大事』
 

 

【開催情報】
セミナータイトル IT経営カンファレンス2016in沖縄
開催日時 2017年3月6日(月)13:00~17:00
会場:沖縄産業支援センター中ホール
主催 ITコーディネータ沖縄 沖縄県中小企業家同友会 情報関連部会「eおきなわ」
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援 内閣府沖縄総合事務局、那覇市、沖縄県工業連合会、沖縄県産業振興公社、沖縄県中小企業診断士協会、中小機構沖縄事務所、沖縄県中小企業団体中央会、那覇商工会議所、沖縄海邦銀行、コザ信用金庫、琉球新報社、沖縄タイムス社、沖縄県情報産業協会、フロム沖縄推進機構


 

2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら
 

 

本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで
 
 

 

2017.04.12

 


 

2017/4/12
ITコーディネータ協会
事業促進部 

 

 

2016年度 IT経営カンファレンス
開催地概要報告(仙台)

 

 

講演内容
開会の挨拶 一般社団法人みちのく経営センター
代表理事 本田秀行 氏
講演1 『宮城県のIT産業の振興を目指して』
宮城県震災復興・企画部情報産業振興室 室長 佐々木榮一様
講演2 『ネットワークのギャップを埋めるソーシャルエンジニアリング』
株式会社セキュリティイニシアティブ 代表取締役 小笠貴晴様
講演3 『サロネーゼのIT活用方法』
クラフトサロン・ルミエール 代表 本田明美様
講演4 『「県内中小企業支援業務8年間(3年間)の気づき!」
~私自身の経験を通じて、皆さまへのエール~』
公益財団法人みやぎ産業振興機構 シニアアドバイザー 白幡洋一様
講演5 『みちのくIT経営支援センターの活動と今後の役割』
一般社団法人みちのくIT経営支援センター 代表理事 本田秀行氏
閉会挨拶 一般社団法人みちのくIT経営支援センター

 

 

 

・参加人数:56名(申込み58名)
参加者分類:東北(秋田、山形、宮城、福島)だけではなく、東京、名古屋、大阪、京都などからも参加者があった


仙台では5年連続の開催となるIT経営カンファレンス。今回は東北だけでなく、東京、名古屋、大阪、京都などからも参加がありました。
講演を5件用意し、参加者に何か掴んで帰っていただきたい、という思いがつまった内容になりました

 

 

講演1 『宮城県のIT産業の振興を目指して』
宮城県震災復興・企画部情報産業振興室 室長 佐々木榮一様
(講演概要)
配付資料に基づき、宮城県内の情報産業の現状と課題、宮城県震災復興・企画部情報産業振興室の活動を説明、紹介いただきました
・2016年4月に着任
・日本の情報サービス業=21兆円、100万人、卸、運輸ほどではないが付加価値の高い業種
・宮城=1事業者あたり21人の従業員=全国平均を下回っている。
・宮城県の年間売上高=全国の1.1%にすぎない、しかし愛知埼玉等と同=全国10位
・東京一極集中になっている
・宮城県の特徴は、同業者からの受注が30%=下請け構造になっているようだ。製造業は全国平均にちかい。
・現状と課題、課題1=人材育成、課題2開発販売強化、課題3産業横断、課題4下請からの脱却
・課題解決のために情報産業振興室はワンストップで対応している
 取り組み1=組み込みソフトウェア関連産業の振興
①みやぎ組込み産業振興協議会34社、会員が参加、情報収集、展示会、企業訪問などの活動
②市場獲得のため、フェア等への出展
③人材育成への支援
④派遣、OJT支援事業(2社
 取り組み2=IT商品販売・導入支援
①「みやぎIT認定商品」に対する支援、2016年32商品を認定
②IT商品の開発・試用提供等への支援=スタートアップの支援
 取組み3=新たなIT]関連産業の振興
①みやぎモバイルビジネス研究会tの連携
②新しいITビジネスの創出に向けた支援、一次産業(農林水産業)
 取組み4=立地企業への支援
①開発系IT企業の誘致
②コールセンターへの支援、全国4位のセンター数⇒雇用確保が課題⇒人財確保支援
 取組み5=IT技術者の確保支援
①ICT技術者UIJターン等促進事業、とくに県内および隣県の大学等との連携による新卒者への情報発信に力を入れている
 取組み6=デジタルコンテンツ産業の振興、アニメーションに特化
・IT産業による被災地の振興(民間投資促進特区 IT産業版)
・情報産業が担う宮城の明日=今日の話は2016年度版、次年度の振興策などについては、問い合わせてください。

 


講演2 『ネットワークのギャップを埋めるソーシャルエンジニアリング』
株式会社セキュリティイニシアティブ 代表取締役 小笠貴晴様
講演概要  
(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・人のセキュリティ部分についての話
・ぺネトレーションテストを専門にする会社(標的企業に攻撃を仕掛けた場合、というハッキング目線のテスト)ホワイトハッカー(=道徳的ハッカー)、日本で10数名。
・ハッキングの定義の講演
・ソーシャルエンジニアリングの攻撃者は、意義・目的も持っている、敵を知り己を知れば百戦危うからず。日本は守りの理論が多い、米国は攻撃者の研究が多い(=情報収集を徹底的に行う)。
・ソーシャルエンジニアリングの攻撃者は対象が決まっている。敵を知ることが守りに活かせる。=攻撃者の目線で情報収集・マッピング・脆弱性の発見・攻撃という順に戦略(メソドロジー)を見つける。
・ターゲットシステムへの到達経路①システムに対する攻撃:どこが弱いのか(外)の調査⇒どこが弱いのか(中)⇒核(基幹システム)につながる経路を調べる(ぴぼっティング)⇒準備していれば12桁のパスワードもメンテナンスの3時間で破られてしまう。
・ターゲットシステムへの到達経路②ソーシャルエンジニアリング、ネット上の情報(交友関係、ソーシャルで使っているパス等)を知ることでほぼ開かれるウィルスメールを送り付けることは簡単(固有名詞など)
・ソーシャルエンジニアリングを使った攻撃は、公にある情報収集によって、ハッキングしやくしている
・攻撃者としてほしい個人情報は、ハッキングに必要な情報。普段一般に言っている個人情報とは違う
・ハッキング者の侵入例や、環境確認の方法などの実例を交えた講演
・OSINTという技術は、営業にも役立ちます=ソーシャルからの情報収集(日本語はまだあまりない)

講演3 『サロネーゼのIT活用方法』
クラフトサロン・ルミエール 代表 本田明美様

(講演概要)

配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・2016年3月に開業、普通の専業主婦がどのように開業してITを活用しているか
・ポーセラーツの説明
・活用しているITの紹介:プリンタ←PC→ネット販売(クラウド)、予約システム(クラウド)、Wordpress(ホームページ&ブログ)、タブレット(クレジット決済、バーコードリーダ商品管理)
・新規参入の課題:
全国に2500か所⇒存在を知ってもらう=差別化&宣伝方法
転写紙の在庫が多い方と生徒が集まる(需要が不明確)=資金が無い
⇒ITコーディネータに相談してみよう(本田さん)
・課題解決に向けて
 ブログ(アメブロ利用者多い)⇒目的には合致しない⇒Google Bloggerから開始⇒現在はWordPress+独自ドメイン活用
・ITC本田秀行氏の解説
 SWOT分析を通じての支援内容を解説
 転写紙を多品種、少量生産にするために、プリンタで作成することにした⇒さらにネットを通じて販売(顧客を全国に持てる)
・ITに不案内でも、ITを上手く使う方法がある。専門家からのアドバイス、目的に合った身近なITだけを使う
・困った点として、顧客とのやり取りにITを使う場合、ITに強くない方とのやり取りに多くの労力を使うことがある。
・今後に向けて
 ポーセラーツ部門のブログで最近1位が続いている。転写紙を作っているからだと思う。でもデザインなどはできないので、できる方との連携、転写紙を安く仕入れるために海外とのやり取りも視野に、これまでのデータ分析を。
・独りよがりにならず、相談することが大切。強みによる差別化。ITだけにこだわらない。
 


講演4 『「県内中小企業支援業務8年間(3年間)の気づき!」
~私自身の経験を通じて、皆さまへのエール~』
公益財団法人みやぎ産業振興機構 シニアアドバイザー 白幡洋一様

講演概要

(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・8年間の期間だが実際は3年分くらいの長さと感じている
・公財みやぎ産業振興機構の紹介、シニアアドバイザーとしての活動範囲の役割
・「頼まれ時が、試され時!」ベガルタ仙台の社長をしたがサッカーはしない知らない、だった。機会が無ければ勉強をすることもなかっただろう⇒社長を辞めてからさサッカーに関する本も買っていない⇒今回もこの思いでお話ししている
・長寿企業の実態の話
・東北人気質の話:公財の仕事をする時に調べた⇒イノベーションに合わないのではないか、と思った。
 カルビーのマインドイノベーション(例)
・県内中小企業が伸びないのは。
 腹を割って相談できる人が外にいない
 社内の人事不足⇒ないものねだりしてもダメ
 キャッシュフローがもれている
 問題解決が社長の仕事になっている
⇒会社が続いている、ということは何か良いものがある⇒さらに磨きをかけるために全体最適化をしないと
・数字を読まない、読めない経営者
 財務諸表の活用をしよう
 BS/PL/CF(Cash資金繰り)は税金対策でもっと真剣に取り組もう(幹部社員含め、コミュニけーションツールとしても)⇒経営会議をこんなところからやりましょう
・財務諸表は、経営者にとっての海図
・成長している企業のトップの特徴の話
 いくつかの特徴
補助金、助成金活用の上手な中小企業⇒補助金頼みになることは課題になる
 経営ピラミッドとその要素⇒作ればよい、ではない⇒絵にかいた餅にならないために⇒ストレッチ幅どうする?など、実行するためのたくさんの課題あり
 将来の付加価値を生むものへの投資⇒なんでもかんでもではない
・「結局、企業の大事な仕事は、人の育成、人財育成」
・誘致企業との取引に向けて
 効果的なパスの話
 選ばれる企業の話:元の技術がベース、経営者がどんな人物かを問われている(体制、経営状態、金融機関との日常からの関係)安定生産、「設備設計・製作能力⇒設備保守、メンテ」
 設備設計、製作、保守能力の話:
・実践経営塾の分類と実施状況
 H27年度実施状況の話
 経営塾、形態別相談内容の話
 高度相談対応での「つぶやき」:県内中小企業経営者のつぶやき(本音?)の話⇒個人の努力だけではどうしようもない、お金の悩み、人材の不足
・参加企業が抱える共通課題
・成長への処方箋の話
・成長が期待できる「優等生モデル」
 産学官の連携を上手く使う
・支援事業から移動相談会からの助言、2年前に引退したが、、、時期的には震災後であり、大変な時期
 移動相談会の話
 移動相談会における相談内容
 相談企業の課題と指摘、問題と課題は違う!課題認識をきちんとすること
 相談企業への共通した処方箋の話
 受注拡大に向けての努力
 トップの活動、こんな時こそトップが先頭に立って営業活動するとき
 農商工連携「タマを生んでモノにしてコト付けする」
・最後に参加者へのエール
 変化はチャンス
 「T」に拘る
 勁草となる、丈夫な草になって!
 変化することだけは、変化しない
 不易流行
 異業種交流活動、利他の精神が大事
スピードが最大の競争力
 三つのスピード、気づく、着手、実践
 スピードを速めるために、マニュアルシフト、チューンナップ(改善)、空間共有
 小よく大を制す
 三つのキョウソウを考える
 共創 競争=切磋琢磨 協奏=能力の多様性
 タスキをつなぐバトンを渡す、
チェンジ・リーダーへの期待
 変革、革新の先頭に立つ
 どうせ、の思想に釘を刺す
トップが元気になる
 元気とは? 元々の思い
 元気を定義する 元気がない=元々の思いを見失った
 元気がない処方箋
 あなたの元々の気持ちは
 不機嫌な人、上機嫌な人
 経営者にとっての鉄則、常に元気でいないと!(経営者は大変)
 笑顔の効用

講演5

『みちのくIT経営支援センターの活動と今後の役割』
一般社団法人みちのくIT経営支援センター 代表理事 本田秀行氏

講演概要

(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・みちのくIT経営支援センターの紹介
 設立当初は4名⇒現在19名、ITCだけでなく他の士業資格者も参加
・3つのVisionの話
 東北にIT経営を根付かせる
 自立的個人、組織の集合体
 会員の相互成長
・これまでの活動
 企業コンサルティング
 セミナー
 ITCケース研修
 IT経営カンファレンス(2012年から)
・今後の活動
 金融機関との連携
 他団体、組織との連携、交流
 コンテンツの充実
・今後の役割

 

【開催情報】
セミナータイトル IT経営カンファレンス2016in仙台
開催日時 2017年2月18日(土)13:00~17:00
会場:スタンダード会議室 仙台一番町ホール店
主催 一般社団法人みちのくIT経営支援センター
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援 宮城県、東北経済産業局、みやぎ産業振興機構、仙台市産業振興財団、宮城県情報サービス産業協会、TBC東北放送、NHK仙台放送局、河北新報社


 

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本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで
 
 

 

2017.03.28

 


 

2017/3/2
ITコーディネータ協会
事業促進部 山崎 健

 

 

2016年度 IT経営カンファレンス
開催地概要報告(金沢)

 

 

講演内容
基調講演1
『IoT活用によって変わる中小企業の経営』
一般社団法人クラウドサービス推進機構
理事長 松島 桂樹 氏
特別講演事例
『当社が取り組んでいるIoT活用』
武州工業株式会社
代表取締役 林 英夫 氏
基調講演2
『IoTビジネスの課題 -北陸の中小企業へ向けて-』
北陸先端科学技術大学院大学
教授 丹 康雄 氏
講演・事例
『IoTへの取り組み
-ひとりのITコーディネータとして考えること-』
北陸通信ネットワーク株式会社
事業戦略部長 ITコーディネータ 酒井 正幸 氏
ご報告
『IoT時代のサイバー犯罪とセキュリティ対策』
石川県警察本部サイバー犯罪対策補佐
警部 辰村 憲一 氏

 

 

・参加人数 71名
 
 北陸地方は毎年3県が代わる代わるIT経営カンファレンスを実施しております。
今年の北陸地方のトップバッターは石川県の金沢です。
北陸新幹線の起点になる中核都市にある中で、満席の80席の来場がありました。講演も多岐に渡り、非常に楽しいIT経営カンファレンスになりました。

 

まずは、主催者の特定非営利活動法人石川県情報化支援協会の原理事長より、ITコーディネータ制度のご紹介と石川県情報化支援協会の活動内容のご案内をして頂きました。
次に共催者である特定非営利活動法人ITコーディネータ協会の会長の播磨より、『中小企業の更なるIT経営に向けて』と題し、産業構造・就業構造の変化について、事例を交えた講演と、地域未来投資促進事業についてITコーディネータ協会の連携内容も交え講演をいただきました。

 


基調講演1
『IoT活用によって変わる中小企業の経営』
一般社団法人クラウドサービス推進機構
理事長 松島 桂樹 氏
講演概要  

・日本商工会議所ITに関する初の意見書を提出
『中小企業のIoT推進に関する意見書』

・IoTにより製品の販売からサービス提供へ

・ビジネスモデルの転換がある

・簡単に始められる仕組みが重要
--事例紹介--
 

金融EDIについて
--事例紹介--
・中小企業のインターネットバンキングの普及により経営の見える化が促進。
・次世代企業間データ連携調査事業のご紹介
・推進上の課題と活動項目
ex:事例の紹介
 

中小企業はIoTを活用し、ものづくりと情報ビジネス融合のチャンスである
顧客と共同開発し、同業種へ販売、利益をシェア
 

まとめ
企業は支援を頼りながらカイゼンを積み重ね改革へ!
頼りになる支援者も存在している
・伴走型支援
・フォーラム型支援
・後方支援

特別講演事例
『当社が取り組んでいるIoT活用』
武州工業株式会社
代表取締役 林 英夫 氏

講演概要

・会社のご紹介
・モノづくり理念
~日本のものづくりに学ぶ~
『道具を作る』自社設備開発:ミニマムスペック
『人に任せる』多能工:OJT
『人を信頼する』一個流し生産:工程内品質保証で事後の検査なし
 
情報化
BIMMS導入で、作業状況の見える化を実施
BIMMS:Busyu Intelligent Manufacturing Management System
     IoT化された製造業生産管理システム
 
真の企業連携
・購入先へ自社の在庫情報を展開:ピーク時の平準化
・ものづくりに大切な『人』『物』『設備』『方法』の変化点をリアルタイムで把握しPDCAをまわす
・企業間での品質情報の共有化(準備中)
 
IoTにより・・・
・機器稼働状況の共有化
・生産性低下の対策が迅速に可能
 
300年企業を目指して
・一個流し生産の価値をパッケージ展開
・BIMMSをクラウド展開
・モジュール化により、用途の最適化
・次世代企業間データ連携調査・実証プロジェクト事業へ申請中

貴重講演2
『IoTビジネスの課題 -北陸の中小企業へ向けて-』
北陸先端科学技術大学院大学
教授 丹 康雄 氏

講演概要

IoTとは
『高度な情報処理機構』と『情報通信網で常に連携を取りながら』、『物理空間の情報を把握しつつ物理空間に対して働きかけをする』情報システム
 
近年の情報システムの発展の流れをご説明。
 
IoTという言葉は
1980年代以降様々な言葉が生まれていたが、あまり定着せず。2015年に入り急速にIoTに集約された
 
IoTのシステム実現の5要素
1.つなげる:コネクティビティの確保
2.感じる:センシング
3.判断する:クラウド連携し制御する
4.動かす:物理的な作用
5.記憶する:データベース化
IoTは1-5を廻している
ホームネットワークをもとに解説いただく
ホームネットワークは国が推進しているが、光熱費の削減で運用費を捻出するモデルは破たんしている
 
IoTをめぐる直近の課題
1.OAM:遠隔管理ができないなど
2.セキュリティの問題:IoTセキュリティが出現
3.パーソナルデータの取り扱い
4.サービスAPIの意味論(セマンティクス)
5.AI活用に向けての準備
 
北陸でのIoT
・モノづくり産業と情報産業の何れもが盛ん
・地方版IoT推進ラボに多数の自治体が参加
・北陸情報通信協議会でも提言書を発行
 
むずび
・IoTは社会を変える力を持っている
・我々の職業、生活の仕方など、社会の在り方が多く変わる
・自動運転のように意外に早く影響が出始めている気配はある

講演・事例
『IoTへの取り組み
-ひとりのITコーディネータとして考えること-』
北陸通信ネットワーク株式会社
事業戦略部長 ITコーディネータ 酒井 正幸 氏

講演概要

会社案内
 
IoTニュースから
全国では取り組みが盛んだが、石川県では関心度合いは様々である。
IoT普及のためには目的設定が重要である。
 
Raspberry Pi3での実験
自身でもラズベリーパイを活用し、人感センサーを取り入れたIoT実験を行った。
 
IoTとセキュリティ
・『Mirai』と呼ばれるIoT機器に感染するマルウェアが発生。大規模なDDoS攻撃が行われた。
 
・2016年7月IoTコンソーシアムよりIoT機器の提供側と利用者側を対象とした、IoTセキュリティガイドラインを発表。
・それらをサポートする形で各関連団体からも、ガイドラインやガイダンスが公表された。
 
まとめ
目的を決め、まずやってみる、その際セキュリティは万全に。

ご報告
『IoT時代のサイバー犯罪とセキュリティ対策』
石川県警察本部サイバー犯罪対策補佐
警部 辰村 憲一 氏

 

デバイスが長期間使用されるなどの特徴から、IoT機器特有のセキュリティ対策を講じる必要がある。
 
今後予想されるIoTに伴うサイバー犯罪
・工場の管理システムを乗っ取り、操業停止などの脅迫をせまる
・ビルの管理システムを乗っ取り、警報装置の機能を停止させ、泥棒に入ったことを気付かせない
・自動車などを乗っ取り、事故を誘発
 
予防から備えへ
・『完全に防ぎきれない』という認識が重要
予防:今までの対応
発見・対応:日頃の訓練が必要
復旧:日頃からバックアップ
再発防止:社員教育など
 
最後に
セキュリティ対策は、コストではなく投資である。
投資のよる費用対効果は企業としての信頼である。
企業存続のためにも、セキュリティ対策は必要。
 

 

【開催情報】
セミナータイトル IoT時代のIT経営のヒントを学ぶ
開催日時 2017年2月22日(水)13:00~17:30
主催 特定非営利活動法人 石川県情報化支援協会
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 北陸本部
石川県
公益財団法人 石川県産業創出支援機構
金沢市
金沢商工会議所
石川県商工会連合会
石川県中小企業団体中央会
株式会社 石川県IT総合人材育成センター
一般社団法人 石川県情報システム工業会
一般社団法人 石川県鉄工機電協会
株式会社 北國銀行
株式会社 北陸銀行
金沢信用金庫
株式会社 北國新聞社
特定非営利活動法人 ITコーディネータ富山
特定非営利活動法人 福井県情報化支援協会


 

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本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで
 
 

 

2017.03.27

 


 

2017/3/22
ITコーディネータ協会
基幹業務部 松下 正夫

 

 

2016年度 IT経営カンファレンス
開催地概要報告(中部)

 

 

講演内容
主催者挨拶 中部経済産業局 地域経済部長      岩松 潤
【第一部】『攻めのIT経営』促進セミナー 13:05~15:10
セミナー&
パネルディスカッション
13:05~13:25
【講演1】「中小企業のIT利活用を促進する取り組みについて」
      特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 会長 播磨 崇
13:25~13:55
【講演2】「町工場が成果を出せるIoT」
i Smart Technologies (株) 執行役員COO 黒川 龍二 氏
14:00~15:10
<パネルディスカッション>【IT、IoT時代を生き抜くためには 】
◆パネラー 
i Smart Technologies (株) 執行役員COO 黒川 龍二 氏         久野金属工業(株) 専務取締役 久野 功雄 氏
     富士通(株) プリンシパルコンサルタント 熊谷 博之 氏
◆ファシリテーター      ITC中部 理事 広報委員長 吉田 信人
【第二部】「中部IT経営力大賞2017」表彰式・事例発表 15:30~17:30
表彰式 中部IT経営力大賞2017受賞企業 (大賞1社、優秀賞1社、奨励賞2社)
講評
中部IT経営力大賞選考委員長 名古屋学院大学名誉教授
名古屋学院大学大学院特任教授   岸田 賢次 氏 
事例発表
「中部IT経営力大賞2017」受賞企業による事例発表
     大東亜窯業株式会社 常務取締役 小貝 馨氏
尾鷲物産株式会社 常務取締役 玉本 卓也氏
NPO法人バウム カウンセリングルーム 理事長 笹谷 寛道氏
閉会の辞 特定非営利活動法人ITC中部   理事長 磯部 秀敏 氏

 

【開催報告】日時:2017年3月22日(水)13:00~17:30  於:ウィンクあいち 小ホール
・参加人数 180名
 
 中部経済産業局等が主催する中小企業のIT経営促進を目的とした「攻めのIT経営」促進セミナーと、中部地域独自で継続的に実施している「中部IT経営力大賞」(特定非営利活動法人ITC中部主催、中部経済産業局等が後援)の2017年度受賞企業表彰式・事例発表が開催された。

 

最初に、中部経済産業局地域経済部長 岩松潤氏から、政府の情報政策の概要と中小企業における「攻めのIT経営中小企業百選」、上場大企業における「攻めのIT経営銘柄」等と、本日表彰される「中部IT経営力大賞」についてご紹介があった。

 

中部経済産業局 岩松部長 ITC協会 播磨会長 会場風景

 

 


【第一部】『攻めのIT経営』促進セミナー

 

 

【講演 1】
「中小企業のIT利活用を促進する取り組みについて」
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 会長 播磨 崇
゛ITによって社会やビジネスのあり方が大きく変わる”ことを示すトピックスとして、3Dプリンター、IoT、AI、VR/AR、シェアリング・エコノミー、Fintech、ロボット、ドローン、ビッグデータ、クラウドファンディング、クラウドソーシングetc.の事例紹介があり、また、国のIT関連施策として、IT導入補助金、プラスITフェア、プラスITセミナーetc.の紹介があった。

 

【講演 2】
「町工場が成果を出せるIoT」
i Smart Technologies (株) 執行役員COO 黒川 龍二 氏
・i Smart Technologies (株) は、旭鉄工株式会社(自動車部品製造業、売上158億円、従業員480名)の子会社。旭鉄工は、トヨタ系部品メーカとして愛知県内に2事業所、約400ラインがある。現在、自社開発のIoTシステムの第3世代を使用している。
・旭鉄工社長の経営方針は、「人には付加価値の高い仕事(改善)を」というものであり、そうした本来の時間を創出するために、積極的にITを活用し改善を行っている。IoTシステムの開発と活用はその一環である。
・【①現場で把握すべき項目】は、1.生産個数、2.サイクルタイム、3.ライン停止時間の3つである。社員による手作りの装置・部品類で、こうした情報を、パルス信号で送信し、受信機で受信・記録している。
・収集したデータの分析と対応については、まず、ライン停止時間の長い要因や、休日出勤や残業の多いラインから、原因と対策について、地道に試行錯誤しながら0.1秒単位で改善し、つぶしていくことである。
・この0.1秒単位の積み重ねの結果、生産性を大幅に向上させることができた!(+15%~69%)この結果、新たなラインを増設しなくとも必要な生産量を賄うことができるようになり、設備投資費用および工場スペースの拡張もやらずにすんだ。これらの節減できた投資額は数千万から数億円にのぼるものと社内で評価されている。また、ライン停止が減少したおかげで停止前後に発生する不良品の発生が減少し品質レベルも大幅に向上させることができた!
・【②IoTで効果が出た理由】は、1.欲しいと思ったものをとりあえず作った(トライしたうち80%は失敗したが、20%の成功したものの効果が積み重なった)、2.採取するデータを欲張らなかった。3.運用に力を入れた。・・・である。
・次の第四世代IoTシステムでは、海外工場(東南アジア)対応や機能拡張を考えている。
・他社にも、当社のIoTシステムのセット(送信機、センサー、スマホ等)&サービス(月額利用料金制)を販売しており、「生産管理板」を書けない、夜間のライン生産状況がわからないといった会社にもお勧めしている。
・【③導入成功のポイント】は、1.システムをポジティブ側で使う、改善できたら社長が率先して褒める。2.社長が一緒に考える、3.上司に監視されるのではなくて、見てもらえていると思わせる。4.IoTは「手段」なので「運用」とセットで考える。どう使うか、どう改善するかがポイント。などである。
当社のこのような活動が、少しでも皆様の何かのお役に立てれば幸いです。

 

i Smart Technologies (株)
黒川氏
久野金属工業(株) 久野専務
富士通(株) 熊谷氏
i Smart Technologies (株)
黒川氏
ITC中部 吉田理事

 

【パネルディスカッション】
【IT、IoT時代を生き抜くためには 】
◆パネラー 
i Smart Technologies (株) 執行役員COO 黒川 龍二 氏
久野金属工業(株) 専務取締役 久野 功雄 氏
富士通(株) プリンシパルコンサルタント 熊谷 博之 氏
◆ファシリテーター(F)   ITC中部 理事 広報委員長 吉田 信人  
・ファシリテーター(F):このパネルでは、パネラーの皆様を親しみを持って「さん付け」で呼ばせていただきますのでどうぞ宜しくお願いします。最初に久野さんと、熊谷さんから簡単にIoTの取り組みの紹介をお願い致します。 
・久野:TPSカメラを使って、作業ごとの時間を0.1秒単位で把握し、各々の作業の改善を図っている。
・熊谷:自社工場で行っている取り組みは、データの記録とWebカメラとで、作業の見える化を行い、あとで検証できるようにしている。人間系の仕事をいかに機械でさせるようにするかを考えている。
(F):IoT、IT化のきっかけは?
久野:ドイツの工場を視察した際に、何百台ものロボットが無人で動いている、インダストリー4.0の実態を目の当たりにしたことが衝撃だった。ただ、自社での導入では、小さな成功を積み重ねていくことが重要だと思っており、金型の「研磨」という狭い分野からスタートした。
(F):富士通のIoT展開、活用の狙いは?
熊谷:自社の生産ラインでの利用が最初。見える化の手段として導入した。そして、SIerとしては、世界のIoTの情報を集め、仕入れて、お客様に合った提案をしている。
(F):IT化とIoT化との違いは何か?
黒川:IoTは高額というイメージがある。社長からは導入の際に3つの指示(クラウド利用、スマホ利用、無線利用)があった。開発システムも独立採算制でやっている。
久野:IoTサービスは、デバイスを使わなければ、月々いくらで利用できる。ITはイニシャルコストがかかる。
熊谷:IoTは、「工場の見える化」で、見えた情報をどう使うかがポイント。ITCなどの第三者が現場の情報に対してアイディアを出していくことが重要。
(F):今後、自社としてどう活用し、生き抜いていくか?
黒川:自動車向けに限らず、いろいろな可能性を考えてきたい。今回のIoTシステムも新会社として設立した。日本のモノ作りは凄い、と思っていたが、このシステムを使って(検証して)みると、まだまだ(多くの会社で)改善の余地はあると感じている。
久野:自動車の電気化が進展した場合、その時期はわからないが、全部品の約50%を占めるエンジン部品(の需要)がなくなることも想定しておかなければならない。当社は、それに影響されない新製品部品の比率を、現在の30%から2020年には50%以上にしたいと考えている。
熊谷:ドイツでの例にもあるが、今後は、モノづくりのビジネスモデルを、単に作って売るということから、継続的なサービス提供のモデルにまで発想を広げていくことが重要。(例えば、建設機械では、個体機械にセンサーや位置情報を加えて、メンテナンス時期や自動運転までを可能にするなどの付加価値サービスを提供するなど)
(F)今日は、現場での実践活動に基づいたIOTに関する貴重なお話しをいただきありがとうございました。今後、引き続きのご発展を心から期待いたしております。

 

【第二部】「中部IT経営力大賞2017」表彰式 15:30~17:30

 


表彰式 中部IT経営力大賞2017受賞企業 (大賞1社、優秀賞1社、奨励賞2社)
講評
中部IT経営力大賞選考委員長 名古屋学院大学名誉教授
名古屋学院大学大学院特任教授   岸田 賢次 氏
事例発表
「中部IT経営力大賞2017」受賞企業による事例発表
     大東亜窯業株式会社 常務取締役 小貝 馨氏
尾鷲物産株式会社 常務取締役 玉本 卓也氏
NPO法人バウム カウンセリングルーム 理事長 笹谷 寛道氏

 

 表彰式では、冒頭、選考委員会の岸田委員長から、大賞1社、優秀賞1社と奨励賞2社の発表と表彰ならびに講評が行われた。

 

「中部IT経営力大賞2017」受賞企業 岸田選考委員長

 

【大 賞】 大東亜窯業株式会社 常務取締役 小貝 馨氏
・同社は、岐阜県で、和食器の一貫生産を行い、特に印刷品に強みを持っている。
・生産は、OEMブランド商品が50%、自社ブランド商品が50%の構成。
・陶器製品の需要減や、消費者嗜好の多様化により、在庫が大幅に増大。このままでは、会社が立ち行かないという状況になり、思い切って、大改革「多品種少量生産」への挑戦を開始した。
・生産の最低ロットを、従来の2,000個から200個に小ロット化した。10万個の注文でも、この小ロットの集合という扱いにした。この生産を支える「かんばん生産管理」システムを開発し、受注時に納期回答ができるようになった。また、工程内在庫を1/20に、製品在庫を1/10に削減することができた。
・平成23年ころから売り上げが増加に反転し、収益も大幅に向上。必要なところに投資することができるようになり、一息つけるところまできた。
・従来の、「たくさん、安く作る」から「必要なだけ作る」への意識転換は重要だった。
・若手社員が、会社紹介のために作ったビデオ(3分間)を投影
(たった3分間の中にも、モノづくりへの社員の熱い想いが凝縮されており、筆者は思わず涙しました、必見)

 


 

 




 

【開催情報】
セミナータイトル 攻めのIT経営促進のための処方箋
開催日時 2017年3月22日(水)13:00~17:30
主催 特定非営利活動法人ITC中部
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会



 

2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら
 

 

本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで
 
 

 

2017.03.07

 


 

2016/11/28
ITコーディネータ協会
事業促進部 山川 元博

 

2016年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(北海道)

 

 

講演内容
主催者挨拶 北海道ITコーディネータ協議会
会長 阿部 裕樹 氏
開会挨拶 独立行政法人中小企業基盤整備機構
理事 渡部 寿彦 氏
来賓挨拶 旭川市長メッセージ(代読)
基調講演
『「稼ぐ力」を強化する攻めのIT経営とイノベーション』
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
常務理事 平 春雄 氏
記念講演
『北から起こす!ものづくり企業のイノベーションと人づくり
~馬具づくりの技と心を込めて、“メイドイン北海道”を発信!』
ソメスサドル株式会社 代表取締役社長 染谷 昇 氏
学会アワー
『イノベーション経営のすすめ』
日本イノベーション融合学会 理事長 高梨 智弘 氏
実践発表
<2016年「攻めのIT経営中小企業百選」選定>
北海道十勝発!建設業イノベーション
クラウドシステムで屋外広域にわたる作業プロセスを一元管理
有限会社斉藤砂利工業 代表取締役 斉藤 悟郎氏
ITコーディネータ 城宝 孝志氏
『中小企業のIT推進施策について』
北海道経済産業局 地域経済部 情報・サービス政策課
課長補佐 田村 健氏
『中小企業の人材育成』
独立行政法人中小企業基盤整備機構 北海道支部 中小企業大学校旭川校
研修課長 堀田 充徳氏(中小企業診断士・ITコーディネータ)
閉会挨拶
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 理事
日本イノベーション融合学会 北海道支部長
札幌学院大学 客員教授 赤羽 幸雄氏

 

・参加人数 81名
参加者分類:国1名、基礎自治体3名、支援機関3名、金融機関4名、企業42名、ITC16名、日本イノベーション融合学会3名、中小企業基盤整備機構9名)
 

 

毎回、北海道では道内各地で開催しているIT経営カンファレンス。今回は北海道第2の中核都市・旭川で開催されました。
中小機構北海道本部さまの協力により、参加者の半分以上をユーザー企業の方に参加頂けたカンファレンスとなります。
 

 

基調講演
『「稼ぐ力」を強化する攻めのIT経営とイノベーション』
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
常務理事 平 春雄 氏
(講演概要)配付資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・ITの動向、産業就業構造の変化
・事例に基づくITの新潮流(IoT、人工知能、ビッグデータ、ロボット、Fintech、ドローン、クラウドファンディング、クラウドソーシング)
・ビジネスも仕事も環境も全てが大きく変わっていく時代
・日本再興戦略
・攻めのIT経営事例(時間の関係で一つだけ紹介)
・自分の商品をいかに持つか、下請けからの脱却、他社にない高度な品質
・攻めのIT経営に向けて「ひとりではできない」⇒専門家の活用、仲間と一緒にする

 

記念講演
『北から起こす!ものづくり企業のイノベーションと人づくり
~馬具づくりの技と心を込めて、“メイドイン北海道”を発信!』
ソメスサドル株式会社 代表取締役社長 染谷 昇 氏
(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・日本で唯一の馬具メーカー
・ものづくり物語(革の表情を目視で見極める)
・北海道洞爺湖サミットで各国首脳へのプレゼント
・ベテラン、中堅、若手が3-4人で少量多品種に対応している
・全国で20社(総務省事業)が選ばれ、海外向けにメイドイン日本の紹介ビデオを作った
・「ニクソンショックで輸出が立ち行かなくなった」「リーマンショック」
・その後の2009年に5代目の社長就任(リーマンショック後)
・炭鉱の町、歌志内で創業⇒炭鉱が閉山⇒北海道の馬具職人に集まってもらい創業⇒ニクソンショック、オイルショック⇒操業不能(染谷社長の大学3年)⇒馬具だけではやっていけない⇒様々な下請けをしてきた⇒ソメスサドルを商標登録した(目的は下請けからの脱却)⇒徐々に業績回復⇒採用もしたいが人が来ない⇒1995年に砂川に移設⇒手作りで会社環境を作っている最中⇒自ら商品を販売していった
⇒2003年伊勢丹に出展⇒2年で平売り場へ⇒2006年青山に自前で出展(販売スタッフ全員雇用継続)⇒2017年GSIXの5階に出展
・ドイツに視察⇒ドイツは馬具技術世界一⇒日本は乗馬人口10万人、ドイツは100万人⇒刺激を受けた
 
⇒新製品(乗馬鞍)「落馬しない鞍」(特許取得)
・パイロットのペンケースなど、高級商品に革製品提供
・皮革産業は衰退産業、製造現場は半減(国内品は海外品に取って代わられて、現在5%)
・百貨店ピークは9兆円から6兆円産業、今後5兆円になるだろう
・ネットショップの台頭
・セレクトショップは利益が出ない(アウトレットへの参画が原因)
・社員へのメッセージとして企業理念を明文化した
・10年ごとに大きな課題が起こる=社内イノベーション
・組織を横断するITの活用(顧客管理、社内SNS、掲示板など情報共有)
・毎朝工場敷地内を社長が回り「社員と挨拶」
・雑音のなるべく入らない体制(社長決裁により「全社で決めたこと」を明確にしている)
・社員間の垣根を越えた協力体制(イベント等では生産部、商品部、営業部が一緒にやる)
・販売職にも本社工場で作成現場の研修を受ける機会がある
・社員の作品展(営業職は生産部に依頼)⇒顧客が投票し、優勝作品は社長賞と商品化
・地域貢献=ふるさと納税(砂川市)は300万⇒6000万⇒19000万⇒返礼品の7割がソメスサドルの製品が選ばれる
・52名の職人に加えて、主婦が家庭で行ってくれる行程が増えている

 

 

 


 

学会アワー
『イノベーション経営のすすめ』
日本イノベーション融合学会 理事長 高梨 智弘 氏
(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・イノベーションは知の共有から
・体が、組織が動かない⇒自由に動ける組織を作ろう=日本イノベーション融合学会
・学会=様々な企業、大学、官ともつながることができる、つなげることもできる
・知のオリンピック開催(2020年)を目標に活動している
・日本イノベーション融合学会の目的、活動の紹介と説明
・成果として、知の共有の場⇒「ビジネスマッチング」の徹底⇒マッチングの事例を紹介
・知の共有の成果は、財団設立や増資に参加しての資金導入まで行っている
 ゴールは資金回収まで

 

実践事例
<2016年「攻めのIT経営中小企業百選」選定>
北海道十勝発!建設業イノベーション
クラウドシステムで屋外広域にわたる作業プロセスを一元管理
有限会社斉藤砂利工業 代表取締役 斉藤 悟郎氏
ITコーディネータ 城宝 孝志氏

(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました

「ITC城宝氏」から、攻めのIT中小企業百選の概要紹介と道内の選定企業紹介、全国の選定企業の概要説明
「斉藤社長講演」
・砂利は生活に欠かせない(コンクリもアスファルトも橋も素材は砂利)
・昨年は売り上げが半減=公共事業が減った
・クラウド(SFDC)の活用⇒トラック20台(保有数)の稼働をPDFで公開⇒受けが良かった
・SFDCで作成したPRビデオ鑑賞
・80台近い各車両がある⇒その管理(経費)をしたい、ここから始まった
・経費、受注、技術の継承、出荷、在庫、原価、機械の所在、顧客情報などを一元管理
・顧客ごとのビジネス、請求処理、名刺情報、工事現場情報もSFDC活用
・SFDCの情報を社員も共有することで、効率Up、Googleマップも共有、道路状況も共有できる
・会計システムは別パッケージ
・情報の共有で社員一人ひとりが考える環境を作りたい
・データ入力は事務員が入力、運行日報は紙(運転士=オペレータ)⇒どの現場に誰が行ったかという情報も入っている
・運転士はスマホを現場で使って、納品のタイミングなどが判断できるようにしている
・各ダンプの情報も入っている⇒メンテナンス情報⇒車ごとの売上も入っている
・業務の流れとお金の流れの両方がわかるようになった
・社内SNSの活用(Excelで作成したものをPDFで公開)
・社長が営業してきた情報を公開⇒社員が準備(心構え)できる
・社員にウェアラブルカメラを付けて動画マニュアル化している⇒次の世代につなげていく仕組み
・2015年から農業もやっている⇒畑の管理もSFDC
・農作業管理はスマホから行っている⇒社員が慣れてくれる環境作り
・事務スタッフの業務はとても楽になった
・社長はSFDCの各資格も取得

 

 

 

 

 

 

   
  『中小企業のIT推進施策について』
北海道経済産業局 地域経済部 情報・サービス政策課
課長補佐 田村 健氏
(講演概要)配布資料に基づき、次のような概要の講演が行われました
・再興戦略の中で今回はIT投資が当たり年
・熊本地震復旧の支援に1か月半ほど行っていた
・日本再興戦略2016の概要説明「名目GDP600兆円に向けた成長戦略」について、H28年度補正予算を含め、多少踏み込んだ説明をしていただいた
・対象分野、業種でないと補助金が出ないので気を付けて
・補助金の活用を考えている方は、ベンダーだけでなく経産局にも相談してください、アドバイスをします
・ものづくり補助金はH24年から行なっているので、準備している企業も多い
・中小企業のためのBCP⇒経産局もBCP作成のための支援もしている
 

 

 
 
『中小企業の人材育成』
独立行政法人中小企業基盤整備機構 北海道支部 中小企業大学校旭川校
研修課長 堀田 充徳氏(中小企業診断士・ITコーディネータ)
・社員と「対話」する、そして継続することが人材育成
・人材育成に注力、支援している、その実際の概要の説明
・中小企業の経営者、支援者に寄り添って、鍵を握る「人材」育成を行なっていきます。



 

 

閉会挨拶
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 理事
日本イノベーション融合学会 北海道支部長
札幌学院大学 客員教授
赤羽 幸雄氏
(講演概要)
・旭川が4番目になった理由⇒ITCがいなかった⇒堀田さんがITC取得⇒堀田さんの尽力で開催ができた
・帯広、釧路、函館は支部がある
・この開催を機会に、旭川地区でITC仲間を増やして支部にしていきたい
・中小機構と融合学会が共催になったのは、旭川が最初⇒他の地域でもこういう共催の形で連携できれば良い
・地方版IoT推進ラボに北海道は3つ選ばれた(全国で29)、釧路は中心メンバーがITC。来年も募集があるようです
・ITCAがEDIの全国10か所事業の事務局採択⇒札幌で1つは実施したいと考えている
・Fintech、北洋銀行、マネーフォワード、で活動が開始される⇒実証事業
・全国のIT経営カンファレンス開催地で連携し、具体的ビジネスにつながりたいと考えている

 

 【開催情報】
セミナータイトル 北海道IT経営カンファレンス in 旭川
~ 北から起こすITとイノベーションの融合~
開催日時 2016年11月28日(月)13:30~17:30
会 場 旭川グランドホテル
主 催 北海道ITコーディネータ協議会
共 催
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会、
日本イノベーション融合学会
独立行政法人中小企業基盤整備機構北海道本部・中小企業大学校旭川校
後 援 経済産業省北海道経済産業局、北海道上川総合振興局、旭川市、北海道中小企業団体中央会上川支部、北海道商工会連合 会道北支所、旭川商工会議所、商工中金旭川支店、日本政策金融公庫旭川支店、旭川信用金庫、一般財団法人旭川産業創造 プラザ、旭川 ICT 協議会、北海道中小企業家同友会道北あさひかわ支部

 

2016年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら

 

本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで

 

 

2017.02.16

 


 

2016/10/31
ITコーディネータ協会
事業促進部 山崎 健

 

 

2016年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(青森)

 

 

講演内容
基調講演 『変革期を勝ち抜く攻めのIT経営について』
TIM
主宰 高島 利尚 氏
事例発表 『ネットショップにより経営改革の実現について』
小林ハードウェア株式会社 代表取締役 小林 孝太郎 氏
※経済産業省「攻めのIT経営中小企業百選 2016」選定企業
聞き手:澤田 徳寿 氏(NPO法人 ITCあおもり 理事)
セキュリティ 中小企業に必要なセキュリティ
株式会社ソフトアカデミーあおもり 細川 弘樹 氏
取組紹介 公益財団法人21あおもり産業支援センター
特定非営利活動法人 ITCあおもり
若山経営

 

・参加人数 39名(金融機関3名・支援機関13名・その他23名)
・うち ITC11名
 
 
今年度の「IT経営カンファレンス」第1回目の開催になります。
また、青森で初めてのIT経営カンファレンス開催です。後援も多数頂き、地域の支援機関との連携にも積極的です。今後のビジネスにつながるような連携されていくとのことでした。
 

 

まずは、主催者の特定非営利活動法人ITCあおもり 熊野理事長より、今回のIT経営カンファレンスで稼げる会社への変わり方をご案内したいと、ご挨拶を頂きました。
また、ITCあおもりの活動内容のご紹介、現状のIT動向のご紹介、会計事例の紹介としてFintechのご紹介、ただ青森のFintechは他の地域に比べやや遅れ気味とのご紹介がありました。
 

 


 

ご来賓から東北経済産業局 地域経済部 情報・製造産業課 情報産業係長 菊池様よりご挨拶を頂きました。中小企業白書から中小企業経営分析を事例を織り交ぜながらお話し頂きました。また、平成28年度補正予算の「地域未来投資促進事業」のご紹介を頂きました。

続いて、ITコーディネータ協会の会長播磨より、ITC制度のご紹介と、ITの広がりの事例紹介。またITの変化によりAIなどを活用した大きな変化に代わってきている、とご挨拶頂きました。

 

基調講演 『変革期を勝ち抜く攻めのIT経営について』
TIM 主宰 高島 利尚 氏

 

(講演概要)
国の施策として中小企業支援の施策が多い

お客様が何を期待しているのかを確認し、ITをどう生かすかが大事。

スピード・グローバル・クラウド・モバイルを活用

大事なのは儲かる仕事をする一人ひとりがどのような視点で進めるか。

日本の良さ、チームプレイで実践しよう!

 

IT経営の事例を由木精密など6事例の紹介

攻めのIT経営を実施できている中小企業の特徴としては以下の4点

・個のお客様にビジネスモデルを提供

・ベンダー主導ではない

・クラウド・モバイルの活用

・Webの活用

 

ビジネスモデルを経営環境に適応し、身の丈あったIT経営を推進

 

【国のIoT活用促進】

IoT・クラウドが創造する新しい価値

平成28年度補正予算「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業補助金」の申請には、しっかり儲かる姿が設備投資などで実現できることを記載することが必要。

一人ひとりが自主的に活動し、なおかつ一体感をもった経営を実施

 

IT活用事例 『ネットショップによる経営改革の実現について』
小林ハードウェア株式会社 代表取締役 小林 孝太郎 氏
聞き手:澤田 徳寿 氏(NPO法人 ITCあおもり 理事)
   

(講演概要)

小林ハードウェア株式会社は創業124年の建築資材販売会社。迅速丁寧対応で顧客からの信頼を集めているのが特徴。

■経営改革を目指したわけ■
・人口減少 住宅着工数の減少
・商品の低価格化
・短納期の依頼
上記のことから、常に事業存続に危機感があった。

■経営課題■
・売り上げ減少
・顧客減少
・高コスト体質
 

■強みの確認■

・お客様と向き合ってきた

・時代の変化に対し、取扱商品の変更をしてきた

・商品に対する、専門知識の習得

・長期的にお取引をされている周囲の企業が支えてくれる。

 

■新事業の模索■

市場に限界を感じ、10年前からネットによる新事業の模索

10年前にやりたい気持ちはあっても、インフラの利用料金が高く、踏み切れない状態であった。

 

その後、経営者研修へ参加し、ITを駆使した実践的な経営の理解を深める。

その際にまとめたものが既存の基礎になっている。

旧来の企業間で協業することで課題を解決するビジネスモデルを計画

(計画から実行まで5年くらい)

 

■実践■

ショッピングモールでの出店

今までの強みを最大限活かし、確実にわかる商品のみをネットで販売

 

ネット事業の立ち上げに伴って、他企業と連携をし、物流の拠点を東京に置くことで、青森から配送するより、配送の短納期化とコスト削減が可能になった。

受注、コールセンターは小林ハードウェアで実施するなど、業務の役割分担を実施

青森⇔東京間の業務の仕組みの構築することが重要

 

■業務連携の難しさ■

メールや電話でのやり取りにおいて、地域の違いや津軽弁と標準語の言葉の違いにより、業務連携が難しかった。

 

ショッピングモール出店へのメリット・デメリット

・メリット
 データ/情報分析ツールの活用が可能
・デメリット
 高コスト

 

■経営改革の結果■

・楽天のサイトで「新人賞」受賞

・それに伴い、モール内での知名度の向上が図れた。

・青森ローカルでは獲得しづらい顧客の獲得ができた。

 

既存の強みをネット販売にも活かし、実績をあげられた。

その結果、楽天サイトでの満足度も4.7(5点満点中)と非常に高くなっている。

 

■今後の取り組み■

IT発展の中で、中小企業らしさを以下に出せるか

お客様がリピーターとなり、気軽に活用できる仕組みづくりが必要

■まとめ■
ネットを通じ、既存顧客との関係性を見つめなおすことができた。
創業から124年、時代に合わせた変化で対応
変わっていくことがあたりまえ。
 

 

小林孝太郎様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

澤田徳寿氏

 


 

セキュリティ 中小企業に必要なセキュリティ
株式会社ソフトアカデミーあおもり 細川弘樹氏

 

中小企業におけるセキュリティ対策とは
情報資産について(個人情報・マイナンバー・記憶も含めて)
標的型攻撃について
セキュリティに対して組織としての対応方法を紹介

 

 

取組紹介 公益財団法人21あおもり産業支援センター
ITCあおもり マイナンバーテンプレート
若山経営

 

公益財団21あおもり産業総合支援センター 山本様
活動内容を紹介
・中小企業・創業を支援
・若者創業支援
・よろず支援拠点

ITCあおもり 佐々木副理事長から
中小企業で活用できるマイナンバーのひな形集のご連絡

ソフトアカデミーあおもり 細川氏から
・若山経営様のツールをご紹介

 

 




 

【開催情報】
セミナータイトル
IT経営カンファレンス2016 in あおもり
~稼げる会社への変わり方・あおもり発信・ICT活用で全国へ~
開催日時 2016年10月28日(金)13:00~17:00
主催 特定非営利活動法人ITCあおもり
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援 経済産業省東北経済産業局、青森県、青森市、公益財団法人21あおもり産業総合支援センター、青森県商工会連合会、青森県中小企業団体中央会、一般社団法人 青森県経営者協会、青森県中小企業家同友会、一般社団法人 青森県情報サービス産業協会、青森商工会議所、弘前商工会議所、信金中央金庫、青森銀行、青森県信用金庫協会(青い森信用金庫・東奥信用金庫)協同組合日専連青森、株式会社 若山経営 (順不同)



 

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2017.02.16

 


 

2017/2/16
ITコーディネータ協会
事業促進部 山崎 健

 

 

2016年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(新潟)

 

 


講演内容
来賓挨拶 『中小企業の競争力強化に向けたIoT活用促進』
経済産業省 関東経済局 地域経済部 情報政策課
濱田 豊 氏
基調講演 『最新科学技術における世界の中の日本』
サイエンス作家
竹内 薫 氏
セミナー
IoT
最新動向
『IoTがもたらすインパクトと企業が取り組むべき方向性』
株式会社 ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター所長
兼エグゼクティブコンサルタント 八子 知礼 氏
セミナー
IT
活用事例
『中小企業におけるIoT導入・活用のポイント』
アイ・コネクト 代表 大久保 賢二 氏
ITC新潟の活動紹介 ITC新潟 理事 島 淳一 氏

 

参加人数:111名(96社・団体)
うちITコーディネータ 18名
 
今年度の「IT経営カンファレンス」第4回目の開催になります。
こちらも青森に続き初めてのIT経営カンファレンス開催です。後援も多数頂き、地域の支援機関との連携にも積極的です。今後のビジネスに繋がるような連携をされていくとのことでした。

 

まずは、主催者の特定非営利活動法人ITC新潟 青木理事長より、ITコーディネータ制度のご紹介とITC新潟の活動内容のご案内、IT経営カンファレンスのご案内をして頂きました。
 

 


来賓挨拶

『中小企業の競争力強化に向けたIoT活用促進』
経済産業省 関東経済局 地域経済部 情報政策課
濱田 豊 氏

 

(講演概要)

関東経済産業局のご紹介
第4次産業革命スタートの年
・第4次産業革命に関する主な政府の戦略・方針

新産業構造ビジョン
・IoT・ビッグデータ・AIに関するビジョンの策定と戦略的な取り組みを事例で紹介。

IoTに関する経済産業省の取り組みについて
・先進的なIoTプロジェクトの創出(IoT推進ラボ)
・「地方版IoT推進ラボ」の選定(29地域)
・ロボット革命イニシアティブ協議会の創設

IoT関連の補正予算、地域未来投資促進事業のご紹介
・2-2中小企業IT経営力向上支援事業の取り組み
(1)サービス等生産性向上IT導入支援事業
(2)経営力向上・IT基盤整備支援事業
・次世代企業間データ連携調査事業

・100箇所セミナー
(にっぽん全国IT経営力強化塾運営事業)
・10箇所イベント
(にっぽん全国ITツールマッチングイベント事業)
(3)IT関連の専門家等派遣事業

小規模事業者販路拡大支援事業のご紹介

 

基調講演 『最新科学技術における世界の中の日本』
サイエンス作家
竹内 薫 氏

IoT・ビッグデータの話を中心にご講演頂きました。
諸事情により、講演内容の記載を控えさせて頂きます。
 

 

セミナー
IoT
最新動向
『IoTがもたらすインパクトと企業が取り組むべき方向性』
株式会社 ウフル 上級執行役員 IoTイノベーションセンター
所長兼エグゼクティブコンサルタント 八子 知礼 氏

(講演概要)

IoTはやるものではない
デジタライゼーションにより、資産がなくとも、既存事業者を脅かす、存在になってきている。

IoTの時代は、ヒト・モノ・データ・プロセスの4つを境目なく繋げ、社会問題を解決していく。

IoTとM2Mの違い
・一つの系の中で完結するM2Mと完結しないIoT
・IoTは複数の系で構築される
・2010年以前の仕組みはIoTではない。

IoTの経済価値
・2013年から10年間で76.1兆円
・スマートファクトリー(製造業)で活用が進む。
(13.9兆円)
・ハンブルグ港湾管理局での事例紹介
人:コミュニケーションできる環境構築
プロセス:高度に自動化された環境の実現
データ:データの相互連携で予測可能なシステム構築
モノ:コンテナ情報や設備間でデータ連携可能

様々な用途のIoTデバイスが百花繚乱
・デバイスの事例紹介

IoTの実現事例をご紹介頂く
・FAと未接続の設備、人、プロセス、データを連携
・風力発電の状態もIoTでモニタリング
・ポンプ10万台をIoTで繋ぎ、ビッグデータ処理

・バルセロナシティのスマートサービス事例紹介
・日本が世界に誇れるIoT:コマツの事例紹介
・環境をデータ化するIoTデバイス導入例
 →デバイス、サービスの低価格化が進む
・IoT関連保険サービス
 →利用料ベース保険が浸透してきた

2016年の企業のIoT利用率(2015年比較)
・IoT利用企業の比率はほぼ変わらず
・横並びの国民性を露呈、他社にさきがけて実施しないと競争優位性は上がらない

IoTの取り組みの着眼点
・モノでなく、ヒトに着目
・人手に勝るきめ細やかなIoTサービスは他国に真似できないポイント

 



セミナー
IoT
事例紹介
『中小企業におけるIoT導入・活用のポイント』
アイ・コネクト 代表 大久保 賢二 氏

 

(講演概要)

1.中小製造業のIoT活用3事例の紹介
事例1
低設置コストwifiデバイスを利用した機械稼働の監視
事例2
IoTの開発導入による生産性向上と利益体質強化
事例3
加工生産管理の可視化による生産性の向上

まとめ
生産設備を社内のネットワークにつなげる
生産設備の情報を社内の情報をサーバにあつめる
あつめた情報を生産設備の状況把握に活用する
あつめた情報を生産活動の改善に活用する

2.IoTの特長のご紹介
1.多種多様な製品が選択できる
2.データの重要性が重視されている
3.付加価値創出のニーズが高まっている
4.IoTのシステムは複合的に構成される
5.ユーザ企業でシステム構築が容易になっている

3.IoT導入のポイント
1.ネットワークにつなげる
2.データをあつめる
3.あつまったデータを活用する

a.状況把握→見える化する
b.状況の改善をする
c.新たな付加価値に活用する

■活用する=IoT導入効果■

 

 


ITC新潟
活動紹介
ITC新潟 理事 島 淳一 氏

 


・ITコーディネータはIT化を推進する役割を担い経営戦略全般を支援する立場
・常に最新の情報を取得しながら支援するができる。
・ITC新潟には、ITコーディネータだけでなく様々な資格を持ったプロ集団が在席
・是非ITC新潟をご活用頂きたい

 




 

【開催情報】
セミナータイトル
IT経営カンファレンス2016 in 新潟
~ IT新時代 IoTがもたらすインパクトと企業の取り組み ~
開催日時 2017年01月26日(水)13:00~17:00
主催 ITC新潟
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援 関東経済産業局、新潟県、(一社)新潟商工会議所連合会、新潟県商工会連合会、
新潟県中小企業団体中央会、新潟経済同友会、新潟県中小企業家同友会、新潟県信
用金庫協会(新井信用金庫、上越信用金庫、柏崎信用金庫、長岡信用金庫、三条信
用金庫、加茂信用金庫、新潟信用金庫、新発田信用金庫、村上信用金庫)、信金中
央金庫、新潟日報社、新潟県IT&ITS推進協議会、新潟県ITネットワーク21(IT21)、
(公財)にいがた産業創造機構



 

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本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで
 
 

 

2016.10.24


 

2017/04/27

ITコーディネータ協会 事業促進部
 
IT経営カンファレンス2016開催のお知らせ
 

 「ITCのビジネスの場の拡大と実践力の強化・ITCの認知度向上」を趣旨として、2012年度から実施しております”IT経営カンファレンス”を、2016年度も地域におけるITコーディネータと中小企業のマッチング、顧客開拓の取り組み、ITCの認知度向上を支援する目的で、開催いたします。
なお、開催情報は、決定次第順次公開いたします。


※IT経営カンファレンスは、各地域におけるITCの顧客開拓への取り組みを支援する目的で行い、地域のITC届出組織が主催し、ITコーディネータ協会が共催します。

 平成25年度は全国6地域(福井、富山、仙台、帯広、伊勢、福岡)で400名を越える来場者、平成26年度は全国7地域(釧路、大阪、富山、仙台、石川、名古屋、長野)で550名を超える来場者があり、平成27年度は全国7地域(大阪、福井、熊本、函館、仙台、沖縄、名古屋)で580名を超える来場者がありました。


※2015年度開催レポートはこちら https://www.itc.or.jp/management/notification/it2015.html

 
 
( 開催情報は、決定次第順次公開いたします)

 

 

2017/04/27現在

開催地/開催日 名称
青森県青森市
2016年10月28日(金)
IT経営カンファレンス in青森
~経営力upのやり方~
北海道旭川市
2016年11月28日(月)
北海道IT経営カンファレンス in 旭川
~ 北から起こすITとイノベーションの融合~
主催:北海道ITコーディネータ協議会
京都府京都市
2016年12月21日(水)
開催レポート
~経営課題を解決するIT活用!その本質を探る~
新潟県新潟市
2017年1月26日(木)
開催レポート
IT経営カンファレンス2016 in 新潟
~ IT新時代 IoTがもたらすインパクトと企業の取り組み ~
主催:ITC新潟
◎チラシダウンロードはこちら
大阪府大阪市
2017年1月予定
(開催中止)
中小企業はネットワーク新時代にいかに生き残るか、発展するか
主催:NPO法人ITC近畿会(大阪信用金庫様、だいしん総合研究所様)
宮城県仙台市
2017年2月18日(土)
開催レポート
地域企業がICTを有効活用するためには何が必要か
主催:一般社団法人みちのくIT経営支援センター
◎チラシダウンロードはこちら  
石川県金沢市
2017年2月22日(水)
IoT時代のIT経営のヒントを学ぶ
富山県富山市
2017年2月24日(金)
開催レポート
ITC富山 公開セミナー
沖縄県那覇市
2016年3月6日(月)
開催レポート

“儲かる経営体質”のヒントがここにある!
主催:ITコーディネータ沖縄
◎ちらしダウンロードはこちら

長野県長野市
2017年3月9日(木)
開催レポート
「IT経営カンファレンス2016 in NAGANO」
『IoT・AI時代における中小企業のIT経営』
主催:長野県ITコーディネータ協議会
◎チラシダウンロードはこちら
愛知県名古屋市
2017年3月22日(水)
開催レポート
攻めのIT経営促進のための処方箋

 

  IT経営カンファレンス2016ガイドライン 


 
過去のIT経営カンファレンス

IT経営カンファレンス2012はこちら
IT経営カンファレンス2013はこちら
IT経営カンファレンス2014はこちら
IT経営カンファレンス2015はこちら



 

 本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部 山崎まで
 

 

2016.03.17

 

 



2016/3/17

ITコーディネータ協会
事業促進部 山崎 健

 

 

2015年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告
(仙台)

 

 

 


講演内容
講演1 情報通信政策の動向
総務省東北総合通信局 情報通信振興課長
加藤 明彦氏
講演2

ITコーディネータの信用金庫事例ご紹介
特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会
山川 元博氏

講演3 宮城県のEC事情とその課題
株式会社ヤマウチ 専務取締役
山内 恭輔氏
講演1 東北メディカル・メガバンク計画・三世代コホートの概要とICT利活用
東北大学東北メディカル・メガバンク機構 三世代コホート室長
東北大学大学院医学系研究科教授(分子疫学分野)
栗山 進一氏
講演1 経営支援におけるニーズ発掘型営業の実践について
青森銀行 仙台支店 支店長代理
田中 佳紀氏

 

仙台におけるIT経営カンファレンスは4回目です。第1回目のIT経営カンファレンスからご参加いただき、皆勤賞であります。公園内容もITから遺伝子、営業方法など多岐にわたり、非常に特色のある講演内容になっておりました。

  

初めに一般社団法人みちのくIT経営支援センター代表理事である本田秀行様よりご挨拶がありました。
IT経営カンファレンスは全国で開催され、仙台4回目を迎えます。過去の開催においても好評であります。
本日の講演者からもいろいろな話しが聞けると思います。
また、協会の金融機関連携事例では企業の活性化のため、ITの利活用が行われ、そのためには金融機関連携が重要です。
それらを参考にし仕事に活かしてほしい、とのお言葉を頂きました。

 

 

 

国の情報政策動向について
<講演内容は以下の通り>
--IT総合戦略本部--
戦略には予算も含め重点的に投入される
国の情報政策として、本格的に実施したのは平成12年7月
e-Japan戦略
インフラ世界最先端のブロードバンドインフラ整備完了
利活用に課題
平成256月:次のステージへ

詳細はこちらからご覧ください。

 
 

 

 

 


 

 

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2016.03.11


 

2015/12/14
ITコーディネータ協会
基幹業務部:松下正夫

 

 

2015年度 IT経営カンファレンス開催地
概要報告(中部)

 

  

 
プログラム
挨拶 中部経済産業局 地域経済部長      高木 博康
【第一部】『攻めのIT経営』促進セミナー

パネル
ディスカッション

テーマ:『攻めのIT経営』促進に向けた課題と処方箋
<プレゼンテーター/パネラー>
株式会社由紀精密          代表取締役社長 大坪 正人 氏
<パネラー>
 株式会社セールスフォース・ドットコム
専務執行役員アライアンス本部長   保科  実 氏

<パネラー>
 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会   会長 播磨  崇

<ファシリテータ―>
中部経済産業局

    地域経済部次世代産業課長 兼)情報政策室長 林 正美
【第二部】「中部IT経営力大賞2016」表彰式
表彰式 中部IT経営力大賞2016受賞企業 (優秀賞3社、奨励賞1社)
講評

中部IT経営力大賞選考委員長 名古屋学院大学名誉教授
名古屋学院大学大学院特任教授   岸田 賢次 氏 

事例発表

 「中部IT経営力大賞2016」受賞企業による事例発表
     中島化学産業株式会社  取締役総務部長  森岡 哲生 氏
     株式会社メガネ流通センター 代表取締役   神谷  馨 氏
     株式会社Farm&Gardens 代表取締役   武石 康之 氏  

弊会の辞 特定非営利活動法人ITC中部   理事長 磯部 秀敏 氏

 

・参加人数 160名

 

 昨年に引き続き、中部経済産業局が主催し中小企業のIT経営促進を目的として中小企業やITコーディネータ等の支援者を対象とする「攻めのIT経営セミナー」と、地元の中小企業や支援機関等を対象に中部地域ITコーディネータの活動促進等を狙いとした「IT経営カンファレンス」を合同して開催。
 また、経済産業省が8年間実施してきた「中小企業IT経営力大賞」及び「攻めのIT経営中小企業百選」を中部地域独自で継続的に実施している「中部IT経営力大賞」(特定非営利活動法人ITC中部主催、中部経済産業局及び管内5県等が後援)の2016年度受賞企業表彰式・事例発表が前述のセミナーに引き続き実施された。

 


 


 

挨拶 部経済産業局 地域経済部長      高木 博康
最初に、中部経済産業局 地域経済部長 高木博康氏から、政府の情報政策の概要と中小企業における「攻めのIT経営中小企業百選」、大企業における「攻めのIT経営銘柄」等と、本日の「中部IT経営力大賞」についてご紹介があった。

 

 

中部経済産業局 高木部長

会場  中部経済産業局 林室長

 

 


【第一部】『攻めのIT経営』促進セミナー
 
株式会社由紀精密 大坪社長

株式会社セールスフォース・
ドットコム 保科本部長

ITコーディネータ協会 播磨会長


 

 

<株式会社由紀精密 大坪社長プレゼン/その1:IT経営に取り組んだきっかけ>

・当社は祖父が始めたねじの切削加工会社からスタートした。
 順調な時期もあったがリーマンショックを契機に売上が大幅に減少し経営問題となった。

・ちょうどその頃、努めていた会社を辞めて、2006年に由紀精密に戻り2013年に社長に就任した。

・戻って最初にしたことは、社員ととにかくコミュニケーションを図ることだった。20名くらいが入れる会議室を作って、毎週1~2回は自分の考えを話し、意見交換をした。

・また、これからどう進めるかという方針を立てるために、まず自社が顧客からどう見られているのか、当社の強みは何なのかを知るために顧客にアンケートを記入して戴いた。

・そこで解ったのが、当社の強みが「品質」であり、由紀精密に任せておけば安心という「信頼」が最も貴重な強みだと言うことだった。

・そこで、高い品質力を更に磨き、航空宇宙分野へ進出することを決意した。
 この布石として、トレーサビリティが可能になる社内システムを作った。

 

<パネルディスカッション:その1>

(播磨)自分の考えを理解してもらうために従業員の意識改革をどのように進めたのか?

(大坪)最初から事業内容を大きく変えるようなことはせずに、まず毎日のようにディスカッションをした。

(保科)セールスフォースの導入シェアは中小企業が約80%を占めている。世代交代の際に導入されるケースが多い。
    航空機業界に参入するには大変な困難があったと思うがどうやって実現したのか?

(大坪)既存の分野はすでに継続的な取引関係が出来上がっているので、最初はサプライヤーがいなくなったところ
    や、航空機業界に新規参入してきた会社にアプローチした。

(林)中小企業経営者がIT経営をしたいと思った時に誰に相談すれば良いか?
  ⇒中小企業大学校(研修)、ソフトピアジャパン(セミナー)、ITC中部(相談)、ミラサポ(専門家派遣)、
   ITベンダーの展示会やセミナーなどが参考になる。

 

<株式会社由紀精密 大坪社長プレゼン/その2:具体的な取り組み>

・まず、「CI:コーポレート・アイデンティティ」をやった。
 当社は製品が表に出て目に見える形で使われることが少ないので、由紀精密のロゴマーク「YUKI」に、会社が目指す
 ことの様々な想いを込めた。


・当社には営業社員はゼロで、Webが営業をしている。インターネットからの注文が約7割で、現在のサイトは、入社1年目の社員に想いをこめて作らせた。

・当社のホームページに加えて、もうひとつのサイト「切削加工.net」をユーザーニーズに応えるサイトとして立ち上げた。ここに、切削加工に関するあらゆるノウハウ、情報をつぎ込んで、どんなものでもユーザーの要望に応えられるようにした。ここから顧客の問い合わせが入ってくる。

・良いものづくりに国境はない。昨年も、パリの航空ショーに出展し引き合いを頂いた。

・2015年にフランスのリヨンに子会社を創設した。ITを活用してリヨンや、研究所、工場、事務所とで、テレビ会議を行ってコミュニケーションを図っている。

・ITの利活用について以下のようなことを進めた
 生産工程の見える化(ツールとしてのコンテキサーやセールスフォースなどを利用)
 統計的品質管理の水準向上
 距離を意識させない拠点間連携
 グローバル対応したIT活用

・結果として、昨年、経済産業省「攻めのIT経営中小企業百選」に選ばれた。

 

<株式会社由紀精密 大坪社長プレゼン/その3:今後の取り組み・展望など>

・「世界にない工作機械を作りたい。」   と思って作ってみた。

・世界のどこからでもNWを介して加工プログラム(3次元CAD,CAM)を自動生成し、車で手軽に運べて、オフィス机上で稼動でき、加工能力は高品質・高性能(誤差がプラマイ0.1ミクロン)のマシン。「VISAI」という。

<パネルディスカッション:その3  まとめ>

(林)昨今、話題になっている「セキュリティへの対応」として、経済産業省・IPAから「サイバーセキュリティ経営ガイドラインVer.1.0」は発表された。中小企業経営者の方にも是非紹介していきたい。

(林)最後に、皆さんから一言ずつ「攻めのIT経営」促進に向けてコメントを頂きたい。最初に、ベンダーの立場から。

(保科)クラウドの普及で日米の格差が拡がりつつある。ビジョンをITで実現するスピードをもっと上げることが必要。

(大坪)「こんなことがやりたい」を先に発信すると、「こうやるとできるよ」という情報が集まってくる。今日もそういう日になるような気がする。

(播磨)産業構造の変化は急スピードで進む。既存の概念にとらわれずに「やってみる」ことが必要。

(林)本日は貴重なお話しを頂きありがとうございました。

 

 

第二部】「中部IT経営力大賞2016」表彰式
表彰式 中部IT経営力大賞2016受賞企業 (優秀賞3社、奨励賞1社)
講評

中部IT経営力大賞選考委員長 名古屋学院大学名誉教授 
名古屋学院大学大学院特任教授   岸田 賢次 氏

事例発表

「中部IT経営力大賞2016」受賞企業による事例発表
  優秀賞:中島化学産業株式会社  取締役総務部長  森岡 哲生 氏
  優秀賞:株式会社メガネ流通センター 代表取締役   神谷  馨 氏
  奨励賞:株式会社Farm&Gardens  代表取締役   武石 康之 氏

   
表彰式では、冒頭、選考委員会の岸田委員長から、優秀賞3社と奨励賞1社の発表と講評があった。
   
「中部IT経営力大賞2016」受賞企業 岸田選考委員長

 

 詳細はこちらからご覧ください。


 

 

 
 

 


 

 

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本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで
 
 
2015.12.22

 



2015/12/24
ITコーディネータ協会
事業促進部 中村 路子

 

 

2015年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(福井)

 

 


講演内容
基調講演 『中小企業が可能なIT経営~クラウドで始める経営効率化~』
一般社団法人クラウドサービス推進機構(CSPA:シェスパ)
代表理事 松島 桂樹氏
企業事例発表 『経験と勘から「経営ナビシステム」へ』
有限会社瑞穂 専務取締役 事業統括部長 丸山 長宏氏
サービス事例紹介 『クラウドサービスのこれまでとこれから~rakumoを事例に~』
rakumo株式会社 代表取締役社長 御手洗 大祐氏
パネルディスカッション パネルディスカッション
松島 桂樹氏/丸山 長宏氏/御手洗 大祐氏

 


・参加人数 38名
・参加者分類 一般 20名 ITC 18名
 
今年度の「IT経営カンファレンス」2回目は福井県での開催になります!
北陸新幹線の開通を控え、福井駅の周辺も大規模な改修中でしたが、原寸大の動く恐竜モニュメントや、飛び出すトリックアートなど楽しい仕掛けがたくさんあり、新幹線開通が楽しみです。

 


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初めに主催の特定非営利活動法人福井県情報化支援協会の栃川理事長より、開催のお礼とともに、最近の動向として、単純なことはますますIT化される一方で中小企業はIT化が進まないままである。このままでは存続できないのでは?という問題解決策のひとつとして今回のテーマ「クラウド」がある。本日のカンファレンスが今後の経営のヒントになれば。とのご挨拶がありました。
 

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続いて共催機関としてITコーディネータ協会会長播磨より、協会の取り組みのご案内と、IoTや3Dプリンタの活用で仕事のやり方が大きく変わってきている。今後の日本の産業構造が大きく変化することが「日本再興戦略」にもあるが、これに備え取り組んでいかなければならない。これから中小企業の稼ぐ力の強化手段のひとつとして「クラウド」がある。とのお話をさせていただきました。
 
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基調講演 『中小企業が可能なIT経営~クラウドで始める経営効率化~』
一般社団法人クラウドサービス推進機構(CSPA:シェスパ)
代表理事 松島 桂樹氏

 


(講演概要)

・現在はスマホやタブレットが常識となっており、皆が気づかない内にクラウドを利用しており、欠かせないものである。
農業分野→その場で記録をとることが出来る。サービス分野→スマホ・タブレットがレジになる。運輸業→配達の空振りを防ぐなど様々に活用されている。クラウド中心になると、スマホ・タブレットで仕事ができるようになりノートPCは不要になっていく。
・製造と販売の連携こそ、日本らしさの象徴である。生産地は地方集積、顧客は中心都市なので、クラウドで繋ぎふるさとと都会のコラボが必須である。地方創生は中小企業の稼ぐ力の強化からであり、アイディアは地方にある。

・インダストリー4.0→今世界は大きな産業革命の中にあるが、サービス革命でもある。売り切りビジネスからの転換、買うから使うへ。
今までと何が違うのか?→一方向のサービスだったものが、情報収集・データ分析・サービス改善・提供と円になり、「ものづくり」から「おもてなし」になる。
カーシェア・DCストリーミング・チャージプログラムなど、使っただけ支払うサービスモデル→富山の薬売りビジネス「用いることを先にし、利益は後から」

・CSPAでクラウドサービス認定プログラムを始めてみて、各分野で提供されている・小さく始められる・組み合わせて自社に適合できる・パッケージを「買う」ではなく「組み合わせる」等わかったことがある。

・明日から出来るクラウド経営として、まずデータをクラウドにあげる。
現場機器のスマート化→タブレットで現場で見られる
製品・サービスのスマート化→顧客、現場の意思疎通・提案改善
品質保証のクラウド化→トーレサビリティこそクラウドである
経理業務のクラウド化→自動化により処理の軽減
・人材が足りない
どんな人材が足りないのか?クラウド活用し業務の効率化とテレワークによる中核人材確保が可能

・まとめ:中小企業の取組み課題
現場のスマート化・品質改善・商品サービスのIoT化による顧客満足度改善・データ分析サービス分野への進出
 

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企業事例発表 『経験と勘から「経営ナビシステム」へ』
有限会社瑞穂 専務取締役 事業統括部長 丸山 長宏氏

 


(講演概要)

・広島県安芸郡熊野町の伝統工芸品熊野筆の製造販売会社/女性の職人が多い/見える化への取り組みのお話

・IT経営導入前には、事業継承と経営・生産管理基盤の確立を分析していたが、データが色々なところに点在し共有できないなどどこから手を付けて良いのかわからなかった。
・多品種少量型オーダーでアイテム数が増加。短納期の要請があっても複雑化して管理ができない。利益目標の見える化・相互業務の見える化をし、全員参加型の経営方式へ!

・①販路開拓→自社ブランドの設立②生産管理→勘に依存したトップダウンから在庫、生産、仕入れ管理体制③経営管理→「OEM/直販、国内/海外」事業の収益分析ツールがない。といった問題が顕著化→経営・生産基盤強化の必要性を痛感し専門家の導入を決意

・①社内に散逸しているデータを繋ぎ経営ツールとして活かす②現場で使える生産・経営管理システムを安価で導入③計画に沿った全員参画型の体制の確立を3年かけての業務改善方針が決まる
・経営管理領域の改善→BSC戦略マップ(数値計画・財務計画)を作成。既存システムを最大活用し、製品の利益貢献度や生産性検証を行い経営計画立案へ活用→見える化へ一歩近づく

・生産管理領域の改善→「5S活動」を展開し、従業員の意識改善。新たな生産管理システム(SDBR)の導入、POSの運用開始、受注情報の共有化を進める

・2年目には「経営計画を最重要視」「全員参画」「経営NAVIシステム本格運用」へ

・活動の成果として、売り上げ&利益率が上がる。社員のモチベーションアップと人間関係の深化。勘に頼らない新しい経営スタイルが見えてくる

・生産能力や業績がデータとして見える化された当初は、社員同士の摩擦、問題意識など隠れていたものが見えてきた。トップダウンから全員参画型への過渡期にあり社員は戸惑う。など問題もあった

・海外事業の強化・自社ブランド強化・研究分野へ・IT活用による経営生産基盤強化プロジェクトへのチャレンジなどの事業活動が創出された

・IT導入の意義に据えること→スタイルに合った設計を心掛け、顧客および社員の満足度に寄与するものであること→「IT導入後に仕事が増える」事態に陥らないように!

◆本日のご講演内容はこちらでも要約版がご覧いただけます
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140430/553870/

 

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サービス事例紹介 『クラウドサービスのこれまでとこれから~rakumoを事例に~』
rakumo株式会社 代表取締役社長 御手洗 大祐氏

 


(講演概要)

・日本の今後は労働人口が減り支えないといけない人が増える→1人1人の負担が上がり酷使せざるを得ない→1人当たりの生産性向上、今仕事が出来ない人が参画できるワークスタイルに向けたアプローチである。
・業務プロセス・業務環境、ビジネスそのものの見直しが必要である。

<<クラウド会計ソフト導入事例の紹介/イトウスポーツ>>
奥様が昔ながらの手書き帳簿で管理していたが、体調不良で子育て中の娘さんが引き継ぐが本人でなければわからないことが多くミスが多発→freeeの導入により入力が合理化され、プランナーにもアカウント共有し、リアルタイム入力、不採算がわかるようになる。レジにはタブレットでエアレジ・Squareを導入しクレジットにも対応できるようになった。

・クラウドのいいところは「いつでもどこでも使える(ユビキタス)」「安価で使いたいときに使える(固定資産ではない)」「データの蓄積・分析が可能」
・クラウド化でスライス時間での業務効率化が可能。取引先へのレスポンス、意思決定が速くなる→帰宅時間も早くなる。

・クラウドのこれから
機械学習の発展による業務自動化、最適化提案
IoTとの邂逅
社員の健康に配慮したサービスも出てくる

・まとめとして、クラウド化により
「ITコスト最適化と効率up(ITの民主化)」
「ワークスタイル変革」
「見える化により効率up」が出来る

 

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パネルディスカッション 松島 桂樹氏/丸山 長宏氏/御手洗 大祐氏

 


御手洗氏(以下:御):丸山氏(以下:丸)IT導入成功のポイントを教えてください。
丸:何かやりたいがどうすればいいのかわからなかった。出会いもないですし。中小企業基盤整備機構へ相談し、悩みを聞いてもらいITCの方を紹介してもらったんです。ITCは広い目線で見てくれて、適切なものを提案してくれました。
御:社員へはどう説明したんですか?
丸:皆仕事を楽にしたいと思っているから。これをやれば楽になるという事をITCが皆に説明してくれました。
松島氏(以下:松):ベテランの職人さん。というかおばさん(笑)は難しいと思うけど?
丸:良い感じで説明して、もう最後は3人(丸山氏・奥様含む役員)で頭下げるしかないです(笑)。

丸:今はまだクラウドアプリなどは使っておらず、出張中はFacebookグループで共有していますが、こういったものは役員から使った方が良いのでしょうか?
御:情報システム担当などから少しずつ使って慣れていって、みんなに広めた方がいいですね。クラウドは実装に時間がかからないし、すぐに変えられるのが特徴ですから。
松:ツールを使いながらワークスタイルを変えるの?ツールを入れたからワークスタイルが変わるの?
御:どちらとも言えないが、ある程度は経営者の理解が必要ですね。テンプレがあるから安いというのも理解して欲しいです。
松:カレンダーを軸にアプリを回していくのは現実的だよね。
御:要望でもtodoものは多いです。

丸:女性は顔と顔を合わせてやって行くのがうまいですから、ソーシャルに反発を覚える人も多いんですよ・・・
御:確かに新しい事を始めるにはFace to faceが必要ですが、テレワーク制度があれば安心ができます(急の病気や介護など)。人を集めないとダメという流れもあり二分化していますね。確かにデータを見ているだけでは最適化は出来ても変化にはついていけません。バランスが大事です。コミュニケーションは不可欠であり、ネットで出来ないかは課題として考えています。

播磨会長より質問:瑞穂の海外展開やネット販売をどう考えてます?
丸:今はJetroの補助金など使って海外の展示会に出ていますが、直接輸出できるようにドキュメントを勉強中です。
松:最初にやることは何?
丸:英語でホームページを作りました。直販の問い合わせが多いので、手数料のみで直販しています。ブランドリリース後「いつ買えるのか?」というお問い合わせが多くなりました。
松:今は楽天離れが多いよね。結局はGoogleで調べるから。
御:モール商売が出来るのは日本だけです。海外はほぼ直販ですね。決済サービスが出来てるから、みんな自分でやるようになる。後は集客のノウハウくらいですかね。
松:自社のECサイトを作るのは大変ですか?
丸:ブランディングやデザインはプロに頼みました。この辺りは補助金も出るので利用させてもらいました。

御:「丁寧に売る」ってネットではどうやっていくんですか?
丸:このクオリティは熊野筆にしかないと思っています。価格も含めて価値を提供しないと伝統工芸は廃れていきます。付加価値をきちんとつけていくことが必要だと思っています。
松:クラウドはお客さんの顔が見えないけど「丁寧に売る」って?
御:社内の1/3は営業マンです。お客様にメリット等きちんと伝えることができなければいけない。要望は千差万別でWebだけでは説明できません。
松:品質管理にWebは必要ですか?
丸:ブランドネームを#ハッシュタグで検索すると、いい事と悪い事両方が書いてあるので商品開発の参考にしています。問い合わせはネガティブな事が多くてつぶやきはポジティブな事が多いですね。

松:最後にITCに向けて「こういう支援があるといい」などの要望はありますか?
丸:ネットで色々と情報は出てくるけど、それだけではわからないことが多いのでユーザーとベンダーを繋ぐマッチング能力を求めています。
御:導入の際に、私たちは業務のことはわからないのでそこをカバーしていただけるといいと思います。後、導入後の支援までしていただける方がいいですね。

 

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2016年は1月の熊本をスタートに、北海道から沖縄まで5箇所での開催が予定されております。
今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります!



 

【開催情報】
セミナータイトル
中小企業が可能なIT経営 ~クラウドで始める経営効率化~
IT経営カンファレンス2015 in福井
開催日時 2015年12月3日(木)13:00~17:00
主催 特定非営利活動法人福井県情報化支援協会
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援 特定非営利活動法人ITコーディネータ富山、特定非営利活動法人石川県情報化支援協会



 

2015年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら
 

 

本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで
 
 
2015.12.11

 




2015/12/14
ITコーディネータ協会
業務統括部 若槻 綾

 

 

2015年度 IT経営カンファレンス開催地概要報告(近畿)

 

 



講演内容
基調講演 『儲けの仕組み再点検・再構築支援事例』
株式会社東京IT経営センター
代表取締役 田中 渉氏
IT活用事例 『英貴自動車株式会社』
株式会社ウォリス 代表取締役 高岡 洋子氏

 


・参加人数 63名
・参加者分類 ITC30名・金融機関12名・その他21名
 
今年度の「IT経営カンファレンス」第1回目は大阪市での開催になります!
大阪での開催は今年で2回目となります。金融機関との連携に力を入れており、次回からは日程なども考慮し、集客に繋げたいと仰っていました。


 


 


まずは、主催者の特定非営利活動法人ITC近畿会松下理事長より、今回のカンファレンスは中小企業のみなさまと、金融機関に集まってもらい、近畿会やITC活動を理解支援していただくことが目的。
政府はGDP600兆円と掲げているが、中小企業の利益になるためには金融機関の色々な活動に対する支援が不可欠とのご挨拶がありました。
 
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来賓を代表して近畿経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐の
横井昌弘様よりご挨拶と国のIT戦略の最近の動向についての講演をいただきました。
 
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基調講演 『儲けの仕組み再点検・再構築支援事例』
株式会社東京IT経営センター
代表取締役 田中 渉氏

 

(講演概要)

・現在の課題は企業の経営者とどのように出会うか。出会いがないと支援もできない。
・金融機関とどのようにして連携しているか。逆にいうと金融機関の力を借りて経営者と出会っている。
・通常は3時間程度の研修。企業へ入り一緒に作業をし6日間程度で実際の答えを出し、計画を立て、1~2年ほどかけて儲けるける仕組みを作る。
・今まで支援企業は約50社。支援に入ると2~3年の付き合い。
・10人から100人規模の企業を支援。ITの導入の支援。
・多くの企業にとって、現状の儲けに仕組みは通用しなくなっている。
・企業には「変わる力」が必要。
・「変わる」ための土台作り、5つの基本ルール
 1)経営のPDCAのゴールは何か。
 2)経営のPDCAのスタートのポイント、顧客の視点
 3)社長は、経営幹部は、管理者は何を見たいか
 4)経営のDoの部分、仕組みがないと動かない
 5)PDCAを廻す基盤、人と組織
  ⇒社長の片腕を育てる。 

・「儲かる企業体質つくり具現化のために」
 1)経営の見える化
 2)経営のPDCAサイクルを廻す仕組み
 3)3フェーズプランによる仮説検証
  ◆財務の視点
  ◆顧客の視点
  ◆業務の仕組みの視点
  ◆組織と人の成長の視点
 4)日常業務:変革業務の力の入れ具合
  ◆役員3:7 部長5:5 課長7:3 現場9:1
☆役員は部下を育てるために時間を使え! 
 

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IT活用事例 『英貴自動車株式会社』
株式会社ウォリス 代表取締役 高岡 洋子氏

 
 

(講演概要)

・板金・修理が主だが、2009年からは福祉車両にも力を入れている。車の販売はカーオークションのみ
・毎年4月第一土曜日に「経営指針発表会」を開催⇒スローガン発表⇒年間MVPなども発表
・住宅地に工場があるため作業時間等に制限がある。そこで「夢工房」を計画⇒33期目に実現予定(現在26期目)
・下請けからの脱却
  ◆損保会社の認定工場⇒保険の制度改定により、自己修理の増加⇒地域密着型に方針変更
・週1回戦略会議を実施(高岡氏も参加)
・見える化
 ◆日報チャート⇒毎日、前日までの全体・各部門の粗利益をグラフ化
 ◆業務日報をメーリングリストに投稿し、上長が返信
 ◆戦略会議の議事録をメーリングリストに投稿し、各々の職位研修で周知徹底
・ITを活用
 ◆間接部門の業務の簡素化(会計ソフトと銀行データの連動、販売管理システムとのリアル連携など)
 ◆顧客データベースを活用、車検案内・整備案内などを実施
 ◆Web活用(フェイスブックページでボランティアを募集)
・人と組織
 ◆社員一人一人が経営者発想をもつことができる「自立型社員集団」
 ◆各種研修があり【先見塾】は毎週月曜日に持ち回りでオススメの本を発表
 ◆一人一責任体制⇒各人に権限を与え、やるべきことについて、スピーディに意思決定をし、実行していく
 

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最後に弊協会の播磨からITコーディネータ協会の紹介とIOTの事例を紹介しながら、「攻めのIT」についての
お話しがありました。
 
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【開催情報】
セミナータイトル
IT経営カンファレンス2015in近畿
~金融機関/ITコーディネータ連携~
「儲けの仕組み再点検・再構築支援事例」
開催日時 2015年11月26日(木)13:30~17:00
主催 特定非営利活動法人ITC近畿会
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援 近畿経済産業局、一般財団法人 関西情報センター

 

2015年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら
 

 


本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで
 
 
2015.08.28




 

 

2016/3/29
ITコーディネータ協会 事業促進部
 
IT経営カンファレンス2015開催のお知らせ
 

 「ITCのビジネスの場の拡大と実践力の強化・ITCの認知度向上」を趣旨として、2012年度から実施しております”IT経営カンファレンス”を、2015年度も地域におけるITコーディネータと中小企業のマッチング、顧客開拓の取り組み、ITCの認知度向上を支援する目的で、開催いたします。
4回目の今年度は、公募・選定の結果、次の7地域で開催することになりましたので、お知らせいたします。
なお、開催情報は、決定次第順次公開いたします。


※IT経営カンファレンスは、各地域におけるITCの顧客開拓への取り組みを支援する目的で行い、地域のITC届出組織が主催し、ITコーディネータ協会が共催します。

 平成24年度に全国6地域(山口、沖縄、京都、宮城、石川、福岡)で開催され500名を超える来場者があり、平成25年度は全国6地域(福井、富山、仙台、帯広、伊勢、福岡)で400名を越える来場者、平成26年度は全国7地域(釧路、大阪、富山、仙台、石川、名古屋、長野)で550名を超える来場者がありました。


※26年度開催レポートはこちら https://www.itc.or.jp/management/notification/it2014.html

 
 
( 開催情報は、決定次第順次公開いたします)

 



 

開催地/開催日 名称
特定非営利活動法人ITC近畿会
2015年11月26日(木)
終了しました
開催レポート

IT経営カンファレンス2015 in 近畿
~中小企業の生き残りと更なる発展のために何をすべきか~
主催:特定非営利活動法人ITC近畿会
チラシダウンロード

NPO法人 福井県情報化支援協会
2015年12月3日(水)
終了しました
開催レポート

クラウドの時代だからこそ、中小企業でも簡単にできるIT経営
主催:NPO法人 福井県情報化支援協会
チラシダウンロード  

特定非営利活動法人 熊本県ITコーディネータ協会
2016年1月29日(金)
終了しました
開催レポート

新連携・新協業~攻めのIT経営支援プラットフォーム~
主催:特定非営利活動法人 熊本県ITコーディネータ協会
チラシダウンロード       

一般社団法人 みちのくIT経営支援センター
2016年2月16日(火)
終了しました
開催レポート

IT経営カンファレンス2015 in 仙台
主催:一般社団法人みちのくIT経営支援センター
チラシダウンロード

北海道ITコーディネータ協議会
2016年2月10日(水)
終了しました
開催レポート
北海道IT経営カンファレンス in 函館
~IT産業振興による地域活性化~
主催:北海道ITコーディネータ協議会、ITCはこだて
チラシダウンロード
ITコーディネータ沖縄
2016年2月26日(金)
終了しました
開催レポート
IT経営カンファレンス in 沖縄
~”儲かる経営体質”のヒントがここにある!~
主催:ITコーディネータ沖縄
チラシダウンロード 

特定非営利活動法人 ITC中部
2016年3月3日(木)
終了しました
開催レポート

 IT経営カンファレンス2016 in 名古屋
~攻めのIT経営促進セミナー~  ~中部IT経営力大賞2016表彰式~
主催:特定非営利活動法人 ITC中部
チラシダウンロード  

 

 


※お申込みはセミナー名称をクリックし、直接お申込み下さい。
  セミナー名称がクリック出来ない会場は、申込み開始になりましたらお知らせ致します。


  IT経営カンファレンス2015ガイドライン 


 
過去のIT経営カンファレンス
IT経営カンファレンス2012はこちら

IT経営カンファレンス2013はこちら
IT経営カンファレンス2014はこちら

 



 

 本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部 山川まで
 

2015.06.05

 



2015/5/8
ITコーディネータ協会
事業促進部 山川 元博

 

 

2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(仙台)

 


講演内容
開会挨拶
MITBAC 代表 本田秀行氏
講演1
『地域活性化の取組と情報政策の動向について』
経済産業省東北経済産業局地域経済部 情報・製造産業課
課長 柏 芳郎様
講演2
『中小製造業向けソリューションのご紹介
~CO-NNECTはスベテヲセツゾクする~』
株式会社コー・ワークス 武田修氏
講演3 『建設機械ICT化への取り組み』
株式会社佐藤工務店 総務部 大島様
(中小企業IT経営力大賞IPA賞)
サービス業事例講演
『ローテク産業におけるIT活用の方法』
株式会社ビック・ママ
代表取締役 守井嘉朗様

 

 

・参加人数 約50名(エントリー55名)
 
 
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今年度の「IT経営カンファレンス」4回目は宮城県仙台での開催です。
当日は、宮城県内外から約50名の参加者を迎え、2012年度から3年連続となるIT経営カンファレンスが行われました。

まずは主催者のMITBAC・本田代表から、今カンファレンス開催の趣旨・目的の紹介、参加者の皆様へ挨拶がありました。
 



 

講演1
「地域活性化の取組と情報政策の動向について」
東北経済産業局 地域経済部
情報・製造産業課 課長 柏芳郎様

 

・最近の経済動向について、全国の中の東北という視点のお話し。
・震災からの復興状況についてのお話し。地域差があること、販路の再構築(JETRO活用の海外販路)をチーム(水産加工、エネルギーの2つ)を組んで行っている。
・エネルギー基地であったが、現在は再生エネルギーに力点。
・国の“地方再生”の検討(検討委員会、外部有識者参加)
 -(テーマ1)復興からの新産業創出
  ※ものづくりからの観点 ※ITはすべに絡む
  植物工場/微細藻類 長期的、地元の意に沿った支援
 -(テーマ)地域資源の新たな魅力発掘と発信
  東北には地元に魅力が多くある
  外国からは北海道と九州に入ってきている⇒東北のイメージは無い⇒
  全体での情報発信が少ない(各県でやっている
  人気都市ランク仙台は22位(インバウンドを招き入れたたい)
  7県の知事がプロモーション映像出演しYoutubeにUpした
 -(テーマ3)ものづくり産業の戦略的育成
  電子機械産業33%⇒22%(半導体おちこみ、国際競争力弱体)
  しかし、学術機関では様々な最先端の研究が進む
  輸送用機械5.6%⇒10.5%
  医療用機械(伸び代あり、とみている)
  自動車産業を取り込めないか、と受け皿を用意し活動している
  ⇒しかし、横串を刺し、支え、具現化するためにはITが必要
【平成27年度情報政策の重点】
・震災からの復興、再生を加速
・「ITは稼ぐ力」
・情報セキュリティ、革新的デバイスの開発、普及、IT利活用
・IT関連の事業と予算の説明をいただいた。
・宮城復興パークの説明
・セキュリテイ人材の不足⇒強化(国家試験、ユーザー側)
・ベンチャー支援
・HEMS情報基盤整備事業 ※アグリゲーター
・電子経済産業省構築事業⇒マイナンバーの活用(情報の迅速な収集と活用)
・パーソナルデータの利活用に関する制度見直し
・さらに、「攻めのIT投資」の説明をいただいた
・皆さんに使っていただけそうな事業「ものづくり・商業・サービス革新事業」(3年連続補正対象)「革新的ものづくり産業創出連携促進事業」
・産業競争力強化法の概要説明をいただいた。特に税制(先端設備にSWが絡んでいるようなもの(認定をもらったもの対象)にお墨付が与えられて活用できる)
・よろず支援拠点が各県にあることの説明
・ミラサポには情報発信拠点になっている
・東北:人口比7%、GDP6%、IT産業の集積は3.3%(BtoB=大手の下請け)
・2/26 オープンデータ推進セミナーの開催
IT産業は2025年問題があるが東北活性のためご尽力をいただきたい
 

 

講演2
中小製造業向けソリューションのご紹介
~CO-NNECTはスベテヲセツゾクする~
株式会社コー・ワークス 武田修氏

 

(講演概要)
中小企業の製造業向けソリューションを作ったので、そのご紹介
・現場情報即時集約システム
・宮城県の補助事業(補助金採択を受けた)
・中小製造業界の課題を、ヒアリングしていくことで理解
⇒この課題を解決することを目的
シンプルイズビューティフル
・必要最小限の情報の収集、蓄積
・現在の工程をできるだけ変更しない
・できるだけ低価格(オープンソース活用など)

開発手順
・業務用タブレットを使うアプリケーション
・DBの集中、情報収集と他のシステムとの親和性重視
・MIBの開発
※分析機能はオプション
デモンストレーションをしていただいた
現場側、サーバー側の両画面で説明をしていただいた
次のステップとして、県の補助事業の活用で性能、販売の拡大をはかりたい
 

 



講演3
建設機械ICT化への取り組み
株式会社佐藤工務店
総務部 オオシマタケノリ
(中小企業IT経営力大賞IPA賞)

 

 

(講演概要)
・総合建設業
・情報化施行は農業土木分野から本格始動
・施行の高速化
・GPS、GNSS、2D-MGのシステムを活用して作業効率が上がった。
・地図に残る仕事に誇りを持っている「情報施行化を手に、強い気持ちを胸に」

現場での課題、問題大きく5つ
・危険が伴う、丁張設置のセンチ単位での修正など時間がかかる、丁張とぶつかって壊したり歪めたりした場合の再設置に手間がかかる(時間のロス)、重機と接触する危険性がある、操作技術向上に年数や経験・勘が必要
⇒さらに少子高齢化、品質確保、向上は常に求められる
そのために“情報化施行”を取り入れた
⇒結果、上記の課題が解決

GNSS
・ポリゴンドラムローラーにGPSをつける(実際の動画)
・自動記録機能あり、品質と安全面が向上しているのがよくわかる3D-MC
・自動、手動が手元で切り替えられ、効率も向上
 経験豊富なオペレータが活用することで、より一層の作業性向上

2Dマシンガイダンス
・オペレータの補助、人の削減で安全

VRS-RTKシステム
・優良施行を生命とするために最新技術の取込み

効果
①丁張削減 ②施工時間短縮 ③施工時間短縮による環境への配慮
情報化施行取り組みによる変化
知名度向上、売上が向上。 施工時間短縮。 高品質がスタンダードとなり技術力を持った人材確保。 顧客からの信頼を積み重ねたい。 定期採用が可能になった⇒人材の育成。

現場重視のIT化を評価
ITC内山氏、書類提出支援
 

 



講演4
ローテク産業におけるIT活用の方法
株式会社ビック・ママ
代表取締役 守井嘉朗様

 



(講演概要)
・洋服直し専門店
・2008年ころビジネスマッチングで一回訪問した
・西は広島まで、都心に店舗が多く、商業施設内、宮城は6店舗
・もともとは洋品店のサイズ直しなどの裏方
・リフォームショップ
・「待ち」の経営
・職人で成り立っている⇒「顧客相手という雰囲気ではなく」ショップとして成り立っていなかった
・債務超過⇒立て直さなければいけない⇒1999年直販店舗設立141⇒月商750万まで伸びた
・受付にかわいい子をおいた、出店場所に合わせて店構えを変えた
・受付票も分かりやすいもの、入りやすい店、を目指した
・大変だったのは「人材の確保」⇒15年前から新卒採用⇒そのために専門学校の講師もしている⇒障害者採用も積極的(一定以上の割合を採用すると、補助や支援がたくさんある)
・受付、というオペレーションをIT化できないか?!からIT化が始まった ※当時は3枚複写の伝票を使っていた⇒タブレット(iPAD)の活用
・失敗経験をヘルプ機能に集約して、誰が受付しても大丈夫なようにした⇒受付の標準化
・システム会社から、はじめ2000万円の見積もり⇒金融機関のアドバイスでiPADに取り組んでいるベンダーに代えた⇒300万の見積もり⇒課金制だったので今は300万円の方が見積もりは安くてもかなりかかっている⇒見積もりの見方(書き方)を知らなかった⇒ITCが必要(ユーザーの立場でアドバイスくれる人)
・スケジュール、進捗をわかるように出してくれる人(PM)は経営者の感覚から必要
・レジとの連携、社員さんの活用推進、多言語対応(日本語入力⇒英語印字)などいろいろやりたいことがある。
・作ることが精いっぱいで、導入(研修)、活用までを最初に相談できる人がいればよかった。当初はそこまで考えつかなかった。
 



このすぐ後に、石川・中部・長野でもカンファレンスが開催されます。今後のカンファレンスに期待が高まります!



 


 




 

【開催情報】
セミナータイトル
挑戦する経営 ~東北からのイノベーション~
IT経営カンファレンス2014in仙台
開催日時 2015年2月17日(火)13:00~17:00
主催 一般社団法人みちのくIT経営支援センター
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会

後援
【順不同】

東北経済産業局、宮城県、仙台市、仙台商工会議所、公益財団法人みやぎ産業振興機構、公益財団法人仙台市産業振興事業団、NHK仙台放送局、河北新報社、TBC東北放送、一般社団法人宮城県情報サービス産業協会、一般社団法人宮城県中小企業診断協会、公益社団法人仙台中法人会







 

 














 

2015.04.23

 


2015/4/24
ITコーディネータ協会
事業促進部 山崎 健

 

 

2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(長野)

 

 


講演内容
基調講演
『攻めのIT経営とは』
特定非営利活動法?ITコーディネータ協会会? 播磨崇氏
記念講演
『旅館にとって本当に必要なITとは何か』
鶴巻温泉 元湯陣屋 代表取締役社長 宮﨑 富夫氏
トレンドセミナー
『IT経営を支えるクラウドプラットフォーム』
株式会社セールスフォース・ドットコム
 コマーシャル営業本部ディレクター 安田 大祐氏
パネルディスカッション 『長野県内におけるIT経営の実践事例』
パネラー
神稲建設株式会社様(IT経営力大賞2010審査委員会奨励賞)
株式会社東郷商事様(IT経営力大賞2013全国中小企業団体中央会長賞)
ささや株式会社様(IT経営力大賞2014IT経営実践認定企業)
モデレーター
ITC長野 副理事長 普世 芳孝氏
ITC長野の活動紹介
ITC長野 理事 荒井 雄介氏

 


・参加人数 約75名
・参加者分類 ITC:約30%
 
 
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今年度最後の「IT経営カンファレンス」は長野での開催です!
冒頭に主催者の特定非営利活動法人長野県ITコーディネータ協議会の徳武副理事長から、ITC長野の法人設立10周年記念であることと10周年の歩みのご紹介がありました。また利用者が積極的にITを活用し、それを中立・公正・公平なITCが支援をしていくことが必要とのお話をいただきました。続いて、経済産業省 関東経済産業局 地域経済部情報政策課長 久世様より、「地方創生」が課題であり地域の中小企業が元気になることが大事、そのためには「攻めのIT投資」の展開を図ることが大事。北陸新幹線開業のチャンスを活かし、地域の活性化に繋げてほしい。とのご挨拶がありました。
 

 



基調講演
『攻めのIT経営とは』
特定非営利活動法? ITコーディネータ協会会? 播磨崇 氏

 

続きまして、基調講演「攻めのIT経営とは」の題目で共催のITコーディネータ協会・播磨会長が講演を実施。
・ITコーディネータ制度の紹介
・地域ベンダーの若手・女性のITコーディネータが増加している
・3DプリンタなどITを活用した先進事例のご紹介
・東京商工会議所による平成26年2月「中小企業経営課題」調査よりITと経営の融合が必要。
それが「稼ぐ力」を取り戻すポイントになる。
・日本再興戦略の概要
・日本再興戦略 改訂 2014から4つの鍵となる施策について
・日本再興戦略を踏まえたITC協会、ITCの取り組みについて
・信用金庫様との連携のご紹介
・地域創業促進支援事業の研究実施主体としての活動
・シニア人材確保・定着支援事業からのビジネスマッチング支援
・地域資源の活用による地域活性化から新たな可能性が見出せる
・攻めのIT経営事例 ~お菓子のありの子様~
・イノベーションを起こす3か条。特に「白紙思考」が重要
 

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記念講演
『旅館にとって本当に必要なITとは何か』
鶴巻温泉 元湯陣屋 代表取締役社長 宮﨑 富夫氏

 


先代社長の急逝により、当時従事していた株式会社本田技術研究所より引継ぎなしで家業の温泉旅館社長に就任
非常に厳しい経営状況であったにもかかわらず、3年で黒字に転換された事例のご講演をしていただく。

・現状分析をしようにも、一切の情報が可視化されていない状況だった。
・人件費も病気療養中の女将しか知らない状況であった。
・まずは経営状態を含めたすべての情報を可視化することが重要と認識し以下のことを実施しようとした。
1.全従業員で経営状態も含めた情報を共有
2.PDCAサイクルを回し、情報の活用を実施
3.さらに情報の分析を実施し、業務の効率化を図る。
→お客様との接点を増やす。
・上記実現のため、基幹システムの導入を決意
・導入に際し、以下の点を選定ポイントにした。
トレンド・マルチデバイス対応・対応スピード・カスタマイズ対応・利用した分のみの課金・オープンであること・信頼性
・当時、要求を満たすものは無く、無いものは作るしかない!
ということでエンジニアを採用。セールスフォース上でカスタマイズし基幹システムの構築を実施した。
結果として、以下の効果が上がった。
・オープンな環境でPDCAを回し、従業員との情報共有が図れた。
・その後、旅館業務のすべてをセールスフォース上で展開し、共通プラットフォームを構築
・セールスフォースのChatterを活用し、リアルタイムでの情報共有を実現。情報共有により、従業員の一体感が構築できた
・導入のポイントは以下の4点
1.社長自らの活用
2.ログインしないと仕事のできない環境の構築(勤怠管理も組み込む)
3.従業員に応じ使いやすいデバイスの選択してもらう(iPad,Windows,大画面モニタなど)
4.情報発信をした従業員へ「いいね」ボタンで応える
その結果以下の成果が上がった
売り上げ+45%
人件費▲16%
原価(ロスの可視化)▲10%
陣屋コネクトの創立
メディアで取り上げられ、同業社からの問い合わせ多数
ライセンス料のみの利用料金で販売開始
カスタマイズ料金は発生しないが、納期約束なしで機能拡張を実施
各施設自体でカスタマイズ可能な仕様にしている
年3回のアップデートを実施
今後の展望
陣屋コネクトを利用しているユーザー様で新しい旅館組合を構築したい
IoTの活用も視野に。
→お客様が部屋を出た→食事のお出迎えを実施
→車でのお越しのお客様のナンバーから、お客様情報の参照など
視察宿泊プランも好評
まとめ
人の成長と共にシステムも進化。それを継続的に実施し、次世代を育てる核となる 

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トレンドセミナー
『IT経営を支えるクラウドプラットフォーム』
株式会社セールスフォース・ドットコム
コマーシャル営業本部ディレクター 安田 大祐氏

 


・ITによる変革事例の紹介
・自動車ディーラー
車両整備時、整備スタッフからお客様担当セールスへ整備依頼以外の整備推奨箇所の情報を写真付でChatter公開。セールスからお客様へ整備の提案実施。
これにより粗利率の向上が図れた。
・有料道路
除雪やミラー修繕などの情報を国土交通省へ報告
専用アプリで柔軟に対応し、伝達スピードの向上が図れた。
画像・映像でやり取りができ、早期判断が可能になった。
それにより、連動・連結コストの削減が図れた
土木建築業
主な業務に公共事業
車両管理や保険修理などの作業ボリュームの可視化により、
食肉加工業
営業が受注する特殊なカット方法などのカスタマイズに対して、製造現場とのリアルタイムのやりとりで対応
納期・在庫管理・間違いの発注が無くなった
電気自動車メーカー
契約書などのやり取りをWeb化
ホームページのWeb解析が間単に実施できるようになり、マーケティングに活かしている。

クラウドは賃貸マンションのようなもの。戸建てのようなリスクを負わなくても簡単に拡張もやめることも可能。うまく活用していただきたい。

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パネル
ディスカッション

『長野県内におけるIT経営の実践事例』
パネラー
神稲(くましろ)建設株式会社様(IT経営力大賞2010審査委員会奨励賞)
株式会社東郷商事様(IT経営力大賞2013全国中小企業団体中央会長賞)
ささや株式会社様(IT経営力大賞2014 IT経営実践認定企業)
モデレーター
ITC長野 副理事長 普世 芳孝氏

 


 
神稲(くましろ)建設株式会社 事例紹介 業種:総合建設業
・IT導入の背景→平成8年以降仕事量の減少とそれに伴う競争が激化した。
・当時の問題点
1.月次の経営指数の算出が遅い
2.原価管理ができていない
3.既存システムでは同じ内容を複数回入力しなければない手間があった
IT導入効果
工事原価管理システムの導入により、リアルタイムでデータの更新が行われるようになった。
より詳細な原価情報の取得が可能になり現場レベルでの原価管理が可能になった。
この取り組みにより粗利率の向上が図れた。

株式会社東郷商事 事例案内:業種 新聞折込チラシ配送
IT導入の背景
新聞離れによる折り込み広告の減少。
スポンサーからの配布要件細分化への対応による業務の煩雑化。
当時の問題点
1.煩雑化した作業でミスの増加。
2.スポンサーからの要請や作業量の増加に対応できなかった。
IT導入効果
受注・経理・物流のシステムを相互連携の実施。経営の効率化が進み、利益体質が強化された。
スポンサーからの要望に応えられ満足度の向上が図れた。
地域自治体と連携し独居老人の見守り活動にも力を入れている。

ささや株式会社 事例案内:業種:サービス業
IT導入の背景
人口減少社会に対応していかなければならない
IT導入効果
業務の標準化ができた。
レシピや予約情報、作業手順の共有も図れた。
お客様の情報を積極的に活用。

パネルディスカッション
1.課題の明確化
神稲建設:経営指標の確認が遅い→現場間の情報共有を蜜に
東郷商事:属人化の排除→標準化を実施
ささや:トップダウンで現場へ指示
2.苦労した点
神稲建設:現場毎に情報が囲われていた→継続保守もあるので共有化を図った
東郷商事:コンピュータに対する苦手感→プライバシーマーク取得時に業務も改善。また若手による苦手意識者への説得
ささや:IT以外の手順から実施→徐々に慣れさせるように実施
3.導入後の変化
神稲建設:原価管理のリアルタイム化が好評→インターフェイスの変更なども実施
東郷商事:各個人が誇りや自信をもったこと
ささや:事前に仕組みを変えてからITを導入したので、あまりない
4.導入後の継続的に実施している社内の取り組みは
神稲建設:第三者(ITC)の活用
東郷商事:ITCと話しをつめてすすめたい
ささや:ITCの方が支援をしてくれている
5.将来像
神稲建設:3Dデータの共有を促進し、熟練技術を模倣させていきたい
東郷商事:旧来のコミュニティーを補完し、地域商店との連携も実施
ささや:ITのよる標準化・マネージメントのIT化を進化させていきたい

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 ITC長野 理事の荒井雄介様より、ITC長野の活動内容の報告がありました。


閉会の挨拶:長野県ITコーディネータ協議会会長 荒井綏氏
 


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【開催情報】
セミナータイトル
IT経営カンファレンスin NAGANO
~地域中小企業におけるIT経営の実践~
開催日時 2015年4月10日(火)13:30~17:30
主催 特定非営利活動法人長野県ITコーディネータ協議会
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会

後援
【順不同】

経済産業省関東経済産業局・長野県・(公財)長野県中小企業振興センター・
長野商工会議所・長野中小企業団体中央会・(一財)長野経済研究所・
(一社)長野県情報サービス振興協会・LLP長野県IT経営推進協議会・
関東信越税理士会長野県総支部・信濃毎日新聞社
2015.03.10

 


2015/3/10
ITコーディネータ協会
事業促進部 山川 元博

 

 

2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(釧路)

 

 


講演内容
基調講演
『地域資源の活用による観光イノベーションと事例』
特定非営利活動法?ITコーディネータ協会会? 播磨崇氏
実践事例紹介
『地元釧路でのITコーディネータサポート事例』
ITCくしろ 乗山徹氏
実践事例紹介
『感動野菜産直農家寺坂農園』
南ふらのメロン農家寺坂農園 代表 寺坂祐一氏

 


・参加人数 約90名
・参加者分類 ITC:約50%
 
 
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今年度の「IT経営カンファレンス」は北海道釧路からのスタートです!
主催者の北海道ITコーディネータ協議会釧路支部・乗山支部長から、今カンファレンス開催の趣旨・目的、参加者の皆さんに“一つでも(経営に)役立つ情報を持ち帰って欲しい”と挨拶がありました。また釧路支部のメンバー(中島氏・間瀬氏・斉藤氏)の紹介がありました。

 

来賓を代表して北海道釧路総合振興局 地域政策部 部長 長谷部勝也様からご挨拶をいただき、観光地域としての釧路の魅力をお話しいただきました。

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基調講演
『地域資源の活用による観光イノベーションと事例』
特定非営利活動法?ITコーディネータ協会会? 播磨崇氏

 

続きまして、基調講演「地域資源の活用による観光イノベーションと事例」を共催のITコーディネータ協会・播磨会長がお話ししました。
・ITコーディネータ制度の紹介
・国の取り組み紹介「日本再興戦略」、「農観連携」「産業観光」
・産業観光まちづくり大賞(第1回銀賞は釧路市)第8回から経済産業大臣賞も追加された。「観光立国実現に向けたアクションプログラム2014」
・地域資源の活用による地域活性化の現実と課題、展望について
・中期的に見た構造変化「人口変化」「情報化の進展」について
・「観光ビジネスの現状と課題」
・都道府県別延べ宿泊者数の推移、北海道は東京に続き2位、外国人の推移は3位
・「観光分野におけるイノベーションに向けて」、事例をまじえてお話し
・観光とは人が動くということ
・人ごとではなく自らのこととしえ、原点に戻って成功をめざしましょう。

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基調講演
『ICTをインターフェイスとした地域活性化に向けて
~Fujisan Free Wi-Fiプロジェクト事例紹介~』
シナプテック株式会社 代表取締役社長 戸田達昭氏

 


(講演概要)

・山梨初の起業家
・バイオテクノロジーのベンチャーが本業
・若者参加型の地域活性PRJ
・やまなし大使
・外国人観光客の最大のストレスはWi-Fi環境が使えないこと
・Freeアクセスが少ない(認証が必要=本国での事前登録)
・観光地に必要なことはその場で情報発信(鮮度)が必要
・通信事業者ではないシナプテック(株)が窓口(中立)となって2社の通信事業者を巻き込み(行政が選べる状態・産官民でやっている)、山梨県庁でFree Wi-Fi設置を発表した
・外国人観光客向けにWi-Fiカードを配る⇒良い情報を配信できるようにしよう⇒周遊させる仕組み(現在の状況)
・予算ゼロでやっている(事業費無)=受益者負担(観光の予算まではつかない)※入れるためのメリット(受益者)を明確にする(相乗効果)
・2年半で1600か所以上のFree SPOT設置(計画以上・山梨県内)、NTT東が頑張ったので東日本に入れる仕組みはある
・コンテンツ(観光)「うまいーネット」は山梨県で作ったが、作って終わり、が慣例になっていた⇒発掘してきて再利用したものもあった
・山梨のWi-Fiを静岡も導入に決定⇒しかし、静岡はNTT西⇒Fujisan Free Wi-Fiプロジェクトの発足へ
・インフラ=NTT東西、エレコム、サントリー&アサヒ(自販機)=無償、JPも賛同(今後参入)⇒メニューを選ぶことができる
・自治体間の壁を越えて「全体最適=外国人から見て何が良いか」を中心にかんがえたところ、富士山という共通項で山梨・静岡・神奈川が一緒にできる、ということになった
・Free Wi-Fi Japanプロジェクトが走っている⇒山梨モデルもあるので、北海道(釧路)も参加しませんか?
・質)初めの一歩は? 行政が「やってみませんか」という先導役をお願いしたい
・県の事業とは言っても、市町村に丁寧に説明して協力を得ることが大事
・ユーザーの説得と自治体の説得、両方とも大変だった。
・皆さん一緒に活動しませんか!

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実践事例紹介1
『地元釧路でのITコーディネータサポート事例』
ITCくしろ 乗山徹氏

 


(講演概要)

・地元でのITC活動の紹介(ITCの活用):ビジネスホテル事例
・地元ホテルの環境は。。。入込数が減り続けている(今年は増加)、老舗ホテルの倒産、企業の支店が撤退してビジネス客増加、スポーツ大会開催、夏季の長期滞在客増(涼しい)
・市内2ホテル、1旅館の支援事例
・2代目経営者、売り上げは3年前低下傾向、日々の業務でいっぱい、マーケティングやっていない、予約サイトの活用でコスト増
・①商品力×マーケティング×、②商品力×マーケテイング○、③商品力○マーケティング×、④商品力○マーケティング○
⇒③が多い、この会社も③だった
・強みの有無⇒どこに価値が?
・ターゲットを広げすぎている会社が多い
・強み「食事(70品目)」「夕食を宿泊者の半数が食べる」
⇒販促は“ターゲットを絞って狙い撃つ”⇒常連客のモデルがターゲット
・宿泊業は、2割のお得意さんで8割の売り上げを上げている
・お得意さんは口コミを広げてくれる
・お得意さんはお客を連れてきてくれる
・&地の利=アイスホッケー合宿⇒長逗留⇒ご飯がおいしい方が良い
・メディアが重要=現代人はメディアに浸っている⇒ものすごい情報の中にいる⇒メディアに自分たちの情報をひそかにひそませておくことが大事。
・ネットに浸っている時間が多い⇒ネット予約9割(楽天、じゃらん)⇒入口で全てが決まる(入口で損をしていた)⇒みすぼらしいホームページ⇒改修⇒予約サイトも自社で立ち上げてコスト減(お得意さん向けに)1000万円減
・3年連続で前年比プラスになった/評価が高まった⇒従業員のモチベーション向上⇒第一に経営改善の課題を特定/経営改善のポイントを決める(この場合はご飯)/結果を出せるシステムを決める/導入、稼働、モニタリング、フォローと改善
・ITコーディネータを活用してみましょう!

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実践事例紹介2
『感動野菜産直農家寺坂農園』
南ふらのメロン農家寺坂農園 代表 寺坂祐一氏

 


(講演概要)

・Webマーケティング(FBの活用)で売り上げUp
・継続発信、ネットでの販売、FBで奇跡(1.1億売り上げ)⇒メロン専業農家
・10年前からダイレクト・マーケティングを行っている(ランチェスター)⇒現在はクロスメディアマーケティングの段階(広告費も減少)
・ブログ、FB(5万いいね、北海道では4位)には毎日更新、めるまがも毎日発信
・ここ1年にメディア掲載、講演が増えた。NHKの効果は絶大
・情報発信し続けることで、相乗効果
・CRM奨励賞 受賞=お客様目線での丁寧な対応
・以前は大赤字農家⇒直売所、土方で生計の足しにしていた⇒ダイレクト・マーケティングに出会う+CRM+FBのスタート時に一気に投資をした
・FBの着地ページを作りこむ(お客様が求めているページ)、送料1000円でも買う人、料理する人、・・・に一生懸命さ、琴線に触れる見せ方が大事、まずはお客様に喜んでもらうこと
・良いこと、悪いこと、感情をこめて、農園の様子、その日の様子、お客様のアンケートを定期的に取り上げる、親近感を持ってもらう記事を載せる
・しずる画像にこだわる(撮影にも気を使う)⇒できることはすべてやる
・お客様のコメントは生産者のどんな言葉よりも説得力がある
・まずFBに投稿⇒ブログ(Wordpress、蓄積されていく、サイトボリューム7000ページ⇒Googleも上位に置く)にコピペ⇒メルマガに加工(ホームページへの誘導)⇒ニュースレターを発行(コピー版)
・口コミを広げていく「お客様からの紹介はすかさずフォロー」「こちらの情熱は相手に伝わる」
・感動レシピを公開⇒お客様もレシピを投稿⇒投稿レシピを作ってみてさらに写真を投稿
・オフ会も開催している=深いファン⇒どこで寺坂農園を知ったかのリサーチする絶好の機会
・DMリピート率23.4%!!リアルとネットでこの数字をたたき出した
・誰もやらないことを自分がやることが大事。

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閉会の挨拶、北海道ITコーディネータ協議会会長 阿部裕樹氏

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【開催情報】
セミナータイトル
北海道IT経営カンファレンス2014inくしろ
~ICT利活用と観光への取組~
開催日時 2014年11月25日(火)13:30~17:30
主催 北海道ITコーディネータ協議会、ITCくしろ
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援 経済産業省北海道経済産業局、北海道釧路総合振興局、釧路市、釧路商工会議所、釧路公立大学、釧路工業高等専門学校、一般社団法人釧路観光コンベンション協会、公益財団法人釧路根室圏産業技術振興センター、北海道中小企業団体中央会釧根支部、中小企業家同友会釧路支部、釧路ITクラスター推進協会、北海道新聞釧路支社、釧路新聞社、FMくしろ、釧路信用金庫、大地みらい信用金庫、釧路信用組合
2015.03.06

 


2015/3/9
ITコーディネータ協会
事業促進部 中村 路子

 

 

2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(富山)

 

 


講演内容
基調講演
『小さな会社の負けない発想』
株式会社ハッピー 代表取締役 橋本 英夫氏
事例発表
『小さなバス会社の生き残り戦略~iPadによるGPS自動観光案内アプリ開発の狙い~』
平和交通株式会社 代表取締役社長 山田 真功氏

 


・参加人数 約60名
・参加者分類 ITC:約30%
 
今年度の「IT経営カンファレンス」5回目は富山市での開催になります!
前回の金沢同様、北陸新幹線開通を間近に控え、富山駅周辺は工事の真っ最中でもありました。

 


 
 

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まずは、主催者の特定非営利活動法人ITC富山吉田会長より、今回のIT経営カンファレンスのテーマ「負けない経営」について、景気が良くなったと言われているが、なかなか足元がしっかりせず、実感はわかないのではないでしょうか?世の中の格差が広がっているようで、従来通りで何もしていないところとでは、オリンピックの恩恵が去った後、着実に差が出るであろう。勝つ事は大変だけれど、「負けないように」するための知恵を使うヒントを今日のカンファレンスで掴んで欲しい。とのご挨拶がありました。

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基調講演
『小さな会社の負けない発想』
株式会社ハッピー 代表取締役 橋本 英夫氏

 
 

(講演概要)

・世の中は好転していくようにも思える。特に金沢、富山は新幹線開通もあり、よくなるでしょう。しかし、今はいいけれど10年後はどうなっているのか?
・今の業態にするのが1985年~である。当時から2000年代には人口減というのはわかっていた。今後人口が1億を切るのに、今のままのマーケットでいいのか?全ての経営はここから考えるべきである。
・ハッピーの経営は「サービス性向上⇒高収益構造の確立」である。効率化の向上(分母:バックオフィス)を極限まで小さくし、価値・生産性の向上、新市場の創出(分子:フロントオフィス)を極限まで大きくすることにある。バックオフィス・フロントオフィスをITで担当し、分母を小さくすることによって高収益化できた。
・高収益構造を確立するためには、①技術の課題解決②仕組みの課題解決をし、付加価値の創造の必要があった。カウンセリングシシテム・ナレッジ混流生産方式システム・洗浄仕分システム・検品教育システム・会計システムの串刺し一元管理、これら全てを社内製でIT・ICT化し収益構造を変えた。⇒Happyスパーダーネットシステム
・導入後の成果として、見える化により、勘に頼る「暗黙知」問題を解決。暗黙知→形式知→動形態知へ。技術の能力限界点を自己管理で高めることが可能となった。管理者がいらないマネジメント→自らの技術向上のための仕組みとなった。低価格競争からの脱出→「価値」を作った。
・サービス業の高収益構造はIT・ICT利活用で決まる。高収益構造とは「顧客満足」「社員満足(所得増加)」「ステークホルダー満足」を達成することである。
 
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基調講演
『小さなバス会社の生き残り戦略~iPadによるGPS自動観光案内アプリ開発の狙い~』
平和交通株式会社 代表取締役社長 山田 真功氏

 


(講演概要)

・近年バス会社は増えてはいるが、1台あたりの売上が3%ダウンし営業収入は減っている。価格競争・乗務員の確保・安全性・時期による需要のバラつき・運賃の高騰など様々な問題がある。
・価格競争によりバスガイドの養育ができなくなるが、新規採用もない→高齢化。車掌の義務付けがなくなりワンマン化する→雇用の安定ができないといった要因によりガイドクラブへ依頼するが、お客様のニーズに対応出来ない。アンケート調査によると、嫌なガイドNO,1は「観光地をよく知らないガイド」である。
・価格競争からの脱却を図り、新車両導入・社員教育の充実・営業力拡大・安全評価制度の導入・共同受注会社を設立したが10年経過しても良くならない。他社に真似の出来ないサービスを考えている時に飛び込みで来たITCと出会う。
・色々相談するうちに、昔に前社長の導入したGPSガイドが不評だった話をすると、アプリの製作会社を紹介してもらいipadを利用したアプリ「タビ子」の製作が始まる。案内データ(ポイント位置など)をクラウドにあげipadにダウンロードしGPSでガイドが始まる仕組み。
・導入後にも「ガイドの原稿は誰が作るのか?」「音声は?」「編集は?」「どうやってモニターへ接続するか?」「乗務員への指示は?」「お客様にどうご理解いただくか?」など様々な問題が発生したが、社内「チームタビ子」で一つずつ解決していった。
・「男性受け・女性受けするもの」「お国自慢」「泣かせる話や感動話」「添乗員さんの事を考える」要素を入れ、行程全体をストーリーにすることで飽きさせない工夫をし好評である。
・新幹線開通に伴い、外国人観光客増加への対応も視野に入れて行く。タビ子も成長するが、ガイドの育成支援にも利用したい。ITは冷たいとも言われるがこういった事にも使えるので、使い手次第ではないだろうか。
 
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まとめとし、共催団体としてITコーディネータ協会の平事務局長から、本日の感想と、攻めのIT投資についてのお話がありました。

後日開催される「IT経営実践塾」のご案内もあり、カンファレンス開催後も継続して接点を持っていこうというITC富山の姿勢が伺えました。
 

 


今回の富山開催の後は、3/19に名古屋、4/10に長野で開催の予定です。今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります!


 


 

 

【開催情報】
セミナータイトル
IT経営カンファレンス2014 in TOYAMA
~負けない発想~
開催日時 2015年2月20日(金)13:30~17:30
主催 特定非営利活動法人石川県情報化支援協会
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ富山
後援 富山県、独)中小企業基盤整備機構北陸本部、公財)富山県新世紀産業機構、富山県商工会議所連合会、富山県商工会連合会、富山県中小企業団体中央会、株)富山県総合情報センター、富山経済同友会、一社)富山県経営者協会、一社)富山県情報産業協会、日本政策金融公庫富山支店、日本政策金融公庫高岡支店、株)北陸銀行、株)富山銀行、株)富山第一銀行、富山信用金庫、にいかわ信用金庫、一財)北陸経済研究所、株)北日本新聞社、株)チューリップテレビ
2015.03.05
2015/3/5
ITコーディネータ協会
事業促進部 中村 路子

 

 

2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(金沢)

 

 

講演内容
講演1
『企業の成長はいろいろな方の支援で実現』
会宝産業株式会社 IT担当 佐々木 亜希氏
講演2
『いま中小企業に求められるのは、支援機関・専門家との連携』
公益財団法人石川県産業創出支援機構 産業振興部ITアドバイザー 越田 幸一氏
講演3
『クラウドサービスの活用ポイント!』
アリーナシステム株式会社 東京支店ソリューション営業部主任 飯原 真梨氏
講演4
『ITコーディネータとしての中小企業支援事例(かないわ病院様)』
富士ゼロックス北陸株式会社 システムエンジニアリング部 課長 川上 正春氏
講演5
『IT経営へのクラウドサービス活用』
一般社団法人クラウドサービス推進機構 副理事長 高島 利尚氏
講演6
共催者挨拶
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 理事 高橋 明良

 

・参加人数 約60名
・参加者分類 ITC:約50%
 
今年度の「IT経営カンファレンス」4回目は石川県金沢での開催になります!
北陸新幹線開通を間近に控え、金沢の街はたくさんの観光客で賑わっていました。
生憎の雨でしたが、街中が新幹線一色で盛り上がる中での開催となりました。

 


 

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まずは、主催者の特定非営利活動法人石川県情報化支援協会(以下IISA)・原理事長より、開催のお礼とともに、今回のIT経営カンファレンスをはじめ、石川県の情報化とITC活動の活性化のために活動を広げて行きたい。とのご挨拶がありました。IISAは平成7年に創立し、来年で10周年となるそうです。

 

講演1
『企業の成長はいろいろな方の支援で実現』
会宝産業株式会社 IT担当 佐々木 亜希氏

 

(講演概要)

・会宝産業は、2~3年前までは地元でもあまり知られていない企業だった。
・「解体屋」ではなく地球環境に貢献する「静脈産業」の担い手として誇りを持って働いて欲しい。との願いがあった。「カンブリア宮殿」出演後、1日千通を越えるメールがあり、入社希望者、同業者の見学希望が殺到した。
・企業活動の根底には「経営理念」があり、理念を実現しながら実績を達成できるようになった。根底は「皆さま(社員・お客様・同業者)のおかげ」である。
・「社員」は朝早く出社し、掃除、挨拶訓練を自主的に行っており、月1回の社有車清掃なども自ら進んで行っている。社内勉強会も活発に開催し、仕事以外でも生活に役立つことをどんどん学んでいる。
・「同業者」と「RUMアライアンス」協会を立ち上げ、愛地球博市民プロジェクトに出展や、国際リサイクル会議、ドイツ環境会議にも参加している。また、IREC(研修機関)を立ち上げ、海外の技能者養成に努めている。
・「地域の皆さま」には、年に1回「会宝リサイくるまつり」を開催し、「パートナー企業」「社員(家族含む)」にも感謝のつどいを開催している。
・エコ産業は利益を生みにくいと言われているが、真剣に取り組んでいるうちに海外74ヶ国へ販売するまでになった。
・会宝ビジネスに必要なものは「仕入れ戦略と管理 収益予測」であり、成功のためには「スピード」「グローバル」「正確さ」がキーワードとなる。
・これを実現するためにITは欠かせないが、とても複雑なフローとなり、専門家であるITCの力が必要だった⇒そうして出来たシステムが「KRAシステム」である。
・自社のために開発したが、現在は同業者のために提供もしており、海外にも展開している。
・今後も「真のグローバル企業」として地球環境、人材育成にも努めて行きたい。
 
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講演2
『いま中小企業に求められるのは、支援機関・専門家との連携』
公益財団法人石川県産業創出支援機構 産業振興部ITアドバイザー 越田 幸一氏

 

(講演概要)

・クラウド化の利点は「コストが安い」「サーバースペックの拡大・縮小が柔軟」「サーバーの安定/BCP対策」だが、いいことばかりではないのか?「セキュリティの課題」「接続ネットワークの課題」「システム移行の課題」がある。
・「パブリッククラウド」は費用が安いがデメリットもある。「プライベートクラウド」は色々出来るが費用が高い。
・「IT経営の壁」日本は「部門の壁」が大きく、部分最適化で留まっている企業が6割超である。
・越えられない壁としては「IT経営の本当の意味を知らない」「重要課題の存在に気付かない」「人材を育てない」「必要な分がわからない」⇒成功要因抽出(取組むべき経営課題)の話がなかなか出来ない。
・支援機関として「ISICOビジネスマッチングサイト」を立ち上げた。⇒スマホ対応・自社での更新、発注、公募が可能。
・公的機関・民間機関の両方から中小企業の経営をサポートするためにも支援機関・専門家との連携が必要であり、企業の力を存分に発揮できるよう支援して行きたい。
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講演3
『クラウドサービスの活用ポイント!』
アリーナシステム株式会社 東京支店ソリューション営業部主任 飯原 真梨氏

 

(講演概要)

・クラウドとは?インターネットを利用したサービスになり、従来のオンプレミス環境ではなくネットを介したサービスを受ける事となる。
・クラウドのメリット①社内にサーバーを確保する必要がなくなるので管理は楽になり、地震、火災といったリスクからの回避もできる。②外出先から仕事が出来るようになり、作業のためにいちいち会社に戻らなくても良くなる。③複数のメンバーで同じドキュメントを同時に編集する事ができるので、文書が統一される。
・基幹システム構築の際にも、クラウドにすることにより開発しながら利用できるようになり、納品後のメンテナンスも楽になる。今時のクラウドシステムはプログラミングなしで、ユーザー自ら基幹システムを作成することが出来る。⇒「kintone」の実例紹介。
・このように「簡単に作って、簡単に直せる」システムを利用することにより、時間も費用も大幅に縮小することが可能となった。
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講演4
『ITコーディネータとしての中小企業支援事例(かないわ病院様)』
富士ゼロックス北陸株式会社 システムエンジニアリング部 課長 川上 正春氏

 

(講演概要)

・ITベンダーとしての従来の支援は調達~導入までであるが、業務改革、経営革新を目指した事例である。
・精神科のイメージ改善が国を上げて必要となっている。現代社会では精神疾患は5つ目の大病であり、早期介入・早期治療が必要であり、今まさに変革が求められている。
・7年前は全て紙主体で、ネット環境PC1台のみ。システム担当も総務と兼任の1名だけであった。IT化を進めたくてもITリテラシーが低く進まない状態。⇒システムを印新したいとの考えから大学病院のシステム見学をし、仮想化を進めたいとの思いを強めるが上層部が疑心暗鬼であった。何度も経営層とディスカッションし必要性を訴えた。
・2013年にIT管理課を設立。仮想化の合意が進み具体化して行く。各部署で情報連携出来ないと一元化出来ないため、あるべき姿を求め事業価値の再定義をする。
・仮想化構築が終了した頃、電子カルテ導入済みの病院を皆で見学し、病院がどうあるべきかを思い知った事により反対派の上層部が推進派へ。
・電子カルテ導入キックオフを開催し、導入に向けて推進するようトップダウンメッセージがある。業務の洗い出しについても戸惑いが多かったが「やるべき事」として部門システムは定期的に定例会を実施するが、WGが進むと「業務が増えるのではないか?」と部門ごとの対立が発生した。⇒結果的には標準化されるので協力して欲しいとトップからも訴える。
・教育を実施し、イメージを実感すると「全てITで自動化」を求めるようになり要求が殺到した。⇒ITは魔法の道具ではない。あくまでも標準化を目指すものだ。と再度トップからの訴えがある。⇒導入済みの病院をナース全員が見学し「あるべき姿」を思い出す。
・「外来リハーサル」(スピードが求められる)「入院リハーサル」(連携が求められる)を繰り返すうち部門間の理解が深まるようになった。
・運用開始時には20名が待機し、毎日会議をしたが大きな問題はなかった。現在は過去カルテも全て電子化しフルペーパーレスとなった。課題解決に向け、課題に即応するかたちを見出すことが出来た。
・「すべては患者さんのために」とマルチベンダー一丸となってサポートした。今後は急性期病院、早期治療、社会復帰への支援を目指し、地域と連携し医療サービスの向上へ向けてサポートしていく。

 

講演5
『IT経営へのクラウドサービス活用』
一般社団法人クラウドサービス推進機構 副理事長 高島 利尚氏

 

(講演概要)

・中小企業の経営環境が激しく変わっているのが現状である。クラウド導入により、タブレット端末・スマホの利用により画像情報の容易に共有できるようになり利用形態が全く変化した。小規模企業では、従来のFAX等が不要になり外出先から社に戻る必要がなくなった。
・経営環境の変化⇒グローバル化・IT化の進展・少子高齢化(唯一先が読める情報)・産業界の成熟化(特に家電⇒複雑化)/IT化環境の変化⇒クラウドコンピューティング・モバイル端末・SNS・デジタルネイティブの増加/AIDMAからAISAS、ショールミングへと購買行動は変化している。
昨日までと同じ事をしていても意味がない。いかに勝てるチャレンジをするか?いかに経営革新するか?⇒「攻めのIT経営」
・「中小企業IT経営力大賞」にみる特徴
多様な要求、変化に迅速に対応。「個」をいかにしっかり見るか?⇒機動力/儲かるしくみを作っているか?⇒トータルシステムの整備/社員間の情報共有⇒クラウド・モバイルの活用/経営者、現場の声が反映されたシステム⇒ベンダ主導ではなく/効果的、効率的な受注⇒Webの活用
これが出来ている企業は、385万社ある中小企業の中でも1,000社くらいで大変に少ないのが現状。
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・強い・よい企業とは⇒変化を捉えて自社の強みを提供し続けられること。そのためには「ビジネスモデルの再構築」「社員の一体感」「社員が自立的に情報発信」「関係者間の情報共有」が「経営者のビジョンに従って」変化に対応できるスピーディーな行動が出来ること。⇒クラウドの導入により出来るようになる。
・IT化における中小企業側の問題⇒「IT化を推進できる人材がいない」「必要性を感じていない」「受身スタイルの経営」「ITリテラシーが低い」「要求すべき事が曖昧」「ITは高いという先入観」「依頼先がわからない」等
・IT企業側の問題⇒「IT化によるお客様のメリットを理解していない」「そのための勉強をしていない(時間が無い)」「提案力がない」「経営戦略を策定できる人材がいない」「大手の下請けの方が単価が高いと思っている」等⇒共通した問題として「注文の仕方、受注の仕方がわかっていない」「中小企業支援策の認識が薄い」「マッチングの機会が少ない」
・中小企業がIT企業に求めること⇒「自社の要求を正しく理解して欲しい」「的確な提案をして欲しい」「約束は守って、時に柔軟な対応をして欲しい」
・IT企業の今後の取組⇒「提案能力を身につける」「中小企業の経営課題、思いを知る努力をする」
・これからの中小企業のIT経営は、激変する経営環境への迅速で的確な対応が必要であり、クラウド・モバイル等ITを利活用し、戦略的なIT経営のために経営者、支援者が一体となることが必要である。

 

まとめとし、共催団体としてITコーディネータ協会の高橋理事から、本日のカンファレンスで持ちかえっていただきたいことや、専門家活用のご案内についての講演がありました。
最後に林実行委員長よりお礼のご挨拶の後に、名刺交換会が開催され、カンファレンスに出席された方々がそれぞれに交流を深めることが出来ました。
 
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今回の石川のすぐ後に、富山でもカンファレンスが開催されます。今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります!

 


 

【開催情報】
セミナータイトル
IT経営カンファレンス2014in金沢
~どのように実現するのか!クラウド時代のIT経営~
ユーザ企業、県内支援機関、ITベンダーから聞く企業の経営課題解決と企業成長の為の勘所
開催日時 2015年2月18日(水)13:00~17:00
主催 特定非営利活動法人石川県情報化支援協会
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援 石川県、公益財団法人石川県産業創出支援機構、一般社団法人石川県IT総合人材育成センター、石川県商工会連合会、石川県中小企業団体中央会、金沢商工会議所、特定非営利活動法人ITコーディネータ富山、特定非営利活動法人福井県情報化支援協会、北國新聞社
2014.12.15


 

2014/12/16
ITコーディネータ協会
事業促進部 中村 路子

 

 

2014年度IT経営カンファレンス開催地概要報告(近畿)

 

 

講演内容
講演1 「平成27年度 重要政策の重点」
近畿経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐 横井昌弘氏
講演2 「今この時代に中小企業が取るべき戦略とは」
株式会社タナベ経営 取締役 中東和男氏
講演3 「IT活用事例」
あっとクリエーション株式会社 社長 黒木 紀男氏
講演4 「共催者ご講演」
特定非営利活動法人ITコーディネータ協会 常務理事 平春雄氏


 

・参加人数 約90名
・参加者分類 集計中
 
今年度の「IT経営カンファレンス」2回目は大阪での開催になります!
大阪市のオフィス街の中心、本町のパソナグループビルにお邪魔しましたが、ビルに入るとピアノ演奏でのお出迎えがあり、非常に素敵な雰囲気の中での開催となりました、IT経営カンファレンス2014in近畿(11月26日(水)13:30~17:00)の様子と概要をお伝えしたいと思います。

 


 

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まずは、主催者の特定非営利活動法人ITC近畿会・松下理事長より、開催のお礼とともに、今回のIT経営カンファレンスは地域活性化と情報化社会の寄与のための開催であり、変化の激しい今の社会で中小企業の生き残り策を一緒に考えていければ。とのご挨拶がありました。  aisatsu.jpg

 

講演1 「平成27年度 重要政策の重点」
近畿経済産業局 地域経済部 情報政策課 課長補佐 横井昌弘氏

 

(講演概要)

・景気は現在横ばいであり、緩やかに上昇する様子である。
・今後の重要政策としては、昨年6月に発表された「日本再興戦略」を着実に進めることであり、今後のマイナンバー制度の活用・オリンピックへの整備等でもITは基盤となる技術である。
・ITの活用で新しいビジネス(エネルギー・ヘルスケア等)に繋がるIT投資(攻めのIT投資)が出来る環境を作ることが大事。
・平成27年度の重点施策として「稼ぐ力の強化」「地域経済の再生」がある。
ITベンチャーの創業促進、データ利活用(パーソナルデータ・ビッグデータ等)の環境整備、攻めのIT投資評価指標の策定、情報セキュリティ(人材)の強化、デバイスの開発等々IT利活用のためにはITCが不可欠である。
・今日が、中小企業とITCの出会いの場になり利活用されるよう期待している。IT経営カンファレンスをきっかけに連携を深めて欲しい。
 
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講演2 「今この時代に中小企業が取るべき戦略とは」
株式会社タナベ経営 取締役 中東和男氏
 

(講演概要)

・これから経営していく中でITの活用は当たり前である。
・東京オリンピック開催の2020年まで景気が落ちて行く要素はあまりないが、2020年を越えると落ちて行くので(2018~19年)チャンスは2015~17年の3年間である。
・2020年以降生き残る策を考える上で、今企業がやらなければならない事は、ビジョン(あるべき姿)⇒シナリオ(戦略)⇒数値計画⇒行動計画を作ることである。
・ビジネスモデルとは、「誰に?」「何を?」「どのように?」提供するのかであり、環境の変化に伴い、ビジネスモデル革新する事を中小企業は常に考えるべきである。
・ビジネスモデルの革新を考える上での着眼点とは?
既存の顧客の深堀をし、真の顧客を選ばなければ生きていけない⇒まず分類し、絞り込みをし、差別化・独自性といった違いを作ることが必要。
自社のファンである顧客をいかに増やしていくのかが重要である。
「現状に満足」では価格で覆される。
ファンの定義付け⇒ファンへ向けた行動指針⇒定量的目標の設定。
・人口減少・モノ余りの時代では『所有』から『体験』へ価値観が変化している。
どんな顧客へどんな価値を提供できるか「新たな価値の提供」が求められる。
企業が提供する価値と顧客が受け取る価値にギャップが生じてはうまくいかない。
マーケティングとは「顧客の欲しいものを売る仕組み」であり、どんなに素晴らしいものでも必要がなければ売れないため、価値(メリット)を発信し、体感させ(試させ)見せることが必要である。
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・新規事業開拓にあたり、成長マーケットはたくさんある。新規事業開拓の戦略としては、3タイプある。
既存の事業を新市場への地下水脈方式には「転用・応用型」「組み合わせ型」「機能分解型」がある。
既存の市場に新たなサービスをといった顧客深耕方式には「ワンストップ型」「ライフサイクル型」「バリューチェーン型」がある。
全く新しいものを新しい市場へシフトしたい飛び石方式には「課題解決(社会貢献)型」「先端技術型」「ビジネスモデル型」がある。
・どんな事業も永久には続かず、事業の寿命は30年と言われているが、200年以上続く会社があるのは日本が一番多い。麹、着物以外は全て事業を変えて継続している。経営者によって会社は変わって行く。
・ITなくしてこれからの経営はない。
 


講演2 「IT活用事例」
あっとクリエーション株式会社 社長 黒木紀男氏


(講演概要)

・地図を仕事にどう使うのか?⇒地図をITで使うきっかけが阪神大震災であった。紙の地図に鉛筆、フィルムカメラと懐中電灯で調査を行った。
・がれき処理で西宮の地図着色方式で撤去が早くなり効果が実証され注目され、デジタルの地図を整備しよう!となる。(第一次地図ブーム)⇒デジタルの地図を作るのは高い!何に使うのか?容量大き過ぎ!と問題が多く頓挫した。
・googleMapの登場(第二次地図ブーム)⇒地図の革命⇒必要な地図を印刷して持ち出せるようになった。
・どうやって地図をビジネスに活かすのか?⇒エリアマーケティング(例:出店計画や顧客範囲の把握)
・スマートフォン・タブレットの登場(第三次地図ブーム)⇒ITのまま地図が持ち運べるようになった。⇒進化したそれぞれのツール(地図アプリ、デジカメ、GPS、PDF等)をまとめられないのか?施設管理や調査をもっと簡単に行いたいとの想いから「カンタンマップ」が誕生した。
・自治体での調査や管理に活用されるが、作った方も知らなかったニーズがあった。⇒不動産会社(地図とデータを重ねそれぞれの用途にあったものを営業用に持っていく)調査会社⇒(家屋調査を地図と調査項目、CSVの組み合わせ)コインパーキング(調査結果の入力)⇒地図との組み合わせで次のビジネスが生まれる。
・「地図はデジタルでは使えないと思っていた」「相談出来る人がいなかった」と言われる。
・自社のデータやサービスにプラス何かを組み合わせることによって新しいビジネスモデルが見えませんか?
 
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まとめとし、共催団体としてITコーディネータ協会の平事務局長から、「攻めのIT経営」と「イノベーション」についての協会の取り組みの講演がありました。
「攻めのIT経営」については、『攻めのIT経営100選』の事業内容の説明とご案内や、評価指針の考え方、「イノベーション」については、各省庁のイノベーションに対する政策の説明と、協会の人材育成連絡会の取り組み内容と結果報告、今後の展望についてのお話がありました。
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最後に司会を務められた谷口副理事長よりお礼のご挨拶と、また、来年もぜひIT経営カンファレンスを開催し地域の活性化に努めたいとのお言葉がありました。

 
年明け2月より、石川を皮切りに5箇所での開催が予定されておりますが、今後のIT経営カンファレンスにも期待が高まります!



 

 

【開催情報】
セミナータイトル
IT経営カンファレンス2014in近畿
「今この時代に中小企業が取るべき戦略とは」
開催日時 2014年11月26日(水)13:30~17:00
主催 特定非営利活動法人ITC近畿会
共催 特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
後援 近畿経済産業局、関西情報センター、株式会社パソナテック

 

 

2014年度IT経営カンファレンス開催一覧はこちら
 

 

 

本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部まで
 
 
2014.08.11

 



2014/08/11
ITコーディネータ協会 事業促進部
 
IT経営カンファレンス2014開催のお知らせ
 

平成26年度ITコーディネータ協会重点施策「ITCのビジネスの場の拡大と実践力の強化」の一環として、今年度も地域におけるITコーディネータと中小企業のマッチング、顧客開拓の取り組み、ITCの認知度向上を支援する目的で、IT経営カンファレンスを開催いたします。

各地域のITC届出組織が主催しITコーディネータ協会が共催する「IT経営カンファレンス」、3回目の今年度は次の7地域で開催することになりましたので、お知らせいたします。

 

※IT経営カンファレンスは、各地域におけるITCの顧客開拓への取り組みを支援する目的で行い、地域のITC届出組織が主催し、ITコーディネータ協会が共催します。

 
( 開催情報は、決定次第順次公開いたします)

 


開催地/開催日 名称
北海道ITコーディネータ協議会
2014年11月25日(火)
開催終了しました
開催レポート

北海道IT経営カンファレンス in くしろ
主催:ITCくしろ(北海道ITコーディネータ協議会釧路支部)
    北海道ITコーディネータ協議会
申込書ダウンロード 

特定非営利活動法人ITC近畿会
2014年11月26日(水)
開催終了しました
開催レポート

IT経営カンファレンス2014 in 近畿
~ITの利活用による中小企業支援及び関西圏中小企業の活性化と発展のために~
主催:ITC近畿会
お申込はこちら 

NPO法人ITコーディネータ富山
2015年2月20日(金)
開催終了しました
開催レポート

ITC富山 公開セミナー2014 ~逆境経営~
主催:ITコーディネータ富山
お申込みはこちら

(一社)みちのくIT経営支援センター
2015年2月17日(火)
開催終了しました
開催レポート 新着情報

挑戦する経営 ~東北からのイノベーション~ IT経営カンファレンス2014 in 仙台
主催:一般社団法人みちのくIT経営支援センター
お申込みはこちら

NPO法人 石川県情報化支援協会
2015年2月18日(水)
開催終了しました
開催レポート 
~地域連携でどのように実現するのか、クラウド時代のIT経営~
ユーザ企業、県内支援機関、ITベンダーから聞く、企業の課題解決と企業成長の秘密
主催:NPO法人石川県情報化支援協会
申込書ダウンロード
特定非営利活動法人ITC中部
2015年3月19日(木)
開催終了しました
開催レポート
ITの戦略的利活用・経営戦略の要”CIO”・ITイノベーション人材の活用
主催:特定非営利活動法人ITC中部
申込書ダウンロード 
長野県ITコーディネータ協議会 
2015年4月10日(金)
開催終了しました
開催レポート
 「IT経営カンファレンス in NAGANO」
主催:特定非営利活動法人 長野県ITコーディネータ協議会
申込書ダウンロード

 




 ※お申込みはセミナー名称をクリックし、直接お申込み下さい。
  セミナー名称がクリック出来ない会場は、申込み開始になりましたらお知らせ致します。


  IT経営カンファレンス2014ガイドライン


 

 本件に関するお問い合わせは、ITコーディネータ協会 事業促進部 山川まで。
 


















2010.06.15

2018/1/15更新
 
地域のITコーディネータ組織にぜひコンタクトください
 ITコーディネータは、それぞれ得意分野を持っています。そうしたITコーディネータが集まって情報やノウハウを共有しあって全国で約100を超える組織を作っています。
 一つには地域のユーザ企業のための支援活動をビジネスとして行い、一つには経営課題解決のための取り組み手法などをテーマに研究活動を行っています。前者を「ビジネス志向届出組織」、後者を「勉強会志向届出組織」と呼んでいます。
 地域のITコーディネータ組織に関心をお持ちの方は、下記のITC届出組織全国マップから連絡先をご確認ください。
 届出組織に関するお問い合わせはITコーディネータ協会でも受け付けます。


 

   

届出組織(コミュニティ)申請について
flair届出組織の申請についてはこちらをご覧ください。
 
希望の地域をクリックください。
   

 

                                       
                      北海道            
                                 
                                 
                                 
                      東北                  
                                       
                                       
                中部                  
                                 
                                 
    中国 近畿 関東                  
                 
                 
    九州 四国                              
                             
                             
  沖縄                                      
                                   

 

 


 

 
届出組織情報の変更はこちら
https://itca.force.com/notification/login
修正方法はオンラインヘルプをご覧ください。

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